みなさん、こんにちは。
いよいよ明日、1月21日から25日にかけて、日本列島に猛烈な寒波がやってくると予報されていますね。
テレビやネットのニュースで「10年に一度」という言葉を聞いて、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
私も一人暮らしなので、「もし電気が止まったらどうしよう」「水道が凍ったらどうしよう」と、想像するだけでドキドキしてしまいます。
でも、怖がっているだけでは何も解決しませんよね。
今回は、今回の寒波がなぜ「危険」と言われているのか、そして私たちが具体的にどう備えればいいのかを、できるだけ分かりやすくまとめてみました。
難しい専門用語は抜きにして、明日からの生活を守るための「やることリスト」として読んでもらえたら嬉しいです。
一緒に確認して、しっかりと準備を整えましょうね。

なぜ今回の寒波は「危険」なのか? 知っておくべき2つのリスク
まずは、敵を知ることから始めましょう。
今回の寒波が、いつもの冬の寒さと何が違うのか。
ポイントは大きく分けて2つあります。
これを知っておくだけで、危機感のスイッチが正しく入るはずです。
上空マイナス33度の衝撃と「5日間」の長期停滞
一つ目は、やってくる寒気の強さと、その居座る期間の長さです。
気象予報によると、上空にはマイナス33度以下という、ものすごい冷たい空気が流れ込んできます。
これは平地でも大雪になる目安をはるかに超えるレベルで、「最強クラス」の寒気と言われています。
さらに怖いのが、この寒気が1日や2日で去ってくれるわけではない、ということなんです。
今回は1月21日から25日頃まで、なんと「5日間」も日本列島に居座る予報が出ています。
雪が降り続くとどうなるか。
除雪作業が追いつかなくなり、道路脇の雪の壁がどんどん高くなって、物流がストップしてしまうリスクが高まります。
スーパーやコンビニから商品が消えてしまう可能性も、十分に考えられるんです。
線状降雪帯「JPCZ」によるドカ雪の恐怖
二つ目のキーワードは「JPCZ」です。
ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんね。
これは「日本海寒帯気団収束帯」といって、簡単に言うと「雪雲のベルトコンベア」みたいなものです。
日本海から次々と発達した雪雲が送り込まれてくる仕組みのことなんです。
このJPCZが発生すると、短時間で一気に数十センチもの雪が積もることがあります。
いわゆる「ゲリラ豪雪」ですね。
「朝起きたら景色が一変していた」なんていうレベルではなく、数時間で車が埋まってしまうほどの雪が降ることもあるんです。
予測よりもはるかに早く状況が悪化する可能性があるので、決して油断はできません。

交通機関・移動の判断基準

通勤や通学をしている方にとって、一番の悩みは「明日、会社や学校に行けるのか?」ということですよね。
でも、今回の寒波で考えるべきは「行けるか」ではありません。
「無事に帰って来られるか」を最優先に考えてください。
電車の「計画運休」と帰宅困難リスク
JRなどの鉄道各社からは、すでに計画運休や運転見合わせの可能性が発表されています。
ここで思い出してほしいのが、2023年に京都で起きた事例です。
あの日、駅と駅の間で電車が立ち往生してしまい、多くの乗客が10時間以上も車内に閉じ込められてしまいました。
トイレにも行けず、寒さと空腹に耐えなければならなかったあの状況は、決して他人事ではありません。
「朝は動いているから大丈夫」と思って出勤しても、帰宅時間に雪がピークを迎えて電車が止まってしまう。
これが一番怖いパターンです。
もし出勤する場合でも、「午前中で切り上げて帰宅する」といった勇気ある判断が必要になるかもしれません。
会社や学校の判断を待つだけでなく、自分自身の身を守る基準を持っておきましょう。
車の運転は「予防的通行止め」に注意
車で移動される方も、最大限の警戒が必要です。
高速道路では、広い範囲で「予防的通行止め」が実施される可能性があります。
これは、深刻な立ち往生が発生する前に、あらかじめ道路を閉鎖してしまう措置です。
また、覚えておいてほしいのが「チェーン規制」です。
大雪特別警報などが出た場合、特定の区間では「スタッドレスタイヤ」を履いていても、チェーンを巻いていないと走行できなくなることがあります。
「スタッドレスだから大丈夫」という過信は禁物です。
もし、万が一雪で車が動かなくなってしまったら。
エンジンをかけっぱなしにしていると、マフラーが雪で埋まり、排気ガスが車内に逆流して一酸化炭素中毒になる危険があります。
命に関わることなので、もし立ち往生してしまったら、マフラー周りの除雪だけは定期的に必ず行ってください。
車の中には、防寒着や毛布、非常食、簡易トイレなどを積んでおくことを強くおすすめします。
「自宅避難」の盲点:オール電化住宅と停電対策
「私は家から出ないから大丈夫」と思っている方も、油断はできません。
特にマンションにお住まいの方や、オール電化住宅にお住まいの方は、停電が起きると生活が詰んでしまうリスクがあります。
停電=暖房・調理全滅のリスク
オール電化の家では、電気が止まると全ての機能がストップします。
エアコンも、床暖房も、IHクッキングヒーターも使えません。
真冬の寒さの中、暖房なしで過ごすのは想像以上に過酷です。
そこで絶対に用意しておいてほしいのが、「カセットコンロ」と「ガスボンベ」です。
お湯を沸かして温かい飲み物を飲んだり、カップラーメンを作ったりできるだけで、体も心も救われます。
ガスボンベは、1日あたり3本程度を目安に備蓄しておくと安心です。
また、電気を使わない石油ストーブがあるご家庭は最強ですが、マンションなどで使えない場合は、湯たんぽやカイロ、重ね着できる服をしっかり準備しておきましょう。
スマホの充電が切れると情報も入らなくなるので、ポータブル電源やモバイルバッテリーのフル充電も忘れずにお願いします。
エコキュート・給湯器の「お湯」問題
意外と盲点なのが、エコキュートなどの電気給湯器です。
タンクの中にお湯が溜まっていても、停電すると電動ポンプが止まってしまい、蛇口やシャワーからお湯が出なくなる機種が多いんです。
でも、諦めないでください。
多くの機種には「非常用取水栓」というものがついていて、そこからタンク内のお湯(水)を取り出すことができます。
いざという時に慌てないように、今のうちに説明書を見て、どこからお湯が取り出せるのか確認しておきましょう。
生活用水として使える水があるだけで、トイレを流したり手を洗ったりするのに役立ちます。
都市部マンションこそ注意!「水道管凍結」の防ぎ方
「水道管の凍結なんて、北国の話でしょ?」と思っていませんか?
実は、普段雪に慣れていない地域や、都市部のマンションこそ、凍結事故が多発するんです。
マイナス4度を下回ると、水道管が破裂するリスクが一気に高まります。
あなたの家の「弱点」はどこ?

特に注意が必要なのが、マンションの共用廊下にある「パイプシャフト(メーターボックス)」です。
玄関の横にある、ガスメーターや水道メーターが入っている鉄の扉のことですね。
北向きの廊下などで、ここに冷たい風が吹き抜けると、中の水道管があっという間に凍ってしまいます。
対策はとてもアナログですが、効果絶大です。
メーターボックスの中に、いらないタオルや気泡緩衝材(プチプチ)、発泡スチロールなどを詰め込んで、配管を保温してあげてください。
これだけで、凍結リスクをぐっと下げることができます。
また、夜寝る前に、お風呂やキッチンの蛇口から水を少しだけ出しっぱなしにするのも有効です。
出す量は「鉛筆の太さ」くらいが目安です。
水が流れていると凍りにくいので、水道代は少しかかりますが、修理代に比べれば安い保険だと思ってください。
もし凍ってしまっても「熱湯」は絶対NG
もし朝起きて、水が出なくなっていたら。
ここで一番やってはいけないのが、「熱湯をかける」ことです。
急激な温度変化で水道管が破裂してしまい、水浸しになってしまいます。
解凍するときは、必ず「ぬるま湯」を使いましょう。
凍っている部分にタオルを巻き、その上からゆっくりとぬるま湯をかけます。
または、ドライヤーの温風を当てて、じっくりと溶かすのもおすすめです。
焦らず、ゆっくりと対処することが大切です。

学校・社会生活への影響と情報収集術
お子さんがいるご家庭では、学校の休校判断も気になりますよね。
自治体や学校によって基準が違うので、連絡網が回ってくるのを待っていると遅れることがあります。
確かな情報をいち早く掴むために
今はSNSで何でも情報が入る時代ですが、災害時にはデマや古い画像が拡散されることもあります。
「〇〇線が止まったらしいよ」という噂に惑わされないでください。
必ず、気象庁の公式サイトや、鉄道会社の運行情報ページなど、「一次情報」を確認する癖をつけましょう。
また、自治体が発信している「防災メール」や「安心メール」に登録しておくと、地域の細かい情報をプッシュ通知で受け取れるので便利です。
自分から情報を取りに行く姿勢が、家族を守ることにつながります。
Q&A:よくある疑問にお答えします
ここで、みなさんが抱きがちな疑問について、Q&A形式でお答えしていきますね。
Q. 食料の備蓄はどれくらいあればいいですか?
A. 最低でも3日分、できれば1週間分あると安心です。
今回の寒波は5日間続く予報なので、途中で買い物に行けなくなる可能性があります。
カップ麺やレトルト食品、缶詰など、調理が簡単で常温保存できるものを多めに用意しておきましょう。
お水も、1人1日3リットルを目安に確保してくださいね。
Q. マンションのベランダの雪はどうすればいいですか?
A. 避難経路を塞がない程度に寄せておくのが基本です。
無理に外に捨てようとすると、下にいる人に当たって怪我をさせてしまう危険があります。
また、排水溝が凍ったり雪で詰まったりすると、溶けた水が溢れて階下への水漏れ原因になるので、排水溝周りはこまめに掃除しておきましょう。
Q. 寒さでスマホの電池の減りが早い気がするのですが…
A. はい、その通りです。
リチウムイオン電池は寒さに弱く、低温下では性能が落ちて充電の減りが早くなります。
なるべく体温に近い場所(内ポケットなど)に入れて持ち歩くか、タオルで包むなどして冷やさないように工夫してみてください。
まとめ:今夜寝る前にこれだけはやっておこう

ここまで、たくさんのリスクと対策をお話ししてきました。
最後に、これだけはやっておいてほしい「アクションリスト」をまとめました。
記事を読み終えたら、すぐに取り掛かってくださいね。
- 水の確保断水や凍結に備えて、お風呂の浴槽に水を満タンに溜めておきましょう。トイレを流す水として使えます。飲料水もペットボトルなどで確保を。
- 熱源の確保カセットコンロとガスボンベの在庫チェック。カイロや毛布、防寒着をすぐ出せる場所に準備してください。
- スマホ対策モバイルバッテリーをフル充電にしておくこと。これが命綱になります。
- 家族会議明日の予定について、無理な出社や登校をしないという選択肢も含めて、家族で話し合っておきましょう。
「予報が外れて、大したことなかったね」
あとでそう笑い合えたら、それが一番の幸運です。
でも、今回の寒波は過去のデータを見ても、本当に警戒が必要なレベルです。
「大げさかもしれない」なんて思わずに、万全の備えをして、安全にこの5日間を乗り切りましょう。
みなさんが無事に、温かく過ごせることを心から願っています。
気をつけて、お過ごしくださいね。












