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【共通テスト後】二次試験で差がつく“親のサポート”完全ガイド|メンタル・体調・環境の整え方

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共通テストを受けるために毎日勉強してきた窓際の机
共通テスト後の二次試験は、勉強法より「心・体・環境」で差がつきます。 家で集中できない理由、捨て問の判断、答案の書き方まで“合否を分けるリアル”を整理。 親ができる声かけ・体調管理・当日の段取りを、今日からできる形でまとめました。

共通テスト、本当にお疲れさまでした。

まずはここまで走り抜けたこと、それだけで拍手を送りたい気持ちです。

でも、ここからが本当の勝負。

いわゆる「二次試験」に向けた戦いが始まります。

予備校のデータや偏差値だけでは語れない、合否を分ける「見えない差」について。

私の周りの経験談や、ちょっと耳の痛いリアルな話も含めて、これから親ができるサポートのすべてをまとめました。

少し長くなりますが、移動中や家事の合間に、ゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。

共通テストが終わった直後の今、家の中の空気はどんな感じでしょうか。

ホッと一息ついている子もいれば、思うような結果が出ずに落ち込んでいる子もいるかもしれませんね。

親としても、気が気じゃない毎日が続きます。

でも、はっきり言えることがあります。

共通テストはあくまで通過点。

これからの1ヶ月、どう過ごすかで結果は驚くほど変わります。

予備校が教えてくれる「傾向と対策」も大事ですが、それ以上に大切なのが「心と体の整え方」です。

きれいごとは抜きにして、合格を手にする親子が実践している「泥臭いけれど確実な戦略」をお話ししますね。

目次

「勉強ができる」という慢心が一番の敵

まず最初に、少し厳しい話から始めさせてください。

共通テストで良い点が取れた子ほど、実は危険な落とし穴があります。

それは「自分は勉強ができる」という、ほんの少しの慢心です。

マークシート方式のテストは、答えが必ず選択肢の中にありますよね。

ある意味、処理能力の速さが問われるゲームのような側面があります。

でも、二次試験は違います。

自分の頭で考え、論理を組み立て、相手に伝える力が試されるんです。

「共通テストがうまくいったから、このままいけるはず」

そう思って過去問に向かうと、痛い目を見ることがあります。

採点をする大学の先生たちは、知識の量だけを見ているのではありません。

その子がどうやって答えにたどり着いたか、その「思考のプロセス」を見ています。

「解けないはずがない」と意地になって、難問に時間を使いすぎてしまう。

これは、自信がある子ほど陥りやすい罠なんです。

今の時期に必要なのは、「自分はまだまだ未熟だ」と認められる謙虚さです。

「分かったつもり」を一度捨てて、真っ白な気持ちで問題に向き合うこと。

それができる子が、最後の最後に伸びるんですよ。

「家で勉強できない」は甘えではなく脳の仕組み

「うちの子、家だと全然集中しなくて……」

そんな悩み、よく耳にします。

ついつい「もっと気合い入れなさい!」なんて言いたくなりますよね。

でも、ちょっと待ってください。

実はそれ、本人のやる気の問題ではないかもしれません。

脳科学的に言うと、人間の脳は場所と行為をセットで記憶するクセがあります。

家、特に自分の部屋は、長年「リラックスして休む場所」として脳にインプットされています。

その場所で「戦闘モードになれ!」と命令しても、脳は混乱してしまうんです。

だから、家でダラダラしてしまうのは、ある意味で脳が正常に働いている証拠。

意志の弱さではありません。

ここでおすすめしたいのが、「場所を変える」というシンプルな解決策です。

図書館、自習室、あるいは近所のカフェ。

いわゆる「サードプレイス(第三の場所)」を活用するんです。

「カフェ代がもったいない」なんて思わないでくださいね。

コーヒー1杯の値段で、数時間の集中力が買えるなら安いものです。

家は「ご飯を食べて、お風呂に入って、寝る場所」。

勉強は「外でするもの」。

そうやって物理的に場所を分けるだけで、驚くほどスイッチの切り替えがスムーズになります。

親ができるのは、「勉強しなさい」と言うことではありません。

「今日はどこの図書館に行く?」と、外出を促してあげること。

環境を変えるだけで、子供の顔つきが変わりますよ。

合格最低点を死守する「損切り」の技術

二次試験の対策で、意外と見落とされがちなのが「捨て問」の技術です。

真面目な子ほど、出された問題すべてに答えようとしてしまいます。

でも、大学入試で満点を取る必要はありません。

合格最低点を1点でも上回れば、それで勝ちなのです。

ここで重要になるのが、「損切り」という考え方。

試験開始の合図とともに、全体をざっと見渡す。

そして、「あ、これは時間がかかりそうだ」「今の自分には無理だ」という問題を瞬時に見極める。

そして、勇気を持って「捨てる」。

この判断ができるかどうかが、合否を大きく分けます。

解けない問題に固執して時間を浪費するのは、厳しい言い方をすれば「自己満足」に過ぎません。

「今の自分に解ける問題を、確実に解く」

この泥臭い姿勢こそが、合格への最短ルートです。

親御さんからお子さんに、こう声をかけてあげてください。

「全部解かなくていいんだよ。解ける問題を落とさないことが大事だよ」と。

完璧主義を捨てること。

それが、本番でのプレッシャーを軽くする一番の特効薬になります。

メンタル管理の最終奥義は「感謝」の脳科学

試験が近づくと、どうしても不安で押しつぶされそうになりますよね。

それは親も子も同じです。

そんな時、メンタルを安定させる最強の方法があります。

それは「感謝すること」です。

道徳的な授業をするつもりはありませんよ。

これは脳のメカニズムの話です。

人間は不安を感じると、脳の「扁桃体」という部分が暴走して、パニック状態になります。

こうなると、思考力が低下し、本来の力が発揮できません。

でも、「ありがたいな」と感謝の気持ちを持つと、脳はリラックスモードに切り替わります。

扁桃体の暴走が収まり、冷静な判断ができるようになるんです。

「毎日ご飯が食べられること」

「電車が動いていて、試験会場に行けること」

「親が学費を出してくれること」

当たり前すぎて見過ごしていることに、意識を向けてみる。

「受験できること自体が、実は恵まれているんだな」

そう気づくだけで、不思議と心が落ち着いてきます。

不安な時こそ、「ありがとう」の言葉を口にしてみてください。

それは相手のためだけでなく、自分自身のパフォーマンスを上げるための、合理的な戦略なんです。

親と子の「経済的リアリティ」と生活防衛

ここからは、少し現実的な「お金」と「生活」の話をしましょう。

受験は、綺麗事だけでは乗り切れません。

特に、国立大学と私立大学の学費の差は歴然としています。

4年間で数百万単位の違いが出ることも珍しくありません。

この現実を、お子さんは知っているでしょうか?

「お金の話をするのは子どもにプレッシャーを与えるから」と避ける方もいますが、私は逆だと思います。

これから大人の世界に踏み出す年齢です。

今の挑戦にどれだけのコストがかかっているのかを知ることは、責任感を育てる良い機会になります。

「もし私立に行くことになっても大丈夫だよ。でも、国立に受かったら浮いたお金で留学もできるね」

そんなふうに、ポジティブな選択肢としてお金の話をしてみてはどうでしょうか。

それはプレッシャーではなく、「家族みんなで戦っている」という連帯感に変わります。

そして、もう一つ大事なのが「兵站(へいたん)」、つまり後方支援です。

試験当日のホテルの手配は済んでいますか?

交通ルートは確認しましたか?

もし電車が止まったらどうするか、迂回ルートは調べてありますか?

そして何より、インフルエンザや風邪の対策。

この時期、親ができる最大の仕事は、子どもが万全の状態で試験会場にたどり着けるように準備することです。

加湿器の水を取り替えたり、消化の良い食事を作ったり。

地味ですが、これこそが最強のサポートです。

答案用紙は「採点者への手紙」だと思って書く

最後に、試験当日にこれだけは意識してほしいこと。

それは「答案用紙は、採点してくれる先生への手紙だ」ということです。

二次試験の記述問題、採点するのは機械ではありません。

その大学の教授たち、つまり生身の人間です。

何百、何千という答案を見る先生たちの気持ちになってみてください。

殴り書きのような読めない字。

論理が飛躍していて、何を言いたいのか分からない文章。

そんな答案を見たら、どう思うでしょうか?

「この子は、自分の考えを伝えようという気がないんだな」

そう判断されても仕方ありません。

字が上手である必要はありません。

でも、「丁寧に書く」ことは誰にでもできます。

途中式を省かずに書くこと。

論理のつながりを言葉で補うこと。

それは、読み手に対する「敬意」です。

「私はここまで考えました。どうか読んでください」

そんなメッセージが込められた答案は、必ず採点者の心に届きます。

合否のボーダーライン上に並んだ時、最後に救われるのは、そういう「誠実さ」が滲み出る答案なのかもしれません。

集中力は「根性」より環境で守れる|部屋の温度と湿度を整えるコンディショニング

共通テスト後は、やるべきことが増えるほど「勉強時間」そのものより、同じ時間でどれだけ集中が続くかが差になります。そこで意外に効いてくるのが、勉強部屋の温度・湿度です。乾燥や暑さ寒さは、のど・鼻の不快感、眠気、頭のぼんやり感につながりやすく、気づかないうちに集中を削っていきます。

目安としては、室温20〜22℃前後、湿度40〜60%あたりを狙うと過ごしやすいことが多いです(暑がり寒がりは個人差があるので、本人が「息がしやすい」「手が冷えない」を優先)。特に冬場は暖房で湿度が下がりやすく、乾燥すると喉の違和感で勉強が途切れがちになります。

親ができることは、実はそれで十分

受験期に親ができることは限られます。だからこそ、小さくて確実に効く支援がありがたいです。たとえば次の2つだけでも、家のサポートとしては十分価値があります。

  • 加湿器の水を切らさない(水切れ=湿度が落ちる合図になりがち)
  • 温湿度計を置いて“見える化”する(本人が調整しやすくなる)

「勉強しなさい」と言うより、黙って加湿器に水が足されているほうが、子ども側はずっと救われます。声かけが難しい時期ほど、環境で支えるほうが衝突が起きにくいです。

ひとことルール:不調の芽を早めに摘

部屋が乾燥しているときは、本人も気づかないまま集中が落ちます。
“のどがイガイガする前に湿度を戻す”——この1点だけでも、勉強の継続率が上がります。


よくある疑問にお答えします(Q&A)

ここで、この時期によくある相談や疑問についてお答えしておきますね。

Q&A 受験生の悩みにお答えします

Q. 子どもが家でYouTubeばかり見て勉強しません。注意すべきでしょうか?

A. 休憩の「質」を見極めて、少し泳がせてあげましょう。

一日中見ているなら問題ですが、勉強の合間の1〜2時間なら、それは必要な「脳のアイドリング」かもしれません。

集中モードからリラックスモードへの切り替えに、動画を見ているだけということも。

「勉強しなさい」と叱る代わりに、「今日はどのくらい進んだ?」と、進捗(結果)にフォーカスした声をかけてみるのがおすすめです。

もし目に余るようなら、記事でも紹介したように「カフェ代あげるから外で行っておいで」作戦を試してみてください。

Q. 試験当日の朝、親としてどんな言葉をかければいいですか?

A. 「いつも通りでね」が最強の言葉です。

「頑張って!」「絶対に合格してね!」という言葉は、子どもにとってはプレッシャーにしかなりません。

本人はもう十分すぎるほど頑張っています。

だからこそ、親は日常を演じましょう。

「いってらっしゃい、気をつけてね」

「夕飯、ハンバーグにして待ってるよ」

そんな、拍子抜けするくらい普通の言葉が、緊張している子どもの心を一番安心させてくれます。

「特別」な日だからこそ、「普通」をプレゼントしてあげてください。

Q. 試験前日の夕飯は何がいいですか?

A. 「カツ丼」はやめておきましょう(笑)。

ゲン担ぎでカツ丼やステーキを出したくなりますが、脂っこい食事は消化に悪く、胃腸に負担をかけます。

翌日のコンディションに響くと大変です。

おすすめは、普段食べ慣れている消化の良いもの。

うどん、鍋料理、おじやなど、温かくて胃に優しいものがベストです。

「勝負メシ」よりも「安心メシ」を意識してくださいね。

まとめ:静かなる闘志を燃やして

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

二次試験まで、あと少し。

親にできることは、実はそれほど多くありません。

代わりに問題を解いてあげることはできないし、不安をすべて取り除いてあげることもできません。

でも、私たちには「信じて待つ」という大きな仕事があります。

試験会場の門をくぐったら、そこからは子ども一人だけの戦いです。

誰も助けてくれません。

でも、そこに至るまでに積み上げた「生活習慣」や、親から受け取った「安心感」、そして自分自身への「誠実さ」。

それらが全て、目に見えない武器となって子どもを守ってくれます。

「今はこれが精一杯」

そうやって今の自分を認めてあげること。

そして、結果がどうあれ、ここまで頑張った過程は消えないと知っておくこと。

静かな闘志を胸に、淡々とその日を迎えましょう。

春は、もうすぐそこまで来ていますよ。


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