そのうえで、パスワード変更と「ログイン許可」をオフにして、不正アクセスの入口をすぐ閉じるのが大切です。
お金や認証番号のお願いはLINEの文字だけで信じず、必ず電話で直接確認するルールを家族で決めておくと安心です。
毎日当たり前のように使っているLINE。
だからこそ、突然「他の端末からログインされました」なんて通知が来ると、心臓がバクバクしてしまいますよね。
「もしかして乗っ取られた?」
「勝手に誰かにメッセージを送られていたらどうしよう」
そんな不安を抱えるのは、あなただけではありません。
実は最近、私の周りでも「怪しいメッセージが届いた」「間違えてURLを押してしまった」という相談がすごく増えているんです。
でも、どうか安心してください。
焦らずに正しい手順を踏めば、被害を防ぐことができます。
この記事では、万が一の時にすぐやるべき設定から、家族を詐欺から守るための簡単なルールまで、わかりやすくお話ししていきますね。

今すぐ確認!身に覚えのない通知や怪しいURLを開いてしまったら
パニックになりそうな時ほど、まずは深呼吸です。
落ち着いて、以下の手順を1つずつ確認していきましょう。
「他の端末からログインされました」と通知が来た場合
もし、あなたが今まさに別のスマートフォンやパソコンでLINEを開いていないなら、誰かが不正にアクセスしようとしているサインです。
すぐに次の手順で、知らない端末を追い出しましょう。
- LINEの「ホーム」画面右上にある歯車マーク(設定)をタップする
- 「アカウント」という項目を選ぶ
- 「ログイン中の端末」をタップして確認する
ここに、あなたが持っていない機種名や、見覚えのないパソコンの名前があったら危険信号です。
すぐ横にある「ログアウト」というボタンを押して、相手の接続を強制的に切ってくださいね。
そして、もう一つ大事なことがあります。
それは「パスワードの変更」です。
パスワードが漏れてしまっている可能性が高いので、他のサービスで使い回していない、推測されにくいものに今すぐ変えておきましょう。

「投票サイト」などのリンクを開いてしまった場合
最近すごく多いのが、「友達の子どもがコンクールに出ているから、このURLから投票して!」というメッセージです。
知っている人からの頼み事だと、ついURLを押してしまいますよね。
でも、もしその先の画面で「電話番号」や、SMSで届いた「認証番号」を入力してしまったら、一旦ストップしてください。
LINEの公式が、他のサイトで認証番号を入力させるようなことは絶対にありません。
もし入力してしまった場合は、アカウントが乗っ取られてしまう可能性が非常に高いです。
ご自身でどうにもできない場合は、すぐにLINEの公式サポート窓口へ「アカウントが盗まれたかもしれない」と連絡を入れてくださいね。
LINEに不審なログイン通知が来た時、まずやる3つのこと
LINE公式ヘルプでも、不審なログイン通知が来た時は、パスワードの変更、ログイン許可をオフにすること、そしてログイン中の端末を確認して見覚えのない端末をログアウトすることが案内されています。
「通知が来た=即乗っ取り確定」とは限りませんが、第三者がログインを試みた可能性はあるため、早めの確認が大切です
家族や友人への二次被害を防ぐには
「自分のアカウントが使えなくなってしまった」
「変なメッセージを勝手に送られているかも」
そう気づいた時は、LINE以外の方法で周りの人に伝えてあげてください。
電話でも、ショートメール(SMS)でも、直接会って伝えるのでも大丈夫です。
- 自分のLINEがおかしくなっていること
- お金を貸してと言われても絶対に振り込まないこと
- 怪しいURLが送られてきても開かないこと
この3つを伝えるだけで、あなたの大切な人たちを巻き込む二次被害をしっかりと防ぐことができますよ。

騙されるのは「ITに詳しくないから」ではない?詐欺師の本当の狙い
「変なメッセージに騙されるなんて、私が機械にうといからだ…」
もし今、そんな風に自分を責めている方がいたら、絶対にやめてくださいね。
騙されてしまうのには、ちゃんとした理由があるんです。
あなたの「優しさ」や「親切心」が悪用されている
先ほどお話しした「子どもの作品に投票して」というメッセージ。
これって、「お世話になっているあの人のお願いだから」「子どもを応援してあげたいから」という、あなたの純粋な優しさを狙っているんです。
機械のシステムを騙すより、人の温かい心を騙す方が簡単だと、彼らは知っています。
だから、心が揺れ動いてしまうのは、あなたが愚かだからではなく、あなたが優しい人だからなんですよ。
恥ずかしく思う必要は、1ミリもありません。
偽の警察官による「権威への服従」
もう一つ最近増えているのが、警察官などを名乗る手口です。
「あなたの口座が犯罪に使われています」とLINEのビデオ通話がかかってきて、何時間も拘束されてしまうケースがあります。
これも、「警察には協力しなきゃ」「ルールは守らなきゃ」という、私たちの真面目な市民心理を逆手に取った卑劣なやり方です。
「自分は絶対に騙されない」と思っている真面目な人ほど、こうした「権威」を使った罠にはまりやすいと言われています。
毎日の不安が消える!家族で決める「究極のLINEルール」
手口がどんどん巧妙になっていく中で、「これは本物?」「これは詐欺?」と毎回見分けるのは、本当に疲れてしまいますよね。
そこで、家族や友人と約束しておきたい、シンプルで強力なルールを提案します。
「毎回疑う」のはもう限界
今の時代、AI(人工知能)の技術が進んで、文章のクセや声までそっくりに真似できるようになってしまいました。
画面の向こうにいるのが、本当に家族なのか、それとも詐欺グループなのか。
文字のやり取りだけで完璧に見分けるのは、もう事実上不可能です。
毎回「もしかして…」と疑いながら返信するのは、精神的にもすごく削られてしまいますよね。
大切なお願いは「メッセージでは絶対に受けない」
そこで、我が家でも実践している究極のルールがこれです。
「お金や個人情報に関することは、文字のメッセージでは絶対にやり取りしない」
どんなに親しい相手からでも、以下のようなお願いがLINEで来たら、すべて一旦シャットアウトします。
- 「Webマネーや電子マネーを買ってきて」
- 「急にお金が必要になったから振り込んで」
- 「携帯を変えたから、認証番号を教えて」
もし本当に困っているなら、必ず電話をかけてくるはずですよね。
「こういう大事な話は、必ず電話で直接話すか、会ってからにする」
このルールを家族みんなで共有しておくだけで、「これって詐欺かな?」と悩む時間がゼロになりますよ。
離れて暮らす家族のスマホを守るためにできること
自分自身は気をつけていても、離れて暮らす両親や祖父母のことが心配になることもありますよね。
実家に帰った時などに、ぜひ一緒にやっておきたい対策をご紹介します。
迷惑電話対策アプリの活用
スマートフォンには、怪しい着信やメッセージを自動ではじいてくれる便利な機能やアプリがあります。
携帯会社が提供しているセキュリティサービスに加入したり、警察庁が推奨している迷惑電話対策アプリを入れたりするのがおすすめです。
海外からの不審な電話や、詐欺に使われたことのある危険な番号からの連絡を、画面に「迷惑電話の可能性あり」と表示してくれます。
これなら、機械が苦手なご家族でも一目で危険がわかって安心ですよね。
困った時の「匿名通報ダイヤル」
「もしかして詐欺の人と連絡を取ってしまったかも…」
そんな時、家族にも警察にも言い出せずに、一人で抱え込んでしまう方がとても多いんです。
万が一の時のために、「匿名通報ダイヤル(0120-924-839)」などの相談窓口があることを、ご家族に伝えておいてください。
名前を言わずに、電話で専門の相談員さんに話を聞いてもらえます。
「困った時はここに電話すれば大丈夫」というお守り代わりとして、冷蔵庫にメモを貼っておくのも良いかもしれませんね。
Q&Aコーナー

ここで、よく聞かれる疑問についてお答えしておきますね。
Q. LINEの通知が急に来なくなりました。乗っ取られたのでしょう
A. 通知が来ないだけで、すぐに乗っ取りと決まるわけではありません。
スマホ本体の通知設定や省電力設定、LINEアプリ側の通知設定が原因のこともあります。まずは端末とLINEの通知設定を見直してみましょう。
一方で、ログイン通知や不審なメッセージ送信など他の異変もある場合は、端末確認とパスワード変更を急いでください。
Q. 認証番号を偽サイトに入力してしまったかもしれません。どうすればいいですか?
A. 早めの対応が大切です。
LINE公式でも、覚えのないログイン通知や不正ログインの疑いがある場合は、パスワード変更、ログイン許可オフ、ログイン中端末の確認が案内されています。
すでにLINEを使えなくなっている場合は、LINEカスタマーサポートへの連絡を優先してください。

まとめ
LINEの身に覚えのない通知や、怪しいメッセージへの対策についてお話ししてきました。
大切なポイントを振り返っておきましょう。
- 不審なログイン通知が来たら「ログイン中の端末」を確認し、即ログアウト&パスワード変更をする。
- 騙されそうになるのは「あなたが優しいから」。決して自分を責めないでください。
- お金や個人情報のやり取りは「文字ではなく、必ず電話で直接話す」というマイルールを家族で作る。
- 離れて暮らす家族には、対策アプリを入れたり相談窓口を共有したりして孤立を防ぐ。
詐欺の手口はどんどん進化していますが、私たちが「直接話す」というアナログな繋がりを大切にすることで、そのほとんどを防ぐことができます。
この記事が、あなたの毎日の安心に少しでも繋がれば嬉しいです。
今日からできる簡単なことばかりなので、ぜひご家族やお友達にも教えてあげてくださいね。
セキュリティ対策を本気でやるなら「パスワード管理アプリ」
LINEの乗っ取り被害の多くは、実はパスワードの使い回しが原因です。
SNS、ショッピングサイト、メールなどで同じパスワードを使っていると、
どこか一つのサイトから情報が漏れた瞬間にLINEまで突破されてしまう可能性があります。
そこでおすすめなのが、
パスワード管理アプリです。
一度登録しておくだけで
- 強力なパスワードを自動生成
- パスワードを安全に保管
- ワンタップでログイン
ができるようになります。
「全部違うパスワードにするのは無理…」という人でも、
これがあるだけでセキュリティレベルが一気に上がります。
スマホの安全を守るための小さな投資として、多くの人が使い始めています。










