Osmo Pocket 3はどんなカメラ?
こんにちは!
「旅行の思い出をキレイな動画で残したいな」
「子どもの成長記録を、もっと映画みたいに撮れたらいいのに」
「Vlogを始めたいけど、大きくて重いカメラはちょっと…」
こんな風に思ったこと、ありませんか?
スマホのカメラもすごく進化しましたけど、「あと一歩、何かが足りない…」と感じる瞬間ってありますよね。特に、歩きながら撮った時の手ブレや、夜景がザラザラしてしまう感じ。
そんな悩みを、まるで魔法のように解決してくれるのが、今回ご紹介する「DJI Osmo Pocket 3」なんです。
この記事では、Osmo Pocket 3がなぜ「ポケットサイズの最強Vlogカメラ」と呼ばれるのか、その魅力を余すところなくお伝えしていきます。
- Osmo Pocket 3の何がそんなにスゴイの?
- 前のモデルや、よく比べられるGoProと何が違うの?
- 実際にどんな人におすすめなの?
- アクセサリーがいっぱいあるけど、どれを買えばいいの?
こんな疑問に全部お答えしていくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。この記事を読み終わる頃には、あなたがOsmo Pocket 3を買うべきかどうかが、ハッキリとわかるはずですよ。
1. Osmo Pocket 3の「ココが凄い!」3つの特徴
Osmo Pocket 3の魅力はたくさんあるんですが、特に「これは革命的!」と感じた3つのポイントに絞ってご紹介しますね。

1インチセンサー搭載で、プロ級の高画質
まず一番に伝えたいのが、このカメラの「画質の良さ」です。
「センサーサイズって言われても、よくわからない…」って思いますよね。すごく簡単に言うと、カメラが光を取り込む「窓」の大きさのことなんです。この窓が大きければ大きいほど、たくさんの光を取り込めるので、写真や動画が格段にキレイになります。
Osmo Pocket 3には「1インチ」という、このサイズのカメラとしては異例なほど大きなセンサーが搭載されています。これは、多くのスマートフォンや従来のアクションカメラよりもずっと大きいサイズです。
じゃあ、センサーが大きいと具体的に何がいいの?というと…
- 夜景やイルミネーション、室内の撮影でも、ノイズ(映像のザラザラ感)が少なく、クリアで美しい映像が撮れる。
- 背景を自然にぼかした、主役が際立つ「シネマティックな映像」が簡単に撮れる。ポートレートモードで撮った写真のような、あの雰囲気です。
- 明るい場所から暗い場所まで、色の階調が豊かで、見たままの美しい色を記録できる。
実際に使ってみると、夕暮れ時のカフェの雰囲気や、子どもの柔らかな肌の質感まで、驚くほどリアルに、そして美しく残せることに感動しますよ。もう、「スマホで撮った動画とは全然違う…!」って、きっと声が出るはずです。
3軸メカニカルジンバルで、映画のような滑らかさ

次にご紹介したいのが、Osmo Pocket 3の代名詞ともいえる「3軸メカニカルジンバル」。
「ジンバル」って聞くと、なんだか難しそうですよね。これは、カメラの「揺れ」や「傾き」を、モーターの力で物理的に打ち消してくれる「超高性能なスタビライザー」のことです。
スマホにも「手ブレ補正」機能はありますが、その多くは「電子式」といって、映像の一部を切り取ってブレていないように見せかける処理をしています。手軽なんですが、画質が少し劣化したり、映像が不自然に歪んだりすることがあるんです。
一方、Osmo Pocket 3の「メカニカルジンバル」は、カメラ本体が動くことでブレを吸収します。だから、画質の劣化が一切ありません。
- 子どもを追いかけながら公園を走っても
- ヨーロッパの石畳の道を歩きながら撮影しても
- 階段を駆け上がっても
まるでレールの上をカメラが滑るように、驚くほどスムーズで滑らかな映像が撮れてしまうんです。この「ぬるぬる」とした滑らかさは、一度体験すると病みつきになりますよ。自分で撮った映像が、まるでプロの作品のように見えるので、動画撮影が何倍も楽しくなります。
2インチ回転式スクリーンで、操作性が劇的に向上
最後の決め手は、この「2インチの回転式スクリーン」です。
前のモデル(Osmo Pocket 2)を使っていた人なら、この進化がいかに大きいかわかるはず。以前は画面がとても小さくて、正直ちょっと見づらかったんです。
でも、Osmo Pocket 3は、大きくて見やすい2インチのタッチスクリーンを搭載。さらに、このスクリーン、カチッと90度回転させることができるんです!
これが本当に便利で…
- 横長の動画を撮りたい時は、スクリーンも横向きに。
- InstagramのリールやTikTok用に縦長の動画を撮りたい時は、スクリーンを縦向きに。
カメラの電源を入れたまま、一瞬で撮影スタイルを切り替えられます。わざわざ設定画面を開く必要もありません。
また、画面が大きいことで、タッチ操作がすごくしやすくなりました。撮りたいものに指で触れるだけで、そこにピントと明るさを合わせ続けてくれる「アクティブトラック」機能も、より直感的に使えるようになりました。自撮りする時も、自分がちゃんと画角に収まっているか、表情はどうかなどをしっかり確認しながら撮影できるので、失敗が格段に減りますよ。
2. 主要スペックと進化した機能
「すごいのはわかったけど、もっと具体的に何ができるの?」という方のために、主なスペックや機能をもう少し詳しく見ていきましょう。難しい話は抜きにして、「だから何が嬉しいのか」という視点で解説しますね。
画質・撮影モード
機能 | 内容 | これで何が嬉しい? |
動画解像度 | 最大 4K/120fps | 4Kの超高画質で、映画のような滑らかなスローモーション映像が作れる。ペットが飛び跳ねる瞬間もドラマティックに。 |
カラーモード | 10-bit D-Log M | プロが使うカラー編集用のモード。後から自由自在に色味を調整でき、映像作品のクオリティを追求できる。 |
美顔効果 2.0 | 顔の輪郭や肌の質感を調整 | 自撮りVlogで、いつでも最高の自分を演出できる。わざわざアプリで加工する手間が省ける。 |
製品ショーケース | 手前にあるものに素早くピントが合う | コスメや小物を紹介する時に、顔から製品にピントがスムーズに切り替わる。YouTuberには必須の機能。 |
携帯性とデザイン
機能 | 内容 | これで何が嬉しい? |
重量 | 179g | リンゴ半分くらいの重さ。小さなバッグやコートのポケットにもすっぽり収まり、気軽に持ち運べる。 |
サイズ | 139.7×42.2×33.5 mm | 片手でしっかり握れるコンパクトさ。大きなカメラのような威圧感がなく、街中でも自然に撮影できる。 |
高速起動 | 約1秒 | 電源オフの状態から、スクリーンを回転させるだけで即起動。撮りたいと思った「決定的瞬間」を逃さない。 |
音声性能
機能 | 内容 | これで何が嬉しい? |
内蔵マイク | 3マイクアレイ(ステレオ録音対応) | カメラだけで、周囲の音をクリアかつ立体的に収録できる。風の音を抑える機能も優秀。 |
DJI Mic 2対応 | ワイヤレスマイクに直接接続 | ケーブル不要で、ワイヤレスマイクと瞬時にペアリング。自分の声をクリアに届けたいVloggerには最高の機能。 |
バッテリー性能
機能 | 内容 | これで何が嬉しい? |
撮影時間 | 最大166分 (1080p/24fps) | 2時間半以上も連続で撮れるスタミナ。旅行先での一日も、バッテリー切れの心配が少ない。 |
高速充電 | 16分で80%まで充電 | ちょっとしたカフェ休憩の間に、ほぼフル充電に近い状態まで復活。急な撮影でも安心。 |
3. 【徹底比較】ライバル機種との違い
「でも、他にも似たようなカメラがあるよね?」ええ、そうなんです。特に、前モデルの「Osmo Pocket 2」や、アクションカメラの王様「GoPro」と迷う方は多いはず。ここでは、その違いをハッキリさせて、あなたのカメラ選びをお手伝いします。
Osmo Pocket 2との比較:どこが進化した?
すでにPocket 2を持っている方や、中古で安く買おうか迷っている方もいるかもしれませんね。結論から言うと、Pocket 3は「完全な別物」と言えるほど進化しています。
比較項目 | DJI Osmo Pocket 2 | DJI Osmo Pocket 3 | 進化のポイント |
センサーサイズ | 1/1.7インチ | 1インチ | 約2倍の大きさになり、画質、特に暗所性能が劇的に向上。 |
スクリーン | 1インチ(固定) | 2インチ(回転式) | 画面が大きく見やすくなり、縦撮りも一瞬。操作性が圧倒的に改善。 |
Wi-Fi/Bluetooth | アダプターが必要 | 内蔵 | スマホとの連携がケーブルやアダプターなしで可能に。よりスマートに。 |
起動時間 | 約3秒 | 約1秒 | 撮りたい瞬間へのレスポンスが格段に速くなった。 |
もしあなたが画質や使いやすさを少しでも重視するなら、間違いなくOsmo Pocket 3を選ぶべきです。特にスクリーンの進化は、日々の使い勝手に直結する大きなポイントですよ。
GoPro HERO12との比較:どちらを選ぶべき?

「Osmo PocketとGoPro、どっちがいいの?」これは永遠のテーマかもしれません(笑)。でも、実はこの2つ、得意なことが全く違うんです。例えるなら、「万能ナイフ」と「切れ味抜群の包丁」くらいの違いがあります。
比較項目 | DJI Osmo Pocket 3 | GoPro HERO12 Black | 選び方のポイント |
得意なこと | Vlog、日常、旅行、シネマティックな表現 | アクションスポーツ、水中、過酷な環境 | 「何を撮りたいか」で選ぶのが正解。 |
手ブレ補正 | 3軸メカニカルジンバル(物理) | HyperSmooth 6.0(電子式) | Pocket 3は自然で滑らか。GoProは激しい揺れに非常に強い。 |
耐久性 | 繊細(ジンバル部がむき出し) | 非常に頑丈、単体で10m防水 | スキーやサーフィン、MTBなど、カメラをぶつける可能性があるならGoPro。 |
画角 | 標準〜広角(自撮りに最適) | 超広角(広い景色やダイナミックな表現) | 広い範囲を撮りたいならGoPro、自分を主役に撮りたいならPocket 3。 |
暗所性能 | 非常に強い(1インチセンサー) | 比較的弱い | 夜景や室内での撮影が多いなら、断然Pocket 3が有利。 |
まとめると、
- あなたが撮りたいのが、カフェでのトーク、旅行の記録、子どもの日常といった「穏やかで美しいシーン」なら、Osmo Pocket 3が最適です。
- あなたが撮りたいのが、サーフィンやスキー、バイクやダイビングといった「激しいアクションや水中のシーン」なら、GoProを選ぶべきです。
どちらが良い・悪いではなく、あなたのライフスタイルに合う方を選ぶのが一番ということですね。
4. こんな人におすすめ!Osmo Pocket 3活用術

Osmo Pocket 3が、どんな人の毎日を豊かにしてくれるのか、もう少し具体的に見ていきましょう。
- YouTuber・Vloggerさんへ商品レビュー動画を撮る時、「プロダクトショーケースモード」を使えば、紹介したい商品にスッとピントが合って、まるでプロのような紹介動画が作れます。旅Vlogでは、そのコンパクトさで周囲の目を気にせず撮影に集中でき、ジンバルのおかげで歩きながらのレポートも驚くほど滑らかに仕上がりますよ。
- 旅行好きのあなたへ小さなショルダーバッグやサコッシュにもすっぽり入るから、荷物を増やしたくない旅行にぴったり。美しい街並みや、市場の活気を、手ブレを気にせずどんどん撮っていけます。「大きなカメラはちょっと気後れしちゃう…」という場所でも、Pocket 3なら自然に取り出して、大切な思い出を最高のクオリティで残せます。
- 子育て世代のパパ・ママへ公園を元気に走り回るお子さんを撮る時、最高の機能が「アクティブトラック6.0」です。画面上でお子さんの顔をタップするだけで、カメラが自動で追いかけてくれるんです。これなら、あなたは撮影に集中するのではなく、お子さんと一緒に楽しみながら、自然な表情をたくさん記録できます。「いつもカメラマン役で、自分が写っている写真や動画が少ない…」なんて悩みも解決できますよ。
- ダンスやスポーツの記録に自分のフォームを客観的にチェックしたい時にも、Pocket 3は大活躍。三脚に固定して撮影すれば、自分の動きをブレなく正確に記録できます。4K/120fpsのスローモーションで撮影すれば、プロのアスリートのように、一瞬の動きを細部まで確認することも可能です。
5. アクセサリー:クリエイターコンボは買うべき?
Osmo Pocket 3には、本体だけの「通常版」と、便利なアクセサリーがたくさん詰まった「クリエイターコンボ」があります。価格差が2万円以上あるので、どちらを買うべきか、すごく悩みますよね。
ここで、コンボに何が入っていて、それがどんな役に立つのかを整理してみましょう。
アクセサリー | 通常版 | クリエイターコンボ | これがあると何が嬉しい? |
Osmo Pocket 3 本体 | ● | ● | – |
保護カバー、ストラップなど | ● | ● | – |
DJI Mic 2 トランスミッター | – | ● | Pocket 3とワイヤレスで繋がる高音質マイク。Vlogで自分の声をクリアに入れたいなら必須級。 |
広角レンズ | – | ● | 画角が広がり、自撮りで複数人写したり、雄大な景色を撮ったりするのに便利。マグネット式で着脱も簡単。 |
バッテリーハンドル | – | ● | 撮影時間を約62%延長できる。一日中撮影したい時に安心。本体を握りやすくなる効果も。 |
ミニ三脚 | – | ● | ちょっとした場所にカメラを置いて定点撮影したり、自撮り棒のように使ったりできる。 |
キャリーバッグ | – | ● | これら全てのアクセサリーをスッキリ収納して持ち運べる。 |
結論として、
- Vlog(動画内で話すこと)を撮る予定がある
- 長時間の撮影(旅行など)で使いたい
- 複数人での自撮りや、風景撮影も楽しみたい

このいずれかに当てはまるなら、クリエイターコンボは「絶対に買い」です。アクセサリーを後から一つずつ買い足していくと、結局コンボより割高になってしまいます。最初から全部揃っていて、専用バッグにスッキリ収まる快適さは、想像以上ですよ。
逆に、「話す予定はなく、風景や子どもの記録がメイン」「撮影時間もそんなに長くない」という方は、まずは通常版から始めて、必要になったらアクセサリーを買い足す、というスタイルでも良いかもしれませんね。
6. 知っておきたいメリット・デメリット
どんなに素晴らしい製品にも、良いところと、ちょっと注意が必要なところがあります。Osmo Pocket 3を心から満足して使うために、両方を正直にお伝えしますね。
メリット(良い点)
- とにかく画質がキレイ!1インチセンサーのおかげで、スマホとは別次元の美しい映像が撮れます。特に夜や室内での撮影に強いのは、本当に嬉しいポイントです。
- 手ブレがないって、最高!メカニカルジンバルによる滑らかな映像は、感動的です。歩きながらの撮影が、これほどストレスなく、しかもプロっぽく仕上がるカメラは他にありません。
- 軽くて小さいは、正義!いつでもどこでも気軽に持ち運べるので、撮影の機会が自然と増えます。「撮りたい」と思った瞬間に、ポケットからサッと取り出せる手軽さは最強です。
- 操作が驚くほどカンタン!回転式スクリーンと直感的なタッチ操作で、カメラに詳しくない人でもすぐに使いこなせます。難しい設定をしなくても、カメラ任せでキレイに撮れるのが素晴らしいです。
デメリット(注意点)
- 防水機能はありませんGoProと違って、Osmo Pocket 3は水に弱いです。雨の日の撮影や、水しぶきがかかるような場所での使用には注意が必要です。急な天候の変化に対応できるよう、気をつけてあげてくださいね。
- ジンバル部分は繊細です手ブレを吸収してくれるジンバル部分は、精密な機械です。落下などの強い衝撃には弱いので、持ち運びの際は必ず付属の保護カバーに入れるようにしましょう。丁寧に扱ってあげる必要があります。
- バッテリーは交換できませんバッテリーは本体に内蔵されているため、予備バッテリーと交換する、という使い方はできません。ただ、この点は高速充電や、クリエイターコンボのバッテリーハンドルがしっかりカバーしてくれます。
7. まとめ:Osmo Pocket 3は「買い」か?
さて、ここまでOsmo Pocket 3の魅力をたっぷりお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
最後に、この記事のまとめとして、「Osmo Pocket 3は、結局どんな人にとって『買い』なのか」を、もう一度お伝えします。
もしあなたが、
- 日常の何気ない瞬間や、大切な思い出を、息をのむほど美しい映像で残したい
- VlogやYouTubeを始めたいけど、機材で失敗したくない
- 旅行には、身軽に行きたい。でも、クオリティには妥協したくない
- 難しい設定は苦手。でも、プロみたいな滑らかな動画を撮ってみたい
この中のどれか一つでも当てはまるなら、Osmo Pocket 3は、あなたの毎日を何倍も楽しく、豊かにしてくれる最高のパートナーになるはずです。
確かに、スマホに比べれば少し価格は張ります。でも、それ以上に「買ってよかった」と思える感動的な体験が、この小さなカメラには詰まっています。
もう、手ブレした動画や、暗くてザラザラな映像にがっかりする必要はありません。Osmo Pocket 3を手に入れて、あなただけの特別な物語を、最高のクオリティで記録してみませんか?