この記事のポイント
- 2026年の箱根駅伝は5区・6区で雪の予報!過去のデータから見る「順位激変」の可能性を徹底分析します。
- 「山の神」降臨や「ピストル不発」など、雪が生んだ伝説のドラマと人間模様を振り返ります。
- なぜ雪だと順位が変わるの?観戦が10倍面白くなる「雪の日のレース見どころ」も解説。
みなさん、こんにちは。いよいよ2026年の箱根駅伝が近づいてきましたね。
お正月の準備をしながら天気予報をチェックしていて、ドキッとした方も多いのではないでしょうか?
そうなんです、今年の1月2日・3日の箱根エリア、なんと「雪」のマークがついているんです。
「え、雪が降ったら中止になっちゃうの?」
「選手たちは大丈夫かな……」
そんな心配をしつつも、駅伝ファンとしては「何かとんでもないドラマが起きるんじゃないか」と、少し期待してしまう自分もいたりしませんか?
実は、箱根駅伝の歴史において、雪の日は単なる悪天候ではなく、「白い悪魔」と呼ばれ、数々の伝説や大番狂わせを生み出してきた舞台なんです。
今回は、雪の予報が出ている今だからこそ知っておきたい、過去の雪の激闘と、なぜ雪が降ると順位がガラリと変わるのか、その秘密について、友人に話すような気持ちでわかりやすくまとめてみました。
これを読めば、こたつでのテレビ観戦がもっと熱くなること間違いなしです!
※本記事は、2026年箱根駅伝開催直前に発表された降雪予報を受けて、過去の事例とともに雪の日のレース傾向を整理したものです。

出場校やシード校の戦力については、別記事で詳しく整理しています。
【伝説の第81回】「山の神」降臨は雪の中から始まった(2005年)
まず、雪の箱根と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、あの「山の神」が誕生した2005年の第81回大会です。
この年、箱根の山は強風と雪に見舞われ、体感温度は氷点下という過酷なコンディションでした。そんな中、歴史を塗り替える走りを見せたのが、当時順天堂大学の今井正人選手です。
今井正人選手、衝撃の「11人抜き」
たすきを受けた時点では、トップと大きく離れた位置にいた順天堂大学。しかし、今井選手が山登りの5区に入ると、信じられない光景が広がりました。
雪が舞い散る中、他の選手たちが寒さと滑る路面に苦戦してペースを落とす中、彼だけがまるで平地を走っているかのようにグングン加速していくんです。
- 大平台(7km地点): 序盤からハイペースで突っ込む
- 小涌園前(11.7km地点): 傾斜がきつくなってもスピードが落ちない
- 芦ノ湖ゴール: なんと11人ものランナーを抜き去り、往路優勝のテープを切る
「えっ、雪なのに区間新記録!?」と、テレビの前で誰もが驚愕しました。
なぜ「神」と呼ばれたのか

このレースの後、日本テレビのアナウンサーが「山の神、ここに降臨!」と絶叫したのは有名ですが、実はこの言葉には伏線がありました。
ライバル校である日本体育大学の北村聡選手(彼も山登りのスペシャリストでした)が、レース前にこう漏らしていたそうです。
「うしろから山の神が来ますからね」
強敵であるライバルにさえ「神」と言わしめる圧倒的な実力。
実は、雪道というのは「真の実力者」を浮き彫りにするフィルターのような役割を果たします。路面が滑りやすくなることで、無駄な力の入らないスムーズな重心移動と、体幹の強さがそのままタイム差になって現れるんですね。今井選手の走りは、まさに雪をも味方につける「神業」だったのです。
【衝撃の第54回】静寂のスタートと世紀の大逆転(1978年)
少し時計の針を戻して、1978年の第54回大会。この年は、26年ぶりの大雪に見舞われた「伝説の雪大会」として語り継がれています。
前代未聞の「ピストル不発」事件
1月3日の復路スタート、芦ノ湖は一面の銀世界でした。
午前8時、運命のスタート時間。緊張がピークに達したその瞬間……
「……(シーン)……」
なんと、寒さでスターターのピストルが凍り付いてしまい、音が鳴らなかったんです!
近代スポーツの歴史でも珍しいハプニングですよね。
とっさの判断で、競技役員が「スタート!」と肉声で叫び、選手たちが慌てて飛び出すという事態になりました。
想像してみてください。極限まで集中を高めていた選手たちが、「あれ?」と肩透かしを食らう瞬間を。
この「空白の数秒」が、レースの流れを大きく変えることになります。
日体大・坂本兄弟による雪中の猛追劇

トップでスタートした順天堂大学のリズムが微妙に狂う一方で、この混乱をチャンスに変えたのが、2位でスタートした日本体育大学でした。
- 6区(山下り): 兄の坂本亘選手が、雪の下り坂を恐れずに攻めの走りを見せ、トップとの差を一気に1分以上縮めます。
- 8区: 今度は弟の坂本充選手が、ついに順天堂大学を捉えて逆転!
雪道の下りは、普通なら転倒が怖くてブレーキをかけてしまいます。でも、日体大の選手たちは「失うものはない」というチャレンジャー精神で、雪道を駆け抜けました。
もし晴天だったら、順天堂大学がそのまま逃げ切っていたかもしれません。雪という「カオス(混沌)」が、筋書きのない逆転ドラマを生んだのです。
【極限の第74回】視界ゼロ「ホワイトアウト」の死闘(1998年)
私が個人的に最も記憶に残っているのが、1998年の第74回大会です。この時の雪は、「降雪」なんて生易しいものではなく、まさに「猛吹雪」でした。
テレビ映像も白一色
中継を見ていても、選手が白いモヤに包まれて見えないほどの視界不良。現地では数メートル先も見えない「ホワイトアウト」状態だったといいます。
そんな極限状態で光ったのが、神奈川大学の勝間信弥選手でした。
前が見えない恐怖、後ろから誰が来ているかわからない不安。
そんな中でも、彼は焦ることなく淡々と自分のペースを守り続けました。派手なスパート合戦ではなく、悪条件を耐え抜く「守りの走り」ができる強さ。これが、神奈川大学の優勝を決定づけました。
ケニアからの使者・ワチーラの快走
そして翌日の6区、山下りで伝説を作ったのが、山梨学院大学の留学生、ソロモン・ワチーラ選手です。
「雪の経験が少ない留学生には不利なんじゃない?」
多くの人がそう思っていました。しかし、彼はその予想を覆し、区間賞を獲得する爆走を見せます。
専門家の分析によると、アフリカ人ランナー特有の「バネのある走り」と「柔らかい足首」が、雪道の凸凹をうまく吸収し、推進力に変えたのではないかと言われています。
雪への恐怖心が少なかったことも、思い切りの良い走りにつながったのかもしれませんね。
【名将の原点・第60回】駒澤大・大八木監督の現役時代(1984年)
今の駅伝ファンなら誰もが知っている、駒澤大学の大八木弘明総監督。
運営管理車からの「男だろ!」という熱い激(げき)で有名ですが、実は彼自身の原点も、雪の箱根にあったことをご存知でしょうか
雪の5区で見せた「ド根性」
1984年の第60回大会。当時の駒澤大学は、今のような「常勝軍団」ではなく、下位でのレースを余儀なくされていました。
雪が降りしきる5区、当時2年生だった大八木選手は、区間賞を獲得する快走を見せます。
スマートな走りというよりは、一歩一歩地面を噛みしめるような、泥臭い粘りの走り。
「どんなに環境が悪くても、気持ちで負けなければ勝てる」
そんな彼自身の経験が、指導者としての「男だろ!」という言葉に繋がっていると思うと、胸が熱くなりますよね。
雪が広げた残酷な「格差」
一方で、この大会は雪の残酷さも浮き彫りにしました。
優勝した早稲田大学が安定した走りを見せる一方で、雪に対応しきれなかった下位チームは次々と遅れ、なんと18校ものチームが繰り上げスタートになってしまったのです。
準備ができているチームと、そうでないチーム。雪は、その実力差を容赦なくタイム差として突きつけてくるのです。
そもそも「雪」はなぜ順位を狂わせるのか?(観戦ガイド)
「でも、どうして雪が降るだけで、そんなに順位が変わっちゃうの?」
そう思う方もいるかもしれません。ここで少し、雪の日のレースが選手にどんな影響を与えるのか、ポイントを整理してみましょう。
5区(山上り)の地獄:空回りする足
5区は、標高差800メートルを一気に駆け上がる区間です。
雪が積もると、一番の問題は「シューズのグリップが効かない」こと。
地面を蹴っても力が逃げてしまい、まるでタイヤが空転するように体力を消耗します。
- いつもの数倍疲れる: 前に進むために余計な筋力を使います。
- 低体温症のリスク: 標高が高い分、気温は氷点下。濡れたウェアで体が冷え、筋肉が動かなくなります。
6区(山下り)の恐怖:命がけのブレーキ
もっと怖いのが、時速25km近く出る6区の下り坂です。
雪道の下り坂を全速力で走るなんて、想像しただけでゾッとしますよね。
- 恐怖との戦い: 「転ぶかもしれない」という恐怖心から、無意識にブレーキをかけてしまいます。これがタイムロスの最大の原因です。
- 隠れた氷(ブラックアイスバーン): 日陰の路面は凍結していることがあり、トップスピードで乗ると大転倒につながります。
「攻め」か「守り」か
ここで順位変動のカラクリが見えてきます。
- トップのチーム: 「優勝を守りたい」という心理から、転倒を恐れて慎重になり、ペースが落ちやすくなります。
- 追うチーム: 「イチかバチか」でリスクを取って攻めることができるため、雪を味方につけて一気に差を詰めることができます。
2026年の大会も、もし雪が降れば、後ろから追いかけるチームによる「大逆転劇」が見られるかもしれません。
【重要】選手の安全と「中止」の可能性について
ここまで雪のドラマについてお話ししてきましたが、忘れてはいけない大切なことがあります。
それは、選手の安全です。
過去の大会では、寒さで足の感覚がなくなり、疲労骨折をしたまま走っていた選手の例や、低体温症で危険な状態になったケースも報告されています。
最近では「感動」として消費するのではなく、選手の将来を守るために「勇気ある棄権」や、運営側の「中止・短縮」の判断も重要視されるようになってきました。
もし、2026年の大会がひどい悪天候になった場合、コースの短縮や中止が検討される可能性もゼロではありません。
私たち視聴者も、「ドラマが見たい」という期待と同時に、「選手たちが無事に走り切ってほしい」という祈りを込めて応援したいですね。
箱根駅伝と雪に関するQ&A
ここで、テレビを見ていてふと浮かぶ疑問にお答えします!
Q. 雪が降ったら、選手は特別な靴を履くの?
A. 基本的には普段と同じランニングシューズです。ただ、メーカーによっては、グリップ力の高いゴム底(アウトソール)を使った「雨・雪用」のモデルを用意することもあります。昔のようにスパイクを履くことはほぼありません。
Q. 運営管理車(監督が乗っている車)はスリップしないの?
A. こちらはスタッドレスタイヤやチェーンを装着して万全の対策をしています。でも、渋滞やスリップで選手に遅れてしまうと、監督からの「激」が飛ばせなくなるので、運転手さんも必死なんです!
Q. 結局、雪の日はどこに注目すればいい?
A. 「選手の表情」と「足音」です。余裕がある選手は視線が定まっていますが、焦っている選手は足元ばかり見ています。また、雪を踏む「ザッ、ザッ」という音がリズムよく聞こえる選手は、調子が良い証拠ですよ。
まとめ:雪の箱根は「不屈の精神」が試される舞台

2026年の箱根駅伝、雪の予報は選手や関係者にとっては頭の痛い問題かもしれません。
でも、大自然というコントロールできない状況下で、仲間への「たすき」を繋ぐために必死に足を動かす姿は、私たちの心を強く打ちます。
- 準備不足のチームには残酷な結果を。
- 覚悟を決めた強者には伝説の舞台を。
雪は、そんな風に勝負の行方を左右する「白い審判」なのかもしれません。
こたつで温かいお茶を飲みながら、極寒の箱根路で生まれる新たなドラマを、一緒に見守りましょう。
もしかしたら、今年新しい「山の神」が誕生する瞬間に立ち会えるかもしれませんよ!
お正月の特等席には、やっぱりこれがなくちゃ始まりません!
箱根駅伝の楽しみ方といえば、選手たちの熱い走りを見るのはもちろんですが、お正月ならではの「ゆったりとした時間」そのものを楽しむことでもありますよね。
そんな時間をさらに盛り上げてくれるのが、毎年の恒例となっているサッポロ生ビールの「箱根駅伝缶」です。
テレビ中継を見ていると、何度も目にするあの「サッポロビール」のロゴ。 実は、この時期だけの数量限定デザイン缶が発売されているのをご存知でしたか?
缶には出場大学のタスキがデザインされていて、「いよいよお正月が来たな〜!」という気分を一気に高めてくれます。 こたつに入って、みかんを食べて、そしてこの特別なビールで乾杯する…。 これぞ、駅伝ファンにとっての「至福のお正月」ですよね。
お世話になった方への年末のギフトや、帰省の手土産としてもすごく喜ばれますし、何より「数量限定」なので、スーパーなどでは年末ギリギリだと売り切れてしまっていることも多いんです。
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