・2026年12月のiDeCo制度改正で、会社員でも拠出枠が広がり「老後資金づくり」が加速しそうです。
・iDeCoで浮いたお金は“ご褒美”にせず、そのままNISAへ再投資すると伸び方が変わります。
・さらに出口(10年ルール等)まで設計できれば、手取りを守りながら大きな目標も現実味が出ます。
将来のお金のこと、不安ですよね。
「老後2000万円問題」なんて言葉を聞くと、ため息が出ちゃいます。
でも、最近ちょっと希望が持てる話を見つけたんです。
それが、2027年に予定されているiDeCo(イデコ)の大きな改正。
これ、ただの制度変更じゃなくて、私たちのような現役世代にとっては「ボーナスステージ」の到来かもしれません。
今日は、私がいろいろ調べてたどり着いた、「iDeCoとNISAを組み合わせて、本気で資産1億円を目指すプラン」をシェアしますね。
数字が苦手な私でもわかるように、なるべく噛み砕いてお話しします。
一緒に未来の種まき、始めませんか?

2027年、iDeCoが「老後資金の切り札」に進化する?
これまでiDeCoって、ちょっと使いにくいイメージがありませんでしたか?
会社員だと枠が少なかったり、手続きが面倒だったり。
でも、2027年の改正でその景色がガラッと変わりそうなんです。
会社員も公務員も!拠出限度額が大幅アップ
一番のニュースは、これです。
これまで職業によってバラバラだった「いくら積み立てられるか」という上限額が、整理される見込みなんです。
具体的には、多くの会社員や公務員で、月額5.5万円から6万円以上まで枠が広がる可能性があります。
これまでは「月1.2万円」や「2.3万円」といった少額しか積み立てられなかった人も多いはず。
それが、一気に「月6万円」レベルまで非課税で積み立てられるようになるんです。
これ、本当にすごいことなんですよ。
だって、iDeCoの掛け金は「全額が所得控除」になります。
つまり、積み立てれば積み立てるほど、今の税金(所得税と住民税)が安くなるということ。
月6万円積み立てたら、年間で72万円。
この72万円分が、まるまる税金の計算から除外されるんです。
「老後の貯金をしながら、今の税金も減らせる」
このメリットが、これまでの数倍の規模で受けられるようになるわけです。
70歳未満まで加入可能に。長く積み立てられるメリット
もうひとつの大きな変化が、加入できる年齢の延長です。
これまでは60歳や65歳まででしたが、これが「70歳未満」まで伸びる予定です。
「えー、70歳まで積み立てるの?」
と思うかもしれませんが、これはチャンスなんです。
人生100年時代、60代はまだまだ現役ですよね。
60歳で積み立てを止めてしまうのと、70歳まであと10年長く運用できるのとでは、「複利」の効果が全然違います。
最後の10年で、資産がグンと伸びる可能性があるんです。
長く働ける環境があるなら、その分だけ非課税で資産を増やせる期間が延びる。
これは、私たちにとって大きな安心材料になりますよね。
目指せ1億円!「節税分をNISAへ」という錬金術

さて、ここからが今日の本題です。
iDeCoがお得なのはわかったけど、それだけで「1億円」なんて大金、貯まるの?
そう思いますよね。
普通に積み立てるだけでは難しいかもしれません。
でも、iDeCoの「節税メリット」を最大限に活かすと、話が変わってくるんです。
iDeCoの節税効果は「もらったお金」と考える
iDeCoをやっていると、年末調整や確定申告で税金が戻ってきます。
あるいは、住民税が安くなって手取りが増えます。
このお金、どうしていますか?
「わーい、臨時収入!」
と思って、美味しいものを食べたり、旅行に行ったりしていませんか?
実は、ここが分かれ道なんです。
1億円を目指す戦略では、この「浮いた税金」を1円たりとも使いません。
なかったものとして、そのままNISA(ニーサ)口座に入れて再投資するんです。
これが「二重エンジン」戦略です。
- iDeCoで積み立てて、運用益を非課税にする(エンジン1)
- iDeCoで安くなった税金分を、NISAで運用してさらに増やす(エンジン2)
国がくれた「節税」というプレゼントを、消費に回さず、次の投資の種銭にする。
これを徹底するだけで、自分のお財布からの持ち出しを増やさずに、投資額をブーストできるんです。
【シミュレーション】30年でどこまで増える?

では、具体的にどれくらい積み立てればいいのでしょうか。
目指すべきラインとして、ひとつの目安があります。
それは「月額12万円」の投資です。
「えっ、月12万!? 無理無理!」
驚かないでください。これにはカラクリがあります。
全部を自分のお給料から出すわけじゃないんです。
内訳を見てみましょう。
- iDeCoへの積立:約6.2万円(改正後の限度額フル活用)
- 節税で浮いたお金:約2万円(年収によって異なりますが、月換算でこれくらい浮く可能性があります)
- 家計からの上乗せ:約3.8万円
どうでしょう?
実際に家計から追加で捻出するのは、iDeCo分と合わせて約10万円。
しかも、そのうち2万円分は「税金が安くなった分」で補填できると考えれば、実質の負担感はもっと下がります。
この「月12万円」を、もし30年間、年利5%で運用できたとしたら。
電卓を叩いてみると、驚きの結果が出ます。
元本は4320万円ですが、運用益を含めると、なんと約1億円近くになります。
もちろん、ずっと5%で運用できる保証はありません。
でも、時間を味方につければ、これくらい大きな資産を作れる可能性があるんです。
「月12万円なんて夢のまた夢」と諦める前に、まずはiDeCoの節税分を計算に入れてみてください。
意外と、手が届く数字かもしれませんよ。
出口戦略が大事!受け取る時の「税金の壁」対策

「やったー!1億円貯まった!」
と喜ぶのはまだ早いです。
iDeCoには最後の罠があります。
それは「受け取る時に税金がかかる」こと。
NISAは受け取りも非課税ですが、iDeCoは「退職金」や「年金」として扱われるため、受け取り方次第で税金をごっそり取られてしまうんです。
2026年からの「10年ルール」に注意
特に気をつけたいのが、退職金との兼ね合いです。
会社の退職金とiDeCoを同じタイミングで「一時金(まとめてドカンと受け取る)」として貰うと、税金の控除枠が合算されてしまい、枠を超えた分に税金がかかります。
以前は「5年空ければリセットされる」というルールだったのですが、これが厳しくなり、2026年からは「10年以上空けないと調整が入る」というルールになる見込みです。
つまり、60歳でiDeCoを受け取って、65歳で退職金を受け取る、といった「ずらし技」が使いにくくなるんです。
何も考えずに全額まとめて受け取ると、せっかく増やしたお金から数百万円も税金で引かれてしまう…なんてことになりかねません。
1億円貯まっても損しないための「ハイブリッド受取」
じゃあ、どうすればいいの?
おすすめなのは「ハイブリッド受取」です。
- 退職金控除の枠内に収まる分だけ、iDeCoを「一時金」で受け取る。
- 残りのiDeCoは「年金形式」で、毎月少しずつ受け取る。
- 足りない分は、非課税のNISAを取り崩す。
このように、受け取り方を組み合わせるんです。
特に、iDeCoを年金形式で受け取ると「公的年金等控除」という枠が使えます。
60代前半なら、年間ある程度の金額までは税金がかかりません。
この枠を上手く使って、iDeCoを「つなぎ年金」として毎月受け取りながら、生活費の不足分はいつでも引き出せるNISAでカバーする。
こうすることで、手元に残るお金を最大化できます。
増やすことばかりに目が行きがちですが、「どう終わらせるか」も今のうちから頭の片隅に入れておいてくださいね。
私たちが今から準備できること
2027年の改正はまだ少し先ですが、準備は今からでも始められます。
というより、今すぐ動いた人だけが、その恩恵をフルに受けられます。
まずはiDeCoの加入・増額の準備を
まだiDeCoを始めていないなら、今すぐ口座を開設しましょう。
手続きには時間がかかります。
既に始めている人は、今の限度額いっぱいまで設定できているか確認してみてください。
「改正されたら増やそう」ではなく、「今できるMAXまでやっておく」のがコツです。
節税額を「自動的にNISAへ」移す仕組みづくり
そして一番大切なのが、これ。
「節税分をNISAへ」の自動化です。
年末調整で戻ってきたお金が振り込まれる口座。
そこから、NISAの積立口座へ自動で入金されるように設定しておきましょう。
あるいは、「還付金が入った月は、NISAのスポット購入をする」とカレンダーに書いておくのもいいですね。
人間の意志は弱いものです。
「旅行行きたいな」「新しいバッグ欲しいな」という誘惑に勝つには、仕組みで対抗するしかありません。
「税金が戻ってきたら、それは未来の自分への仕送り」
そう決めてしまうことが、1億円への第一歩です。

Q&A:読者の疑問にお答えします!
ここで、よくある疑問についてQ&A形式でまとめてみました。
Q:iDeCoは60歳まで引き出せないのが怖いです。もし急にお金が必要になったら?
A:その不安、すごくわかります。
だからこそ、NISAとの併用が大事なんです。
iDeCoはあくまで「老後のための聖域」。
結婚資金や住宅購入、急な入院などは、いつでも引き出せるNISAで対応しましょう。
「iDeCoは絶対に触れない定期預金」のような感覚で、役割分担をするのがおすすめです。
Q:月12万円も投資に回す余裕がありません…。
A:最初から満額を目指さなくても大丈夫です!
まずは月5000円からでも、習慣を作ることが大切。
昇給したり、家計を見直したりして余裕ができたら、少しずつ金額を上げていけばOKです。
大事なのは「節税分を再投資する」というサイクルを、少額でもいいから作ることです。
Q:年利5%って本当に可能なんですか?
A:確かに、投資に「絶対」はありません。
でも、世界の株式市場は、長期的には成長を続けてきました。
過去数十年を振り返ると、全世界株や米国株のインデックスファンドなら、年平均5〜7%程度のリターンは十分現実的な数字だと言われています。
もちろん暴落する年もありますが、30年という長い目で見れば、回復して成長していく可能性が高いと考えられています。
Q:2027年の改正内容は確定なんですか?
A:現時点では、政府の方針として検討されている段階です。
詳細な条件や開始時期は変更になる可能性もあります。
でも、「貯蓄から投資へ」という国の大きな流れは変わりません。
アンテナを張って、最新情報をチェックしつつ、今できる準備を進めておくのが賢い戦略ですよ。
まとめ
2027年のiDeCo改正は、私たち現役世代への追い風です。
国が用意してくれた「iDeCo」と「NISA」という2つの最強の武器。
これをバラバラに使うのではなく、組み合わせて使うことで、効果は何倍にもなります。
- iDeCoの枠をフル活用して、税金を減らす。
- 減らした税金をNISAに入れて、さらに増やす。
このシンプルな仕組みを作るだけで、未来の景色はきっと明るくなります。
1億円という数字も、決して絵空事ではありません。
今のちょっとした我慢と工夫が、数十年後のあなたを笑顔にしてくれるはず。
まずは口座の確認から、一緒に始めてみましょう!











