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オートバックスで中国EVが買える時代へ!2027年上陸の新ブランドで日本の車選びはどう変わる?

街のカーショップ前でスマートフォンを見て驚く30代の女性

📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ

  • オートバックスと中国・奇瑞汽車などが組み、2027年から日本独自のEVブランド「EMT」を展開する計画が明らかに
  • 全国約1200店舗のオートバックス網を活用した販売・整備体制が最大の強みで、BYDが苦労してきた「店舗問題」を最初から解決
  • 普及価格帯・国内エンジニア参加・高度な運転支援機能搭載と、日本の車選びの選択肢を大きく広げる可能性がある
オートバックスで中国EVが買える時代へ!2027年上陸の新ブランドで日本の車選びはどう変わる? インフォグラフ

「次の車、EVにしようかな」って考えたこと、一度はありませんか?

でも調べてみると、「充電どこでするの?」「ディーラーが近くにない」「なんとなく不安」……そんな気持ちになって、結局またガソリン車に戻ってしまう。

そんな人が多い中、ちょっと気になるニュースが飛び込んできました。

なんと、あの オートバックス が中国の自動車メーカーと組んで、日本でまったく新しいEVブランドを立ち上げるというんです。しかも2027年から実際に納車が始まる予定だというから、他人事じゃないかもしれません。


目次

オートバックスでEVが買える?2027年に何かが始まる

カーショップのショールームでEVの展示車を興味深そうに眺める日本人女性のイラスト

見慣れた店で突然「新しい車」が売られる日

カー用品を買いに行ったり、タイヤ交換をしてもらったり。オートバックスって、車好きじゃなくても一度は足を運んだことのあるお店ですよね。

全国に約1200店舗を展開するオートバックスセブンが、2027年から新しいEVブランドの販売を開始する予定です。

しかも「販売するだけ」ではなく、整備・メンテナンスの拠点としても機能させるという計画。初年度は販売とサービスを合わせて数百カ所の拠点を設けるといいます。

「近所のオートバックスで車を買って、同じ店で整備もしてもらえる」という世界が、もうすぐそこまで来ているかもしれません。

新ブランド「EMT」って何者?

今回の取り組みの中心となるのが、横浜市に設立された開発・販売会社 EMT(エムティー) です。

オートバックスと中国の自動車大手・奇瑞汽車(チェリー)に加え、中国国有の江蘇悦達汽車集団、電池大手の国軒高科、塗装機器大手のアネスト岩田が共同出資する形で、シンガポールに設立された持株会社の子会社として誕生しました。

「日本発のブランド」として売り出していく方針で、国内外への展開も視野に入れているといいます。

中国・奇瑞(チェリー)とはどんな会社?

「奇瑞」という名前、あまり聞き慣れない方も多いかもしれません。

奇瑞汽車(チェリー)は2025年の世界販売台数が280万台超の中国の大手自動車メーカーで、世界販売ランキングでは11位の日産自動車に次ぐ規模を持つ会社です。

ヨーロッパへの輸出も積極的に進めており、イギリスではシェアが約6%まで拡大。装備を充実させながら価格を抑えたモデルを次々と投入しており、「コスパが高い」と評価されています。


なぜ今、日本でこのタイミングなの?

統計グラフを指さしながらEV市場の伸びについて考える女性のイラスト

日本のEV普及はまだ2.5%という現実

「日本ってEVが全然普及していないよね」とよく言われますが、数字を見るとその通りで、2026年1〜3月の国内乗用EVの新車販売台数は前年同期比でおよそ8割増えたものの、乗用車全体に占める比率はようやく2.5%を超えたところ。

まだまだ成長の余地がある市場なんです。

言い換えれば、「今から参入しても遅くない、むしろチャンス」という見立てが今回の動きの背景にあります。

BYDが苦労してきた「店舗問題」の教訓

日本に先に参入していた中国EVメーカーBYDの動きが、参考になります。

BYDは2023年に日本の乗用車市場に参入しましたが、2025年末までに「100店舗体制」を目指すという目標には届かず、2026年4月末時点で開店準備中も含めて70店舗という状況。

販売台数も当初の目標ほど伸びていないといわれており、その理由のひとつが「店舗網の薄さ」です。

見知らぬブランドの車を、なじみのないお店で買うのは、やっぱりハードルが高い。

その教訓を踏まえて、最初から1200店舗のネットワークを使える形でスタートするのが、今回のEMTの最大の強みといえそうです。

こちらの記事でも、小売大手とEVメーカーが組む新しい販売のかたちについて詳しくまとめています。 → イオンが築く、新たな車の商流:BYDとの提携が変える日本の自動車流通

1200店舗という圧倒的なネットワーク

カーディーラーのような大型施設を新たに建設するとなると、莫大な投資が必要です。

でも既存のオートバックス店舗を活用すれば、その分の初期コストを大幅に抑えられる。消費者との接点を一気に広げながら、リーズナブルな価格設定も実現しやすくなる、という計算です。

車の販売から整備まで一気通貫でカバーできる体制が、新興ブランドにとっていかに重要かが見えてきますね。


知られていない「日本発ブランド」のカラクリ

自動車開発の設計図を囲んで打ち合わせをしているエンジニアたちを眺める女性のイラスト

ホンダ・マツダ出身のエンジニアが作る車

「中国メーカーが作る車でしょ?」と思ってしまうかもしれませんが、EMTにはホンダやマツダといった国内大手メーカー出身のエンジニアたちが参加しています。

日本の消費者が求める乗り心地や安全基準、使い勝手のクセを熟知した人たちが、日本向けに車両開発を進めているというわけです。

また、最高マーケティング責任者(CMO)には、日産自動車の中国合弁会社で総経理などを歴任した打越晋氏が就任。日中両国の自動車業界に精通した人材を揃えています。

中国で生産→日本でも2030年以降に工場検討

第1弾モデルは、まず中国にある悦達汽車の工場で生産される予定です。

ただし、国内生産についても2030年以降を目標に検討が進んでいるといいます。

なぜ国内生産にこだわるかというと、ここにひとつの重要な事情があります。

補助金の壁はどうなる?

実は今、政府のEV購入補助金(CEV補助金)の金額が、国内生産かどうかによって大きく変わる仕組みになっています。

BYDが苦戦してきた要因のひとつとして、電池を含め中国で生産しているため、国産メーカーのEVと比べて補助金が100万円近く少なくなるという点が挙げられています。

EMTが日本での生産を検討しているのも、この補助金の問題を将来的に解消するためと考えられます。

購入する側としては、補助金の差額がどうなるかは、実際の購入価格に直結するので要チェックのポイントになりそうです。


私たちの車選びはどう変わる?

カタログを手に持ちながらEVを前に笑顔で考える30代の日本人女性のイラスト

普及価格帯を狙うということの意味

今回の新ブランドが明言しているのが、「普及価格帯を狙う」という方針です。

奇瑞はヨーロッパや東南アジアで、装備を充実させながら手頃な価格のモデルを展開してきた実績があります。その技術とノウハウを日本向けに活かすということは、「高くて手が出ない」というEVの印象を変えてくる可能性があります。

具体的な価格はまだ発表されていませんが、国産EVや輸入EVより手頃な価格帯になるとすれば、検討の選択肢が一気に広がりますよね。

「近所のオートバックスで整備してもらえる」安心感

EVを買うときの不安のひとつが、「故障したときどこに持っていけばいいの?」という問題。

見慣れたブランドのディーラーならまだしも、知名度のない新ブランドだと「アフターサービスが心配」という気持ちは当然です。

でも、全国1200店舗のオートバックスが整備拠点を担うなら話は別。今まで車検やオイル交換をお願いしていた身近なお店が、そのままEVのメンテナンスも受け付けてくれるとなれば、ぐっと安心感が増しますよね。

こういった「暮らしに近いところで完結できる」仕組みは、特に30〜40代の忙しい女性にとって、かなり魅力的なポイントだと思います。

既存メーカーのEVと何が違うのか

トヨタやホンダのEVとの違いはどこにあるのか、気になるところですよね。

現時点で分かっているのは、奇瑞の技術を活用した高度な運転支援機能を搭載する予定であること、そして日本の国内エンジニアが日本市場向けにチューニングしているということです。

中国ではAIをEVに活用する動きが急速に進んでおり、そうした最新技術が普及価格帯で体験できるとしたら、既存の国産EVとは異なる魅力になりそうです。

ガソリン代を取り巻く状況も変わってきている中で、車選びの選択肢が増えることは、消費者にとって悪い話ではありません。

ガソリン価格の最新動向が気になる方はこちらもどうぞ。 → 【速報解説】ホルムズ海峡封鎖でガソリン値上げはいつから?価格反映の時期と家計への影響・備蓄の真実


2027年までに知っておきたいこと

カレンダーと電気自動車の模型を前にスケジュールを確認している女性のイラスト

第1弾モデルの発売は2027年予定

現在の計画では、第1弾となるEVの日本での納車開始は2027年を目指しています。

まだ1年以上先の話ですが、価格帯や具体的なスペックが明らかになってくるのは、おそらく2026年後半から2027年にかけてでしょう。

「今すぐ買う必要はないけど、情報はチェックしておきたい」くらいのスタンスで、動向を追っておくのがちょうどよさそうです。

2029年までに4車種・海外展開も視野

EMTの計画では、2029年までに4車種を投入し、日本国内だけでなく海外展開も視野に入れているといいます。

「日本発ブランド」として海外に出ていく、という構想は、かなり大きな野心を感じますよね。

日本向けにきちんと作られた車が、日本のブランドとして世界に出ていく——そんな未来が実現するかどうかも、今後の注目ポイントです。

乗り換えを迷っている人への現実的なアドバイス

「2027年にいきなり飛びつくべきか」というと、個人的にはもう少し様子を見るのが賢いと思います。

どんな新ブランドでも、最初の1〜2年は実際のオーナーの声や整備実績が積み上がっていないので、情報が少ない。価格や補助金の適用状況も、発売直前まで変わる可能性があります。

今から2〜3年かけて情報収集しながら、「2028〜2029年あたりに乗り換えを検討する」という流れが、結果的に一番納得のいく選択につながるかもしれません。

もちろん、ガソリン代の動向や現在乗っている車の状態にもよりますが——まずは「オートバックスでEVが買える時代が来る」という変化を、頭の片隅に置いておくだけでもいいと思いますよ。


よくある質問

Q. 新EVブランド「EMT」はどこの会社? A. 横浜市に本社を置く開発・販売会社で、オートバックスや中国の奇瑞汽車などが共同出資する形で設立されました。日本発のEVブランドとして展開していく予定です。

Q. 奇瑞汽車(チェリー)とはどんな会社? A. 世界販売台数で上位に入る中国の大手自動車メーカーです。欧州や東南アジアでも実績を持ち、コストパフォーマンスの高いEVを展開していることで知られています。

Q. 第1弾モデルの発売はいつ? A. 2027年からの納車を目指しています。まず中国の工場で生産し、2030年以降は日本国内での生産も検討されています。

Q. 価格はどのくらいになる? A. 現時点では未発表ですが、「普及価格帯を狙う」と明言されており、一般消費者が購入しやすい価格設定を目指しているようです。

Q. 補助金は受けられる? A. 現状では中国生産のため、国産メーカーのEVと比べて補助金額が少なくなる可能性があります。国内生産が始まれば条件が変わると見られています。


まとめ

  • オートバックスと中国・奇瑞汽車などが組み、2027年から日本独自のEVブランドを展開する計画が明らかになった
  • 全国約1200店舗のオートバックス網を活用した販売・整備体制が、既存の中国EVメーカーとの最大の違い
  • 普及価格帯を狙う方針で、国内外のエンジニアが日本向けに車両開発中。2029年までに4車種を投入予定

車選びって、本当に大きな決断ですよね。

価格、性能、維持費、そして「どこで買ってどこで直してもらうか」という安心感——いろんな条件を天秤にかけながら考えると、正解はひとつじゃないなとつくづく思います。

でも、選択肢が増えること自体は、私たち消費者にとってプラスのことのはず。2027年に向けて、ゆっくりと情報を集めていきましょう。

車のお金まわりが気になる方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。 → 【2026年版】トヨタ経済圏で車の維持費を節約!ポイント1.5倍で新車・ローンがお得に


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