2026年冬季オリンピック・パラリンピックの主役、オコジョのマスコット「ティナとミロ」。
実はイタリアの子供たちの絵から生まれた、心あたたまる誕生秘話があるんです。
由来や隠されたメッセージを知れば、ミラノ・コルティナ大会がもっと楽しみになります。
こんにちは。
2026年の冬が待ち遠しくなるような、とっても素敵なニュースが入ってきましたね。
次の冬季オリンピック・パラリンピックのマスコット、「ティナ」と「ミロ」をご存じですか?
一目見た瞬間、「なにこの子たち、かわいい!」って思った方も多いはず。
でも、この愛らしいオコジョの兄弟、ただかわいいだけじゃないんです。
実は、プロのデザイナーではなく、イタリアの「子供たち」のアイデアから生まれたって知っていましたか?
しかも、その背景には、今の時代ならではの深いメッセージや、ちょっとうるっとくるような物語が隠されているんです。
今回は、そんなティナとミロの秘密について、友人とお茶をしているような気分でゆっくりお話しさせてくださいね。
これを知ってから見るオリンピックは、きっと今までとは違った景色に見えるはずですよ。

まずは基本のプロフィール!ティナとミロはどんな子?
まずは、この2人のことを知ることから始めましょう。
彼らのモチーフになっているのは「オコジョ」という動物です。
冬になると真っ白な毛に変わる、雪国のアイドル的な存在ですね。
似ているようで、実は性格も役割も全然違う2人。
それぞれの特徴をわかりやすくまとめてみました。
オリンピック・マスコット「ティナ(Tina)」
毛色が少し茶色がかっているのが、お姉さんのティナです。
彼女の名前の由来は、開催地の一つである「コルティナ(Cortina)」から来ています。
ティナは、都会的な感性を持っていて、芸術や音楽が大好きなんです。
「大きく夢見る(Dream Big)」ことが彼女のモットー。
美しいものが大好きで、劇場の感動的な力に心を動かされる、ちょっと大人っぽい一面を持っています。
おしゃれな街に住んでいそうな、洗練された雰囲気がありますよね。
パラリンピック・マスコット「ミロ(Milo)」
そして、真っ白な毛並みをしているのが、弟分のミロです。
こちらの名前は、もう一つの開催地「ミラノ(Milano)」に由来しています。
お姉さんとは対照的に、ミロは雪山で遊ぶのが大好きな活発な男の子。
発明家の一面も持っていて、自分の手で何かを作り出すことが得意なんです。
彼の性格を一言で表すなら、「困難を乗り越えるポジティブさ」。
どんな壁にぶつかっても、持ち前の明るさと工夫で解決していく強さを持っています。
2人の違いをサクッと比較
わかりやすく表にまとめてみました。
| 特徴 | 姉:ティナ (Tina) | 弟:ミロ (Milo) |
| 役割 | オリンピック公式マスコット | パラリンピック公式マスコット |
| 名前の由来 | コルティナ (Cortina) | ミラノ (Milano) |
| 毛色 | 茶色みがある | 真っ白 |
| 性格 | 都会的、芸術好き、夢見がち | 山が好き、発明好き、現実的 |
| 大切にしていること | 美しさ、感動 | 工夫、強さ |
世界初の「Z世代」マスコット?2人が持つ特別な性格

このマスコットたちが面白いのは、ただのキャラクター設定だけではないところです。
実は彼ら、マスコット史上初めて「Z世代(ゼット世代)」であることを公言しているんです。
なんだか急に親近感が湧いてきませんか?
スマホも使いこなす?現代っ子な一面
彼らはデジタルネイティブ世代を象徴していて、SNSを使ったり、スマホでやり取りしたりするのが当たり前。
そして、今の若い世代が特に関心を持っている「環境問題」についても、しっかりとした考えを持っています。
ただニコニコ手を振っているだけのマスコットではなく、自分たちの意見を持って行動する。
そんな「地に足のついた」キャラクター性が、今までのオリンピックマスコットとは一味違う魅力なんです。
自然を大切にしながら、未来に向かって進んでいく。
そんなメッセージが、彼らの存在そのものに込められているんですね。
ミロの足と尻尾が教えてくれる「工夫する力」

ここで、弟のミロについてもう少し詳しくお話しさせてください。
実はミロには、生まれつき片方の足がありません。
でも彼は、それを「かわいそうなこと」だなんて全く思っていないんです。
むしろ、自分の個性のひとつとして捉えています。
ここがすごく素敵なポイントなんですが、彼は義足を使っていません。
その代わりに、自分の「尻尾」を使って立ち上がり、雪山を自由に駆け回っているんです。
彼はこう言います。
「障害は、もっと高くジャンプするためのバネ(トランポリン)なんだ」
自分の体に何かが欠けているなら、別の何かを使って補えばいい。
むしろ、それが自分だけの強みになる。
そんなミロの姿は、多様性を認め合う今の社会にとって、とても勇気づけられるメッセージですよね。
完璧じゃなくてもいい、工夫次第でどこまでも行ける。
そんなことを、ミロの小さな体が教えてくれている気がします。
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誕生秘話に感動!実はイタリアの小学生が描いた絵だった

ティナとミロの洗練されたデザインを見ていると、「有名なデザイナーさんが描いたのかな?」って思いますよね。
でも実は、彼らの生みの親は、イタリアの普通の学校に通う子供たちなんです。
ここにも、今回の大会ならではのドラマがありました。
プロへの依頼ではなく、全国の学校から募集
大会の組織委員会は、マスコットをプロに依頼するのではなく、「学校のためのマスコット」というプロジェクトを立ち上げました。
イタリア中の子供たちからアイデアを募集したんです。
そして、最終選考に残ったのは、まったく違う地域にある2つの学校でした。
ひとつは、イタリア南部のカラブリア州にある「タベルナ総合学院」。
もうひとつは、北部のミラノ近郊にある「セグラテ総合学院」。
イタリアには歴史的に「南北問題」という経済や文化の格差があると言われています。
でも、このマスコット選びでは、南と北の学校が良きライバルとして競い合ったんです。
そして、この2つの学校の生徒たちが描いた原案が、最終候補として選ばれました。
子供たちの素直な感性が、大人たちの心を動かしたんですね。
サンレモ音楽祭での国民投票で決定

最終的にデザインが決まった方法もユニークです。
イタリアで最も有名な音楽イベント「サンレモ音楽祭」の舞台で、ファイナリストが発表されました。
そして、テレビを見ていた国民による投票が行われたんです。
言ってみれば、国民みんなで選んだアイドルみたいな存在なんですね。
「タベルナ総合学院」の生徒たちが描いた「オコジョ」の案。
「セグラテ総合学院」の生徒たちが描いた「花」の案。
この2つが接戦を繰り広げ、最終的にオコジョの案が選ばれて、今のティナとミロが誕生しました。
もちろん、子供たちの原案をそのまま使うのではなく、プロの手でかわいくブラッシュアップされていますが、その魂は間違いなく子供たちのものです。
知っているともっと楽しめる!花の妖精「ザ・フロ」たち
さて、先ほどの投票の話で「花」の案があったことをお話ししましたよね。
実は、投票で惜しくも敗れてしまったセグラテ総合学院の「花」のアイデア。
これがそのまま消えてしまったわけではないんです。
なんと、ティナとミロを助けるサポートキャラクターとして復活したんです!
この粋な計らい、なんだか温かい気持ちになりませんか?
6人の妖精「ザ・フロ」は、一番に春を告げるスノードロップ

彼らの名前は「ザ・フロ(The Flo)」。
全部で6人(6輪?)のかわいらしい花の妖精たちです。
モチーフになっているのは「スノードロップ(待雪草)」。
まだ雪が残る寒い時期に、他のどの花よりも早く顔を出す花です。
彼らの役割は、選手たちを表彰式へエスコートしたり、観客を盛り上げたりすること。
オコジョのティナとミロが「動物」代表なら、ザ・フロは「植物」代表。
動物と植物、そして南の学校と北の学校。
それぞれのアイデアが一つになって、2026年の大会を盛り上げていくんです。
敗者を作らず、みんなで一つのチームになる。
そんな平和のメッセージが、このキャラクターたちの関係性にも表れていますよね。
よくある疑問を解消!ティナとミロQ&A
ここまで読んで、「もっとここが知りたい!」と思ったことありませんか?
よく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめてみました。
Q. どうしてオコジョが選ばれたの?
A. オコジョはイタリアの山岳地帯に実際に住んでいる動物だからです。すばしっこくて環境への適応能力が高いので、アスリートの姿に重ね合わせるのにぴったりだったんですね。
Q. ティナとミロは兄弟なの?
A. はい、姉と弟のペアです。性格は正反対ですが、お互いを助け合う素敵な関係ですよ。
Q. グッズはどこで買えるの?
A. 大会の公式オンラインストアなどで販売が始まっています。これから開催が近づくにつれて、もっといろいろな場所で見かけるようになると思いますよ。
Q. ザ・フロの「フロ」ってどういう意味?
A. 英語の「Flower(フラワー)」から来ています。小さくてカラフルな彼らが集まると、雪景色がパッと明るくなりそうですよね。
まとめ:ティナとミロが繋ぐ、南北イタリアと私たちの心

ティナとミロ、そしてザ・フロたち。
彼らはただのかわいいマスコットではありません。
イタリアの子供たちの夢が詰まっていて、南と北の地域をつなぐ架け橋でもあります。
そして何より、「どんな体でも、どんな環境でも、工夫次第で輝ける」という勇気を私たちにくれます。
2026年の冬、テレビの向こうで彼らが飛び跳ねている姿を見たら、ぜひ思い出してください。
「あの子たち、実はすごいストーリーを持ってるんだよね」って。
そう思うだけで、応援する熱量も、感動も、きっと何倍にもなるはずです。
かわいいオコジョの姉弟と、小さな花の妖精たち。
彼らの活躍を、今から楽しみに待ちましょうね。












