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【保存版】定期借家は本当に罠?相場より安い理由と、契約前に知るべきメリット・デメリット

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最近はおしゃれなマンションほど定期借家が増えてきている 時代の波と両学長の影響ではないか
相場より2〜3割も安い、おしゃれな賃貸物件。 その正体が「定期借家」と聞いて、不安になったことはありませんか? 実は仕組みを理解すれば、定期借家は“賢い人ほど得する選択肢”になることもあるんです。

物件サイトを見ていると、たまに目を疑うような掘り出し物に出会うことってありませんか。

「えっ、この広さと駅近でこの家賃なの」

「写真もおしゃれだし、内装もリノベ済みですごくきれい」

テンションが上がって詳細を見ていくと、備考欄に小さく書いてあるんです。

【定期借家契約】という文字が。

これを見た瞬間、「なーんだ、やっぱりワケありか」「期間限定ってこと、追い出されるのかな」と不安になってページを閉じてしまう人も多いかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。

実はこの定期借家、仕組みさえ正しく理解していれば、わたしたち借りる側にとって「コスパ最強」の選択肢になる可能性があるんです。

実際に、わたしも最初は「なんだか怖そう」と避けていたんですが、調べてみると、ライフスタイルによっては普通の賃貸より断然お得に住めることがわかってきました。

今回は、不動産屋さんがさらっと流してしまうこともある「定期借家」のメリットと、絶対に気をつけるべき落とし穴について、同じ女性目線でわかりやすくお話しします。

専門用語はなるべく使わず、大事なところだけをピックアップしましたので、移動中やカフェタイムにさらっと読んでみてくださいね

目次

どうしてこんなに安いの?まさかワケあり物件

結論から言うと、定期借家が安いのには明確な理由があります。

もちろん、幽霊が出るとか、隣人が怖い人だとか、そういう理由ではありませんので安心してください。

安さの正体は、ズバリ「期間の制約」です。

オーナーさんには、どうしてもその期間しか貸せない事情があるんです。

たとえば、こんなケースが多いです。

  • オーナーさんが転勤で海外に行くことになり、戻ってくるまでの5年間だけ貸したい。
  • 古いマンションだけど、3年後に建て替えが決まっているから、それまでの間だけ入居してほしい。
  • 将来は子供に住ませたいから、それまでのつなぎとして貸したい。

借りる側としては「ずっと住めない」というデメリットを引き受けることになります。

その代わりとして、家賃が相場よりも安く設定されているんです。

わたしの肌感覚ですが、周辺の相場と比べて、およそ2割から3割くらい安くなっていることが多いですね。

たとえば、相場が12万円のエリアなら、同じような条件で9万円から10万円くらいで出ているイメージです。

月々2万円の差だとしても、2年間で計算すると

2万円 × 24ヶ月 = 48万円

これだけの差が出るんです。

浮いたお金で新しい家具を買ったり、旅行に行けたりすると考えると、かなり魅力的ですよね。

特に最近は、立地が良いけれど築年数が経っている「ヴィンテージマンション」などで、建て替え計画があるために定期借家として出ている物件が増えているように感じます。

古いけれど管理が行き届いていて、内装はリフォーム済み。

そんな「隠れ優良物件」が、定期借家の中にはたくさん眠っているんです。

「更新」と「再契約」の違い。ここを間違えると大変

ここが一番のポイントであり、普通の賃貸(普通借家)との決定的な違いです。

普通の賃貸契約だと、2年ごとに「更新」がありますよね。

更新料を払えば、基本的にはずっと住み続けることができます。

オーナーさん側から「出て行ってください」と言うことは、よほどのことがない限りできません。

借りる側の権利がとても強く守られているからです。

一方で、定期借家契約はどうでしょうか。

名前の通り「期間が定まっている」契約です。

契約期間が満了したら、その時点で契約は終了し、必ず退去しなければなりません。

「更新」という概念自体が存在しないんです。

でも、物件情報を見ていると「再契約相談可」と書いてあることがありますよね。

「なんだ、じゃあ更新できるのと一緒じゃない」

そう思うかもしれませんが、ここは要注意です。

「再契約」というのは、あくまで「一度契約を終わらせて、また新しくイチから契約を結び直す」ということです。

つまり、オーナーさんが「やっぱり次は貸したくないな」と思ったら、再契約を断られる可能性があるんです。

普通の更新なら借りる側が「住みたい」と言えば住めました。

でも定期借家の再契約は、お互いの合意がないと成立しません。

住む権利が、普通借家よりも少し弱いということは覚えておいてください。

とはいえ、オーナーさんが投資目的(家賃収入が目的)で物件を持っている場合は、優良な入居者さんには長く住んでほしいと思うのが普通です。

家賃の滞納がなく、お部屋をきれいに使っていれば、再契約を打診されることも多いですよ。

契約前にチェックしないと泣きを見る「2つの落とし穴」

家賃の安さに惹かれて契約したけれど、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔するのは避けたいですよね。

定期借家ならではの、気をつけておくべきポイントが2つあります。

ここだけは、不動産屋さんに必ず確認するようにしてください。

その1:途中解約ができないルール

これ、意外と知られていないんです。

定期借家契約は、原則として期間内の解約ができません。

たとえば3年契約の場合、借りる側も貸す側も、3年間は契約を守る義務があります。

「飽きたから引っ越したいな」

「隣の音が気になるから出たい」

こうした理由では、解約が認められないことがあるんです。

もし解約できたとしても、残りの期間分の家賃を全額払わなければならない、といった厳しい違約金が設定されているケースもあります。

ただ、これには抜け道というか、救済措置もあります。

床面積が200平方メートル未満の居住用建物(普通のアパートやマンションならほとんどこれです)であれば、転勤や療養、親族の介護など「やむを得ない事情」がある場合は、解約の申し入れができると法律で決まっています。

でも、「やむを得ない事情」がない場合でも解約できるようにしておきたいですよね。

そのためには、契約書に「特約」があるかどうかが重要になります。

「借主は、1ヶ月前に予告することで、本契約を中途解約することができる」

このような文言(中途解約特約といいます)が入っているかどうか。

これが入っていれば、普通の賃貸と同じように、自分のタイミングで引っ越すことができます。

契約前の重要事項説明のときに、この特約があるかどうかは絶対にチェックしてくださいね。

その2:再契約にかかるお金

「再契約できるから、長く住める」と思って入居した人が、次に直面するのがお金の問題です。

先ほどお伝えしたように、再契約は「新しい契約」です。

そのため、普通の更新料(家賃の1ヶ月分程度)だけでなく、改めて「仲介手数料」や「敷金・礼金」に近い費用を請求されることがあるんです。

たとえば、再契約の手数料として家賃の1ヶ月分、さらに不動産屋さんへの手数料で0.5ヶ月分。

合計で1.5ヶ月分以上の出費になることも。

これだと、せっかく月々の家賃が安くても、トータルで払うお金は普通の賃貸と変わらなくなってしまうかもしれません。

もし再契約を前提に考えているなら、最初の契約の時点で「再契約のときの費用はどうなりますか」と聞いておくのが賢いやり方です。

良心的なオーナーさんや管理会社なら、「再契約料は事務手数料程度でいいですよ」と言ってくれることもあります。

あなたはどっち?定期借家が「向いている人」と「やめたほうがいい人」

ここまで、ちょっと怖い話もしてしまいましたが、定期借家は決して悪いものではありません。

自分の状況にハマれば、これ以上ないくらいお得な住まいになります。

どんな人に向いているのか、整理してみました。

こんな人には超おすすめです

  • 期間が決まっている人
    • 大学卒業までの2年間だけ。
    • 転勤で東京に来ている3年間だけ。
    • 結婚資金を貯めるために、2年限定で同棲したい。
  • 家の建て替えやリノベの仮住まい
    • 自宅を工事している半年間だけ借りたい。
  • とにかく安く、いい部屋に住みたい人
    • 「もし再契約できなくても、その時はまた引っ越せばいいや」と割り切れる身軽な人。
    • 「礼金0」や「相場より3万円安い」といった恩恵を最大限に受けたい人。

こんな人はやめておいたほうがいいかも

  • 一度住んだら長く住みたい人
    • 気に入ったら5年、10年と更新して住み続けたい。
    • 引っ越し作業がとにかく苦手で面倒。
  • 環境を変えたくないファミリー
    • 子供の小学校の学区が変わると困る。
    • 近所のコミュニティから離れたくない。
  • 不安を感じやすい人
    • 「2年後に契約が終わる」という期限にプレッシャーを感じてしまう。

読者の疑問を解決。よくあるQ&A

ここで、定期借家についてよく聞かれる疑問をまとめてみました。

Q. 契約期間が終わったら、絶対に退去しないといけませんか?

A. 「再契約不可」の物件であれば、残念ながら退去必須です。どんなに気に入っていても、居座ることはできません。ただし、「再契約相談可」となっている場合は、オーナーさんとの話し合い次第で住み続けられる可能性があります。

Q. 契約期間中にオーナーさんが変わったらどうなりますか?

A. 定期借家契約の内容は、新しいオーナーさんにも引き継がれます。ですので、「オーナーが変わったからすぐ出て行って」と言われることはありません。契約満了までは安心して住めますよ。

Q. 敷金は返ってきますか?

A. 普通の賃貸と同じルールで扱われます。お部屋をきれいに使っていれば、クリーニング費用などを差し引いて返還されます。ただし、再契約をする場合は、敷金がそのまま次の契約に引き継がれることが多いですね。

Q. 定期借家かどうか、どうやって見分ければいいですか?

A. 物件情報の「契約期間」の欄を見てください。「2年間(定期借家)」のように書かれています。また、内見や申し込みの段階で、不動産屋さんは必ず「これは定期借家ですよ」と説明する義務があります。契約書とは別に「定期借家についての説明書」という書類を渡されるので、そこで確実にわかります。

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まとめ:条件さえ合えば「定期借家」は掘り出し物の宝庫

「定期借家」という言葉だけで敬遠してしまうのは、実はとってももったいないことなんです。

おしゃれで広くて、家賃も安い。

そんな理想の部屋が、実は定期借家だったということはよくあります。

大切なのは、自分のこれからの予定と照らし合わせてみること。

「とりあえず2年くらい住めればいいかな」

「更新の時期にまたライフスタイルを見直そうかな」

そんなふうに柔軟に考えられるなら、定期借家はあなたにとって最高の選択肢になるはずです。

定期借家は「知らずに契約すると後悔しやすい」一方で、
ルールを理解して選べば、家賃も立地も妥協しない賢い住まい方になります。

浮いた家賃で、好きなインテリアを揃えたり、週末においしいものを食べに行ったり。

そんな「ご機嫌な毎日」を送るために、あえて定期借家を選ぶというのも、賢い大人の選択ですよね。

もし気になる物件が定期借家だったら、すぐに諦めずに、不動産屋さんにこう聞いてみてください。

「中途解約の特約は付いていますか」

「再契約ができる場合、費用はどれくらいかかりますか」

この2つさえクリアできれば、きっと素敵な新生活が待っていますよ。

定期借家のように「いつか引っ越す前提」で暮らすなら、
家具は“持ち運びやすさ”も大事なポイント。
折りたためて軽い収納ボックスなら、仮住まいでも無理なく使えて、次の引っ越しもラクになります。


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