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2027年共通テストの情報Iは難しい?出題範囲・対策・今からやるべき勉強法

窓辺の受験生の机の上に参考書とハーブティーがのっている。受験生をイメージしたイラスト

📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ

  • 情報Iは60分・100点・全員必須。2026年は難化し、プログラミングと読解力の準備不足が失点の原因に。
  • 出題は4分野。特にプログラミング(DNCL)とデータ活用が高配点で、この2分野が合否の分かれ目になりやすい。
  • 今から教科書1周→DNCL読み練習→直前の11〜12月に過去問演習という3ステップで間に合う!

「情報I、正直なめてた」

2026年の共通テストが終わったあと、SNSにこんな声があふれました。

プログラミングの問題が思ったより複雑で、「ただの暗記科目だと思ってた」という受験生が予想外の低得点をとってしまったのです。

2027年に共通テストを受ける高2生・高3生のみなさんにとって、情報Iはもう「後回しでいい科目」ではありません。

60分・100点・全員必須。しっかり準備すれば確実に点が取れる科目です。この記事では、出題範囲から今すぐできる勉強法まで、一緒に整理していきますね。

2027年共通テストの情報Iは難しい?出題範囲・対策・今からやるべき勉強法インフォグラフ
目次

2027年共通テストの情報Iってどんな科目?

タブレットとノートを並べて勉強している女性のイラスト

60分・100点・全員必須のプレッシャー

情報Iは、2025年度から新課程入試に導入された新しい必須科目です。

文系・理系・国公立・私立を問わず、共通テストを受けるすべての受験生が受験します。試験時間は60分、配点は100点です。

「自分は文系だから関係ない」は通用しません。むしろ、理系の受験生が得点しやすい科目でもあるため、文系の人ほど早めに手をつけておく必要があります。

大学によっては情報Iの配点を圧縮するところもありますが、国公立大を志望するなら足を引っ張られると痛い科目です。

4つの出題分野をざっくり理解する

情報Iの出題は、高校の授業内容に基づく4つの分野から構成されています。

分野内容のポイント
情報社会の問題解決情報モラル・法律・セキュリティの基礎知識
コミュニケーションと情報デザインデザインの原則・図解・Webの仕組み
コンピュータとプログラミングアルゴリズム・擬似言語(DNCL)の読み解き
情報通信ネットワークとデータ活用ネットワーク・統計・データ分析の考え方

この4分野から満遍なく出題されますが、特にプログラミングとデータ活用の2分野は配点が高めで、合計50点前後を占めると言われています。

2027年の情報Iは「新課程3年目」の安定期

2027年は新課程入試の3年目にあたります。

2025年・2026年と2年分の実績が積み重なり、問題の傾向もある程度見えてきました。「どんな問題が出るか分からない」という不安は、過去の本番問題や試作問題を使えばかなり解消できます。

2027年の共通テスト全体の仕組みや日程については、こちらの記事で詳しくまとめています。

2027年共通テストの日程・科目・対策ガイド


2026年で「難化」と言われた理由

スマートフォンを見て困惑した表情の女性のイラスト

プログラミング問題が思ったより複雑だった

2026年の共通テストで情報Iが「難しかった」と感じた受験生が多かった最大の理由は、プログラミング問題の複雑さでした。

問題文の中に擬似言語(DNCL)で書かれたプログラムが登場し、それを読み解きながら設問に答えるスタイルです。コードを「書く」必要はないのですが、「読んで意味を理解する」力が問われます。

「英語のようなもの」とよく言われますが、初めて見るとどこから手をつければいいか分からなくて当然です。

知識だけでは太刀打ちできない「読解+推論」型

情報Iは、用語を丸暗記するだけでは点が取れない科目です。

たとえば「IPアドレスとは何か」を知っているだけでなく、「このアクセスログを見て何が読み取れるか」という形で問われます。

さらに、複数のグラフや図表を組み合わせて答えを導き出す設問も増えています。国語の読解力と理科の論理思考が組み合わさったような感覚、と言うと少し伝わるでしょうか。

準備不足のまま試験に臨むと、時間内に読み切れず後半が手付かずになる、というケースが続出しました。

2026年の情報I難化が出願判断に与えた影響

2026年共通テストは情報Iだけでなく、物理・国語など複数科目で平均点が下がり、全体的に受験生の判断が難しい年でした。

当時の詳しい状況はこちらの記事にまとめています。

【2026共通テスト】平均点・ボーダー変動まとめ|物理47点・情報I難化と出願戦略


2027年情報Iの出題範囲と重点単元

テキストと図解資料を広げて確認している女性のイラスト

「情報社会・情報デザイン・プログラミング・ネットワーク」4分野

4つの分野にはそれぞれ特徴があります。

情報社会の問題解決は、著作権法・個人情報保護法・不正アクセス禁止法など、情報にまつわるルールの知識が中心です。「この行為は違法か・合法か」「適切な対処は何か」という判断力が問われます。暗記が比較的しやすい分野なので、ここは満点を狙いたいところです。

コミュニケーションと情報デザインでは、ユニバーサルデザインの原則・フォント・レイアウトの考え方・メディアの特性などが問われます。日常生活に近い内容なので、教科書を一度しっかり読めばある程度対応できます。

コンピュータとプログラミングは最も差がつく分野です。変数・条件分岐・繰り返し(ループ)といった基本的な考え方を押さえたうえで、擬似言語(DNCL)を使った問題を繰り返し解く練習が必要です。

情報通信ネットワークとデータ活用では、IPアドレス・パケット通信の仕組み、統計の基礎(平均・分散・相関など)が頻出です。データをグラフや表から読み取る力も鍛えておきましょう。

特に注意すべきDNCL(擬似言語)の読み方

大学入試センターが定めた「手順記述標準言語(DNCL)」は、実際のプログラミング言語と少し違います。

たとえば代入は 、繰り返しは を繰り返す のような日本語混じりの表記です。PythonやJavaScriptを知らなくても読めますが、初見では戸惑うことが多い。

まずはDNCLの基本的な書き方(変数の代入・if文・for文・配列)を一通り確認してから、実際の試作問題を使って「読む練習」を積みましょう。「書ける」必要はなく「読めれば十分」です。

データの活用とアルゴリズムが高配点になりやすい理由

試作問題や2025・2026年の出題を見ると、プログラミング(第3問)とデータ活用(第4問)の2問で合計50点前後が割り当てられています。

つまり、この2分野を攻略できるかどうかが合否の分かれ目になりやすいということです。

逆に言えば、「情報社会」と「情報デザイン」の2分野をしっかり固め、プログラミング・データ活用で最低限の読解ができれば、60〜70点台は十分狙えます。


今からできる!効率的な勉強法・対策

図書館で参考書を開いて集中している女性のイラス

まず教科書1周+用語カード整理から始める

情報Iの勉強は、まず自分の学校の教科書を1周することから始めてください。

共通テストは学習指導要領に基づいて出題されるので、教科書の内容を外れることはありません。ただし、教科書によっては共通テストで問われる範囲が薄いものもあるため、模試を受けたときに「これ授業で習ってない」という単元が出たら、別の参考書で補う必要があります。

用語の整理には、単語帳や自作のカードが効果的です。特に法律名(著作権法・不正アクセス禁止法など)や、ネットワーク用語(IPアドレス・DNS・暗号化の種類)は、試験直前にも確認しやすいようにまとめておくと安心です。

2026年共通テストで何が起きたか・どう対策すべきかは、こちらの記事も参考にしてみてください。

【共通テスト2026】平均点は”20〜35点下げ”の見込み|数学IA・物理が難化、得点調整は?ボーダーの考え方

プログラミングは「読む力」をひたすら鍛える

プログラミング問題は、繰り返しトレーニングすれば必ず読めるようになります。

まずはDNCLの基本構文(代入・条件・繰り返し・関数)を確認し、試作問題や市販の問題集で「このコードを実行すると何が出力されるか」を追う練習をしましょう。

最初はとにかく遅くてOKです。コードを1行ずつ紙に書きながらトレースする(実行結果を手で追う)練習を10問こなせば、だいぶ感覚がつかめます。時間が経つにつれてスピードも上がっていきます。

慣れてきたら問題集を時間制限ありで解いて、本番の60分に対応できる処理速度を身につけましょう。

直前期(11〜12月)にやること

高3の11月以降は、共通テスト形式の問題に本格的に取り組む時期です。

情報Iに関しては、以下の順序で仕上げるのが効率的です。

  1. 過去問・試作問題を通しで1回解く(時間を計って)
  2. 分野別に弱点を洗い出す(どの大問で失点したか確認)
  3. 苦手分野だけを集中的に補強(プログラミング or データ活用)
  4. 本番形式で再挑戦(60分で解き切る練習)

他の科目と比べると情報Iの対策は短期間でできます。英数国に時間を使いながら、11〜12月に「2〜3週間の集中期」を設けるだけでも大きく変わります。


情報Iは文系・理系どちらに有利?

勉強ノートを広げて考え込んでいる若い女性のイラスト

文系は暗記分野で点を稼ぐ戦略

文系の受験生にとって、情報Iは「知識問題をしっかり取って、プログラミングで最低限踏みとどまる」戦略が有効です。

情報社会・情報デザインの分野は、暗記と読解中心なので文系の得意分野と重なります。ここで満点近くを取れれば、プログラミングで少し失点しても十分カバーできます。

大学によって情報Iの配点ウェイトは異なるので、志望校の配点を早めに確認しておくことも大切です。「情報Iは圧縮なし・均等100点」という大学も増えています。

理系はプログラミングで差をつけられるが油断禁物

理系の受験生は、プログラミング・データ活用の問題で高得点を狙えます。

ただし、情報社会や情報デザインの細かい法律知識・デザイン用語は、理系の授業であまり扱われない場合があります。「得意なプログラミングだけやって他は後回し」にすると、思わぬ失点につながることも。

全分野を均等に仕上げることを意識してください。

2026年共通テスト完全ガイドも要チェック

情報I以外の科目対策や出願の注意点も含めた、共通テスト全体の基礎知識はこちらにまとめています。

【2026年度版】大学入学共通テスト完全ガイド


よくある質問

窓辺の受験生の机の上に参考書とハーブティーがのっている。受験生をイメージしたイラスト

Q. 情報Iはいつから勉強を始めればいい?

A. 高2の段階で教科書をざっと読んでおき、高3の夏休みまでに基礎固めを終えるのが理想です。直前期の11〜12月に集中的に演習すれば間に合う科目ですが、プログラミングだけは慣れるまで時間がかかるので早めに手をつけておくと安心です。

Q. プログラミング未経験でも大丈夫?

A. 大丈夫です。実際にコードを書く問題は出ません。DNCLという試験用の擬似言語を「読む」練習さえすれば十分対応できます。PythonやJavaScriptの知識は不要です。

Q. 情報Iの配点は大学によって違う?

A. はい、異なります。情報Iの100点をそのまま使う大学もあれば、圧縮して扱う大学もあります。志望校の募集要項を必ず確認してください。

Q. 参考書は何を使えばいい?

A. 『高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本』(かんき出版)や、大学入試センターの試作問題が基本教材としておすすめです。試作問題はセンターの公式サイトから無料でダウンロードできます。

Q. 文系で情報Iが苦手な場合はどうする?

A. まず情報社会・情報デザインの分野を完璧に仕上げることを優先しましょう。この2分野だけで40〜50点分は確保できます。プログラミングは「0点より1点でも多く」を目標に、基本的な設問だけでも解けるよう練習を積んでください。


まとめ

2027年共通テストの情報Iは、「準備すれば必ず点が取れる科目」です。

難しく感じるのは、プログラミングや複数資料の読解という「慣れが必要な問題形式」があるからです。でも、それは逆に言えば「慣れさえすれば怖くない」ということでもあります。

今から始めれば十分間に合います。

  • 教科書1周で4分野の全体像を把握する
  • DNCLの基本構文を読む練習を積む
  • 11〜12月に過去問・試作問題で仕上げる

この3ステップを意識して、情報Iを「稼げる科目」に変えていきましょう。

2027年共通テスト全体の日程や科目構成は、こちらの親記事でまとめています。

2027年共通テストの日程・科目・対策ガイド

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