・2026年の京都の桜は3月25日ごろ開花、満開は4月1〜3日予想。
・醍醐寺や東寺は早朝・先行入場の予約で混雑を回避。
・嵐山・清水寺・哲学の道も「時間と向き」を変えれば、驚くほど快適に楽しめます。
春の京都、想像するだけで心が華やぎますよね。
でも同時に、「あの人混みはちょっと…」と尻込みしてしまう気持ち、すごくよくわかります。
せっかくの美しい景色も、人の背中ばかり見ていては台無しですから。
気象データによると、2026年の京都の桜は3月25日ごろに開花、4月1日から3日あたりに満開を迎える予想です。
今年は少し視点を変えて、「時間」と「場所」をずらす旅をしてみませんか?
誰よりも早く起きて静寂を独り占めしたり、ちょっと贅沢な予約席で優雅にランチを楽しんだり。
私が実際に足を運んで見つけた、混雑をすり抜けて心ゆくまで桜を愛でる「大人の正解ルート」をご紹介します。

【伏見・醍醐寺】秀吉も愛した「花の醍醐」。今年は「早朝」がキーワード
豊臣秀吉が盛大な「醍醐の花見」を行ったことで知られる醍醐寺。
まさに京都の桜の代名詞とも言える場所ですが、日中の混雑は想像を絶するものがあります。
そこで提案したいのが、「一般開門前」を狙うという戦略です。

開門前の静寂を独り占め。早朝貸切で五重塔と桜を撮る
実は、旅行会社などが企画している「早朝貸切拝観」というプランがあるのをご存じですか?
通常は9時の開門ですが、このプランを利用すると朝8時頃から入場できるんです。
朝の澄んだ空気の中、国宝の五重塔と桜が並ぶ姿を、誰もいない境内でゆっくり眺められる。
これ、本当に贅沢な体験です。
特に樹齢180年を超えると言われる「大しだれ桜」は圧巻の一言。
朝の柔らかな光が差し込む時間は、花びらが透き通るように輝いて、言葉を失う美しさですよ。
夜はデジタルアートとの融合も。歴史と現代のコラボレーション
朝が苦手な方は、夜の拝観をチェックしてみてください。
近年はクリエイティブカンパニー「NAKED」によるデジタルアートのイベントが開催されることが多いんです。
伝統的な桜の美しさと、最新のプロジェクションマッピングが融合した空間は、まるで異世界。
事前予約制のチケットなら、長い列に並んでチケットを買う必要もありません。
スマートに入場して、幻想的な夜桜散策を楽しむのが、現代の「醍醐の花見」スタイルですね。
【嵐山・渡月橋】トロッコ列車と絶景ランチで、動く桜を楽しむ

嵐山もまた、京都屈指の人気スポット。
渡月橋の上は人で溢れかえりますが、少し目線を変えて「乗り物」や「お店の中」から桜を楽しむのが正解です。
渓谷を抜けるトロッコ列車。今年は「京綿菓子」をお供に
保津峡の渓谷沿いを走る「嵯峨野トロッコ列車」。
ゴトゴトと揺られながら、山肌を彩る山桜を車窓から眺めるのは、歩いて見るのとはまた違う感動があります。
最近注目なのが、嵐山駅などで販売されている「zarame」の綿菓子付きプランや限定スイーツ。
ふわふわの京綿菓子を片手に車窓を眺めれば、写真映えも抜群ですし、旅の気分が一気に盛り上がります。
人気列車なので、乗車日の1ヶ月前に発売されるチケットをネットで予約しておくのが鉄則ですよ。
渡月橋を眺めながら…予約必須の「特等席」ランチ
お昼ごはんは、行き当たりばったりだと「ランチ難民」になりかねません。
嵐山でゆったり過ごすなら、事前のレストラン予約は必須です。
特別な日におすすめなのが、渡月橋のすぐそばにあるホテル「Muni Kyoto」内のフレンチレストラン。
大きな窓から桂川と桜を眺めながらいただく料理は、景色そのものがごちそうになります。
和食派なら、老舗の「熊彦」で京料理の真髄を味わうのも素敵ですね。
もう少しカジュアルに楽しみたい時は、「嵯峨とうふ 稲」の手桶湯葉や、清凉寺の境内にある茶屋でいただく「炙り団子」もおすすめ。
歩き疲れた体に、優しい甘さが染み渡ります。
【東山・清水寺】青い光が導く夜の幽玄と、朝6時の清

「清水の舞台」で有名な清水寺。
ここも一年中賑わっていますが、桜の季節だけに見られる特別な表情があります。
夜空に伸びる「慈悲の青い光」。ライトアップはトワイライトが勝負
春の夜間特別拝観では、観音様の慈悲を表すという青い一筋の光が夜空に放たれます。
ライトアップされた桜と、京都市内の夜景、そして青い光のコントラストは必見です。
写真を撮るなら、空が真っ暗になる前、いわゆる「トワイライトタイム(日没直後の数十分)」がおすすめ。
空にまだ青さが残る時間帯は、桜のピンク色がより鮮やかに浮かび上がり、魔法のような一枚が撮れます。
2026年は3月13日頃からライトアップが始まる予定なので、早めの時期に行けば混雑も少しマシかもしれません。
実は「朝6時」から開いています。混雑知らずの朝参拝
そして、私が個人的に一番推したいのが「早朝参拝」です。
清水寺は、なんと朝6時から開門しているんです。
観光客の多くが動き出すのは9時以降。
つまり、朝6時から8時の間は、あの清水寺が嘘のように静かなんです。
朝日を浴びて輝く桜と、清々しいお経の声。
舞台の上から見下ろす桜の雲海も、誰に気兼ねすることなくゆっくり楽しめます。
早起きは三文の徳と言いますが、京都では「プライスレスな絶景」という徳が待っていますよ。
【左京区・哲学の道】「北から南」へ歩くのが、混雑回避の裏ワザ

銀閣寺から若王子神社まで、疎水沿いに続く約2キロの散歩道。
「日本の道100選」にも選ばれている哲学の道は、桜のトンネルを歩くことができる最高の散策コースです。
水面を埋める「花筏(はないかだ)」。散り際こそ美しい
哲学の道のハイライトは、満開の時期だけではありません。
むしろ、散り際こそが美しいと私は思っています。
風に舞った花びらが疎水の水面を覆い尽くし、ピンク色の川となって流れていく「花筏」。
この儚くも美しい景色に出会えるのは、桜シーズンの後半だけ。
もし旅行の日程が満開のピークを過ぎてしまっても、がっかりしないでください。
むしろ、この絶景を見るチャンスです。
銀閣寺側からスタートする「逆ルート」でゆったり散策
ここでひとつ、歩き方のコツをお伝えしますね。
多くの観光客は、南禅寺や永観堂を見てから北上して銀閣寺へ向かうルートをとります。
つまり、南から北への流れが主流なんです。
そこで、あえて「北から南」へ、銀閣寺側からスタートして下っていくルートを選んでみてください。
人の流れに逆らう形にはなりますが、背後から追い越されることが少なく、自分のペースで歩きやすくなります。
途中にあるおしゃれなカフェで休憩したり、猫たちと戯れたりしながら、のんびりと春の午後を過ごしましょう。
【南区・東寺】駅近の絶景。新幹線を降りてすぐ会える「不二桜」
京都駅の南側にそびえ立つ五重塔。
東寺は新幹線からも見える京都のシンボルですが、実は桜の名所としても超一流なんです。

高さ日本一の五重塔と紅しだれ桜の競演
境内に入ると目に飛び込んでくるのが、樹齢130年を超える紅しだれ桜「不二桜(ふじざくら)」です。
高さ日本一を誇る木造の五重塔を背景に、地面につきそうなほど長く枝を垂らす姿は、妖艶とさえ言える迫力があります。
京都に着いてすぐ、あるいは帰る直前に、この「THE 京都」な景色を見られるのは嬉しいですよね。
並ばず入れる!JR東海の「先行入場プラン」を活用しよう
東寺のライトアップも大人気で、入場門の前には長蛇の列ができるのが常です。
ここで活用したいのが、JR東海などが提供している「先行入場プラン」。
一般の開門時間より少し早い、例えば17時10分頃から優先的に入場できるチケットです。
まだ空が明るいうちに入場して、夕暮れから夜へと移り変わる空の色と桜の変化を、特等席で楽しむことができます。
誰もいない五重塔の前で写真を撮れるなんて、普通に行っていたら絶対に無理なこと。
数百円〜千円程度の差でこの快適さが買えるなら、利用しない手はありません。
【番外編】人混みを完全に避けたいなら「山科」か「遅咲き」へ
「もっと静かな場所はないの?」
そんな通なあなたには、中心部から少し離れたエリアをご紹介します。
静かな門跡寺院「勧修寺(かじゅうじ)」で穴場のお花見
東山を越えた先にある山科エリアは、観光客が比較的少ない穴場です。
中でもおすすめなのが「勧修寺」。
皇室ゆかりの門跡寺院で、品格のある佇まいが魅力です。
中心にある氷室池(ひむろいけ)の周りには桜が咲き誇り、水鳥たちが遊ぶのどかな風景が広がります。
派手さはありませんが、心からリラックスできる「本来の京都の春」がここにはあります。
時期を逃しても大丈夫。仁和寺や北部は4月中旬まで楽しめます
もし4月に入ってから京都に行くことになっても、諦めないで。
市内中心部のソメイヨシノが終わった頃に見頃を迎える桜もたくさんあります。
例えば、世界遺産・仁和寺の「御室桜(おむろざくら)」。
背が低くて目の前で花を楽しめるこの桜は、京都で一番遅く咲く桜として親しまれています。
また、大原の三千院や上賀茂神社など、市内の北部エリアも開花が遅め。
4月中旬くらいまで、どこかしらで桜を楽しむことができますよ。

京都お花見Q&A:絶対に失敗しないための移動と服装のコツ
最後に、お花見シーズンの京都で「困った!」とならないためのポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. バスの混雑が心配です。やっぱり動きにくいですか?
A. 春の京都でバス移動は「賭け」です。電車を使いましょう!
観光シーズンの市バスは、積み残しが出るほど混雑し、道路も大渋滞で動きません。基本は「地下鉄」と「私鉄(阪急・京阪・嵐電)」、そして「徒歩」を組み合わせるのが鉄則です。多少歩く距離が増えても、渋滞に巻き込まれるよりはずっとストレスフリーですよ。
Q. 3月下旬の京都、何を着ていけばいい?
A. 夜は真冬並みです。コートを持ってきて!
京都は盆地なので、昼と夜の寒暖差が激しいのが特徴。昼間はポカポカ陽気でも、日が落ちると底冷えします。特に夜桜ライトアップに行く予定があるなら、冬物のコートやストール、カイロがあっても邪魔にはなりません。「おしゃれは我慢」なんて言っていられない寒さなので、防寒対策は万全にしてくださいね。
Q. どこも予約が必要ですか?
A. ランチと「並びたくない場所」は予約がベターです。
ふらっと入ったお店が満席で、ランチ難民になって歩き回る…というのは悲劇です。行きたいお店が決まっているなら、今のうちに予約しておきましょう。拝観チケットも、Webで購入できるものは事前に済ませておくと、当日の貴重な時間を節約できますよ。
まとめ
2026年の京都の桜、イメージは湧きましたか?
- 醍醐寺や東寺は「時間指定の特別プラン」で賢く攻略
- 嵐山ではトロッコや予約ランチで優雅に
- 清水寺は朝6時の清々しさを狙って
- 哲学の道は逆ルートでゆったり散歩
- 混雑が嫌なら山科や仁和寺へエスケープ
今年の春は、ただ「見る」だけじゃなく、「どう過ごすか」にこだわってみてください。
ちょっとした工夫と事前準備で、あなたの京都旅はもっと快適で、もっと心に残るものになるはずです。
満開の桜の下、素敵な春のひとときを過ごせますように
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