2027年度 共通テスト、知らないと手遅れ!今すぐ動くべき理由とは
情報Ⅰや数学の変更点、年間スケジュール、現役生・浪人生それぞれの進め方を整理しました。
受験準備をいつ始めるべきか迷っている人に役立つ実践ガイドです。
2027年度の共通テストは、新課程が始まって3年目の節目の年です。
難易度が本格的に上がるとされるこの年、準備の早さが明暗を分けます。
現役生も浪人生も、今すぐ動き出すべき理由を詳しく解説します。

2027年の共通テストは「3年目」で何が変わるのか
制度が変わって3年目に突入する重大な意味
2025年度から新しい学習指導要領に基づく共通テストがスタートしました。
2027年度はその「3年目」にあたります。
入試制度が変わった直後の初年度は、受験生が混乱しないよう問題が比較的やさしめに設定される傾向があります。
でも、年を重ねるごとに難易度は本来の水準へと引き上げられていくのが一般的なんですよね。
「3年目」というのは、実は一番注意が必要なタイミングです。
出題側も「もう受験生も慣れてきたはず」と判断して、問題の質や情報量を意図的に高めてくる年だからです。
表面的な暗記や、過去問の形式だけを覚えるような勉強法では太刀打ちできなくなってきます。
新たに追加された科目と試験時間の変化
新課程から加わった変更点のうち、受験生が特に注意すべきものは以下の3つです。
- 「情報Ⅰ」が共通テストの新しい受験科目として追加された
- 数学ⅡBが「数学Ⅱ・B・C」に再編され、試験時間が60分から70分に延長
- 「歴史総合」が必修の学習範囲として加わった
これ、単なる名称変更じゃないんです。
問われる力そのものが変わっています。
たとえば数学は、試験時間が10分増えた代わりに、文系の人でも「統計的な推測」を解く必要が出てきました。
理系の人は、新たに「複素数平面」にも対応しなければなりません。
「なんとなく去年の傾向で準備すれば大丈夫」という感覚は、2027年度には通用しないと思っておいてください。
「情報Ⅰ」の難化はもう始まっている
「情報Ⅰ」は2025年度の初年度こそ比較的やさしかったのですが、2026年度はすでに難化が始まっています。
具体的には以下の変化が起きています。
- マーク数が増加して合計60マークに
- 長い文章やデータを素早く読み解く力が必要になった
- 60分という制限時間に対して情報量が明らかに増えた
2027年度もこの流れは確実に続くと予測されています。
つまり「情報Ⅰ」は、今や「知識を覚えれば取れる科目」ではなく、「時間内に情報を処理する速さを競う科目」に変わってきているんです。
この点については、後ほど具体的な対策もお伝えします。
去年の共通テスト準備編の記事です参考までにご覧いただければと思います。

2026年春〜2027年3月 受験生が知っておくべき年間スケジュール

春〜夏:基礎を固めながら情報収集を始める時期
まず年間の大きな流れを把握しておきましょう。
スケジュールを知らずに動くのと、知ったうえで動くのとでは、準備の質がまったく違ってきます。
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| 2026年4〜5月 | 基礎の徹底復習、自分の弱点を洗い出す |
| 2026年6月 | 共通テストの「受験案内」が公表される |
| 2026年7月 | 各大学の「選抜要項」(日程・配点・科目)が発表される |
| 2026年8〜9月 | 夏の演習を終え、出願準備を始める |
7月に各大学の選抜要項が出たら、志望校の配点や出題科目を必ず確認してください。
「配点が思ってたのと違った」「この科目が必要だったの?」なんてことが起きると、秋以降の計画が大幅に狂ってしまいます。
秋〜冬:見落としがちな「事務手続き」に要注意
学力の話ばかりに気を取られがちですが、実は秋に重要な事務手続きがあります。
9月中旬〜10月初旬に必ず行うこと
- 共通テストの「マイページ作成」
- 「出願・検定料の支払い」
これ、うっかり後回しにしてしまうと、共通テストを受験できなくなる可能性があります。
「そんな当たり前のこと」と思うかもしれませんが、秋は模試や学校行事で忙しく、うっかり失念してしまうケースが実際に起きています。
スマホのカレンダーに今すぐ登録しておくことをおすすめします。
その後のスケジュールはこちらです。
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| 2026年10〜11月 | 出願内容の確認・訂正期間、総合型選抜の合格発表 |
| 2026年12月 | 推薦型選抜(共通テストなし)の結果発表 |
| 2027年1月16・17日(予定) | 共通テスト本試験 |
| 2027年1月22日(予定) | 平均点の中間発表・得点調整の有無が発表される |
| 2027年1月25日〜2月3日 | 国公立大学の2次試験への出願期間 |
2月〜3月:体力と精神力の限界に挑む連戦フェーズ
共通テストが終わっても、戦いはまだ続きます。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2027年2月10〜17日 | 国公立大学の第1段階選抜(いわゆる「足切り」)の結果発表 |
| 2027年2月25日〜 | 国公立大学の前期日程試験 |
| 2027年3月1〜10日 | 前期日程の合格発表 |
| 2027年3月8日〜 | 中期日程試験 |
| 2027年3月12日〜 | 後期日程試験 |
| 2027年3月28日〜 | 追加合格発表・入学手続き |
私立大学の一般入試もこの時期に集中して行われます。
体力と精神力の管理も、れっきとした受験対策のひとつです。
▶共通テストには鉛筆が重要です。早めにマークシートに対応した円もいつについて確認しておきましょう。鉛筆についての記事を書いてますので、ぜひご覧ください。

現役生と浪人生、勝つための戦い方はこんなに違う

1日の学習時間の差が成績の差になる
現役生と浪人生では、そもそもの「使える時間」がまったく違います。
| 属性 | 1日の平均的な学習時間 |
|---|---|
| 現役生 | 約4〜5時間(放課後・休日中心) |
| 浪人生 | 10時間以上(日中の全時間を活用できる) |
これ、1日の差だけで見ても2倍以上です。
1年間積み上げると、差は途方もない数字になります。
特に理科(物理・化学・生物)や社会(歴史・地理・公民)は、暗記と演習の量が点数に直結しやすい科目です。
時間が多く使える浪人生が、この種の科目で現役生より有利な立場にあるのは、構造的な事実です。
5月は100点差でも、本番では40点差まで縮まる現実
「じゃあ浪人生は楽勝なの?」と思うかもしれません。
でも、そう単純じゃないんです。
データで見ると、こんな動きがあります。
- 5月の模試:浪人生が現役生より平均約100点リード
- 1月の本試験:その差が約40点まで縮まる
なぜこうなるかというと、現役生は夏に部活を引退してから学習時間が一気に増え、秋以降に爆発的に伸びるからです。
つまり浪人生にとって怖いのは「追い上げてくる現役生の存在」。
春先の成績が良くても、それは安全圏でもなんでもないんですよね。
浪人生が勝ち切るためには、現役生が追いつけないほどの応用力を夏までに積み上げておくことが必要です。
浪人生が陥りやすい「時間があるのに伸びない」罠
浪人生のリスクは、外からの強制力がなくなることです。
学校という場所があれば、時間割があって、友達がいて、先生がいます。
でも浪人生活は、全部自分で管理しなければなりません。
「昼夜逆転してしまった」「気づいたら3時間スマホを見ていた」という話は、浪人経験者に聞くと本当によく出てきます。
対策として効果的なのは次の3つです。
- 起床・就寝・昼寝の時間を毎日同じに固定する
- 午前中に最も集中力が必要な科目を置く(試験本番の時間帯に合わせる)
- 予備校などの競争できる環境に身を置く
「やる気が出たら勉強する」という姿勢は、長期戦では必ず破綻します。
行動を習慣化してしまうのが、最も安定した戦略です。
夏休みの使い方で秋以降の成績が決まる

夏休みは「基礎→応用」に切り替えるターニングポイント
「夏を制する者は受験を制す」という言葉、聞いたことがありますよね。
少し古い表現ですが、本質はいまも変わっていません。
現役生にとって夏休みは、学校の授業がなくなり、まとまった時間を自分の勉強に使える1年でほぼ唯一のチャンスです。
この時期に求められる「切り替え」は明確です。
| 時期 | 学習の重点 |
|---|---|
| 春(4〜6月) | 教科書・基礎参考書を徹底的に固める |
| 夏(7月下旬〜8月) | 応用問題・過去問演習に比重を移す |
ただし、夏に入る前に基礎が固まっていることが大前提です。
基礎が中途半端なまま応用に進んでも、理解が浅くなるだけで意味がありません。
夏休みに入ったら、以下のことを意識して演習を進めてみてください。
- 自分の「得意分野」「不得意分野」「時間をかければ解けるが遅い分野」を整理する
- 間違えた問題は「知識不足か」「計算ミスか」「問題文の読み違いか」を必ず分析する
- 分析結果をもとに、日単位で学習計画を修正していく
睡眠と昼寝を「戦略的に」使う
勉強の話なのに睡眠の話?と思うかもしれません。
でもこれ、本当に大事です。
脳は、寝ている間に1日で学んだことを整理して記憶に定着させます。
睡眠を削って勉強時間を増やしても、記憶の定着が悪くなって逆効果になることがわかっています。
効果的な睡眠管理のポイントはこちらです。
- 就寝1時間前にはスマホ・PCを手放す(ブルーライトが睡眠の質を下げる)
- 午後に強い眠気を感じたら、15分程度の仮眠を取る
- 毎日同じ時間に起きて、体内時計を安定させる
15分の仮眠は「サボり」じゃなくて「戦略」です。
脳の疲労がリセットされて、午後の集中力が目に見えて変わります。
「昼寝をしたら夜に眠れなくなるんじゃ?」という心配をする人もいますが、15〜20分以内に抑えれば夜の睡眠には影響しません。
30分以上寝てしまうと深い眠りに入って逆効果になるので、タイマーをセットするのがおすすめです。
科目によって「夏のやり方」を変える
全科目に同じやり方で取り組むのは非効率です。
科目の特性に合わせて戦略を変えましょう。
| 科目タイプ | 夏の最適な取り組み方 |
|---|---|
| 理科・社会(暗記系) | まとまった時間を集中投入→成績を一気に伸ばすチャンス |
| 英語・数学(積み上げ型) | 長文多読・融合問題など「思考力」を鍛えるトレーニングへ |
| 情報Ⅰ | 基礎知識の再確認+疑似言語の読解練習を開始 |
浪人生はこの時期、理科・社会で現役生に対する決定的なリードを築くことを意識してください。
現役生はまだ基礎の習得に追われているため、ここで大量の演習を積んでおくと「本番で動じない実戦力」につながります。
知っている人だけが得をする「情報Ⅰ」完全攻略のポイント

数学と情報Ⅰを「同時に伸ばす」勉強法がある
「情報Ⅰって、どこから勉強すればいいかわからない」という声、よく聞きます。
実は、効率的に攻略できる裏ルートがあります。
「情報Ⅰ」の統計分野(平均・分散・標準偏差・散布図の読み取りなど)は、数学ⅠAの「データの分析」と内容がほぼ重なっています。
つまり、数学の「データの分析」をしっかり勉強すれば、情報Ⅰの統計問題にもそのまま使えます。
この2科目を意図的に並行して学習することで、両方を効率よく得点源にできます。
多くの受験生が別々に勉強しているなか、この「ダブル得点術」を知っているだけで差がつきます。
「擬似言語DNCL」は早めに慣れておくと圧倒的に有利
「情報Ⅰ」のプログラム読解問題では、共通テスト独自の疑似言語「DNCL(ディーエヌシーエル)」という表記方法が使われます。
「プログラミングなんてやったことない…」という人が多いと思いますが、安心してください。
DNCLは実際のプログラミング言語ではなく、試験用に作られた読みやすい形式です。
ただし、初めて見ると独特のルールに戸惑います。
秋から練習を始めておくと、直前期に余裕を持って取り組めます。
練習で特に効果的なのは「変数の推移をトレースする」こと。
プログラムの1行1行を読みながら、変数の値がどう変わっていくかを手で書き出す練習です。
地味に見えますが、本番での得点力に直結します。
また、ネットワークやセキュリティの分野(IPアドレス、DNS、二段階認証など)は、日常生活の具体的な場面と結びつけて覚えると理解が深まります。
「二段階認証って、スマホのログインで使ってるあれか」という感覚で覚えると忘れにくいです。
「情報Ⅰ」は時間との戦い、タイムアタック演習が必須
60分で60マークを解くということは、1マークあたり平均1分しかありません。
これは、長い文章やデータを読んで考える時間も含めてです。
本番で時間が足りなくなるパターンは、だいたい「大問のひとつに時間をかけすぎた」というものです。
直前期に特に効果的なのは、以下の練習です。
- どの大問に何分かけるか、事前に配分を決めておく
- 解く順番を固定して毎回同じ流れで演習する
- 60分のタイムアタック演習を繰り返して「型を体に染み込ませる」
試験本番は緊張で思考力が落ちます。
だからこそ、「考えなくても体が動く」くらいまで形式に慣れておくことが大切です。
Q&A
Q:情報Ⅰは高1で履修したけど内容をほぼ忘れました。どこから復習すればいいですか?
A:まず次の4つから始めるのがおすすめです。
①2進数・16進数の変換、②論理回路(AND・OR・NOT)の基本、③個人情報保護法や著作権などのルール、④アルゴリズムの基本的な構造(順次・分岐・反復)。
夏休みが終わるまでに教科書を1周することを目標にしてみてください。
Q:浪人生は予備校に通わないと合格できませんか?
A:必須ではありませんが、独学(宅浪)には「自分の実力を客観的に把握しにくい」「生活リズムが乱れやすい」という2つのリスクがあります。
特に前年度の失敗の原因が自分では分析しにくい場合は、専門家のサポートを受けることが合格率を上げる近道です。
Q:共通テストの出願手続きで一番ミスしやすいのはどこですか?
A:9月中旬〜10月初旬に行う「マイページ作成」と「検定料の支払い」が特に注意が必要です。
この手続きを忘れると受験できなくなるため、今すぐスマホのカレンダーに登録しておいてください。
Q:英検などの外部検定試験は受けた方がいいですか?
A:出願の条件になったり「みなし得点」として使える大学が増えています。
高2〜高3の春に取得できると、共通テスト本番の英語に対して大きな安心感が生まれます。
ただし問題が難しくなっているため、付け焼き刃では対応できません。早めの専用対策が必要です。
Q:予備校はいつから通い始めるのがベストですか?
A:現役生は「高2の夏」、浪人生は「浪人が決まった直後の春(3月〜4月)」が目安です。
難関大学を目指す現役生の多くは、必要な学習時間(約4000時間)の約半分を高1・高2で消化しています。
高3になってから動き始めると、演習時間の確保が難しくなります。
まとめ
- 2027年度共通テストは新課程3年目で、難易度と情報量がさらに上がる年
- 「情報Ⅰ」は60分で60マークの時間勝負。秋から実戦演習を積み重ねること
- 数学は試験時間が70分に延長、社会は「歴史総合」との組み合わせに注意
- 現役生は夏以降の爆発的な伸びを信じて、まず基礎を丁寧に固めること
- 浪人生は春の余裕に油断せず、理科・社会で先行逃げ切りのリードを築くこと
- 予備校への相談は「現役生は高2の夏まで」「浪人生は春の決定直後」が目安
- 出願スケジュール(特に9月〜10月の手続き)は今すぐカレンダーに登録すること
※本記事は現時点での情報をもとにまとめています。
今後の正式発表にあわせて、内容は随時アップデートしていきます。
持ち物を整えるだけで、受験のストレスは変わる
受験期って、勉強だけじゃなくて
模試・学校説明会・オープンキャンパス・出願手続き…と、意外と“移動”が増える時期なんだよね。
そのたびに、参考書・ノート・書類・ペンケース・お財布…
バッグの中がごちゃごちゃして、必要なものがすぐ出てこない…なんてことも。
でもね、ここでひとつだけ意識してほしいの。
「整っている人ほど、うまくいく」
これ、受験でも本当に同じなんだよね。
“ちゃんと使える”リュックを選ぶ
そんな時に頼れるのが、
A4対応・軽量・多ポケットのビサイユのリュック。
・A4サイズの資料や問題集がしっかり入る
・ポケットが多くて、細かいものも迷子にならない
・軽いから長時間の移動でも疲れにくい
見た目は上品でやさしい雰囲気なのに、
ちゃんと“使いやすさ”まで考えられているのが嬉しいポイント。
「ちゃんとできてる私」が、自信になる
不思議なんだけど、
バッグの中が整うだけで、気持ちも整うんだよね。
必要なものがすぐ出せる
時間に余裕ができる
焦らなくなる
そうすると自然と、
「私、ちゃんとできてる」って思える瞬間が増えるの。
この小さな自信の積み重ねが、
受験本番での落ち着きにつながる。
女子力アップの魔法の言葉✨
最後にひとつだけ、覚えておいてほしい。
「整える人は、うまくいく」
バッグも、気持ちも、生活も。
少しずつ整えていくだけで、結果はちゃんとついてくるよ。
受験って、特別なことをするよりも、
“当たり前を整える力”が一番大事だったりするからね。











