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氷の島グリーンランドの「いま」|資源と北極航路で世界が注目するワケ

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世界最大の島グリーンランドは、面積約216万km²・人口約5.6万人の“スケールが違う場所”。 デンマーク自治領として自立を進める一方、資源と北極航路の要衝として国際的な注目が急上昇。 暮らし・文化のリアルも交えて、「なぜ今ここが熱いのか」をやさしく整理します。
目次

世界最大の島、グリーンランドへの招待

あなたは、地図を広げたときに北の端に位置する、あの真っ白で大きな塊に目を留めたことはありますか。

それが、世界最大の島「グリーンランド」です。

島といっても、その広さは桁違いです。

面積は約216万平方キロメートルもあります。

といっても、数字だけではピンときませんよね。

実は、日本の面積の約6倍、イギリスの約9倍という広大さなんです。

それだけ広いのに、人口は約5万6000人ほどしかいません。

東京のドーム球場が満員になったときと同じくらいの人数が、この広い島に点在して暮らしているイメージです。

島の約80パーセントは、分厚い氷のシート(氷床)に覆われています。

人間が住めるのは、氷が溶けて岩肌が見えている沿岸部のわずかなエリアだけなんですよ。

デンマークとの絆と、歩み始めた自立への道

グリーンランドの話をすると、よく「どこの国なの?」という質問を受けます。

答えは「デンマーク王国の自治領」です。

かつてはデンマークの植民地でしたが、今は独自の政府を持っていて、内政のほとんどを自分たちで決めています。

外交や国防などはまだデンマークが担当していますが、切手や通貨のデザイン、教育などはグリーンランド独自のものがあります。

なぜ完全に独立しないの?

ここで一つの疑問が湧きますよね。

「それだけ広いなら、独立しちゃえばいいのに」と思いませんか。

実は、そこには経済的な理由が大きく関わっています。

現在、グリーンランドの財政の約半分は、デンマークからの補助金で賄われています。

金額にすると、年間で約39億デンマーク・クローネ(日本円で約800億円以上)にものぼります。

この大きな支援があるからこそ、厳しい環境でも生活が成り立っているという側面があるんです。

それでも、現地の人々の間では「いつかは自分たちの足で立ちたい」という独立への願いが強くあります。

地球の未来を握る氷と資源の宝庫

今、なぜグリーンランドが世界中でこれほどまでに話題になっているのでしょうか。

その最大の理由は、足元に眠る「宝物」にあります。

温暖化の影響で島を覆う氷が溶け始めたことで、これまでは掘り出すことが難しかった資源が見つかりやすくなってきたんです。

具体的には、以下のようなものが眠っていると言われています。

・レアアース(電気自動車やスマホに不可欠な希少金属)

・石油や天然ガス

・金、ダイヤモンド、鉄鉱石

特にレアアースの埋蔵量は世界最大級とも言われていて、これがあればデンマークからの補助金に頼らずに独立できるのでは、という期待も高まっています。

温暖化で氷が溶けるのはいいことなの?

読者の中には「資源が取れるなら、氷が溶けるのは良いことなの?」と複雑な気持ちになる方もいるかもしれません。

実は、ここが非常に難しい問題なんです。

氷が溶ければ、地下資源が採掘しやすくなり、経済的には豊かになります。

しかし一方で、貴重な生態系が壊れたり、溶け出した水が海面上昇を引き起こしたりするリスクもあります。

現地の人は「豊かな暮らし」と「守るべき自然」の間で、真剣に悩みながら選択をしようとしています。

世界の列強が熱視線を送る地政学的な重要性

グリーンランドが注目されるもう一つの理由は、その「場所」にあります。

地図を上から(北極点側から)見てみてください。

グリーンランドは、アメリカ、ロシア、ヨーロッパのちょうど中心に位置していることがわかります。

北極航路という新しい海の道

今までは氷に閉ざされていた北極海ですが、氷が溶けることで、船が通れる「新しい航路」が現実味を帯びてきました。

もしこの航路が自由に使えるようになれば、アジアとヨーロッパを結ぶ距離が、従来のスエズ運河経由に比べて約40パーセントも短縮されると言われています。

移動距離が短くなれば、燃料も時間も節約できますよね。

だからこそ、アメリカや中国、ロシアといった大国が、このエリアの拠点としてグリーンランドを非常に重視しているんです。

一時は、当時のアメリカ大統領が「グリーンランドを買収したい」と発言して世界を驚かせたこともありました。

それくらい、喉から手が出るほど欲しい場所ということなんですね。

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一生に一度は見たい、圧倒的な自然とイヌイットの文化

政治や資源の話が続きましたが、ここからはグリーンランドの情緒的な魅力についてお話ししますね。

この島には、他では決して見られない美しい景色と、力強い文化が息づいています。

・空を覆い尽くす幻想的なオーロラ

・ビルよりも巨大な氷山が海を漂う姿

・力強く氷の上を走る犬ぞり

ここに住む人々の多くは、先住民であるイヌイットのルーツを持っています。

彼らは何千年も前から、この厳しい寒さの中で自然と共生する知恵を育んできました。

アザラシの皮で服を作り、魚を干して保存し、犬とともに移動する。

そんな伝統的な暮らしが、今も現代の文明と混ざり合いながら大切に守られています。

観光で行くことはできるの?

「そんなに素敵なら行ってみたい!」と思った方もいるはず。

もちろん観光で行くことは可能ですが、少しコツが必要です。

日本からの直行便はありません。

一般的なルートは以下の通りです。

  1. デンマークのコペンハーゲンへ飛ぶ
  2. そこからエア・グリーンランドで空路移動

費用は少し高めで、航空券だけで30万円から50万円ほどかかることも珍しくありません。

それでも、目の前に広がる氷河やクジラの姿を見れば、その価値は十分にあると感じるはずです。

グリーンランドに関するよくある疑問 Q&A

最後に、読者の方が気になりそうなポイントをまとめてみました。

Q1. グリーンランドはいつも雪が降っているの?

一年中寒いイメージですが、夏には沿岸部で気温が10度から15度くらいまで上がる日もあります。

夏の間は、短い間に色とりどりの高山植物が花を咲かせ、とても美しいんですよ。

Q2. 食べ物はどんなものを食べているの?

スーパーにはデンマークから届く食材が並んでいますが、伝統的には魚やアザラシ、トナカイの肉などが食べられています。

特にエビやカニ、カラスミといった海産物は、日本にも輸出されるほど高品質で絶品です。

Q3. インターネットはつながるの?

主要な町であれば、Wi-Fiや携帯電話の電波は通じます。

ただ、町と町を繋ぐ道路がほとんどないため、一歩町を出ると完全な大自然。

そこではデジタルデトックスを楽しむのが一番かもしれません。

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まとめ:変化し続ける氷の島のこれから

世界最大の島、グリーンランド。

そこは単なる「氷の塊」ではなく、地球の未来を左右する資源や戦略的な価値、そして何より豊かな文化が息づく場所でした。

今、グリーンランドは「伝統を守ること」と「新しい経済の波に乗ること」の大きな分岐点に立っています。

私たちから遠く離れた北の島の話に聞こえるかもしれませんが、そこで起きている環境の変化や国際的な動きは、必ず私たちの暮らしにもつながっています。

次に地図を見たとき、あの白い大きな島に、少しでも親しみを感じていただけたら嬉しいです。

ニュースでレアアースや資源の宝庫なんて聞くと、どうしても機械的で少し硬いお話に聞こえてしまいますよね 。でも、実はグリーンランドは、地球が何万年もかけて育んだ、類まれなる美しい天然石の産地でもあるんです 2

難しい地政学のニュースを追いかけて、ちょっぴり疲れちゃった心に、凛とした原石の輝きが優しく寄り添ってくれるのを感じました。これ、ただの飾りではなく、不安定な時代の中で「自分を信じる力」をくれる、本当の意味でのお守りジュエリーだと思うんです 3

今日も私らしく、しなやかに。

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