氷の上で見せる笑顔の裏に、どれほどの試練と支え合いがあったのか。
「りくりゅう」こと三浦璃来選手・木原龍一選手は、日本ペア史を塗り替え、世界一へと駆け上がりました。
この記事では、運命の出会いから絆が深まった理由、そして2026年ミラノ五輪への注目ポイントまでをわかりやすく解説します。
最近、フィギュアスケートのペア競技がとても盛り上がっていますよね。
その中心にいるのが、三浦璃来選手と木原龍一選手の「りくりゅう」ペアです。
これまで日本のペア競技は、なかなか世界で勝つのが難しいと言われてきました。
でも、二人はその壁を次々と塗り替えて、今や世界のトップに君臨しています。
なぜ、これほどまでに私たちの心を掴むのでしょうか。
それは、技術の高さはもちろんですが、二人の間に流れる「特別な空気感」にある気がします。
まるで家族のようであり、一番の理解者である戦友のようでもある。
そんな二人の物語を、一緒に紐解いていきましょう。

運命の出会い:どん底から始まった奇跡の1ページ
二人がペアを組んだのは2019年のことです。
実はこの出会い、二人にとってはまさに「崖っぷち」での救いだったんですよ。
木原選手の葛藤
木原選手は当時、相次ぐ怪我やパートナーの解消に悩んでいました。
一度はスケートを辞めることさえ考えていたそうです。

三浦選手の渇望
一方で三浦選手は、自分のパワーをしっかり受け止めてくれる相手を探していました。
そんな二人が出会ったトライアウト。
初めて手をつないで滑った瞬間、木原選手は「雷に打たれたような衝撃」を受けたと言います。
三浦選手も「この人だ!」と直感したそうです。
それまで別々の道を歩んできた二人が、運命に導かれるように結ばれた瞬間でした。
世界を驚かせた快進撃:北京五輪から歴史的快挙へ
結成からわずか数年で、二人は世界を驚かせる結果を出し始めます。
そのスピード感は、まさに「奇跡」と呼ぶにふさわしいものでした。
北京での鮮烈なデビュー
2022年の北京五輪では、団体戦の銀メダル獲得に大きく貢献しました。
個人戦でも日本ペアとして過去最高の7位に入賞し、一気に注目を浴びました。
歴史的な年間グランドスラム
さらに驚くべきは、2022年から2023年にかけてのシーズンです。
主要な国際大会をすべて制覇する「年間グランドスラム」という偉業を成し遂げました。
これは日本ペア史上、初めてのことなんです。
2025年の世界選手権では、なんと2位との差がわずか0.71点という大接戦を制しました。
この「0.71点」という数字、ほんの少しのミスでひっくり返るような差です。
そんな極限の状態でも勝ちきれるのは、お互いを信じる力があるからこそですね。
試練が深めた二人の絆:支え合う関係性
二人の歩みは、決して順風満帆ではありませんでした。
むしろ、多くの試練があったからこそ、今の強い絆があるのかもしれません。
木原選手が重い腰の怪我を負ったときは、三浦選手が彼を懸命に支えました。
逆に、三浦選手がプレッシャーで落ち込むときは、木原選手が優しく包み込みます。

言葉がいらない「阿吽の呼吸」
二人は「手をつないだだけで、相手の調子がわかる」と言っています。
わざわざ言葉にしなくても、肌から伝わる感覚で通じ合える。
これこそが、長い時間を共にしてきた二人だけの特権ですよね。
2025年に名古屋で行われたGPファイナルでの優勝も、地元の声援と二人の信頼関係が生んだ感動のシーンでした。
知るともっと楽しくなる!りくりゅうの演技の魅力
「ペア競技ってどこを見ればいいの?」と思う方もいますよね。
りくりゅうの演技を楽しむためのポイントをいくつかお伝えしますね。
圧倒的なスピード感
二人の最大の特徴は、演技全体のスピードです。
普通、難しい技の前はスピードを落として準備したくなるものですが、二人は違います。
トップスピードのまま技に飛び込む姿は、見ていて本当に爽快です。
信頼が生む美しいリフト

男性が女性を高く持ち上げる「リフト」や、空中で回転させる「ツイストリフト」。
これらは少しのズレが大きな事故につながる、とても危険な技です。
三浦選手が全く怖がらずに身を投げ出せるのは、木原選手が絶対に受け止めてくれるという信頼があるからです。
| 注目ポイント | 魅力の理由 |
| スピード | 演技に躍動感と迫力が出る |
| ユニゾン | 二人の動きがピタッと重なり、一つの生き物のように見える |
| 表情 | 技が決まった瞬間の、心からの笑顔 |
現在の試練と未来:ミラノ五輪への道のり
今、二人は新たな試練の中にいます。
2025年末の全日本選手権で、三浦選手が左肩を脱臼してしまい、棄権という苦渋の決断をしました。
ファンとしてはとても心配ですが、二人はすでに前を向いています。
これまでも、怪我をするたびに、彼らはより強くなって帰ってきました。
「休んでいる時間は、もっと強くなるための準備期間」
そんな風に思える強さが、今の二人にはあります。
2026年のミラノ・コルティナ五輪。
そこで二人がどんな景色を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。
試練を乗り越えて目指すミラノ五輪。実は今回の五輪、選手たちを惑わす「意外な落とし穴」があるのをご存知ですか?リンクのサイズがいつもと違うなど、りくりゅうがメダルを獲るために超えなければならない壁について、こちらの記事で詳しく解説しています。

気になる疑問を解決!りくりゅうQ&A

読者のみなさんが気になりそうなポイントをまとめてみました。
Q. ペアの選手って、みんな付き合っているの?
A. よく聞かれる質問ですが、必ずしもそうではありません。りくりゅうの二人は「家族以上の絆」と言っていますが、恋愛感情というよりは、お互いの人生を預け合う最高のパートナーという関係に近いようです。
Q. 怪我が多いのはどうして?
A. ペア競技は、シングルよりも体への負担が非常に大きいんです。男性は女性を持ち上げ続け、女性は高いところから氷に着氷します。だからこそ、日々のケアがとても大切になります。
Q. 日本の他のペアはどうなの?
A. りくりゅうの活躍を見て、ペアを志す若い選手が増えています。彼らが道を切り拓いたことで、日本フィギュア界の未来が大きく広がりました。
おわりに:二人が氷上で描く「最高の笑顔」を信じて
りくりゅうの二人の魅力、伝わりましたでしょうか。
彼らを見ていると、一人ではできないことも、誰かと一緒なら乗り越えられるんだと感じさせてくれます。
結果も大切ですが、何より二人が健康で、心から楽しんで滑る姿を見たいですよね。
これからも、温かい目で見守っていきましょう。
いつかミラノの空に、二人の最高の笑顔が輝く日を願って。
🫶 TV観戦をもっと心地よく。応援時間も“自分を大切にする時間”に
息をのむ演技が続くと、気づかないうちに肩や首に力が入ってしまいますよね。
感動の瞬間を見逃したくなくて、つい同じ姿勢のまま画面に釘付けになってしまうことも。
そんなときこそ、少しだけ自分を甘やかしてあげませんか。
首や背中をやさしく支えてくれるクッションやネックピローがあるだけで、
観戦時間は「我慢の時間」から「ととのう時間」に変わります。
お気に入りの飲み物を用意して、体をゆるめて、心はリンクの上へ。
大好きな選手を応援しながら、同時に自分の体もいたわる――
それも、大人女子の上手な楽しみ方です。











