みなさん、冬のオリンピックと聞いて、どの競技を思い浮かべますか?
フィギュアスケートの華麗な演技を楽しみにしている方も多いですよね。
でも、今回のミラノ・コルティナ五輪に関しては、声を大にして言わせてください。
「雪の上」で行われる競技が、とんでもないことになっているんです。
実は今、スノーボードやフリースタイルスキーの世界で、日本チームは「最強軍団」として恐れられています。
なぜ急にこんなに強くなったの?と不思議に思いますよね。
その秘密は、日本独自の練習環境にあるんです。
日本には、雪がない季節でもエアマットに飛び込んでジャンプ練習ができる施設が充実しています。
そこで子供の頃から徹底的に技を磨いてきた「エアマットネイティブ」世代が、今まさに成人して全盛期を迎えているんです。
彼らは、世界の物理法則を変えるような大技を次々と成功させています。
今回は、そんな彼らの凄さと、観戦が100倍楽しくなるポイントを、難しい言葉抜きでご紹介しますね。
これを知っているだけで、テレビの前での応援がぐっと熱くなるはずです!

スノーボード・ハーフパイプ:世界最強「日本帝国」の激闘
まず注目してほしいのが、スノーボードのハーフパイプです。
半円筒状のコースを行ったり来たりしながらジャンプの技を競う、あの競技ですね。
今の日本男子チームは、層が厚すぎて「誰が勝ってもおかしくない」状態なんです。

絶対王者・平野歩夢の「高さ」
なんといっても注目は、前回北京五輪の金メダリスト、平野歩夢選手です。
彼は直前の大会で大怪我をして心配されましたが、1月末に行われた世界最高峰の大会「X Games」で見事に復帰し、銅メダルを獲得しました。
彼の最大の武器は、圧倒的な「高さ(アンプリチュード)」です。
テレビ画面の枠から飛び出しそうなほど高く舞い上がる姿は、一度見たら忘れられません。
ライバルのスコッティ・ジェームス選手(オーストラリア)も強力ですが、平野選手の高さと空中での美しさは別格です。
「柔」のテクニシャン・戸塚優斗
そして、もう一人のスターが戸塚優斗選手です。
X Gamesでは銀メダルを獲得した実力者です。
平野選手が「高さ」なら、戸塚選手は「技のつなぎ」と「完成度」がすごいんです。
パイプの縁ギリギリで複雑な回転技をピタリと決める技術は、まさに職人技。
独自の「マックツイスト」という技で見せるスタイル(滑りの個性)も、審判から高く評価されています。
さらに、若手の島崎玖選手や平野海祝選手など、日本勢だけで表彰台を独占する可能性も十分にあるんですよ。
スノーボード・ビッグエア:「6回転半」の衝撃と女子の歴史的偉業
次にご紹介するのは、巨大なジャンプ台から飛び出して、空中で回転技を決める「ビッグエア」です。
この競技、やっていることがまるでビデオゲームの世界なんです。

人類の限界「2340」への挑戦
男子のエース、荻原大翔(ひろと)選手をご存知でしょうか?
彼は1月のX Gamesで金メダルを獲得したのですが、その時に決めた技が「バックサイド2340」です。
数字が大きすぎてピンとこないかもしれませんが、これは空中で横に「6回転半」回っているんです。
360度が1回転なので、360 × 6.5 = 2340 という計算ですね。
もはや人間の目では何回回ったか数えられないレベルです。
この技を世界で唯一安定して決められるのが、荻原選手なんです。
女子の革命・村瀬心椛
女子も負けていません。
村瀬心椛(ここも)選手は、女子スノーボード界に革命を起こしました。
彼女は女子選手として初めて「バックサイド・トリプルコーク1620」という大技を大会で成功させ、X Gamesで金メダルに輝きました。
「トリプルコーク」とは、縦に3回宙返りしながら横に4回転半するという、とてつもない技です。
これまで男子しかできないと言われていた領域に、彼女は踏み込んだのです。
金メダルに最も近い存在と言って間違いありません。
フリースタイルスキー・モーグル:新種目「デュアル」と王座奪還
コブ斜面を滑り降りる「モーグル」も、見どころ満載です。
今回は「デュアルモーグル」という種目が新たに採用されたのをご存知ですか?

格闘技のような「デュアルモーグル」
これまでのように一人ずつ滑るのではなく、2人の選手が隣同士で同時にスタートして速さを競うんです。
相手が横に見えるので、プレッシャーのかけ合いになります。
相手の雪煙が飛んでくることもあり、まさに雪上の格闘技!
この形式、実は日本が誇る「世界最速の男」堀島行真選手にとても有利なんです。
彼はとにかく攻めの滑りが持ち味。
「誰よりも速くゴールする」というシンプルな闘争心が求められるこの種目で、長年のライバルであるキングスベリー選手(カナダ)を倒してくれると期待されています。
復活のエース・川村あんり
女子のエース、川村あんり選手も忘れてはいけません。
怪我からの復帰シーズンですが、彼女のターン技術(コブを吸収する上手さ)は世界一とも言われています。
絶対女王のジャカラ・アンソニー選手(オーストラリア)にどこまで迫れるか、その粘り強い滑りに注目してください。
スキージャンプ&ノルディック:風を制する者たち
伝統のスキージャンプにも、新しい風が吹いています。

小林陵侑の「低空飛行」
「鳥人」と呼ばれる小林陵侑選手。
彼のジャンプは、他の選手よりも低い軌道で飛んでいくのが特徴です。
一見不利に思えるかもしれませんが、実はこれが強風対策になります。
今回の五輪会場は風が強いと言われているので、風の影響を受けにくい彼の飛び方が有利に働く可能性があるんです。
現在ワールドカップ総合2位と好調をキープしており、大舞台での勝負強さは折り紙付きです。
複合の山本涼太
ジャンプとクロスカントリー(距離)を両方行う「ノルディック複合」。
山本涼太選手は「世界一ジャンプが上手い複合選手」と呼ばれています。
前半のジャンプで大量リードを奪い、後半の距離で逃げ切る。
この必勝パターンが決まれば、メダルは確実です。
【保存版】観戦スケジュールと「魔境」リヴィニョの秘密
今回のスノーボード会場であるイタリアの「リヴィニョ」は、選手たちから少し恐れられています。
標高が高くて空気が薄く、雪がとても乾燥しているんです。
さらに強風が吹きやすいため、ワックス選びや、風が止むのを待つタイミングなど、自然との戦いも重要になります。
さて、気になる放送スケジュールですが、日本時間では深夜や早朝が多くなります。
でも、ここだけは頑張って起きていてほしい!という決勝の時間をまとめました。

見逃せない決勝スケジュール(日本時間)
- 女子ビッグエア(村瀬心椛 選手)
- 2月9日(月) 03:30〜
- 週の始まりですが、早起きして歴史的瞬間を目撃しましょう!
- 男子ビッグエア(荻原大翔 選手)
- 2月11日(水) 03:30〜
- 人類の限界「6回転半」が見られるのはこの時間です。
- 男子ハーフパイプ(平野歩夢・戸塚優斗 選手)
- 2月14日(土) 22:00〜
- ここが一番のハイライト!なんと土曜日の夜10時という、日本のためのようなゴールデンタイムです。これだけは絶対に見逃せません!
- 男子デュアルモーグル(堀島行真 選手)
- 2月16日(月) 03:00〜
よくある疑問を解決!Q&Aコーナー
雪上競技を見るのが初めての方からよく聞かれる質問をまとめてみました。
これを知っておくと、より深く競技を楽しめますよ。
Q1. 回転技の名前が長すぎて分かりません。「1440」とか何?
A. 単純に「360」で割ってみてください!
数字は回転の角度を表しています。
- 360 = 1回転
- 1080 = 3回転
- 1440 = 4回転
- 1800 = 5回転
実況で「フォーティーン(1440)」と言ったら「お、4回転もしたんだ!」と思えばOKです。
最近は2160(6回転)なんて数字も出てくるので、電卓が必要かもしれませんね(笑)
Q2. 採点はどうやって決まるの?
A. 「難易度」だけじゃなく「カッコよさ」も大事なんです。
もちろん回転数が多い(難易度が高い)と点数は高くなります。
でも、それだけじゃありません。
- 高さ(Amplitude): どれだけ高く飛んだか。
- 完成度(Execution): 着地がピタッと決まったか。手をついていないか。
- スタイル(Style): その人らしい独創的な技の出し方をしているか。
特にスノーボードでは「スタイル」が重視されます。
「今の技、なんかオシャレだったな」と感じたら、それは高得点のサインです!
Q3. 服がダボダボなのはなぜ?
A. 動きやすさと、スタイルの表現のためです。
体を大きく動かすので、タイトな服だと窮屈なんです。
また、ダボッとしたウェアが風になびくシルエット自体が「カッコいい」とされています。
ヒップホップカルチャーの影響も強いんですよ。
最近は空気抵抗を減らすために少し細身にする選手もいますが、それぞれのファッションにも注目してみてくださいね。
まとめ:観戦を10倍楽しむためのキーワード
いかがでしたか?
今回のミラノ・コルティナ五輪は、日本勢による「雪上のメダルラッシュ」が現実味を帯びています。
最後に、観戦を楽しむためのキーワードを3つおさらいしましょう。
- 「回転数」:人類の限界に挑む数字(1440や2340)に注目!
- 「スタイル」:高さや着地の美しさ、その選手だけの個性を楽しむ!
- 「土曜の夜」:2月14日の男子ハーフパイプ決勝は、みんなで応援!
特定のスター選手だけでなく、チームJAPAN全体が世界を驚かせる瞬間を、ぜひ一緒に目撃しましょう。
テレビの前で「いけー!」と叫ぶ準備はできましたか?
雪上の侍たちの熱い戦いに、期待大ですね!
ミラノオリンピックの総合ページはこちらになりますのでぜひ見て下さいすべてのミラノページに行けます
▶【2026年ミラノ・コルティナ五輪】開催地・日程・日本への影響をわかりやすく解説

🫶 TV観戦をもっと心地よく。応援時間も“自分を大切にする時間”に
息をのむ演技が続くと、気づかないうちに肩や首に力が入ってしまいますよね。
感動の瞬間を見逃したくなくて、つい同じ姿勢のまま画面に釘付けになってしまうことも。
そんなときこそ、少しだけ自分を甘やかしてあげませんか。
首や背中をやさしく支えてくれるクッションやネックピローがあるだけで、
観戦時間は「我慢の時間」から「ととのう時間」に変わります。
お気に入りの飲み物を用意して、体をゆるめて、心はリンクの上へ。
大好きな選手を応援しながら、同時に自分の体もいたわる――
それも、大人女子の上手な楽しみ方です。











