📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ
- 長友佑都選手が39歳287日でW杯5大会連続出場を達成。アジア人初・日本人最年長という2つの歴史的記録を同時に更新した。
- 「マンマミーア」発言は、インテルで7年半を過ごした長友選手の心に染み付いたイタリア語の感嘆詞。闘莉王さんのツッコミまで含めてW杯の醍醐味だった。
- 39歳でも走れる理由は、専属シェフとのファットアダプテーション食事法とヨガ・睡眠の徹底管理にある。次戦ブラジル戦にも期待が高まる!
テレビの前で、ちょっと泣きそうになった。
スウェーデン戦が終わって、インタビューエリアに立った長友佑都選手が叫んだ言葉。「W杯、マンマミーア。4年間このために準備してきたから、マンマミーア」。
あの「ブラボー!」から4年。39歳になった彼がまた大舞台でやってくれた。
今回の記事は、長友佑都選手の5大会連続出場という快挙が、なぜこんなに胸に刺さるのかを、一緒に深掘りしていくよ。「なぜ39歳でもW杯に出られるの?」「引退を考えた時期があったって本当?」そんな疑問もぜんぶ解説するね。

「マンマミーア」のひと言で、私も泣きそうになった

ゴール裏みたいな熱気、スウェーデン戦の16分間
1-1。試合の後半30分(75分)、同点で迎えた緊張のシーン。
森保監督が送り込んだのは、白いヘアバンドを頭に巻いた背番号5だった。ピッチに入った瞬間、彼の声がスタジアムに響き渡った。チームメイトを大声で鼓舞しながら、北欧の強靭なアタッカーたちとガチンコの1対1を繰り広げた。
約16分間のプレーで残したスタッツは、パス成功率100%・クリア3回。数字以上に大きかったのは、ピッチ全体の「熱量」が一気に上がったこと。
「守備の部分で激しくいく、局面の1対1で絶対に負けないところ。魂をエネルギーをチームに注ぎたいと思っていた」
試合後、長友選手がそう振り返ったとおりの16分間だったと思う。
試合後のインタビューで飛び出した言葉
試合が終わって、インタビュアーに駆け寄ったのは、学生時代からの友人でもある林陵平さん。マイクを向けられた長友選手が開口一番に言ったのが——
「W杯、マンマミーア。4年間このために準備してきたから、マンマミーア。この興奮はW杯でしか味わえない」
イタリア語で「なんてこった!」「信じられない!」を意味するその言葉は、7年以上インテルで戦い続けた彼にとって、体に染み付いた自然な感情の発露だったんじゃないかな。
4年前の「ブラボー!」が流行語になったように、「マンマミーア」もあっという間にSNSでトレンド入りした。
闘莉王さんのツッコミまで含めてW杯だな、って
そこへすかさず飛んできたのが、スタジオ解説だった田中マルクス闘莉王さんのツッコミ。
「佑都、マンマミーア言ってる場合じゃないです!最後結構バテてましたよ」
もうね、この掛け合いまで含めてW杯エンターテインメントって感じで最高だった。バテてたかもしれないけど、それでも諦めずに走り続けた39歳に、改めて拍手を送りたくなった。
39歳って、どれくらいすごいの?

W杯に5回出ている選手、実は世界でもほんの一握り
W杯に5大会連続出場した選手って、世界でも本当に少ない。
メッシ、クリスティアーノ・ロナウド(今大会で6大会連続!)、ローター・マテウス、ラファエル・マルケス……そうそうたる名前が並ぶ、超少数精鋭のリスト。今大会の長友選手は、このリストにアジア人として初めて名を刻んだ。
そのことの重さ、分かってもらえるかな。メッシやC・ロナウドと肩を並べるって、それだけのことだよ。
日本人で一番長くW杯に出続けた選手になった
日本人最年長W杯出場記録といえば、長年「川島永嗣選手(39歳254日)」が保持していた。
でも今回、長友選手は39歳287日でスウェーデン戦に出場。川島選手の記録を33日上回り、日本人最年長出場記録を単独1位で塗り替えた。
初出場が2010年の南アフリカ大会(23歳)から16年。ずっとW杯のピッチに立ち続けてきたことになる。
こちらの記事では、今大会の日本代表がどんな選手たちで構成されているか詳しくまとめているよ。
→ 三笘・久保は当確でも…日本代表26人に落ちるのは誰?W杯選考の裏側
フィールドプレーヤーとして39歳でW杯、これがどれだけ異常か
歴代W杯最年長出場記録を持つのはGKが多い。ゴールキーパーはフィールドプレーヤーに比べて体への負荷が小さいから、長くプレーできることが多い。
でも長友選手はDF、しかも左サイドバックという「走り続けること」が大前提のポジション。1試合に10km以上走り、何十回もスプリントを繰り返す。そこで39歳が世界基準を保っているって、本当に尋常じゃない。
「フィールドプレーヤーとして」という括りで見ると、彼の記録がいかに特別かがよく分かるはず。
なぜ「やめなくてよかった」と思えたのか

カタールの後、引退を考えた本当の理由
実は、2022年のカタール大会が終わった後、長友選手は引退を頭にちらつかせていた時期があったと言う。
36歳での挑戦。ドイツ、スペインという優勝候補を倒したのに、PK戦でクロアチアに敗れ、また16強の壁に阻まれた。「もういいかな」という気持ちが、わずかに生まれたのかもしれない。
でも彼はやめなかった。
メッシの試合を見て、また火がついた
転機になったのは、2022年のW杯決勝。アルゼンチン対フランス、息をのむような一戦をテレビで見ながら、長友選手の胸に火がついた。
35歳のメッシが、あれほどの輝きを放っている。「自分ももっとやれる」という確信が生まれた瞬間だったのかもしれない。
そこからの4年間、FC東京でパフォーマンスを維持し、代表に電撃復帰。39歳でW杯の切符をつかみとった。
「おまえ、ふざけんな」と自分に言えた強さ
長友選手が引退を考えた過去の自分に向けたとされる言葉が、胸を打つ。
「おまえ、やめなくてよかったな。なんでそんなこと考えていたんだ。ふざけんな」
自分自身に喝を入れられる人って、強いよね。弱気になった自分をバッサリ切り捨てて、また前を向いた。その強さがあったから、今夜のマンマミーアがあった。
39歳でも走れる「体の秘密」

専属シェフと取り組むファットアダプテーション
長友選手の体を支えるのが、約10年以上のパートナーである専属シェフ・加藤超也さんとの食事管理。
取り組んでいるのが「ファットアダプテーション(脂質適応)」という考え方。簡単に言うと、エネルギーを「糖質メイン」から「脂質メイン」に切り替えるアプローチ。
総摂取エネルギーの55〜60%を脂質から取ることで、試合終盤の急激なスタミナ切れを防ぎ、筋肉の回復速度も高めていると言われている。
MCTオイルって何?糖質依存から脂質依存へ
MCTオイルは、ヤシ油などに含まれる中鎖脂肪酸のこと。体内での消化が早く、素早くエネルギーに変わるのが特徴。
長友選手はこれを日々の食事に取り入れることで、体が脂質を効率よく燃料として使える「脂質代謝エンジン」を育てている。
40代に近づいても衰えない持久力の裏には、こんな緻密な食事設計があるんだよ。
ヨガと睡眠が支える回復力
食事だけじゃなく、毎日のヨガで体幹とメンタルを整え、睡眠の質も徹底管理。FC東京でのGPSデータでは、スプリント回数や高強度ランの距離が20代選手と遜色ない数値を叩き出しているという。
細部まで妥協しない自己管理が、39歳の身体能力を世界基準に保っている。
「空気清浄機」という生き方がかっこいい

ピッチ外でチームを支えるリーダーシップ
長友選手が自分の役割を表現するときに使う言葉が「空気清浄機」。
W杯のような短期決戦は、緊張・プレッシャー・出場機会への不満など、チーム内の空気が淀みやすい。そこに、長友選手が入ると場が一気に明るくなる。大声で鼓舞し、冗談を飛ばし、若手の背中を押す。
試合前の円陣では、中央に立って「いくぞゴラァ!」と叫ぶのも彼の仕事。エネルギーが全員に伝染していく瞬間だよ。
こちらの記事では今大会の日本代表チームの魅力についても詳しく書いているよ。
→ 【2026W杯】サッカー日本代表(サムライブルー)が強い理由|歴史・注目選手・応援の楽しみ方ガイド
18歳差の後藤啓介への愛情
今大会のチーム最年少・21歳のFW後藤啓介選手は、長友選手からたびたびアドバイスをもらっているという。
ベンチで出番を待つ後藤選手の背中をポン、と叩いて声をかける。その姿は、まるでお兄ちゃんというか、頼れる兄貴分そのものだよ。
「佑都さんがピッチに立てていなくてもしっかり見ていてくれた。次は佑都くんからのボールで決めたい」と後藤選手が語る言葉に、2人の信頼関係がにじんでいる。
ブラジル戦でも「壁を乗り越えた景色」を見せてほしい
「優勝を目指しているから、どこが相手だろうと勝つだけ。壁を乗り越えた時、すごい景色が待っている」
ラウンド32でブラジルと当たる。ネイマールが復帰し、ヴィニシウスがいて、アンチェロッティ監督がいる——それでも長友選手は「やりますよ、僕らは」と言い切った。
2025年10月、親善試合でブラジルに3-2で歴史的初勝利を収めたこともある。あの体験が、チームの自信になっている。
今大会の放送・配信スケジュールはこちらでまとめているから、ブラジル戦の見逃し配信も忘れずチェックしてね。
→ 【2026年W杯】ワールドカップ放送はどうなる?無料テレビ・DAZN配信・時差とスマホ対策まとめ
よくある質問
Q. 長友佑都の「マンマミーア」とはどういう意味ですか?
A. イタリア語で「なんてこった」「信じられない」という感嘆・驚きを表す言葉です。長友選手がインテルで7年半過ごした影響で体に染み付いた言葉で、スウェーデン戦後のインタビューで自然に飛び出しました。
Q. 長友佑都のW杯5大会連続出場は世界で何人目ですか?
A. 歴代でもメッシ、マテウス、ラファエル・マルケスなど7人程度しか達成していない記録です。アジア人としては史上初の偉業です。
Q. 長友佑都がW杯に出場したときの年齢は何歳でしたか?
A. スウェーデン戦出場時点で39歳287日。日本人最年長W杯出場記録(川島永嗣の39歳254日)を更新しました。
Q. 長友佑都はなぜ39歳でもサッカーを続けられるのですか?
A. 専属シェフとともに取り組むファットアダプテーション(MCTオイルを活用した脂質中心の食事)、毎日のヨガ、睡眠管理など、徹底した自己管理が20代に劣らない体を保っています。
Q. 「空気清浄機」とはどういう意味ですか?
A. 長友選手が自らの役割を表現した言葉で、チームの空気が淀んだときにそれを明るく浄化するムードメーカーとしての存在感を指しています。
Q. スウェーデン戦で長友は何分から出場しましたか?
A. 後半30分(75分)に、中村敬斗選手と交代でピッチに入りました。1-1の同点で迎えた緊張の局面でした。
Q. 闘莉王の「マンマミーア言ってる場合じゃない」とは何ですか?
A. スタジオ解説を担当していた田中マルクス闘莉王さんが、長友選手のインタビューを受けて「最後結構バテてましたよ」と愛あるツッコミを入れた一幕です。SNSで大きな反響を呼びました。
Q. 日本はブラジルに勝ったことがありますか?
A. はい。2025年10月の親善試合(東京)で3-2の歴史的初勝利を挙げています。南野拓実、中村敬斗、上田綺世がゴールを決めました。
Q. 長友佑都の専属シェフは誰ですか?
A. 約10年以上にわたり食事を支えている加藤超也(かとう たつや)さんです。ファットアダプテーションの実践をサポートしています。
Q. W杯5大会連続出場を達成したほかの選手は誰ですか?
A. ローター・マテウス(ドイツ)、ラファエル・マルケス(メキシコ)、リオネル・メッシ(アルゼンチン)などがいます。クリスティアーノ・ロナウドとオチョアは今大会で6大会連続を達成しています。
まとめ
「マンマミーア」という3音に、4年間の努力と喜びと、一度は考えた引退という谷間が、ぜんぶ詰まっていると思う。
39歳で5大会連続。世界のほんの一握りしかたどりつけていない場所に、長友佑都という日本人がいる。
次はブラジル。強敵だけど、「どこが相手だろうと勝つだけ」という言葉を信じて、一緒に応援しようね。
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