MENU

日本生命がスペースXで数千億円!? NISA積み立て勢が知っておくべき”投資の新常識”

スマートフォンでスペースXのIPOニュースを見て驚く女性
📌 この記事の3行まとめ
① スペースXの「大化け」はIPO前に完了——私たちが買えた時点は初期投資家の最終出口だった
② NISAのインデックスファンドにはスペースX組み入れによる「シャドウタックス」リスクがある
③ 「待つ資本」を確保し仕組みを理解して続けることが、今の私たちにできる最大の投資

「スペースXって株で買えるの?」「日本生命がそんなに儲かったの?」

2026年6月、スペースX(ティッカー:SPCX)がNASDAQに上場して、世界中でこういう声があふれてたよね。

公開価格135ドル、初値150ドル、そして今や196ドル(約3万1千円)まで上昇中。時価総額はなんと約270兆円という、世界の金融史上最大のIPOになった。

そしてこのタイミングで「日本生命が10年以上前からスペースXに投資していて、1,000億〜5,000億円規模の利益を得る見通し」というニュースが出てきたんだよ。

え、保険会社がそんなことしてたの?って思うよね。ちこも最初は同じだったよ(笑)

でもこれ、「すごい話やな」で終わらせるには、ちょっともったいない内容なんだよ。NISAで積み立てしてる私たちにも関係ある話が、実はたくさん隠れてるんだよね。今日は一緒に見ていこうね!

日本生命がスペースXで数千億円!? NISA積み立て勢が知っておくべき"投資の新常識"インフォグラフ
目次

日本生命はどうやってスペースXで数千億円を手にしたの?

 VCファンドの仕組みを図解した資料を見ながら考える女性

スペースX株を「直接買った」わけじゃなかった

日本生命は、スペースX株をSBI証券や楽天証券みたいな方法で買ったわけじゃないんだよ。

「VCファンド」というものに、10年以上前からLP出資(有限責任組合員として資金を入れること)していたの。

VCファンドっていうのは、まだ世の中に知られていないスタートアップ企業に早い段階でお金を入れて、会社が大きくなったときに大きなリターンを得るための仕組みのこと。日本生命はFounders FundやValor Equity PartnersといったシリコンバレーのトップクラスのVCに出資していたとみられていて、そこ経由でスペースXの株を間接的に持っていたというわけ。

10年で企業価値が1,735倍になった話

2010年頃のスペースXの企業価値は約10億ドル。それが今回のIPOで1兆7,700億ドルになった。計算すると約1,735倍!

仮に2015年ごろ(企業価値120億ドルの段階)に10〜30億円を投じていたとしたら、今回のIPOで147倍以上になる計算。30億円が4,400億円超になっていた可能性があるということ。

積み立てNISAの平均リターンが年4〜7%と言われることを考えると、桁が全然違うよね……。

でもこれって私たちにできること?

正直に言うと、今の段階では個人が同じことをするのはほぼ無理。

でも「なんでそんな差がついてるのか」を知ることは、これからの自分のお金の使い方に絶対役立つんだよ。だから続けて読んでね!

「SBI証券や楽天証券でスペースX株買えた!」……でもそれって本当においしかったの?

証券口座の画面を見ながら複雑な表情をする女性

NISAの成長投資枠でも買えた!でも……

今回のスペースXのIPO、みずほ証券・SBI証券・楽天証券で申し込みができて、NISAの「成長投資枠」も使えたんだよ。

上場初日、楽天証券では取引初日から売買可能になって、個人投資家のあいだで大きな話題になった。三菱UFJアセットマネジメントが販売していたスペースX組み入れの投資信託は、「IPO前の先回り」をしたい個人マネーが殺到して購入受付停止になったくらい盛り上がったんだ。

IPO価格135ドルに対して初値は150ドル(+11%)、今は196ドルまで上がってる。

でも「大化け」の恩恵はもう受け取られた後だった

ここが大事なポイントなんだよ。

私たちが「やっと買えた!」と思ったIPO価格135ドルの時点で、企業価値はすでに1.77兆ドル。2010年の10億ドルから見たら1,735倍の成長は、もう完了してる状態なの。

日本生命みたいな初期投資家が10〜30億円を数千億円に増やした「大化け」の部分は、私たちが株を買えるようになる前にもう終わっていた。

IPOは「これから成長する会社の株を安く買えるチャンス」ではなく、「初期投資家が利益を確定させる最終出口」でもあるということを覚えておいてほしいんだよね。

今からでも遅い?1株196ドルのスペースX株

1株196ドルは日本円で約3万1千円(1ドル160円換算)。NISAの成長投資枠(年240万円まで非課税)で保有することはできるよ。

でも「ここから何倍になるか」は誰にもわからない。Starlinkの成長やxAIとの統合に期待してロングで持つのも一つの考え方。ただ、「乗り遅れた!急いで買わなきゃ」という焦りで動くのは要注意だよ。

スペースXと同じ流れでOpenAIのIPOも注目されてるよ。こちらも合わせてチェックしてみてね。

ChatGPTの会社「OpenAI」がついに上場!日本から株を買う方法と今すぐやるべき準備

NISA積み立て勢が知らない「インデックスファンドの落とし穴」

積立投資のスマートフォン画面を見つめて首をかしげる女性

スペースXがインデックスに入ってくると何が起きる?

NASDAQやS&P500などの株価指数にスペースXが組み入れられると、その指数に連動するインデックスファンドやETFが機械的にスペースX株を「買わなければいけない」状態になる。

問題は、スペースXの浮動株(市場に出回っている株)がわずか約4.2%しかないこと。供給が少ないのに巨大な買い注文が来るから、株価が需給的に吊り上がる可能性があるんだよ。

そしてその「割高になった株」を買わされるのは、私たちがコツコツ積み立てているインデックスファンドを通じた個人のお金なの。

「シャドウタックス」って何?

この問題は「シャドウタックス(影の税金)」と呼ばれていて、米国の大手年金基金カルパース(CalPERS)も強い懸念を表明している。

知らないあいだに、自分の老後資金が初期投資家のイグジット(利益確定売り)の「受け皿」になっている可能性があるということ。

積み立て投資は「やめろ」じゃなくて「知った上で続けよう」

「じゃあNISA積み立てをやめた方がいいの?」

そんなことはないよ。長期・分散・積み立てはやっぱり有効な戦略。ただ、「何も考えずに積み立てれば絶対大丈夫」は少し危険な考え方かもしれない、ということ。

仕組みを知った上で続けることが、これからの個人投資家に大事なリテラシーだよ!

今の金利環境でのお金の置き場所も気になるよね。こちらも参考にしてみてね。

【2026年最新】銀行に預けっぱなしは損?現金・預金を守る「個人向け国債」と高金利定期の新常識

私たちにできること、一緒に考えてみよう

ノートとスマートフォンで投資について調べている女性

「待つ資本」が最強の武器

日本生命の成功の核心は、「10年以上待てるお金」があったこと。

VCファンドへの投資にはロックアップ(途中引き出し禁止)があって、それを受け入れたからこそ数千億円のリターンが生まれた。

個人レベルでも「5〜10年は絶対使わないお金」を確保して、長期投資に回せる仕組みを作ることが、複利の力を最大限に引き出す第一歩なんだよ。

間接的にスペースXにアクセスする方法は?

「直接VCには入れないけど、なんとか関わりたい」という人には、米国のBaron Capital Group が運用するETF「RONB」がSpaceXを約21.5%保有していて、個人でも購入可能なんだって。

ただし手数料・流動性・為替リスクはしっかり確認してからにしてね!

まず「知ること」から始めよう

VCファンドの仕組み、IPOの本当の意味、インデックスファンドへの影響……これを知ってるか知らないかで、10年後のお金の増え方が変わってくるかもしれない。

今日のちこみたいに「へえ、こういう仕組みなんだ」と知っていくことが、一番コスパのいい投資かもしれないよ!

ドル円の動きもNISA積み立てに影響するから、こちらもチェックしてみてね。

【2026年】ドル円153円台の円高はなぜ?レートチェックの意味・NISA・電気代までやさしく解説

次の「スペースX」になりそうな未上場企業、知っておく?

ハードテック×AIが次の主役

スペースXの成功が示したのは「ソフトウェアだけでなく、リアルな世界に根ざした技術(ハードテック)こそが次の富を生む」ということ。

次の注目株として名前が挙がっているのが、AI×防衛の「Anduril(アンデュリル)」、工場で働くヒューマノイドロボットの「Figure AI」、AIモデル「Claude」の「Anthropic」など。どれも今は未上場で、個人が直接投資するのはほぼ無理。

個人ができる「間接的アプローチ」

これらの関連技術(AI・半導体・ロボティクス)に投資するテーマ型ETFや投資信託を調べてみることが、今できる現実的な一手かも。

「まずは知ること」をコツコツ続けていこうね!

Q&A

積立投資のスマートフォン画面を見つめて首をかしげる女性

Q. スペースX株(SPCX)は今からでも買える?

A. はい。SBI証券・楽天証券などで購入可能です。NISAの成長投資枠でも買えます。現在(2026年6月時点)は1株196ドル(約3万1千円)前後で取引されています。

Q. 日本生命はなぜ数千億円も儲かったの?

A. 10年以上前にVCファンド経由でスペースXに間接投資していたからです。当時の企業価値が約10億ドルだったのが、IPOで1.77兆ドルになり、約1,735倍に成長しました。

Q. NISAでスペースX株を買うのはアリ?

A. NISAの成長投資枠で購入は可能です。ただしIPO後の成長は未知数なので、焦らず自分の投資方針と照らし合わせて判断することが大切です。

Q. インデックスファンドのシャドウタックスって何?

A. スペースXがインデックスに組み入れられると、積立投資家の資金が機械的にスペースX株を高値で買わされる構造的リスクのことです。

Q. スペースX組み入れの投資信託はあった?

A. 三菱UFJアセットマネジメントが販売していましたが、個人マネーが殺到してIPO前に購入受付停止になりました。

Q. VCファンドって個人で参加できる?

A. 原則として大口の機関投資家向けで、個人が直接参加するのはほぼ不可能です。間接的には関連ETFや投資信託を通じたアクセスが現実的な方法です。

Q. Andurilなどの次世代企業に投資する方法は?

A. 現時点では未上場なので直接投資は困難です。AI・防衛・ロボティクス関連のETFや投資信託を通じた間接的なアプローチが現実的です。

Q. 積み立てNISAはやめた方がいい?

A. やめる必要はありません。長期・分散・積み立ての基本は有効です。ただ「インデックスファンドの仕組みを理解した上で続ける」ことが重要です。

Q. Baron Capital Group ETF(RONB)とは?

A. 米国のBaron Capital Groupが運用するETFで、SpaceXを約21.5%保有しています。個人投資家でも購入可能ですが、手数料・為替リスク等を確認の上で検討してください。

Q. 日本生命の利益はいつ計上される?

A. ロックアップ期間の関係で、早ければ2028年3月期に利益計上の見通しです。

まとめ

今日のポイントを3つにまとめるね!

  • スペースXの「大化け」はIPO前にほぼ完了していた。私たちが株を買えた時点は、初期投資家にとっての「最終出口」でもあった。
  • NISAで積み立てしているインデックスファンドには、スペースX組み入れによる「シャドウタックス」リスクがある。仕組みを知っておくことが大事。
  • 「待つ資本」を確保し、仕組みを理解して続けることが、今の私たちにできる最大の投資。

難しく考えすぎなくて大丈夫。こういう話を「知っている」だけで、見える景色が変わってくるよ。一緒に賢くなっていこうね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次