あの大熱狂から早くも時間が経ち、いよいよ WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2026 の足音が聞こえてきましたね。前回大会、大谷翔平選手が投じた最後のスライダー、そしてマイク・トラウト選手との夢の対決。あの瞬間の興奮は、今も私たちの胸に鮮烈に焼き付いています。
次こそは、絶対に現地で侍ジャパンを応援したい!
そう心に誓っている方も多いはずです。でも同時に、こんな不安も抱えていませんか?
チケットって、いつから発売なの?
前回よりも高くなってるって本当?
そもそも、あんなプラチナチケット、どうやったら取れるの?
そして……テレビ放送はないって噂は本当?
その気持ち、痛いほどよくわかります。公式サイトを見ても専門用語や複雑な日程ばかりで、どこから手を付ければいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、そんなあなたのために、複雑なWBCチケット情報をすっきりと整理しました。いつ、どこで、どうすればチケットが手に入るのか。そして少しでも当選確率を上げるための 具体的な戦略 まで、プロの視点で分かりやすく解説します。
この記事を読み終わる頃には、手帳へのスケジュール書き込みが完了し、これなら私にもチャンスがあるかも! と前向きな気持ちになっているはずです。
それでは、一緒に2026年の熱狂への切符を探しに行きましょう。

まずは基本から!WBC 2026 東京プール 開催日程と対戦カード
チケットを取る前に、まずは いつ、誰と戦うのか を把握しておかないと動きようがありませんよね。今回の東京プール、侍ジャパン(日本代表)の試合日程は以下のようになっています。
ここでの最大のポイントは、すべての日本戦が夜の19:00開始予定 であることです。お仕事帰りでも間に合う時間は嬉しいですが、その分、倍率は跳ね上がります。
侍ジャパン(日本代表)試合日程
日程と対戦カードを確認しましょう。特に注目すべきは、やはり 土曜日の夜に行われる日韓戦 です。
| 日付 | 時間 | 対戦カード | 会場 | 注目ポイント |
| 3月6日(金) | 19:00 | 日本 vs チャイニーズ・タイペイ | 東京ドーム | 大事な初戦。台湾の熱い応援にも注目です。 |
| 3月7日(土) | 19:00 | 日本 vs 韓国 | 東京ドーム | 最大の山場。宿命のライバル対決はチケット最難関。 |
| 3月8日(日) | 19:00 | 日本 vs オーストラリア | 東京ドーム | 週末のナイター。豪快な野球との対戦が見ものです。 |
| 3月10日(火) | 19:00 | 日本 vs チェコ | 東京ドーム | 前回大会で絆が生まれたチェコとの再戦。 |
※上記は東京プール(プールC)の日本戦日程です。
特に3月7日(土)の日韓戦は、過去の大会を見ても別格の盛り上がりを見せます。当然、チケット争奪戦も最激戦区となります。もし どうしても日本戦が見たいけれど、競争率は少しでも下げたい という方は、平日の初戦であるチャイニーズ・タイペイ戦や、最終戦のチェコ戦を狙うのも賢い選択かもしれません。
また、日本戦以外の試合(非日本戦)も同期間の昼間(主に12:00開始)に行われます。こちらは比較的チケットが取りやすく、世界の野球を肌で感じる絶好のチャンスです。
複雑すぎる!チケット販売スケジュールを時系列で整理

さて、ここからが本題です。いつ買えばいいの? という疑問にお答えします。
WBCのチケット販売は、一度にすべてが売り出されるわけではありません。先行抽選やパッケージ販売など、段階的に行われます。このスケジュールを逃すと、気づいた時には 完売 の文字を見ることになってしまいます。
以下に、主要な販売スケジュールを時系列でまとめました。お手元のカレンダーアプリを開いて、通知設定をしながら読んでくださいね。
1. 最速のチャンス!パッケージチケット先行(10月1日開始〜)
もっとも早くチケットを確保できるタイミングです。ただし、ここは 1試合だけ見たい という人向けではなく、日本戦全4試合 や 期間中の全10試合 をまとめて買う セット販売 がメインです。
対象
とにかく全試合見たい熱狂的なファン、資金に余裕がある方
メリット
最速で席を確保できる。単日券よりも競争率がわずかに低い傾向がある。
2. 一般ファンの主戦場!単日チケット先行抽選(11月10日〜)
多くの人がここで参戦します。1試合ごとのチケット申し込みが始まります。
対象
特定の試合(日韓戦など)だけを見たい方
注意点
申し込みが殺到するため、完全に運頼みになります。当たればラッキーくらいの気持ちで臨む必要があります。
3. 【狙い目】ローチケ有料会員(LEncore)先行(12月1日〜)
ここが、今回の記事で私が最も強調したい 勝負所 です。
ローソンチケットの有料会員制度 LEncore(エルアンコール) 会員限定の抽選枠です。
なぜ狙い目なのか
年会費(クレジットカード機能付きなど)がかかるため、無料会員に比べてライバルが激減します。お金を払ってでも確率を上げたいという本気層向けの枠ですが、これを利用するかしないかで勝率は大きく変わります。具体的な方法は後ほど詳しく解説します。
4. 最後の砦!一般販売(1月15日〜)
ここは抽選ではなく 先着順 になることが予想されます。
現実
発売開始時刻にアクセスが集中し、サイトに繋がらないまま数分で完売…というケースがほとんどです。ここまで粘らずに、先行抽選の段階で勝負を決めておきたいところです。
覚悟はいいですか?チケットの種類と価格一覧
チケット代、上がってるんでしょう?
はい、残念ながらその通りです。世界的な物価高やイベント運営費の上昇に伴い、前回大会よりも全体的に価格設定は高めになっています。
お財布と相談するために、ざっくりとした価格感を見ていきましょう。高い買い物になりますから、納得して購入できるよう情報を整理しました。
1. パッケージチケット(セット券)
高い! と感じるかもしれませんが、1試合あたりに換算すると、実はそこまで割高ではないケースもあります。
日本戦4試合パック:336,000円〜
単純計算で1試合あたり84,000円です。特典や良い席が確約されることを考えると、一生に一度の記念旅行だと思えば選択肢に入るかもしれません。
全10試合パック:184,000円〜
こちらは日本戦以外の試合も含まれます。期間中どっぷりと野球漬けの一週間を過ごしたい方には、1試合あたり18,400円程度となるため、意外とコストパフォーマンスは高いと言えます。実は日本戦単体を高値で買うよりお得な場合も。
2. 1試合チケット(単日券)
こちらは座席のランクによってピンキリです。
日本戦:7,000円 〜 60,000円
もっとも安い外野席の上段エリアなどで7,000円程度。内野の良い席になると数万円は覚悟が必要です。前回大会と比較しても、約1.5倍から2倍近くの価格設定になっている席種もあります。
非日本戦(日本以外の試合):3,000円 〜 12,000円
ここがポイントです! メジャーリーガーも出場する世界のトップレベルの試合が、なんと3,000円台から見られる可能性があります。日本戦にこだわらなければ、WBCの雰囲気をリーズナブルに楽しむ最高のチャンスです。
3. 富裕層向けプレミアムシート
VIP/グループシート:100,000円 〜 1,760,000円
食事付き、個室、専用ラウンジなど。接待や特別な記念日向けです。ダイヤモンドボックスやプラチナスイートなど、前回大会よりもさらにラグジュアリー化が進んでいます。
チケット争奪戦を勝ち抜く 3つの当選攻略法
ただ漫然と申し込むだけでは、このプラチナチケットを手にするのは難しいでしょう。そこで、少しでも当選確率を上げるための戦略を3つ伝授します。これは私が長年チケット争奪戦を見てきた経験に基づくものです。
攻略法①:全ての 先行抽選 に参加する
数打ちゃ当たる は、チケット争奪戦の基本です。
パッケージ先行、単日先行、プレリクエスト先行…と、名前を変えて何度も抽選のチャンスが訪れます。
一度落ちたからもうダメだと諦めず、すべての抽選にエントリーし続けてください。面倒くさがらずにエントリーし続けた人だけに、女神は微笑みます。
攻略法②: LEncore(エルアンコール) 会員枠を使い倒す
先ほども触れましたが、これが最大の攻略法です。
ローソンチケットの LEncoreカード(クレジットカード) を持っていると申し込める専用枠があります。
多くの人は わざわざカードを作るのは面倒 年会費(約1,650円程度)がもったいない と考えます。だからこそ、チャンスなのです。
ライバルが減るこの枠を使うことで、当選確率はグッと上がります。チケットが取れた時の感動を考えれば、年会費は決して高い投資ではありません。早めにカード発行の手続きをしておくことを強くおすすめします。
攻略法③:あえて 非日本戦 や パッケージ を狙う
もしあなたの目的が WBCの雰囲気を味わいたい メジャーリーガーのすごいプレーが見たい ということであれば、日本戦にこだわらないのも一つの手です。
例えば、オーストラリア vs 韓国戦などは、日本戦に比べればチケットは取りやすいです。それでも会場は同じ東京ドーム、国際大会独特の緊張感と熱気は十分に味わえます。
また、資金に余裕があるなら、倍率の高い単日券ではなく、最初からパッケージチケットを狙うのも 時間を金で買う 賢い戦略と言えるでしょう。
準備編:これだけはやっておこう
ローソンチケットの会員登録:発売日当日にやっていたら間に合いません。
クレジットカード情報の登録:決済エラーで弾かれるのを防ぐため、事前に登録・更新しておきましょう。
通信環境の確保:当選確認や先着販売の際は、Wi-Fiとスマホの4G/5G回線の両方を準備し、繋がりやすい方でアクセスしましょう。
どの席で見る?座席の選び方と観戦スタイル

せっかく当たったのに、思っていた景色と違った…なんてことにならないよう、座席選びのヒントをお伝えします。
1. 臨場感重視なら 内野席・バックネット裏
ピッチャーの投げる球の速さ、バッターのスイングの音、選手たちの表情。それらを肌で感じたいなら、迷わず内野席です。価格は高いですが、それだけの価値はあります。
おすすめ:野球をじっくり分析しながら見たい方、選手の写真を撮りたい方
2. 一体感重視なら 外野席・ライトスタンド
ニッポン!ニッポン! というあの大声援の一部になりたいなら、外野席です。応援団と一緒に歌い、叫び、得点が入った時には周りの人とハイタッチする。あの一体感こそが現地観戦の醍醐味だという方も多いですよね。ただし、一部の席では立って応援することが推奨されるため、じっくり座って見たい方は注意が必要です。
おすすめ:声を出して応援したい方、お祭り騒ぎを楽しみたい方
3. コスパ重視なら 2階席・パノラマシート
東京ドームの2階席は、意外と見やすいのをご存知ですか? グラウンド全体を俯瞰で見渡せるので、守備の動きや試合展開がよく分かります。何より価格が抑えられているのが魅力です。
おすすめ:初めて観戦する方、全体の雰囲気を楽しみたい方
【緊急】テレビ放送なし?自宅観戦派に衝撃のニュース

ここで、今回のWBCにおいて、チケットと同じくらい、あるいはそれ以上に重要かもしれないニュースをお伝えします。
実は、2026年大会は 地上波(テレビ)での放送がない可能性 が極めて高いのです。
これまでのWBCといえば、TBSやテレビ朝日系列でゴールデンタイムに生中継され、家族みんなでテレビを囲んで応援するのが当たり前でしたよね。しかし、今回は動画配信サービス Netflix(ネットフリックス) が日本国内の独占配信権を取得したという報道がなされています。
これが意味すること
もしチケットが取れなかった場合、そしてNetflixに加入していない場合、リアルタイムで侍ジャパンの活躍を見ることができません。
ただ、悲観することはありません。今のうちにできる対策はあります。
私たちが準備すべきこと
Netflixの契約を検討する:月額料金がかかりますが、スタジアムのチケット代に比べればリーズナブルです。広告付きプランなら月額790円から利用可能です(※価格は変更になる可能性があります)。
視聴環境を整える:スマホの小さな画面だけでなく、テレビの大画面で見るための「Fire TV Stick」や「Chromecast」、あるいはスマートテレビの準備をしておくと、自宅がスタジアムさながらの雰囲気になります。
チケット争奪戦に敗れたとしても、応援する手段が絶たれるわけではありません。 最悪の場合は自宅でNetflix観戦 という保険があると思えば、少しリラックスしてチケット抽選に臨めるのではないでしょうか。
チケット確保と同時に動くべき 宿泊先の確保

最後に、地方から参戦される方が見落としがちな非常に重要な注意点をお伝えします。
それは、ホテルの予約 です。
WBCの期間中、東京ドーム周辺のホテルは一瞬で埋まります。また、価格も通常の数倍に跳ね上がることが予想されます。
チケットが取れてからホテルを探そう
そう思っていると、チケットは取れたのに泊まる場所がない、あるいはカプセルホテルに数万円払うことになる…なんて事態になりかねません。

対策
多くのホテル予約サイトでは、数日前までキャンセル料が無料です。
チケット抽選に申し込んだ時点で、とりあえずドーム周辺や、アクセスの良い総武線・山手線沿線のホテルを押さえておきましょう。もしチケットが外れたら、その時にキャンセルすればいいのです(※必ずキャンセルポリシーを確認してくださいね)。
まとめ:準備した人だけにチャンスは訪れる
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、要点をもう一度おさらいしましょう。
スケジュール管理が命:先行抽選の日程を逃さないこと。
LEncore会員の活用:少しの手間で当選確率を上げる。
テレビ放送は未定:Netflix独占の可能性大。視聴環境の準備を。
ホテルの早期確保:チケットと同じくらい重要。
チケット争奪戦は確かに厳しい戦いです。でも、しっかり準備をして戦略的に挑めば、当選の確率は確実に上がります。そして万が一チケットが取れなくても、Netflixでの観戦準備をしておけば、あの熱狂に置いていかれることはありません。
2026年の3月、どのような形であれ、私たちが侍ジャパンに声援を送るその瞬間を楽しみに待ちましょう!
形から入るのも立派な戦略!「一体感」を楽しむマストアイテム
チケットの申し込みと並行して、ぜひチェックしておきたいのが「応援グッズ」です。
想像してみてください。満員の東京ドーム、周りのファンたちが侍ジャパンのユニフォームやタオルを掲げて真っ白に染まる光景を。その中で、自分だけ普段着だと……なんとなく「アウェー感」を感じて、盛り上がりきれないかもしれません。
せっかく現地に行くなら、選手と同じユニフォームに袖を通して、「チームの一員」になった気分で応援しませんか?
「ユニフォームはちょっと予算オーバーかな…」 という方には、推し選手の名前入りマフラータオルが絶対におすすめです!
首にかけるだけで気分が上がりますし、得点が入った時に掲げたり、球場をバックに記念写真を撮る時の「映えアイテム」としても欠かせません。顔周りがパッと明るくなるので、思い出の写真がより素敵に残りますよ。
⚠️ここで一つ注意点が。 WBCのグッズ、特に大谷選手や人気選手のユニフォーム・タオルは、大会が近づくと秒速で売り切れます。 前回大会でも「球場のショップが数時間待ち」「ネットも完売」という悲鳴が続出しました。
「チケットが取れてから買おう」では遅いのが現実。今のうちに確保して、クローゼットに飾ってモチベーションを高めておくのが正解です!








