この記事の3行まとめ
日本海側は豪雪なのに、太平洋側は雨が降らず“水不足”が進行中。雪が多くてもダムが回復しにくい理由と、野菜高騰・電力・火災リスクまで整理。
いつまで続く?春までの見通しと、家庭でできる節水&乾燥対策をまとめます。
みなさん、こんにちは。
最近、ニュースを見ると「日本海側ですごい雪が降っている」という映像ばかり流れていますよね。
でも、ふと空を見上げると、私たちが住んでいる太平洋側はずっと青空。
そして、お肌も喉もカラカラに乾燥していませんか。
「こんなに雪が降っているのに、なんで水不足のニュースやってるの?」
「雪をこっちに持ってくればいいんじゃないの?」
そんなふうに不思議に思ったことはありませんか。
実は今、日本列島では数百キロしか離れていない場所で、まったく逆のことが起きているんです。
今回は、この冬のちょっと不思議で深刻な「水不足」について、私たちの生活にどう影響するのか、わかりやすくお話ししますね。

ニュースと実感が噛み合わない?2026年1月の異常事態
今年の1月は、本当に極端な天気が続いています。
テレビをつければ、金沢や青森の酸ヶ湯など日本海側で、家の2階まで届きそうな雪の壁が映し出されていますよね。
物流が止まったり、車が立ち往生したりと、雪国の方々は本当に大変な思いをされています。
一方で、東京や大阪、そして四国などの太平洋側はどうでしょうか。
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ここ数ヶ月、まとまった雨を見た記憶がほとんどありません。
実際にデータを見てみても、太平洋側の多くの地域で、雨の量が平年の半分以下、場所によっては2割から3割しか降っていないんです。
四国の「水がめ」と呼ばれる吉野川水系では、早明浦ダムの貯水率がぐんぐん下がって、取水制限が始まっています。
「日本海側は水(雪)があり余っているのに、太平洋側は水がない」
この不思議なギャップは、なぜ起きているのでしょうか。
なぜ?豪雪が水不足の解消にならない理由
ここでみなさんが一番疑問に思うこと。
「その雪解け水を使えばいいじゃない」
と思いますよね。
でも、そう簡単にはいかない「2つの壁」があるんです。

1. 日本を分断する「山脈の壁」
日本列島の真ん中には、背骨のように高い山脈が走っています。
冬の冷たい風は、日本海側から湿気をたっぷり吸い込んでやってきます。
そして、この山脈にぶつかると、持っていた水分を「雪」として日本海側に全部落としてしまうんです。
水分を絞り切った後の空気は、山を越えて太平洋側に吹き降ります。
これが「からっ風」です。
つまり、日本海側で大雪が降れば降るほど、太平洋側には「乾ききったドライヤーの風」しか届かない仕組みになっているんですね。
これを専門用語ではフェーン現象に近い状態といいますが、要は「山がフィルターになって湿気を遮断している」とイメージしてください。
2. 「場所」と「時間」のズレ
もうひとつの理由は、水が流れる方向です。
新潟や北陸に降った雪は、溶けると基本的には日本海へ流れていきます。
太平洋側のダムには、一滴も入ってきません。
また、太平洋側の山に多少雪が降ったとしても、今はまだ冬。
雪は氷のまま山に張り付いています。
ダムに水として流れてくるのは、暖かくなって雪が溶ける「春」になってから。
今、私たちが蛇口から欲しい水には、すぐには変わってくれないのです。
驚くほど高いキャベツ…生活への影響は?
「ダムの水が減ってる」と言われても、すぐに水道が止まるわけではないし…と、あまりピンとこないかもしれません。
でも、影響はすでに身近なところに出始めています。

野菜コーナーでのため息
スーパーに行って、キャベツや大根の値段を見て驚きませんでしたか?
雨が降らないと、畑の土が乾いて野菜が育ちません。
特に冬野菜は、いま水が足りなくて小ぶりだったり、形が悪かったりしています。
農家さんも困っていて、出荷量が減っているため、値段が上がっているんです。
このまま水不足が続くと、春野菜の植え付けもできなくなり、春先まで野菜高騰が続くかもしれません。
電気代にも影響が?
水不足は「飲み水」だけの問題ではありません。
ダムの水を使って電気を作る「水力発電」も、水がなければ動かせません。
ただでさえ寒い冬は暖房で電気をたくさん使います。
水力発電が弱まると、電力需給が厳しくなるリスクもあるんです。
怖いのは火事とウイルス
そして忘れてはいけないのが、空気の乾燥です。
東京などでは、何十日も乾燥注意報が出続けています。
これだけ乾いていると、小さな火種があっという間に大きな火事になってしまいます。
また、喉の粘膜が乾くと、インフルエンザなどのウイルスに対する防御力も下がってしまいます。
美容のためだけじゃなく、健康のためにも湿度は大切なんですね。
この水不足、いつまで続くの?
さて、一番気になるのは「いつになったら雨が降るの?」ということですよね。
気象予報士さんの分析によると、残念ながらもう少し「我慢の時期」が続きそうです。
2月から3月にかけて、ようやく天気の流れが変わってくる予想です。
太平洋側を通る「南岸低気圧」という、雨や雪を降らせる低気圧がやってくる可能性があります。
ただ、今までマイナスだった分を一気に取り戻すのは大変です。
少しくらい雨が降っても、カラカラに乾いた地面が水を吸ってしまい、ダムまで水が届くには時間がかかります。
本格的に水不足が解消されるのは、気温が上がって山の雪が溶け出す3月以降、下手をすると梅雨入りまで警戒が必要かもしれません。
長期戦を覚悟しておいたほうがよさそうです。

私たちが今すぐできること
「雨乞い」をするわけにはいきませんが、私たちにもできることはあります。

1. お風呂の水を大切に
お風呂の残り湯、すぐに流していませんか?
洗濯に使ったり、ベランダの掃除に使ったり。
もしもの断水に備えて、翌日まで湯船に残しておくのも防災の知恵です。
シャワーも、出しっ放しにすると1分間で12リットルもの水が流れてしまいます。
こまめに止めるだけで、大きな節水になりますよ。
2. 火の元には厳重注意
今は本当に火が燃え広がりやすい状態です。
料理中のコンロはもちろん、タバコの始末や、暖房器具の周りにはいつも以上に気をつけてください。
よくある疑問にお答えします Q&A
ここで、みなさんが疑問に思いそうなことをQ&A形式でまとめてみました。
Q1. トラックで雪を運んでダムに入れたらどうですか?
A. 気持ちはわかりますが、現実的ではないんです。
ダムを満たすには何億トンという水が必要です。トラックで運べる量はごくわずかで、ガソリン代や人件費などのコスト、そして排気ガスなどの環境負荷を考えると、残念ながら対策にはなりません。
Q2. 1日どしゃ降りの雨が降れば解決しますか?
A. 1日だけでは難しいです。
今の地面はスポンジが乾ききったような状態です。雨が降っても、まずは土が水を吸い込んでしまい、川やダムまで流れてきません。シトシトと数日間降り続くような雨が何度か来ないと、貯水率は回復しないんです。
Q3. 私の住んでいる地域は大丈夫?
A. 自治体の水道局のホームページをチェックしてみましょう。
水不足の状況は地域によって全然違います。お住まいの地域の「水道局」や「河川事務所」のサイトを見ると、今のダムの状況や、節水の呼びかけが出ているかがわかりますよ。
まとめ
今年の冬は、雪国の大変さと、私たちの水不足という、両極端な悩みを抱えています。
蛇口をひねれば水が出るのは当たり前だと思ってしまいますが、それは自然の恵みがあってこそ。
野菜が高かったり、お肌が乾燥したりと大変ですが、今は「水を大切にする期間」と捉えて、丁寧な暮らしを心がけていきましょう。
春にはきっと、潤いの雨が戻ってくるはずです。
それまでは、火の用心と節水を心がけて、元気に冬を乗り切りましょうね。
乾燥が続くこの時期、
「喉がイガイガする」「朝起きると肌がパリパリ」
そんな小さな不調、感じていませんか?
実はそれ、空気の乾燥サイン。
水不足の冬は、体もお部屋も“潤い不足”になりがちなんです。
でも大丈夫。
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この冬は、
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