MENU

ちこ流!これから始める高配当株投資の「絶対に外せない」5つの大前提✨

"高配当株投資の前提:米国株と日本株を笑顔の女性が指さしているイラスト"

こんにちは、ちこです😊

「これから高配当株投資を始めたい!」

「始めたばかりだけど、このやり方で合ってるのかな?」

そんな風に思っている投資初心者さん、多いんじゃないでしょうか?”高配当株投資の前提:米国株と日本株を笑顔の女性が指さしているイラスト”

高配当株投資って、毎月・毎年お金が増えていくのが目に見えてわかるから、ワクワクしますよね!でも、実は知っておかないと大損する可能性がある、いくつかの「落とし穴」もあるんです。

でも大丈夫!このブログでは、私が実践している「ちこ流」の高配当株投資の絶対に外せない5つの前提を、初心者さんにも分かりやすく、優しく解説していきますね。

この話をざーっと理解しておくだけで、安心して長期投資を続けられるようになりますよ✨

それでは、さっそく見ていきましょう!

目次

大前提その1:投資先は「米国株」と「日本株」がメイン

まず、私たちが高配当株投資でメインのターゲットにする国は、ずばり「アメリカ」と「日本」の2つです。

「え、世界にはいろんな国があるのに、なんでこの2つだけなの?」って思いますよね。

これには、ちゃんとした理由があります。

投資の選択肢を絞る理由

投資対象選ばない主な理由読者の疑問を先回りして解決!
新興国株(中国、タイ、マレーシアなど)ガバナンス(企業統治)がまだ未熟なことが多いから。「高利回りな銘柄もありそうだけど?」👉 株主を大切にしない、不正な会計処理、突然の法律変更など、私たち株主が守られないリスクが高いんです。せっかく高い配当をもらっても、株価が急落したら意味がないですよね。
その他先進国株(イギリス、カナダなど)投資情報が手に入りにくい、あるいは良い銘柄でも買いにくいことがあるから。「欧州にも安定した会社がありそうだけど?」👉 日本の証券会社で取り扱っている銘柄が少なかったり、情報収集にものすごく時間がかかったりします。手間とリターンのバランスを考えると、日米で十分事足ります。

私たちが投資で目指したいのは、「長期的に元本を維持・成長させながら、景気の波を乗り越えて右肩上がりの配当金を受け取ること」です。

この目標を達成するには、市場が成熟していて、株主が守られている「米国株」と「日本株」のコンビが最強だと考えています。

ちこのお気に入り比率:「50%:50%」の理由

私の場合、米国株と日本株の比率は、だいたい「50%ずつ」にするのが好みです。

これは、特に「為替リスク」を嫌っているからなんですね。

私たちは日本に住んでいて、日々の生活は「円」で送っていますよね。

  • 米国株の配当金は、基本的に「ドル」でもらいます。
  • このドルを日本で使うには「円」に替える必要があります。

もし、1ドル=150円の時にたくさんドルを貯めても、将来1ドル=120円になってしまったら、円に替えた時の価値が下がってしまいます。

配当金は「使ってナンボ」のお金です。為替レートで受け取れる円の金額が大きくブレてしまうと、生活費として組み込みにくくなってしまいます。

だからこそ、円で受け取れる日本株の配当金もしっかりと確保しておきたいんです。そうすることで、円とドルのキャッシュフローのバランスが取れて、より安心した生活設計ができますよ😊

大前提その2:少数銘柄への「集中投資」はしない

たくさんのカゴに均等に分けられた卵(分散投資)のイラスト
一つのカゴにすべての卵を盛るな」という投資の格言のように、数十銘柄以上に広く分散してリスクを回避します。

「この株はすごいぞ!」と信じて、投資資金の大部分を5〜6銘柄に集中して投資するのは、ちこ流では絶対にNGです🙅‍♀️

高配当株の中には、

  • 3年で株価が2倍になった!
  • 5年で配当金が3倍になった!

という夢のような銘柄もあります。もし、集中投資でそういう「当たり」を引けたら、すごくハッピーになれるでしょう。

集中投資はハイリスク・ハイリターン

しかし、これは同時に「ハイリスク・ハイリターン」の戦略だということを忘れてはいけません。

もし、あなたが選んだ数少ない銘柄の中に「外れ」があったら……?

  • 企業の業績が急に悪化して減配(配当金が減ること)になる
  • 不祥事が起きて株価が暴落する
  • 最悪の場合、倒産する

こうなってしまったら、地獄ですよね😭

安全第一!分散投資のメリット

私たち初心者や、穏やかに資産を育てたい人にとって、最も大切なのは「安全第一」です。

だからこそ、ちこ流では分散投資を徹底します。

投資対象銘柄数(目安)投資の目的
日本株数十銘柄以上個別株を厳選してポートフォリオを自作
米国株数十銘柄以上主にETF(ファンド)を活用し、自動的に分散

分散投資をしていれば、もしどこか一つの会社がトラブルに見舞われても、ポートフォリオ全体への影響は小さく抑えられます。

「一つのカゴにすべての卵を盛るな」という有名な投資の格言がありますが、まさにその通りですね!

大前提その3:米国株は「ETF(ファンド)」メインでOK!

「数十銘柄なんて、一つ一つ探すの大変すぎる!」

そう思った方に、朗報です😊

世界最強の市場であるアメリカには、私たち投資家にとって非常に優れた高配当株のETF(上場投資信託)がたくさんあるんです。

ETF」と書かれたバスケットにたくさんの果物が詰まったイラスト
米国株は、低コストで優良な銘柄がまとめて入っている「ETF」を活用するのが最も効率的です。

ETFって何?

ETFというのは、例えるなら「高配当株の詰め合わせセット」です。

あなたが自分でA社、B社、C社と何十もの株を買わなくても、ETFという一つの商品を買うだけで、その中身に何十・何百という優良な高配当株が組み込まれています。

代表的な高配当ETFには、

  • VYM
  • HDV
  • SPYD

といったものがあります。

なぜ米国高配当ETFが優秀なのか?

米国株の高配当ETFは、次の3つの特徴を兼ね備えているものが多いです。

  • 低コスト:信託報酬(運用管理費用)が非常に安く設定されています。例えばVYMは年間0.06%程度と、ほぼ無視できるレベルです。
  • 増配トレンド:組み込まれている企業の多くが「毎年配当金を増やす」という文化を持っています。そのため、ETF全体の分配金も右肩上がりの傾向が強いです。
  • 低ボラティリティ:相対的に値動きが小さめな銘柄(生活必需品など)が多く組み込まれているため、暴落時でも精神的に安心しやすい傾向があります。

#

自分で個別銘柄を選ぶ手間を省き、低コストで安全に広範囲な分散投資ができる。まさに、安心して長期保有できる優れものです。

米国高配当株投資においては、基本的にはこの優秀なファンド(ETF)を買っておけば、あなたの「やりたいこと」は十分に達成できるはずですよ。

大前提その4:日本株は高配当株ファンドを「自作」する

米国株はETFでOK!じゃあ、日本株もETFでいいんじゃないの?

残念ながら、ここはアメリカとは事情が少し違います。

日本の高配当株ファンドの課題

日本にも「1489(日経高配当株50ETF)」のように比較的有名な高配当株ファンドはあります。しかし、その分配金の推移を見てみると、ある大きな問題に気づくはずです。

多くの日本の高配当株ファンドは、私たちが理想とする「安定して、毎期右肩上がりの分配金」になっていないことが多いんです。

例えば、リーマンショックやコロナショックのような大きな不景気が来ると、ガクッと分配金が減ってしまう傾向があります。

これはなぜかというと、日本のファンドには次のような傾向があるからです。

  • 景気敏感株に寄りすぎている:景気の波に業績が左右されやすい、例えば自動車や素材メーカーのような銘柄の比率が高くなりがち。
  • 配当利回りの高さだけに着目している:ただ単に「今、配当利回りが高い」というだけで銘柄を選んでしまい、その会社の「配当を成長させる力」や「配当を継続する安定性」をちゃんと見れていない。
  • コストが少し高め:米国ETFに比べて、信託報酬が高めに設定されているものも見受けられます。

日本株は「自作ポートフォリオ」が最強

だからこそ、ちこ流では日本株の高配当株ファンドを自分で作る(自作する)ことをおすすめしています。

自分で個別株を厳選してポートフォリオを作ることで、市販のファンドではできない、一歩踏み込んだ運用が可能になります。

自作のメリット具体的な効果
ディフェンシブ銘柄を増やせる不景気でも業績が崩れにくい、生活必需品やインフラ系の銘柄の割合を多くできる。これにより、分配金が減るリスクを抑えられる
中・小型株も組み込めるプロのファンドでは組み込まれにくい、成長力の高い優良な中小型の高配当株を組み込むことで、ファンド以上のリターンを狙える
コスト面で有利自作なので、ファンドに支払う信託報酬(運用コスト)が一切かからない。長期で見ると、このコスト差は馬鹿になりません。

最初は「個別株を選ぶなんて大変!」と感じるかもしれませんが、一度ポートフォリオが完成してしまえば、あとは銘柄の入れ替えや買い増しをするだけ。軌道に乗ると手間はそれほどかかりませんよ。

手間をかける価値が、日本株の自作ポートフォリオにはある!と覚えておいてくださいね。

大前提その5:その他の国・地域の銘柄は「スパイス」として

最初にもお話した通り、投資の主力は「米国株」と「日本株」で十分です。

でも、「どうしても新興国株の成長性にも投資したい!」「欧州のあの銘柄が気になる!」という好奇心旺盛な方もいるでしょう。

そんな時は、それらの国・地域の銘柄は、ポートフォリオ全体に「スパイス」として加えるのがおすすめです。

スパイスの割合は多くても10%まで

個別株にせよ、ファンドにせよ、日本・米国以外のものを「主力」にするのは、先述したリスクからあまりおすすめしません。

例えば、全体のポートフォリオの比率を次のように設定するのは、分散効果を高める上で悪いことではないと思います。

投資先割合の目安
日本株45%
米国株45%
その他(新興国、欧州など)10%

この「その他10%」が、もし予想外の成長を見せてくれれば、ポートフォリオ全体の安定性が増し、さらなるリターンに繋がる可能性もあります。

ただし!新しい国や地域の銘柄に投資するときは、基本的なチェックポイントを絶対に忘れないようにしてくださいね。

スパイス銘柄のチェックリスト納得感のための補足
コストがかからない(または極端に低い)ことファンドを選ぶ場合は、信託報酬が良心的な水準か確認しましょう。
売上・利益が長期的に成長トレンドにあること過去5年〜10年間の業績推移を確認し、一時的な好調ではないかを見極めましょう。
配当金・分配金が右肩上がりのトレンドであること利益成長に伴って、株主還元(配当)も着実に増やしているかが大切です。
配当性向が高すぎないこと配当性向(利益に対する配当金の割合)が70%や80%を超えていると、少しの業績悪化ですぐに減配になるリスクが高くなります。目安は40〜60%程度が健全**です。

特に新興国の個別株などは、配当利回りだけが高くても、その他の条件が満たされていないことが多いです。

甘い話には裏がある、と肝に銘じて、冷静にチェックしてくださいね😊

高配当株投資を始める前に知っておきたい「現実」

ここまで、ちこ流の高配当株投資の5つの前提をお話してきましたが、最後に一つ、大切な「現実」もお伝えしておきますね。

現実1:手間暇はかかる

高配当株投資は、特に日本株を「自作」する場合は、インデックスファンドをただ積み立てるだけの投資に比べて、手間暇がかかります

  • 企業を選ぶための分析
  • 決算情報のチェック
  • 銘柄の入れ替えやリバランス

これらをすべて自分でやらなければなりません。

現実2:インデックスに勝てる保証はない

投資の世界で、「S&P500」「全世界株式(VTなど)」といったインデックスファンドに長期的に勝つのは、プロでも至難の業だと言われています。

高配当株投資は、インデックス投資以上のリターンを出すことを目指せますが、必ず勝てる保証はどこにもありません

「じゃあ、インデックス投資だけでいいじゃん!」という意見ももちろんあります。実際、多くの方にとって、資産形成の「主力」はインデックスファンドで十分だと私も思います。

それでも高配当株投資をやる価値

では、なぜ私たちがこの手間暇をかけて高配当株投資をやるのか?

それは、高配当株投資には「精神的な満足感と安心感」という、インデックス投資にはない大きなメリットがあるからです。

  • 右肩上がりの配当金でウハウハ!:配当金は確定した利益です。株価が下がっている不景気の時でも、配当金が入ってくることで、心が折れずに投資を続けられます。
  • 含み益をがっぽり抱えて安心!:増配を続ける優良企業は、長期的に株価も上昇していく傾向があります。配当と株価上昇の両方が楽しめます。
  • 日常の豊かさにつながる:受け取った配当金を、少し贅沢なランチに使ったり、旅行の資金にしたり。お金がお金を生んでくれる感覚は、日常生活の満足度をぐっと高めてくれます。

つまり、高配当株投資は、「お金を増やす目的」「日常生活を豊かにする目的」の両方を満たしてくれる、魅力的な投資手法なんです。

まとめ:ちこ流・高配当株投資の5つの前提

最後に、今日の学びをサクッと復習しましょう!

高配当株投資は、色々と落とし穴も多い手法です。始める前に、この「ちこ流」の前提をしっかりと頭に入れて、安全に、そして楽しく資産を育てていきましょうね。

大前提内容なぜ大切なの?
1. 主な投資先は「米国株」と「日本株」新興国はリスク大。日米に絞って、50%:50%で為替リスクを分散する。株主が守られ、情報が得やすく、為替に振り回されない安定感を確保するため。
2. 少数銘柄への集中投資はしない日本株も米国株も「数十銘柄以上」に広く分散する。一つの銘柄の失敗で、すべてを失うリスクを徹底的に回避するため。
3. 米国株は「ETF」メインVYMなどの低コストで増配トレンドのETFを活用する。少ない手間とコストで、自動的に優良な銘柄に分散投資するため。
4. 日本株は高配当株ファンドを「自作」市販のファンドの欠点(景気敏感株多めなど)を補い、ディフェンシブな銘柄を選んで自分で作る。不景気でも分配金が減りにくい、安定した「右肩上がり」を実現するため。
5. その他の国・地域はスパイスとしてポートフォリオの10%程度を目安に、その他の国・地域に分散効果を求める。主力は日米としつつ、分散を効かせ、より安定した運用を目指すため。

高配当株投資は、「完全自己流」でスタートすると失敗しやすいです。

まずはこの「ちこ流のやり方」を参考にしつつ、あなたらしい投資スタイルを見つけて、一緒に豊かになっていきましょう!

またね😊

【最後に大切なことをお伝えします】

この記事は、私自身の学びや過去のデータに基づいて、現在の投資に対する考え方をお伝えしたものです。投資は未来を予測するものではなく、常に価格変動のリスクが伴います。

どんなに統計的に可能性が高くても、資産が減ってしまう可能性はゼロではありません。

最終的な投資の判断、商品の選択、金額の決定については、必ずご自身の判断と責任において行ってくださいね。

投資は、あくまでも自己責任で。

この情報が、あなたの賢明な投資判断の一助となれば幸いです。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次