2026年1月6日 島根県東部で発生した震度5強地震について、原因・余震リスク・暮らしの安全対策をわかりやすく解説。南海トラフや原発の不安にも丁寧に答えるガイドです。
2026年1月6日、島根県東部でマグニチュード6.2の地震が発生し、最大震度5強を観測しました。この地震については、海外メディアのReutersも公式に報道しており、国内外で注目が集まっています。
突然の強い揺れに、「今後、余震は大丈夫?」「南海トラフとの関係は?」「暮らしへの影響は?」と不安を感じた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、島根地震(2026年)の原因や揺れの特徴、余震の見通し、私たちの生活で今すぐできる備えを、専門知識がなくても分かるように丁寧に解説します。

「2026年 島根県東部地震とは?震度5強の原因」
2026年1月6日、島根県東部を震源とするマグニチュード6.2の地震が発生し、島根県や鳥取県の一部で最大震度5強を観測しました。比較的内陸に近い場所で起きた地震だったため、局地的に強い揺れを感じた地域もありました。
今回の地震の原因は、日本列島の下に広がる複雑な活断層帯による内陸型地震と考えられています。島根県東部は、過去にも中規模以上の地震が繰り返し発生しているエリアで、地下では複数の断層が入り組むように存在しています。そのため、プレート境界型の巨大地震とは異なり、予測が難しく、突然強い揺れが発生しやすいという特徴があります。
また、今回の地震では揺れの継続時間が比較的長く、「横にゆっくり引っ張られるような感覚」を覚えたという声も多く聞かれました。これは長周期地震動の影響を受けた可能性があり、特にマンションや高い建物の上階では、体感以上に不安を感じやすい揺れ方だったと考えられます。
このような内陸型地震は、余震が数日から数週間続くケースも珍しくありません。大きな被害が出ていない場合でも、家具の固定や非常持ち出し袋の再確認など、日常レベルでの備えを見直すことが重要です。

初めて耳にした長周期地震動 階級4ってなに?
今回の地震で、ニュースなどで「長周期地震動」という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんね。鳥取県では今回、この長周期地震動の「階級4」というものが、観測史上初めて記録されました。
これは、私たちが地面で感じる「ガタガタ」という激しい揺れとは少し違って、高い建物などを「ゆっくり、大きく、長く」揺らす性質のものです。
長周期地震動の階級と影響を、分かりやすく表にしてみました。
| 階級 | 私たちが感じる揺れ | 建物や家具への影響 |
| 階級1 | 揺れを感じる人が多い | 吊り下げた物が大きく揺れる |
| 階級2 | 物につかまらないと歩くのが難しい | キャスター付きの家具が動く |
| 階級3 | 立っているのが難しい | 家具が倒れたり、移動したりする |
| 階級4 | 立っていることができず、這わないと動けない | 固定していない家具の多くが倒れる |
今回の「階級4」は、高層ビルなどでは立っていられないほどの大きな揺れだったことを意味します。もし、お住まいの場所で「船酔いのような、ゆらゆらした揺れ」を長く感じた場合は、本棚の奥で物が倒れていないか、高い場所に置いてある物が不安定になっていないか、改めてチェックしてみてくださいね。
みんなが気になっている2つの大きな不安を解消
地震が起きると、どうしても頭をよぎる大きな不安がありますよね。特に多くの人が検索している「南海トラフ」と「原発」について、現在の状況を整理してお話しします。
南海トラフ地震との関連はあるの?
「西日本で大きな地震が起きると、南海トラフに繋がるのでは?」と心配になりますよね。結論からお伝えすると、今回の地震は南海トラフ地震と直接関係するものではない、という見解が示されています。
今回の地震は、陸側のプレート内部にある「断層」が動いたことによるものです。一方、南海トラフ地震は、海側のプレートが沈み込む場所で発生するものです。
発生の仕組みが全く異なるので、今回の揺れが直接的に南海トラフ地震を誘発する可能性は低いと考えられています。ただ、西日本全体が地震の活動期にあるという意見もあります。「いつか来る」と言われている備えを、今日この機会に見直すきっかけにしたいですね。
島根原発は本当に大丈夫?
島根県には、松江市に島根原子力発電所があります。地震の直後、真っ先にそこを心配された方も多いはずです。
現在の状況を数字で見ると、安心していただけると思います。
- 運転状況:2号機は通常通り運転を続けており、異常はありません。定期検査中の1号機、建設中の3号機も無事です。
- 放射線量:発電所周辺にあるモニタリングポスト(放射線量を測る機械)の数値にも、全く変化は出ていません。
- 停止基準:原発は一定以上の揺れで自動停止する仕組みですが、今回はその基準に達しない範囲での揺れでした。
「震度5強でも止まらなかったのはなぜ?」と不安になるかもしれませんが、それは発電所が地震に対して非常に強固に作られており、安全が保たれているからこその「運転継続」なのです。

明日からの暮らしと移動、どう変わる?
地震の影響は、私たちの移動や安全の基準にも及んでいます。これから数日間、特に気をつけておきたいポイントをまとめました。
交通機関の影響と払い戻しの知恵
地震発生時、山陽新幹線などが一時的に運転を見合わせ、多くの人が足止めされました。現在は徐々に通常ダイヤに戻りつつありますが、もし予定をキャンセルしたり、大幅な遅れに巻き込まれたりした場合は、JRの「特例」を確認しましょう。
JR西日本では、今回の地震に伴う旅行の見合わせについて、手数料なしで払い戻しを行う発表をしています。
払戻手続きのポイント
- 手数料:今回の地震が理由であれば、無手数料(0円)で対応。
- 場所:JRの駅の窓口などで手続き可能です。
- 期間:地震発生から1年以内に手続きを行えば大丈夫ですので、慌てて窓口に並ぶ必要はありません。
落ち着いてから、お手元の切符を確認してみてくださいね。
少しの雨でも要注意!地盤の緩みと避難の基準
ここが今回、一番お伝えしたい大切なポイントです。震度5強という強い揺れを経験した地域では、見た目には分からなくても地盤がとても緩んでいます。
そのため、気象庁は土砂災害の危険を知らせる「警報」を出すための基準を、通常よりも引き下げて運用しています。つまり、「いつもなら大丈夫な程度の雨」でも、崖崩れなどが起きる危険があるということです。
対象となっている主な地域
- 島根県:松江市、安来市
- 鳥取県:境港市、日野町、江府町
「まだ雨もそんなに降っていないから大丈夫」と過信せず、自治体から避難の情報が出たら、明るいうちに安全な場所へ移動することを検討してください。
これからの1週間、私たちができること
大きな揺れの後、よく「1週間程度は同規模の地震に注意してください」という言葉を聞きますよね。これは、過去の事例から、大きな地震の後に同じくらいの揺れが再び起きる確率が一定数あるからです。
今日からできる、具体的な安心アクションを挙げてみました。
- 寝室の安全:寝ている間に家具が倒れてこないよう、枕元に高い家具がある場合は、寝る位置を少しずらすだけでも効果があります。
- 避難経路の確保:玄関までの通路に、倒れやすい物が置いてありませんか?
- スマホの充電:常にフル充電を心がけ、モバイルバッテリーも手元に置いておきましょう。
また、観光についても少し触れておきますね。出雲大社などでは今のところ大きな被害は報告されておらず、1月26日の出雲の日に関連した「出雲ウィーク」などの行事も、予定通り準備が進められています。ただ、お出かけの際は最新の運行情報や道路情報を必ずチェックしてください。

Q&A:地震後のよくある疑問を解決しましょう
読者の皆様から寄せられそうな不安や疑問に、先回りしてお答えします。
Q:震源から遠いのに、私の家では長く揺れた気がします。なぜですか?
A:それは「長周期地震動」の影響かもしれません。特に柔らかい地盤の場所や、高い建物にいると、遠くの地震でも揺れが大きく、長く感じられることがあります。
Q:地図に断層がない場所なのに地震が起きました。どういうことですか?
A:実は、まだ見つかっていない「隠れた断層」が日本中どこにでもあります。今回の島根県東部も、過去に大きな地震があった場所ですが、目に見える大きな断層がない場所でも、地下のひずみがたまると地震は発生するのです。
Q:これからの雨、どれくらい降ったら避難すべきですか?
A:通常の基準の7割から8割程度の雨でも警報が出る設定になっています。「いつもより早く警報が出る」と考えて、スマホなどの防災アプリを通知ONにしておきましょう。
まとめ:正しく恐れ、大切な人を守る備えを
今回の島根県東部での地震。不安な時間はまだ続くかもしれませんが、正しい情報を知ることで、次にすべきことが見えてきます。
まずはご自身の身の回りの安全を。そして、今回の経験を「防災の点検日」として前向きに捉え、ご家族で避難場所や連絡方法を話し合ってみてくださいね。
皆さんの日常が、一日も早く穏やかなものに戻ることを心から願っています。
島根での地震への備えや対応を確認した後は、東北・青森での震度6クラスの地震に対する安全対策ガイドもぜひご覧ください。同じ「大規模地震への実践的な備え」という観点から、地域ごとの注意点や行動のポイントを比較しながら学べます。
備えは究極の自分磨き。未来の私へ贈る「お守り」のような防災セット
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