つい数日前まで、金の価格はグラム3万円を突破するという歴史的なお祭りムードに包まれていました。
ところが、そこから一転して突然の急落。スマホでチャートを見て、一瞬目を疑った方もいるのではないでしょうか。
でも、安心してください。この下落は「金の価値」がこの世からなくなってしまったからではありません。
相場の世界では、上がりすぎた後に一時的な調整が入ることはよくあることなんです。
まずは、今まさに起きていることを冷静に整理していきましょう。

なぜ暴落した?2つの「想定外」が重なった裏
今回の下落には、はっきりとした理由が2つあります。どちらも市場にとっては「予想外のニュース」だったんです。
要因①:次期FRB議長指名と「金利」への警戒感
ひとつめは、アメリカの政治の動きです。トランプ大統領が、次期FRB議長(アメリカの中央銀行のトップ)にケビン・ウォーシュ氏を指名しました。
このウォーシュさん、実は「金利を上げることに積極的」な人として知られていたんです。
- 金利が上がる=ドルが強くなる
- ドルが強くなる=金(ゴールド)が売られる
このような連鎖反応が起きてしまい、金を手放す人が一気に増えてしまったんですね。

要因②:AI関連株の急落による「換金売り」の連鎖
ふたつめは、株式市場の影響です。最近話題のマイクロソフトやエヌビディアといったAI関連の株が、決算の結果を受けて急落しました。
「株で損をしてしまった!お金が足りない!」となった投資家たちが、利益の出ていた「金」を売って現金を作ろうとしたんです。
いわゆる「身を削って支払いにあてる」ような動きが、金の売りを加速させてしまいました。
日本市場への影響:田中貴金属の価格はどう動いたか
日本の店頭価格でも、この衝撃はそのまま数字にあらわれています。
田中貴金属などの国内大手では、1月29日から31日にかけて、過去最高値から一気に約2,000円幅もの乱高下がありました。
当時の動きを簡単な表にまとめてみました。
| 日付 | 金1グラムあたりの動き | 状況 |
| 1月28日まで | 史上最高値圏をキープ | お祭り状態 |
| 1月29日 | 急激な下落開始 | ウォーシュ氏指名の衝撃 |
| 1月30日 | さらなる下落と反発 | 5,000ドルの攻防 |
もし高いときに買ってしまったとしても、あわてて売る必要はありません。
金はそもそも「短期で稼ぐ」ものではなく、「資産を守る」ためのものだからです。

知っておきたい逆説:ウォーシュ氏は本当に「敵」なのか?
「金利を上げる人がトップになるなら、もう金はダメなの?」と思うかもしれません。
でも、状況をよく見てみると、少し景色が違って見えてきます。
もともとトランプ氏は「低金利」を好む大統領です。そんな彼がウォーシュ氏を選んだのには理由があるはずですよね。
最近のウォーシュ氏は、以前の厳格な姿勢とは少し変わり、柔軟な考えを見せているという指摘もあります。
「思ったほど金利は上がらないかもしれない」という安心感が広がれば、金価格はまたすぐに息を吹き返す可能性があります。
今回の急落は、ニュースにびっくりした人たちの「過剰反応」だったのかもしれないんです。
それでも「金」の強気相場が終わらない3つの根拠
目先の下落に惑わされないために、金が強いままである理由を確認しておきましょう。
- アメリカの借金問題アメリカは今、膨大な債務を抱えています。あまりに金利を上げすぎると、自分たちの借金の利払いができなくなってしまいます。
- 世界の中央銀行による買い支え中国をはじめ、多くの国の中央銀行が金を買い続けています。彼らは少し安くなったタイミングを「絶好の買い場」として狙っています。
- 地政学的な不安世界のどこかでトラブルが起きるたび、最後には「どこの国の色もついていないお金」である金が求められます。
今後の見通し:世界的な金融機関はどう予測している?
では、専門家たちは将来の価格をどう見ているのでしょうか。
有名な金融機関が出している2026年末に向けた予測をまとめてみました。
- ゴールドマン・サックス:5,400ドル付近
- ドイツ銀行:最大で6,900ドルを目指す強気シナリオ
今の価格から考えると、まだ上を向いている予想が多いことがわかりますね。
もちろん一本調子で上がるわけではありませんが、長い目で見れば、今の調整は「一時的な足踏み」にすぎないという見方が有力です。

疑問をすっきり解決!Q&Aコーナー

ここで、みなさんが今感じているであろう疑問に先回りしてお答えします。
Q. 今持っている金は、すぐに売ったほうがいいの?
A. もし将来のために持っているのなら、今あわてて売る必要はありません。歴史的に見ても、金は大きな下落の後にさらに大きく上昇することが多い資産です。
Q. これからもっと下がる可能性はある?
A. もちろん、一時的にはさらに下がることもあるでしょう。でも、世界中の中央銀行が「安くなったら買いたい」と待ち構えているので、底なしに下がることは考えにくいです。
Q. これから金を買い始めたい人はどうすればいい?
A. 一度に全額を投資するのではなく、何回かに分けて「積立」のような形で買うのがおすすめです。そうすれば、下落したときも「安く買えてラッキー」と思えるようになりますよ。
【コラム】なぜ金はこんなに高いの?実は「星のカケラ」という真実
連日のようにニュースになる金価格の高騰。「どうしてただの金属がこんなに高いの?」と不思議に思ったことはありませんか?
実は、私たちが手にしているゴールドジュエリーには、地球の歴史すら超える、とてつもないロマンが隠されているんです。
この理由を知ると、今日の相場を見る目が少し変わるかもしれません。

金は地球では作れない?誕生の秘密
実は、金という物質は地球の中で自然に生まれたものではありません。
最新の研究では、「中性子星(ちゅうせいしせい)の合体」という、宇宙規模の大爆発によって生まれたと言われています。
はるか昔、宇宙の彼方で星と星が衝突した際のすさまじいエネルギーで「金」が生成され、それが隕石として地球に降り注いだ……というのが有力な説なんです。
つまり、あなたの指にある指輪や、ネックレスのチェーンは、遠い宇宙からやってきた「星のカケラ」そのもの。
そう考えると、この輝きがより一層愛おしく、神秘的なものに感じられますよね。
人類が掘った金は「プール4杯分」だけ
ロマンチックな話の次は、少しリアルな「希少性(きしょうせい)」のお話です。
金が高い最大の理由は、「地球上に存在する量が決まっていて、人工的に増やせないから」です。
人類が歴史上で採掘してきた金の総量は、オリンピック公式プールでいうと、わずか「約4杯分」ほどしかないと言われています。
世界中の金を集めても、たったそれだけしかないんです。
お札(紙幣)は国が印刷すれば増やすことができますが、金は宇宙で作られた物質なので、人間が勝手に増やすことはできません。
「欲しい人は世界中にいるのに、モノ自体が圧倒的に少ない」
これが、時代が変わっても金の価値がゼロにならず、輝き続け、そして価格が上がり続けているシンプルな理由なんですね。
まとめ:パニックで手放す前に考えたいこと

金価格の急落に直面すると、どうしても「損をしたくない」という気持ちが先に立ってしまいますよね。
でも、そんなときこそ深呼吸をして、全体像を見てみてください。
今回の下落は、新しいFRB議長のニュースや株の動きが重なった「一時的なノイズ」にすぎない可能性が高いです。
金という資産の本質的な輝きは、少しも損なわれていません。
- 短期的な値動きに一喜一憂しないこと
- 長いスパンで資産を育てる視点を持つこと
- 安くなったときこそ、チャンスが隠れていると考えること
この3つを心に留めて、ゆったりとした気持ちで金と向き合っていきましょうね。
あなたの資産が、これからも健やかに育っていくことを願っています。
この記事が、あなたのこれからの資産管理や、大切な決断の助けになれば嬉しいです。
不確実な時代ですが、賢く、丁寧にお金と向き合って、穏やかな毎日を過ごしていきましょうね。

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どんなに統計的に可能性が高くても、資産が減ってしまう可能性はゼロではありません。
最終的な投資の判断、商品の選択、金額の決定については、必ずご自身の判断と責任において行ってくださいね。
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