ガソリン暫定税率廃止でも1月1日に価格は「急落」しません!
年末ギリギリの給油は「売り切れ」のリスク大、12月中旬〜下旬の給油が正解です。
複雑な「補助金」と「減税」の入れ替わりトリックを分かりやすく完全解説します。
こんにちは。年末が近づき、何かと出費がかさむこの時期。「またガソリンの値上げ?」なんてニュースを見ると、ため息が出てしまいますよね。特に車での帰省や旅行を計画している私たちにとって、ガソリン価格は切実な問題です。
でも、ちょっと待ってください。冬のロングドライブで、ガソリン代よりもっと大切な「準備」、忘れていませんか?
そう、突然の「雪」への備えです。
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さて、安全のための「最強のお守り」を準備したところで、もう一つの気がかり、「2026年のガソリン価格問題」について、しっかり見ていきましょう。実は、「1月まで待てば安くなる」という噂、信じていると大変なことになるかもしれません…。
最近、ニュースやSNSで「ガソリンの税金がなくなる!」「いや、補助金が終わるから高くなる!」なんて情報が飛び交っていて、結局どうすればいいの?と混乱していませんか?
「1月になれば税金分安くなるなら、年末の給油は我慢しようかな」
もしそう思っているなら、ちょっと待ってください。その判断、実はとっても危険なんです。
今回は、2025年末から2026年年始にかけて起きる「ガソリン価格の歴史的な転換点」について、専門的な話をできるだけ噛み砕いてお話しします。これを読めば、いつガソリンスタンドに行けばいいのか、その答えがハッキリ分かりますよ。
結論:1月1日にガソリン価格は「急騰」も「急落」もしない
まず一番気になる結論からお伝えしますね。
2026年1月1日になった瞬間、ガソリン価格がリッター25円も安くなる…なんていう魔法のようなことは起きません。逆に、補助金がなくなって急激に高くなるということもないように設計されています。
政府が目指しているのは「ソフトランディング(軟着陸)」なんです。どういうことか、詳しく見ていきましょう。
「暫定税率廃止」と「補助金終了」の相殺メカニズム
今回の制度変更は、少し複雑なパズルのようになっています。
これまで私たちが払っていたガソリン税には、「暫定税率」という上乗せ分がリッターあたり25.1円含まれていました。これが2025年12月31日で廃止されます。
「じゃあ、25.1円安くなるんじゃないの?」と思いますよね。
ここで登場するのが「補助金」です。実は政府は、この税金廃止による混乱を防ぐために、12月中旬からすでに手を打っていたんです。
これを見てください。
- 11月中旬: 補助金を10円に増額
- 11月下旬: 補助金を20円に増額
- 12月11日以降: 補助金を25.1円まで増額
お気づきでしょうか?
実は12月中旬の時点で、すでに私たちは「25.1円分の割引(補助金)」を受けた状態のガソリンを買っているんです。
そして、運命の12月31日から1月1日に変わる瞬間、何が起きるかというと…
- マイナスになるもの: 補助金(25.1円分)が終了します。
- プラスになるもの(安くなる分): 暫定税率(25.1円分)が廃止されます。
つまり、「補助金というハシゴ」が外されるのと同時に、「減税という土台」が入るイメージです。
計算するとこうなります。
【1月1日の価格変動イメージ】
+25.1円(補助金終了による値上がり)
-25.1円(減税による値下がり)
= 0円(価格は変わらない)
これが、価格が急変しないカラクリなんです。
「1月まで待てば安くなる」は大きな誤解!
この仕組みを知らないと、「税金がなくなるなら、1月まで待ったほうが得だわ!」と思ってしまいますよね。でも、上記のように価格がほとんど変わらないのであれば、無理をして給油を我慢するメリットはありません。
むしろ、後ほど詳しくお話ししますが、年末まで待つことには「ガソリンが入れられなくなる」という大きなリスクが潜んでいるんです。
「安くなるかも」という期待は一度リセットして、「今の価格が1月以降も続くんだ」と認識することが、賢いドライバーの第一歩です。
緊急提言:給油は「年末ギリギリ」まで待たないで!
では、いつ給油するのが正解なのでしょうか?
私のオススメは、ズバリ「12月中に、メーターが半分くらいになったらこまめに給油する」です。
絶対に避けてほしいのは、「12月31日の大晦日まで粘る」こと。これには、ガソリンスタンド側の切実な裏事情が関係しています。

ガソリンスタンドで起きる「在庫切れ」リスク
ガソリンスタンドを経営している人たちの気持ちになって考えてみましょう。
ガソリンにかかる税金は、実は「スタンドが仕入れた時点」ですでに課税されています。これを「蔵出し税」と言います。
もし、12月31日に高い税金(暫定税率込み)を払ってタンクいっぱいにガソリンを仕入れたとします。しかし、翌日の1月1日からは、周りの店も新しい安い税率を前提とした価格で売り始めますよね。
そうすると、スタンドとしては「高い税金で仕入れたガソリンを、安く売らなきゃいけない」という状態になります。
これを業界用語で「在庫評価損」なんて言ったりしますが、要するに売れば売るほど大赤字になってしまうんです。リッター25円の赤字なんて、中小のスタンドにとっては倒産レベルの打撃です。
だから、スタンドの店長さんはこう考えます。
「年末は、タンクの中身をできるだけ空っぽにしておこう」
在庫を減らしたいお店と、年末年始の帰省や旅行でガソリンを入れたいお客さん。
この需要と供給が噛み合わなくなるとどうなるでしょうか?
そうです。「売り切れ(在庫切れ)」です。
「給油しようと思ってスタンドに行ったら、ロープが張られていて入れなかった!」
なんていう事態が、この年末には各地で発生する可能性が高いのです。

ベストな給油タイミングは「12月中の通常時」
こうした「給油難民」にならないためにも、行動は早めが吉です。
- 12月20日頃まで:普段どおりの生活サイクルで給油しておく。
- 年末の帰省前:出発直前ではなく、数日前に満タンにしておく。
数円の差を気にしてガス欠のリスクを負うよりも、確実に入れられる時に済ませておく。これが、今回の「2026年問題」を乗り切る一番の自衛策ですよ。
なぜ「減税」なのに安さを実感できないの?
ここで一つの疑問が浮かびます。
「でも、ニュースでは原油価格が下がってるって言ってたけど…」
「税金が下がるなら、もう少し安くなってもいいんじゃない?」
おっしゃる通りです。本来ならもっと安くなっていいはずなんです。でも、私たちがスタンドで見る看板の価格が「高いまま」なのには、2つの大きな壁が立ちはだかっています。
1ドル155円!止まらない「円安」の壁
一番の犯人は「円安」です。
ガソリンの原料である原油は、海外から輸入しています。支払いは「ドル」です。
最近の原油価格(WTI原油先物)は、1バレル55ドル付近まで下がってきています。これは本来、とても嬉しいニュースです。
しかし、為替レートを見てみると、1ドル=155円台という歴史的な円安水準が続いています。

分かりやすく、海外旅行での買い物に例えてみましょう。
5年前は100ドルのバッグを買うのに1万1000円で済みました。
でも今は、同じ100ドルのバッグを買うのに1万5500円も必要です。
これと同じことがガソリンでも起きています。
「原油そのものは安くなったのに、円が弱すぎて輸入コストが下がらない」
これが、私たちが値下げを実感できない最大の理由なんです。
物流コストの上昇と地域格差
もう一つの要因は「運ぶコスト」です。
ガソリンを製油所から各地のスタンドまで運ぶタンクローリーの運賃や、離島へ運ぶ船の運賃。これらも人件費の高騰や物価高の影響で上がり続けています。
特に、海を越えて運ばなければならない離島や、製油所から遠い山間部などの地方では、この傾向が顕著です。
せっかく25.1円の減税があっても、その分を「輸送コストの上昇分」が食べてしまって、結果的に店頭価格は下がらない、あるいは少し上がってしまう…なんてこともあり得ます。
都市部の激戦区と、地方のスタンドでは、価格の動きにタイムラグや差が出ることを覚えておいてくださいね。
要注意:ディーゼル車(軽油)ユーザーへのお知らせ
ここまでは「ガソリン」の話をしてきましたが、ディーゼル車に乗っている方や、お仕事でトラックを使っている方には、もう一つ大事な注意点があります。

軽油の税率廃止は「2026年4月」からです
「ガソリンが安くなるなら、軽油も一緒でしょ?」
と思いがちですが、実はスケジュールが違います。
- ガソリン(レギュラー・ハイオク): 2026年1月1日から新税率
- 軽油(ディーゼル): 2026年4月1日から新税率
軽油にかかる引取税の暫定税率(リッター17.1円)が廃止されるのは、3ヶ月遅れの春からなんです。
これは、トラックやバスなどの物流業界が、燃料契約の書き換えやシステム改修に時間がかかるための配慮とされています。
つまり、1月から3月の間、軽油価格は「空白の3ヶ月」を迎えます。
この期間も補助金などで激変緩和措置は取られる見込みですが、ガソリンのような明確な制度切り替えではないため、価格が不安定になるリスクもあります。
物流コストが高止まりするということは、春先までスーパーの食品や宅配便の送料などの「値上げ圧力」が続くということでもあります。家計を預かる身としては、まだまだ気が抜けませんね。
2026年以降、ガソリン価格はどうなる?
最後に、もう少し先の未来、2026年以降のガソリン価格はどうなっていくのか、長期的な視点でお話しします。
新たな負担?「炭素税」の影
「暫定税率が廃止されたから、これからはずっと安泰!」
と思いたいところですが、実はそう簡単な話ではありません。
世界中で「脱炭素(カーボンニュートラル)」への取り組みが進む中、日本でも「カーボンプライシング」という考え方が導入され始めています。
簡単に言うと、「CO2を出すものには、それなりの負担金を払ってもらいますよ」という仕組みです。
将来的には、今回の減税分が形を変えて、「炭素賦課金」や「環境税」といった新しい名目で価格に上乗せされる議論も進んでいます。
長い目で見れば、ガソリン価格は「下げ止まり」か、環境対策コストを含んで「緩やかに上昇」していくトレンドにあると考えたほうがよさそうです。

家計を守るための自衛策
自分ではどうにもできない為替や税金の話ばかりしてしまいましたが、私たちが明日からできる「自衛策」もちゃんとあります。
- 会員割引やアプリをフル活用する多くのガソリンスタンドが、LINE会員や専用アプリでの割引クーポン(リッター2円〜5円引きなど)を発行しています。クレジットカードの特典も見直してみましょう。これらを組み合わせるだけで、実質的な「自分だけの減税」を作り出せます。
- 「燃費」を意識した運転とメンテナンス急発進・急ブレーキを控える「エコドライブ」は基本中の基本ですが、意外と忘れがちなのが「タイヤの空気圧」です。空気圧が低いと、タイヤがべったりと地面について抵抗が増え、燃費が悪くなります。月に一度、スタンドで空気圧チェックをするだけで、無駄なガソリン消費を抑えられますよ。
- 満タン給油で重量を増やさない?これは究極の節約術ですが、街乗りがメインなら、常に満タンにして重たい状態で走るより、半分くらいの給油を繰り返すほうが車体が軽くなって燃費が良くなる、という説もあります(もちろん、ガス欠には注意が必要ですが!)。
まとめ
長くなってしまいましたが、今回の「2026年問題」のポイントをおさらいしましょう。
- 1月1日の劇的値下げは期待薄。今の価格がそのまま続くと思ってOKです。
- 「1月まで待つ」はリスク大。年末の混雑や在庫切れに巻き込まれないよう注意!
- ベストな行動は「12月中の早めの給油」。
- 軽油ユーザーは4月まで辛抱。
情報に振り回されて、年末の忙しい時期にガソリンスタンドを探し回る…なんてことになったら目も当てられません。
仕組みを正しく理解していれば、焦ることはありません。
「どうせ値段が変わらないなら、空いている今のうちに満タンにしておこう」
そうやって余裕を持って年末年始を迎えられるのが、一番の「お得」かもしれませんね。
皆さんのカーライフが、少しでも快適で安心なものになりますように。
それでは、安全運転で!









