MENU

「2026年 年始 大雪×高速道路 情報|JPCZとは?通行止め・渋滞・安全対策まとめ」

2026年1月2日・3日は、JPCZによる大雪とUターンラッシュが重なり、高速道路の予防的通行止めや大規模な立ち往生が起きる可能性があります。
移動を控える判断基準と、万が一のための車内防災対策をわかりやすく解説します。

みなさん、こんにちは。

年末年始、いかがお過ごしですか?

今年は9連休という方も多く、久しぶりに実家でのんびり羽を伸ばしている最中かもしれませんね。

でも、ちょっと待ってください。

ニュースやSNSで最近よく目にするJPCZという言葉、気になっていませんか?

「なんだか難しそうな気象用語だな」

「大雪のこと?自分には関係ないかな」

そんなふうに思っているとしたら、少しだけ耳を傾けてほしいんです。

実はこのJPCZ、2026年の年明け、特にUターンラッシュのピークとなる1月2日から3日にかけて、私たちの移動計画を大きく狂わせるかもしれない「厄介な存在」なんです。

もしあなたが、車での帰省から戻る予定を立てているなら、この記事はきっと役に立つはずです。

難しい言葉は使わずに、今何が起ころうとしているのか、そしてどうすれば安全に家に帰れるのかを、わかりやすくお話ししますね。

万が一の時に「読んでおいてよかった」と思ってもらえるよう、大切なポイントをぎゅっと詰め込みました。

これからの移動計画の参考に、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)を30秒で解説

まず最初に、「JPCZ」って一体なんなの?という疑問から解消しておきましょう。

名前だけ聞くと、なんだかSF映画に出てくる兵器みたいですよね。

でも、仕組みはとってもシンプルなんです。

イメージしてみてください。

冬になると、シベリアから冷たーい風が日本に向かって吹いてきますよね。

この風が、朝鮮半島の付け根にある高い山(長白山脈といいます)にぶつかると、どうなると思いますか?

風は山を避けるように、二手に分かれて吹き抜けます。

そして、日本海の上で再び「合流」するんです。

川の流れが岩にぶつかって分かれ、その後ろでまたぶつかり合うのをイメージすると分かりやすいかもしれません。

この「再びぶつかり合った(収束した)」場所には、行き場を失った空気が溜まり、もくもくと巨大な雪雲の帯ができます。

これが、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の正体です。

普通の雪と何が違うの?

「雪なんて、冬なんだから降るでしょ?」

そう思うかもしれませんが、JPCZがもたらす雪は、普通の雪とはちょっと性質が違います。

通常の冬型の気圧配置だと、広い範囲にまんべんなく雪が降ることが多いですよね。

でも、JPCZは「帯状」に集中して雪を降らせるんです。

長さは約1000kmにも及ぶ巨大な雪雲のベルトが、まるで狙い撃ちするかのように特定の地域に流れ込み続けます。

しかも、冬の日本海は上空の寒気に比べて海水温が高いので、そこからたっぷりの水蒸気が補給されます。

これによって雪雲が爆発的に発達し、雷やあられを伴った激しい「ドカ雪」を一気に降らせるのです。

怖いのは、「予測が難しい」ということ。

ほんの数十キロ離れた場所は晴れているのに、JPCZが直撃している場所だけ、数時間で1メートル近く雪が積もる、なんてことも珍しくありません。

これが、過去に何度も大規模な車の立ち往生を引き起こしてきた原因なんです。

【緊急】2026年1月2日・3日の危険シナリオ

さて、ここからが本題です。

なぜ今、これほどまでにJPCZが警戒されているのでしょうか。

それは、2026年のカレンダーと気象条件が、最悪のタイミングで重なってしまっているからです。

「奇跡の9連休」の罠

今年は暦の並びが良く、年末年始が「奇跡の9連休」となった方も多いですよね。

そのおかげで、久しぶりに旅行や帰省を楽しんだ人が多く、交通量はコロナ禍前と同じか、それ以上に戻っています。

当然、帰りのUターンラッシュも激しくなります。

高速道路各社の予測では、1月2日(金)と3日(土)が渋滞のピーク。

まさにこのタイミングを狙ったかのように、数年に一度クラスの強力な寒波とJPCZが日本列島を襲う予報が出ているんです。

渋滞 × ドカ雪 = 立ち往生リスク増大

これが何を意味するか、想像できますか?

ただでさえ混雑して動きが鈍い高速道路に、視界を遮るほどの猛吹雪が襲いかかるわけです。

通常の渋滞なら、時間がかかっても少しずつ進みますよね。

でも、雪の中での渋滞は違います。

車が止まっているその数十分の間に、あっという間に雪が積もっていきます。

一度タイヤが雪に埋もれてしまえば、再発進は困難。

そして、車が連なって止まってしまうと、除雪車が入ることもできません。

こうして発生するのが、数千台規模の「立ち往生」です。

過去の事例を見ても、大規模な立ち往生は「交通量の多い日」と「JPCZの発生」が重なった時に起きています。

2026年の1月2日は、まさにその条件が揃ってしまっている「特異日」なんです。

太平洋側も油断禁物です

「自分は太平洋側のルート(東名や中央道)で帰るから関係ない」

そう思っている方も、今回は注意が必要です。

今回のJPCZは勢力が非常に強く、日本海側の山を越えて、太平洋側まで雪雲が流れ込むと予測されています。

特に関ケ原付近や、愛知県、三重県、さらには東京に近いエリアでも積雪の可能性があります。

普段雪に慣れていない太平洋側の道路では、ノーマルタイヤの車も多く走っています。

そんな場所で少しでも雪が積もれば、坂道を登れない車が続出し、あっという間に大渋滞、そして通行止めへと繋がります。

「太平洋側だから安心」という常識は、今回は通用しないと思ったほうが良さそうです。

JPCZによる大雪が予想される場合、
実際の高速道路の通行止めや渋滞情報を
事前に把握しておくことがとても重要です。

2025〜2026年の年末年始に注意したい
高速道路の雪対策や通行規制のポイントについては、
こちらの記事で詳しくまとめています。

▶2025-2026 年末年始の高速道路、雪と渋滞は?通行止め回避とピーク予測の完全ガイド

「予防的通行止め」を知っていますか?

ここで一つ、皆さんに知っておいてほしい重要なキーワードがあります。

それは「予防的通行止め」です。

数年前までは、高速道路会社も「できる限り道路を開けて、交通を維持しよう」と努力していました。

しかし、大雪による深刻な立ち往生が何度も発生したことを受けて、方針が大きく変わりました。

現在は、「立ち往生を発生させるくらいなら、事前に道路を閉鎖して車を入れない」という方針になっています。

つまり、どういうことかというと。

たとえあなたの車が最新のスタッドレスタイヤを履いていても、チェーンを持っていても、道路の入り口自体が封鎖されてしまえば、一歩も進めなくなるということです。

「行けるところまで行って、ダメなら降りよう」

そんな軽い気持ちで出発すると、高速道路に乗ることすらできず、一般道の大渋滞に巻き込まれて身動きが取れなくなる。

そんな最悪のケースも十分に考えられます。

特に警戒が必要なのは、JPCZの直撃が予想される北陸道、関越道、上信越道ですが、今回は新東名や東名の一部区間でも、状況によってはこの措置が取られる可能性があります。

「通行止めになるかもしれない」という前提で、計画を立てる必要があるんです。

今すぐ判断すべき「3つの選択肢」

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

状況は刻一刻と変わりますが、大きく分けて3つの選択肢があります。

選択肢1:日程をずらす(一番のおすすめ)

最も確実で安全なのは、「JPCZのピーク(1月2日~3日)に移動しない」ことです。

仕事始めが気になる気持ち、すごくよく分かります。

でも、もし立ち往生に巻き込まれたら、会社に行けないどころか、車の中で数日間過ごすことになりかねません。

それに比べれば、上司に連絡して有給休暇を追加したり、テレワークへの切り替えを相談したりする方が、よほどリスクは低いはずです。

可能であれば、移動を1月4日(日)以降に延期することを強くおすすめします。

たった1日か2日ずらすだけで、嘘のようにスムーズに帰れることもありますよ。

選択肢2:ルートを変える

どうしても日程を変えられない場合は、ルート選びを慎重に行いましょう。

基本的には日本海側(北陸道など)や山沿い(関越道の新潟側など)を避けるのが鉄則です。

ただし、先ほどもお話しした通り、今回は太平洋側ルートも絶対安全とは言えません。

出発直前だけでなく、移動中もこまめに情報をチェックしてください。

「iHighway(アイハイウェイ)」などのアプリを使えば、通行止め予測やリアルタイムの規制情報が見られます。

カーナビの情報は古い場合があるので、必ずスマホで最新情報を確認するのがポイントです。

選択肢3:覚悟して進む(重装備必須)

「どうしてもこの日に帰らなければならない」

そういう事情がある方もいるでしょう。

その場合は、相応の「覚悟」と「装備」が必要です。

「なんとかなるだろう」という楽観的な考えは捨ててください。

次の章で紹介する装備を完璧に整えた上で、慎重にハンドルを握ってくださいね。

もし立ち往生したら?「車内生存マニュアル」

どんなに注意していても、自然の猛威には勝てず、立ち往生に巻き込まれてしまうことはあります。

もし、真っ白な雪の中で車が動かなくなってしまったら…。

その時、あなたと家族の命を守るための知識と装備をお伝えします。

絶対に持っておくべき「」

これらのアイテムは、トランクの奥底ではなく、車内の手の届く場所(後部座席など)に置いておいてください。

雪に埋もれてからトランクを開けるのは、至難の業ですから。

  1. 携帯トイレこれが一番重要と言っても過言ではありません。吹雪の中で外に出るのは危険すぎますし、周りも車だらけで隠れる場所もありません。家族の人数分 × 数回分は必ず用意しましょう。
  2. 防寒具(毛布・寝袋・カイロ)ガソリンを節約するためにエンジンを切る時間も出てきます。車内は冷蔵庫のように冷え込みます。命をつなぐのは、暖房ではなく「体温を逃がさない工夫」です。
  3. スコップ&食料・水マフラー周りの除雪をするためのスコップは必須です。プラスチック製は凍って割れることがあるので、金属製がおすすめ。そして、長時間の待機に備えて、高カロリーな食料(チョコレートなど)と水分も確保しておきましょう。

最優先は一酸化炭素(CO)中毒防止

立ち往生した時、最も恐ろしいのが一酸化炭素中毒です。

雪で車のマフラー(排気口)が塞がれてしまうと、行き場を失った排気ガスが車内に逆流してきます。

一酸化炭素は無色無臭。気づかないうちに意識を失い、そのまま亡くなってしまう事故が後を絶ちません。

これを防ぐための鉄則は以下の通りです。

  • 原則、エンジンは切る防寒具を着込んで、できるだけエンジンを切って待ちます。
  • エンジンをかけるなら換気と除雪どうしても寒くて暖房を使う場合は、風下側の窓を数センチ開けて常に換気してください。そして、面倒でも定期的に車外に出て、マフラー周りの雪を取り除いてください。
  • 眠る時はエンジンストップ寝ている間に雪が積もると、そのまま永遠の眠りについてしまう危険があります。誰かが見張りをするか、一人なら絶対にエンジンを切ってから仮眠を取ってください。

Q&A:よくある疑問にお答えします

ここで、読者の皆さんからよくいただく疑問について、Q&A形式でまとめてみました。

判断に迷った時の参考にしてくださいね。

Q. 4WDの車に乗っています。多少の雪なら大丈夫ですよね?

A. 残念ながら、過信は禁物です。

4WDは「走り出す力」は強いですが、「止まる力」は他の車と変わりません。

また、JPCZによるドカ雪は、車の性能に関わらず、物理的に道路を埋め尽くしてしまいます。

前の車がスタックすれば、どんなに高性能な車でも進むことはできません。

「4WDだから行ける」ではなく、「道路が通れるか」を基準に考えてください。

Q. 新幹線なら安全ですか?

A. 飛行機やバスよりは動きやすいですが、遅延や運休のリスクはあります。

東海道新幹線は雪に弱く、関ケ原付近の積雪で徐行運転になることがよくあります。

また、北陸新幹線や在来線も、大雪が見込まれる場合は早めに「計画運休」を発表することがあります。

駅で何時間も待たされる可能性もあるので、JRの運行情報アプリやSNSで最新情報をこまめにチェックし、モバイルバッテリーを忘れずに持参しましょう。

Q. 立ち往生したら、JAFを呼べばいいのでは?

A. 災害級の大雪の時は、JAFや救援車両も現場にたどり着けません。

何百台、何千台という車が同時に動けなくなる状況では、救助が来るまでに数日かかることもあります。

「誰かが助けてくれる」という期待は一度捨てて、「自力で数日間生き延びる」ための準備をしておくことが大切です。

まとめ:自然を甘く見ないで「勇気ある撤退」を

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

少し怖い話もしてしまいましたが、これらはすべて、皆さんに無事に家に帰ってほしいからこそのお話です。

JPCZは、私たちがコントロールできるものではありません。

でも、それに対してどう行動するかは、自分で決めることができます。

「高速道路だから除雪されているだろう」

「自分はスタッドレスだから大丈夫だろう」

そんな「だろう運転」は、今回ばかりは通用しないかもしれません。

一番の安全策は、「危ない日には動かない」こと。

もし当日の朝、空模様が怪しいと感じたり、通行止め情報が出ていたりしたら、引き返す勇気や、出発を延期する「勇気ある撤退」を選んでください。

家に帰れば、温かいお風呂と布団が待っています。

焦らず、無理せず、どうか安全第一で。

皆さんの年末年始の旅が、無事に締めくくられることを心から願っています。

気をつけて、いってらっしゃい!


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次