1. はじめに:なぜリュックの防犯が重要なのか
「海外旅行、めっちゃ楽しみ!」
そう思っているあなた、ワクワクしますよね。でも、ちょっと待って。
楽しみに水を差すようでごめんなさい。でも、安全に旅を終えるために、防犯対策は欠かせないんです。特に、海外旅行で一番身近な相棒とも言えるリュックサックは、実は泥棒に狙われやすいアイテムなんです。
日本にいると、荷物から目を離しても、よほどでない限り盗まれることはないですよね。でも、海外ではそうはいきません。世界中の観光地では、残念ながら旅行者を狙った盗難が多発しています。特に「アジア人」は、お金を持っていると思われがちで、ターゲットにされやすいというデータもあります。
私自身も過去に、ヨーロッパ旅行中、ほんの数分目を離した隙に、同行者のリュックからお財布を抜き取られてしまった経験があります。幸い、被害は最小限で済みましたが、その時のショックは今でも忘れられません。
この記事では、そんな私の経験も踏まえながら、海外旅行のリュックサックの防犯対策について、具体的な方法をわかりやすくお伝えしていきます。
この記事を読めば、
- どんなリュックを選べばいいのか
- 旅先でどんなことに気をつければいいのか
- もしもの時、どうすればいいのか
が、すべてわかります。
せっかくの旅行を最高の思い出にするために、ぜひ最後まで読んで、防犯対策をマスターしてくださいね。
2. 出発前に準備すべきこと
旅の防犯対策は、実は出発前から始まっています。家を出る前に、しっかりと準備をすることで、旅先でのリスクをぐっと減らすことができます。
2-1. 最適なリュック選び
「防犯対策って言っても、どんなリュックがいいの?」
そう思いますよね。まずは、防犯に特化したリュックの選び方からお話しします。
スキミング防止機能付き(RFID対応)
最近のクレジットカードや電子マネーは、非接触で読み取れるものが増えていますよね。便利ですが、この機能を悪用するスキミングという手口があるのをご存知ですか?特殊な機械を使って、かばんの中にあるカードの情報を抜き取るというものです。
これを防ぐのが、スキミング防止機能(RFID対応)が付いたリュックです。素材に特殊な加工が施されていて、外部からのスキミングをブロックしてくれます。
鍵やロック機能付き
リュックのジッパーに鍵をかけることができるタイプや、そもそもロック機能が内蔵されているものもおすすめです。特に南京錠などをかけることができると、ジッパーを開けられるリスクがぐっと減ります。
「え、そんなのめんどくさくない?」
そう思うかもしれませんが、いざという時の安心感は格別です。最近では、ダイヤルロック式で鍵を持ち運ぶ必要がないタイプもあるので、検討してみてくださいね。
カッターに強い素材(防刃性)
海外では、ナイフやカッターでリュックを切って中身を抜き取るという大胆な手口も報告されています。
これを防ぐのが、防刃性の高いリュックです。特殊な繊維が使われていて、カッターでもなかなか切れないようになっています。
隠しポケットや盗難防止ジッパー
リュックの背中側など、一見わからない場所に隠しポケットがあるタイプも便利です。貴重品をそこにしまっておけば、泥棒も気づきにくいですよね。
また、盗難防止ジッパーは、通常よりも開けにくい構造になっています。一瞬でジッパーを開けて中身を抜き取る「スリ」の被害を防ぐのに効果的です。
2-2. 貴重品の管理方法

リュック選びも大事ですが、一番重要なのは貴重品の管理です。
パスポート・現金・クレジットカードの分散管理
「貴重品は全部リュックにまとめて入れてる」
そうしている人も多いのではないでしょうか。でも、これはとても危険です。もしリュックが盗まれてしまったら、すべてを失ってしまいます。
そうならないために、貴重品は分散して管理するのが鉄則です。
例えば、
- パスポートは服の内側に着用するタイプのパスポートケースに入れる
- 現金は複数に分け、リュックの隠しポケット、服のポケット、持ち運び用のお財布など、違う場所にしまう
- クレジットカードは、メインのものとは別に、予備を別の場所に保管しておく
こうすることで、万が一被害に遭っても、被害を最小限に抑えることができます。
貴重品は肌身離さず持ち歩く
「リュックは便利だけど、貴重品はどこに?」
そうですよね。リュックはあくまで、貴重品以外の荷物を入れるためのものと考えましょう。
パスポートや現金、クレジットカードなどの本当に大切なものは、リュックには入れず、常に肌身離さず持ち歩くようにしてください。
首から下げるタイプのポーチや、服の内側に着用するウエストポーチなどがおすすめです。
予備のクレジットカードや現金の用意
もし、メインのお財布やカードが盗まれてしまったら…。
「どうしよう、旅続けられないかも…」
そんな不安にかられてしまいますよね。そうならないためにも、予備のクレジットカードを1枚、別の場所に用意しておくことを強くおすすめします。
また、現地の通貨も、少し多めに用意しておき、分散して管理しておくと安心です。
3. リュックに潜む盗難手口と対策
出発前の準備が終わったら、次は旅先での具体的な防犯対策です。
3-1. 置き引き・すり
海外で最も多い盗難被害は、置き引きやすりです。ほんの数秒の隙を狙って、リュックを盗み去ったり、中身を抜き取ったりする手口です。
リュックを背負ったまま座らない

カフェやレストランで休憩する際、リュックを背負ったまま座るのはとても危険です。椅子の背もたれと自分の背中の間にできた隙間を狙って、中身を抜き取られることがあります。
面倒でも、一度リュックを降ろして、常に目の届く場所に置くようにしましょう。
リュックは常に体の前に置く
電車やバスの中、混雑した場所では、リュックは体の前に抱えるようにしてください。背中側に背負っていると、いつの間にかジッパーが開けられている、なんてこともありえます。
特に観光地や人混みでは、細心の注意を払ってくださいね。
人混みでの注意点
世界中の観光地や駅は、旅行者を狙った泥棒の温床です。
- ぶつかってきたら要注意
- わざとぶつかってきて、注意をそらしている間にリュックから財布を抜き取る手口です。
- 「助けて」と言われたら要注意
- 困っているふりをして近づき、手助けしている間に荷物を盗む手口です。
知らない人に話しかけられたり、ぶつかられたりしたら、まずはリュックをぎゅっと抱え込んで、荷物の安全を確保してください。
3-2. カッターなどによる切断
先ほども少し触れましたが、カッターでリュックを切って中身を抜き取る手口も残念ながら存在します。
防刃性の高い素材のリュックを選ぶ
一番の対策は、やはり防刃性の高い素材のリュックを選ぶことです。口コミを見ると、「防刃リュックのおかげで被害に遭わずに済んだ」という声も多数見られます。
人通りの多い場所で背中側に背負うリスクを理解する
いくら防刃性のリュックでも、人通りの多い場所で背中側に背負っていると、いつ切られてもおかしくありません。
人混みでは必ず体の前に抱えるようにしましょう。
3-3. ジッパーやロックの解除
最近の泥棒は、ジッパーの開け方を知り尽くしています。

南京錠やダイヤルロックの使用
リュックのジッパーに南京錠やダイヤルロックを取り付けることで、簡単に開けられないようにすることができます。
ジッパーを簡単に開けられない工夫
ジッパーの引き手をまとめるように結束バンドを使うのも有効です。ちょっとしたことですが、泥棒にとっては手間が増え、ターゲットから外してくれる可能性が高まります。

4. 場所別!具体的な防犯対策

旅先での行動は様々ですが、場所ごとに気を付けるべきポイントがあります。
4-1. 空港・駅・バスなどの移動中
移動中は、最も荷物の管理が疎かになりがちです。
- 荷物から目を離さない
- トイレに行くときも、荷物を持っていくか、同行者に見てもらいましょう。
- チェックインや手荷物検査時の注意
- リュックをベルトコンベアに乗せた後、すぐにレーンの向こう側で待ちましょう。
- 特に、パソコンやカメラなどは高価なため、狙われやすいので要注意です。
4-2. ホテル・ホステル
ホテルにいても、安心はできません。
- 貴重品はセーフティボックスに保管
- ホテルにセーフティボックスがある場合は、必ず貴重品はそこに入れるようにしましょう。
- 部屋を離れる際は施錠を徹底
- ホテルの部屋にいる時でも、念のためドアチェーンをかけておきましょう。
- ドミトリーでの注意点
- 貴重品は肌身離さず持ち歩くか、必ずロッカーに鍵をかけて保管しましょう。
4-3. 観光地・レストラン
観光地やレストランは、リラックスしているため、気が緩みがちです。
- リュックは必ず体の前に
- 観光地の人混みでは、リュックは前に抱えるのが基本です。
- 椅子に置かない、床に置かない
- レストランやカフェでは、椅子にリュックを置くのはNGです。床に置くのも、見えないところから抜き取られるリスクがあります。
- レストランでは膝の上や足元に置く
- 面倒でも、リュックは常に自分の目の届く場所に置いてください。
5. 旅のトラブルに備える
どんなに対策をしても、万が一被害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。もしもの時のために、どうすればいいかを知っておきましょう。
5-1. もし盗難に遭ってしまったら

- 冷静になる
- まずは、冷静になって状況を確認しましょう。
- まずは現地の警察に被害届を提出
- 今後の手続きで必要になるため、必ず被害届(ポリスレポート)を出してください。
- 大使館や領事館への連絡
- パスポートを盗まれてしまった場合は、大使館や領事館に連絡し、再発行の手続きをします。
- クレジットカード会社への連絡
- クレジットカードを盗まれた場合は、すぐにカード会社に連絡し、利用停止の手続きをしてください。
6. まとめ:安全で快適な旅のために
この記事では、海外旅行でのリュックサック防犯対策について、詳しくお伝えしました。
準備と意識を変えるだけで、旅の安全性はぐっと高まります。
- 出発前のリュック選びと貴重品の分散管理
- 旅先での場所に応じた行動と意識
- もしもの時の対処法を知っておく
これらを実践するだけで、あなたの旅はもっと安全で快適なものになります。
せっかくの海外旅行、不安な気持ちを抱えたままではなく、最高の思い出にしてほしいです。
この記事が、あなたの旅のお守りになれば、とても嬉しいです。
それでは、良い旅を!
7. 旅の相棒に!ビサイユのリュックサックがおすすめな理由
ここまで様々な防犯対策についてお話ししてきましたが、最後に一つ、私の旅に欠かせない心強い味方をご紹介させてください。それが、ビサイユのリュックサックです。
「本当に安全なリュックって、どれを選べばいいの?」
そう思っているあなたにこそ、ぜひ試してほしいリュックなんです。
私がこのリュックを自信を持っておすすめする理由は、まさに「海外旅行の防犯」に特化した機能が満載だから。
7-1. 盗難から荷物を守る3つの安心機能
1. ファスナーロック機能
リュックのメインファスナーに、専用のフックでロックをかけることができます。これがあるだけで、スリが簡単にファスナーを開けることができません。私が経験したような、人混みでの盗難リスクを大幅に減らせます。
2. カッターに強い防刃性の素材
ビサイユのリュックは、特殊な軽量素材を使用しているため、カッターで簡単に切られる心配がありません。旅の途中で荷物が盗まれるかもしれないという不安から解放され、心から観光を楽しむことができます。
3. スキミング防止機能
クレジットカードやICパスポートの情報を不正に読み取る「スキミング」の被害を防ぐため、リュックの内側にはスキミング防止機能が搭載されたポケットが付いています。大切なカード類をこのポケットに入れておけば、安心して持ち歩くことができます。
7-2. 防犯だけじゃない!旅に嬉しいポイント
ビサイユのリュックは、防犯機能だけでなく、使いやすさも抜群です。軽量で丈夫、そして収納ポケットも多いので、旅の荷物をきれいに整理できます。デザインもシンプルでおしゃれなものが多く、どんなコーディネートにも合わせやすいのが嬉しいポイントです。
安全で快適な旅を実現するために、リュック選びはとても大切です。ビサイユのリュックサックを、あなたの旅の最高の相棒にしてみてはいかがでしょうか。