2025年は昭和100年という節目を迎え、政治や経済の大きな変化が私たちの暮らしを直撃した1年でした。
トランプ大統領の再就任や日本初の女性首相誕生、さらにはジャングリアの開業など、未来への希望と課題が混ざり合った出来事を厳選してご紹介します。
この記事を読めば、激動の1年をスッキリ整理して、安心して新しい年を迎えるためのヒントがきっと見つかります。
2025年も、残すところあとわずかとなりましたね。みなさんにとって、今年はどんな1年だったでしょうか。カレンダーをめくるたびに、新しいニュースが飛び込んできて、なんだか息つく暇もないほど濃い1年だったように感じます。
今年は昭和元年から数えてちょうど100年目という、歴史的にも大きな意味を持つ年でした。懐かしい過去を振り返る機会が多かった一方で、私たちの生活の仕組みが根底から変わるような「終わりの始まり」と「新しい時代の産声」が同時に響いた、そんな不思議な感覚を覚えた方も多いのではないでしょうか。
今日は、プロのライターとしてではなく、一人の女性として、そしてみなさんの友人として、今年起きた10大ニュースを分かりやすくまとめてみました。少し長くなりますが、温かいお茶でも飲みながら、この1年を一緒に振り返ってみませんか。

歴史の大きな歯車が動いた日米のリーダー交代
2025年の幕開けとともに世界を驚かせたのは、アメリカの大統領交代でしたね。ドナルド・トランプ氏が再び大統領の座についたことで、ニュースは連日その影響を伝えていました。
トランプ氏といえば、自分の国の利益を一番に考える「自国第一主義」で知られています。これにより、海外からアメリカに輸入されるものに高い関税をかけるという方針が示されました。これには日本の企業もドキドキしたはずです。
でも、面白い言葉が生まれました。「トランプ氏はいつも最後には折れる」という意味の、アルファベット4文字をつなげた投資用語が流行したんです。トランプ氏が強い言葉で市場を揺さぶっても、株価が下がりすぎると彼は自分の支持率を気にして歩み寄ってくる。そんな彼の性格を読み取って、世界中の投資家たちが冷静に対応していたのが印象的でした。
日本初の女性首相が誕生
アメリカが大きく動く中、日本でも歴史的な出来事がありました。高市早苗氏が、日本で初めての女性の内閣総理大臣に就任したことです。
女性がトップに立つことで、私たちの働き方や子育て、暮らしのルールがもっと柔軟に変わっていくのではないかという期待が膨らみました。彼女が掲げた「働いて、働いて、働いて」というフレーズは、一生懸命に社会を支える人たちへのエールとしても受け取られ、流行語大賞にも選ばれるほどのインパクトがありましたね。
2025年問題がついに現実のものに
さて、私たちが日々の生活の中で一番不安を感じたのは、やはり「2025年問題」ではないでしょうか。以前から耳にしていたこの言葉が、今年ついに現実の課題として私たちの前に現れました。
団塊の世代が全員75歳以上に
かつて日本を支えてくれた「団塊の世代」の方々、約800万人の皆さんが、今年全員75歳以上の後期高齢者になられました。これにより、5.5人に1人が75歳以上という、世界でも類を見ないほどの超高齢社会が完成したのです。
これだけ多くの方が高齢になられると、病院や介護施設が足りなくなるのでは、という不安が出てくるのは当然ですよね。実際に、都市部では火葬場の予約が取りづらくなったり、介護が必要になってもすぐにはサポートを受けられなかったりという、切実な問題も起きています。
お財布を直撃する保険料の改定
こうした社会を支えるために、私たちの負担も少しずつ増えています。65歳以上の方が支払う介護保険料の基準額は、全国平均で月額6,225円を超えました。
また、現役世代である40歳から64歳までの人が支払う保険料率も引き上げられ、平均で1.74%ほどになりました。例えば、お給料の中から引かれる金額がこれまでより少し増えたな、と感じている方も多いかもしれません。
こうした負担は、私たちの「自由に使えるお金」を少しずつ削っていきます。だからこそ、今年はお金の使い方や将来の備えについて、真剣に考え始めた方が多かったように思います。
私たちの暮らしと経済の光と影
今年の経済ニュースを振り返ると、なんだか「光と影」がハッキリ分かれていたように感じます。
株価の最高値とお米の値段
日経平均株価が史上初めて5万円の大台を突破したというニュースには、明るい兆しを感じました。一方で、私たちのスーパーでのお買い物はどうだったでしょうか。
特にお米の価格高騰は、毎日の食卓に大きな影を落としました。新米が出回っても、以前のような価格にはなかなか戻らず、家計を預かる身としては「株価は上がっても、私の生活は楽になっていないわ」と溜息をつきたくなる場面もありましたね。
178万円の壁という新しい希望
そんな中、働く人たちの大きな関心事となったのが「178万円の壁」の話です。これまで、配偶者や家族の扶養内で働く場合に意識していた年収のラインを、もっと高く引き上げようという議論がまとまりました。
もし、この壁が178万円まで引き上げられれば、もっと自由な時間で、もっとたくさん稼げるようになる人が増えるはずです。人手不足に悩むお店や会社にとっても、これは大きな助けになります。私たちの手取りが増えるきっかけとして、大きな期待が寄せられています。
178万円の壁について詳しく下記のブログで承継しています

AIが相棒になりパソコンが新しくなった年
テクノロジーの世界でも、大きな変化がありました。今年を象徴するのは、やはり「生成AI」の進化です。

GPT-5の登場でAIがもっと身近に
対話型AIの最新版であるGPT-5が登場し、これまでのAIが時々ついていた「もっともらしい嘘」が劇的に減りました。今では、仕事の資料作りだけでなく、献立の相談や旅行の計画まで、まるで親しい友人に相談するようにAIを使うことが当たり前になりつつあります。
Windows 10のサポート終了

また、10月14日には長年お世話になったWindows 10のサポートが終了しました。「まだ使えるのに、どうして?」と思うかもしれませんが、セキュリティを守るためには新しいシステムへの移行が必要だったのです。
この影響で、世界中でパソコンの買い替えが進みました。半導体の需要も爆発的に増え、それが日本のハイテク企業の成長を後押しするという、経済の循環も生まれました。
沖縄に誕生した新しい楽園ジャングリア
ここで少し、ワクワクするような明るい話題に目を向けてみましょう。7月25日、沖縄県北部に大型テーマパーク「ジャングリア」がオープンしました。

やんばるの自然を五感で楽しむ
世界自然遺産にも登録されている「やんばる」の豊かな森を舞台に、気球に乗って絶景を楽しんだり、最新の技術で作られた恐竜に追いかけられるサファリ体験ができたりと、これまでのテーマパークとは一線を画す内容になっています。
都会の喧騒を忘れて、大自然の中で心身ともにリフレッシュする。そんな「パワーバカンス」という新しい旅の形が、多くの人を惹きつけています。
地方を元気にする力
ジャングリアの誕生は、沖縄の経済にも大きな恩恵をもたらしています。15年間で約6兆8,080億円という天文学的な経済効果が見込まれており、これまで那覇周辺に集中していた観光客の流れを北部へと広げる役割を果たしています。周辺では新しいホテルの建設も進み、地域全体が活気に満ちあふれています。
大阪・関西万博の閉幕とミャクミャクの絆

2025年といえば、大阪・関西万博も忘れられません。開幕前は「本当にお客さんは来るの?」と心配する声もありましたが、蓋を開けてみれば来場者数は2500万人を突破しました。
愛されキャラになったミャクミャク
公式キャラクターの「ミャクミャク」は、最初は少し不思議な姿に驚きましたが、見慣れてくるとその個性が愛らしく感じられるようになりましたね。SNSでも大人気となり、万博の枠を超えて、2025年を象徴するキャラクターとして定着しました。
未来の技術に触れた喜び
空飛ぶクルマや最新の医療技術など、かつて私たちがSF映画で見ていたような未来が、すぐそこまで来ていることを実感させてくれました。万博で示された「いのち輝く未来」というテーマは、閉幕後も私たちの心の中に、希望の種として残っているはずです。
昭和100年という節目とレトロブーム
冒頭でも触れましたが、今年は「昭和100年」という、言葉にできないほどの懐かしさと新しさが入り混じった年でした。

昭和を知らない世代が熱狂
面白いことに、昭和を知らないZ世代の若者たちの間で、アナログレコードやフィルムカメラ、クリームソーダが楽しめる純喫茶が大流行しています。「一周回って新しい」「エモい」という感覚で、昭和の文化が再評価されているのです。
角川武蔵野ミュージアムで開催された「昭和100年展」には、おじいちゃんおばあちゃんからお孫さんまで、三世代で訪れる姿も多く見られました。デジタルで何でも効率よくこなせる時代だからこそ、手間のかかるアナログの温もりが、今の私たちの心に必要なのかもしれませんね。
東京で開催されたスポーツの祭典
スポーツ界でも、日本中が熱狂する出来事がありました。9月には「世界陸上」、11月には「デフリンピック」が、ともに東京で開催されました。
誰一人取り残さない社会へ
特に、聴覚障害のあるアスリートのためのオリンピックである「デフリンピック」が日本で初めて開催されたことは、大きな意味がありました。
スタートの合図を音ではなく「光」で知らせるシステムや、スマホの手話通訳アプリの活用など、テクノロジーが「心のバリアフリー」を助ける様子が世界中に発信されました。会場で見られた「サインエール(手話を使った応援)」は、新しいスポーツの楽しみ方として、私たちの心に深く刻まれましたね。
科学と宇宙の挑戦が教えてくれたこと
科学の世界では、誇らしいニュースと、少し悔しいニュースが共存していました。
日本人研究者のノーベル賞ダブル受賞
坂口志文氏や北川進氏といった、世界的に高く評価されている日本人研究者の方がノーベル賞を受賞されました。特に、免疫の仕組みを解明する研究は、これからのがん治療や難病治療に大きな希望を与えるものです。日本人の知恵が世界を救っているのだと思うと、同じ日本人として背筋が伸びる思いがします。
H3ロケットが残した宿題

一方で、12月22日に打ち上げられたH3ロケット8号機は、残念ながら軌道への投入に失敗してしまいました。私たちの生活を支える衛星「みちびき」も失われてしまいましたが、これは失敗ではなく、次の成功への大切なステップだと信じたいですね。
宇宙開発は、それだけ難しく、だからこそ挑戦する価値があるものです。民間の宇宙企業もどんどん力をつけてきており、宇宙がもっと身近になる日は確実に近づいています。
阪神・淡路大震災から30年とこれからの防災
最後に、私たちの命を守るためのニュースにも触れておきましょう。今年は、1.17阪神・淡路大震災からちょうど30年という節目の年でした。
記憶を次につなげる
震災を経験していない世代が増える中で、あの時の教訓をどう引き継いでいくかが改めて問われました。神戸の街が美しく復興した姿は、私たちに「何度でも立ち上がれる」という勇気を与えてくれます。
南海トラフへの備えをアップデート
8月には、南海トラフ地震に関する臨時情報のガイドラインが改訂されました。地震が起きる可能性が高まったときに、具体的にどこへ避難し、何を備えるべきか。不安を煽るのではなく、落ち着いて行動するためのルールが明確になりました。
また、最近ニュースでよく目にする「アーバンベア(市街地に出没するクマ)」の問題など、私たちの身近に迫る新しい脅威についても、地域で手を取り合って対策を考えることの大切さを実感した1年でした。
よくある疑問にお答えします(Q&A)
ここまでのニュースを振り返って、みなさんが感じそうな疑問をいくつかピックアップして整理してみました。
Q1:2025年問題で、私の生活は具体的にどう変わるの?
一番大きな変化は、負担の増加とサポートの形の変化です。介護保険料が上がったり、病院での待ち時間が長くなったりする可能性があります。その代わり、国は「在宅でのケア」や「AIを使った見守り」など、新しいサポート体制を急いで整えています。自分自身で情報を集め、地域のコミュニティとつながっておくことが、これまで以上に大切になります。
Q2:178万円の壁が上がると、本当にお得なの?
はい、多くの人にとってプラスになります。これまでは「働きすぎると税金や社会保険料で損をしてしまう」と仕事をセーブしていた人が、より高い収入を目指せるようになります。会社側も、もっとたくさん働いてほしい人に仕事をお願いできるようになるため、社会全体でお金が回るようになり、結果として景気を押し上げる効果が期待されています。
Q3:AIが進化して、私の仕事はなくなってしまうの?
仕事の「やり方」は変わりますが、仕事そのものがなくなるわけではありません。AIは情報の整理や単純な作業は得意ですが、人の気持ちに寄り添ったり、新しいアイデアを生み出したりすることは、まだ私たち人間の方が得意です。AIを「ライバル」ではなく、面倒なことを代わりにやってくれる「頼もしい秘書」だと考えて、上手に使いこなしていく姿勢が大切です。
Q4:昭和100年って、ただの語呂合わせじゃないの?
単なる数字だけでなく、日本人の精神的な節目としての意味が大きいです。戦後の復興から高度経済成長を経て、今の平和な日本を築いてきた100年を振り返ることで、私たちが何を大切にしてきたのかを再確認する年になりました。レトロブームも、デジタルばかりの生活に疲れた私たちが、人間らしい温もりを求めているサインなのかもしれませんね。
2026年を笑顔で迎えるために
いかがでしたでしょうか。こうして振り返ってみると、2025年は本当に多くの変化があった1年でした。
私たちが直面している課題は、決して簡単なものばかりではありません。介護の不安や物価の高騰など、時には立ち止まって考え込んでしまうこともあるでしょう。でも、日本初の女性首相の誕生や、ジャングリアのような新しいレジャーの形、そしてAIの進化など、私たちの未来を明るく照らす光もたくさん生まれています。
昭和という大きな時代を超えて、私たちは今、新しい100年の入り口に立っています。大切なのは、変化を恐れることではなく、変化を楽しみながら、自分たちにできる一歩を積み重ねていくこと。
2025年の経験を糧にして、2026年がみなさんにとって、もっと自分らしく、もっと豊かに過ごせる1年になることを、心から願っています。
今年も1年、本当にお疲れさまでした。どうぞ良いお年をお迎えくださいね。
2025年は、社会や経済だけでなく、スポーツ界でも多くの節目がありました。
中でも多くの人の記憶に残ったのが、ゴルフ界のレジェンド・ジャンボ尾崎(尾崎将司)さんの存在です。
功績や生き方を改めて振り返りたい方は、こちらの記事で詳しくまとめています。









