📝 3行まとめ
- 9月23日のJCOM広域通信障害は公式上すでに復旧済み
- まだ繋がらない場合はモデム→ルーターの順で再起動を
- DNSを手動変更した人は「自動取得」への戻し忘れに注意
昨日、JCOM(J:COM)のネットが急に使えなくなって困った方、多かったですよね。私も友人から「仕事中にネットが落ちた」と連絡をもらってびっくりしました。
【9月24日朝の結論】
- 9月23日の広域障害は公式上は復旧済み
- まだ繋がらない場合は宅内機器(モデム・ルーター)を確認
- モデム/ONU→ルーターの順で電源を入れ直す
- RESETボタンは安易に押さない
- DNSを手動変更した人は設定も忘れずに確認
「公式は復旧したって言ってるのに、うちだけまだ繋がらない」という方に向けて、今すぐ試せる対処法を整理していきます。
JCOM障害は復旧した?9月24日朝の最新状況

まずは今回の障害がどういう流れだったのか、簡単に振り返っておきます。長々としたニュース解説はここでは省略して、ポイントだけ押さえます。
9月23日朝から夜までの障害を時系列で確認
| 時刻 | 状況 |
|---|---|
| 9月23日 8時55分頃 | 全国規模でJ:COM NET等が利用できない・利用しづらい状況が発生 |
| 9月23日 14時00分頃 | 提携ケーブルテレビ局の一部で仮復旧のアナウンス |
| 9月23日 18時00分頃 | J:COM公式がインターネット接続の復旧を告知 |
| 9月23日 20時00分 | テレビ双方向サービス等を含む全サービスの完全復旧を確認 |
私はこの表を見て、思ったより長い時間だったんだなと感じました。影響を受けたのはJ:COM NETだけでなく、J:COM TV(双方向サービス)やJ:COM MOBILE、そしてJ:COMの回線を利用している全国の提携ケーブルテレビ事業者にも及んでいたようです。ひとつのサービスだけでなく、テレビも電話もまとめて使っている家庭ほど、影響を実感しやすかったのではないかと思います。
一方で、「J:COM NET 光 on auひかり」というコースを利用している方は、今回の障害の影響を受けていなかったようです。これは同じJ:COMブランドのサービスでも、KDDIの光ファイバー設備をそのまま利用している構造のため、今回不具合が起きた自社設備の影響を受けなかったから、という理由のようです。同じ契約者でも、使っている回線の種類によって明暗が分かれていたのは私にとって意外な発見でした。
二次的な影響も広がった今回の障害
私が今回のことを調べていて印象的だったのは、単に「サイトが見られない」だけでなく、生活のいろいろな場面に影響が広がっていたことです。J:COMのメールアドレスを使っている方の中には、メールの送受信ができなくなったり、メールソフト側で何度もパスワードの再入力を求められたりして戸惑った方もいたようです。また、自宅の防犯カメラやスマートロックといったスマート家電が一斉にオフラインになり、外出先から様子を確認できなくなったという声もありました。
秋分の日で休みだった方が多かったとはいえ、テレワーク中だった方は社内のシステムに繋がらなくなったり、オンライン会議から接続が切れてしまったりと、仕事に影響が出たケースもあったようです。私自身、当たり前のように使っているネット回線が、想像以上にいろいろな場面を支えているんだなと改めて感じました。
9月24日現在は「広域障害は復旧」扱い
9月24日朝の時点で、公式には「復旧済み」という扱いになっています。ただし復旧したのは大元の設備側の話であって、私たちの自宅にあるモデムやルーターの状態までは自動的に元に戻らないことがあります。「公式では直っているはずなのに、自分の家だけ繋がらない」という状況は、実はよくあることなんです。
JCOMが復旧したのに繋がらないとき、まず試したいこと

ここが今回いちばん実用的なパートです。順番を間違えると直らないことがあるので、落ち着いて順に進めてみてください。
モデム・ONU・ルーターを正しい順番で再起動
- パソコンやスマホの利用をいったん止める
- Wi-Fiルーターの電源を切る
- モデムまたはONUの電源を切る
- そのまま1分ほど待つ
- モデムまたはONUから先に電源を入れる
- ONLINEランプが安定して点灯するまで待つ(3〜15分ほどかかることもあります)
- その後、Wi-Fiルーターを起動する
- スマホやパソコンから接続を確認する
私が調べた範囲では、J:COM公式もこの「モデムを先に起動し、ONLINEランプが点灯してからルーターを起動する」という順番を案内しているようです。逆の順番でやってしまうと、ルーターが正しくインターネット接続用のアドレスを受け取れず、「Wi-Fiにはつながっているのにネットが使えない」状態になりやすいので注意してください。
「再起動」と「リセット」は違うので注意
ここは絶対に混同しないでほしいポイントです。「再起動」は単に電源を入れ直すことですが、機器の背面などにある小さな穴の「RESETボタン」を押すと「初期化」になってしまいます。初期化すると、これまでの接続設定やWi-Fiのパスワードがすべて消えてしまい、また一から設定し直すことになります。私も昔、似たようなボタンを何も考えずに押して大変な思いをしたことがあるので、ここは声を大にしてお伝えしたいです。再起動したいだけなら、電源コードの抜き差しで十分です。
ONLINEランプが正常に戻らない場合はどうする?
再起動しても「ONLINE」ランプが赤く点滅したまま、あるいは消灯したままの場合、何度も電源を入れ直すのではなく、まずはJ:COMの障害・メンテナンス情報のページで自宅エリアの状況を確認してみましょう。9月24日は地域によって通常の設備メンテナンスが予定されていることもあるため、「昨日の全国障害がまだ続いている」と決めつけないほうがよさそうです。ランプの異常が続く場合は、機器そのものの不具合という可能性も考えられます。
私が今回いろいろと調べてみて感じたのは、再起動を1回試して直らなかったからといって、何度も繰り返す必要はないということです。ランプが安定するまで3〜15分ほどかかることもあるとされているので、まずは一度落ち着いて待ってみて、それでも赤色が続くようであれば、無理に自分だけで解決しようとせず、後述する問い合わせ方法を頼るのが安心です。ファームウェアの自動更新中は機器のランプが特殊な点滅パターンになることもあるようなので、そのタイミングで電源を抜いてしまわないように気をつけたいところです。
症状別|まだJCOMに繋がらない原因をチェック

全体としては復旧していても、人によって症状はさまざまです。当てはまるものがないか確認してみてください。
Wi-Fiマークはあるのにネットが使えない
Wi-Fiのマーク自体は表示されているのに、実際にはページが開けないという場合、モデムやルーター側の接続状態がまだ整っていない可能性があります。上で紹介した正しい順番での再起動を、まず一度試してみてください。
スマホだけWi-Fiに繋がらない
パソコンは有線でつながるのに、スマホだけ調子が悪いという場合は、回線そのものよりもスマホ側の設定が影響していることが多いです。スマホのWi-Fiスイッチを一度オフにしてからオンに戻す、それでも改善しなければスマホ本体を再起動してみる、という順番で試してみましょう。家族が多いご家庭だと、パパのスマホは繋がるのに子どものタブレットだけ繋がらない、といったこともあるかもしれません。その場合も、端末ごとに同じ手順を一つずつ試していくのが結局は近道だと私は感じています。こうしたスマホ特有のちょっとした不調は、ドコモスマホトラブル2026のような通信トラブル全般の対処法とも共通する部分が多いので、気になる方はあわせて見てみてください。
一部のサイトだけ開けない
「あるサイトは見られるのに、別のサイトはエラーになる」という場合は、端末に残っているブラウザやDNSのキャッシュが影響していることも考えられます。ブラウザの再起動や端末そのものの再起動といった基本の操作から試すのがおすすめです。
もう少し詳しい話をすると、インターネットの通信規格には新しいIPv6と、これまで長く使われてきたIPv4という2種類があります。今回のような障害では、新しい規格のIPv6だけ先に回復していて、古い規格のIPv4を使うサイトへの経路にまだ不具合が残っている、というケースも考えられるようです。私たち利用者からすると「なんとなく一部だけ調子が悪い」としか感じませんが、裏側ではこうした細かい違いが影響していることもあるんですね。難しい仕組みを理解する必要はありませんが、「一部だけ直っていない」状態も十分にあり得る、と知っておくだけで少し安心できるのではないかと思います。
DNSを8.8.8.8に変更した人は設定を確認

昨日、SNSなどで「DNSを8.8.8.8に変えたら直った」という声を見て、実際に設定を変更した方もいるのではないでしょうか。ここは今日いちばん確認しておいてほしいポイントです。
なぜDNS変更で繋がったという声が出たの?
DNSというのは、インターネットの「電話帳」のような役割を持つ仕組みです。私たちがアドレスを入力すると、それをコンピュータが理解できる番号に変換してくれています。もしJ:COM側のこの変換の仕組みがうまく動いていなかった場合、Googleが提供している別の変換サービス(8.8.8.8など)を使うことで、一時的にサイトが開けるようになった、という理屈のようです。障害対応中の緊急避難策としては理にかなった方法だったといえます。
私も昨日、SNSでこの話題を目にして、「そんな簡単な設定変更で直るなら試してみたい」と思った一人です。実際、パソコンやスマホの設定画面から数値を入力するだけの作業なので、緊急時にはとても頼りになる方法だと思います。ただし、設定を変更したこと自体を忘れてしまう方も多いようなので、今日のうちに一度自分のスマホやパソコンの設定を見直しておくことをおすすめします。
障害時間を24時間ルールと比べて計算してみた
DNSの話とあわせて、私が気になったのが「今回の障害って結局どれくらいの時間だったの?」という点です。実際に計算してみました。
障害発生が8時55分、復旧告知が18時00分だとすると、時間にして9時間5分。全サービスの完全復旧(20時00分)を基準にしても、11時間5分という計算になります。契約約款上でよく目安にされる「24時間以上の連続利用不能」というラインと比べると、24時間から11時間5分を引いた12時間55分ほど、今回は基準に届いていない計算です。割合にすると、24時間のうちおよそ46%程度の時間だった、ということになります。
数字にしてみると、「思ったより短かったんだ」と感じた方もいるかもしれません。ただし、パブリックDNSに一時的に変更した設定はそのままにせず、障害が復旧した今のうちに「自動取得」に戻しておくことをおすすめします。設定を戻さないままだと、動画などのコンテンツ配信が最適なサーバーから届かなくなり、読み込みが遅くなることがあるほか、JCOM独自のサービスにアクセスしづらくなる可能性もあるためです。DNS設定に詳しくない方は、無理に自分でいじろうとせず、詳しい方に聞きながら「自動取得」に戻すだけで十分だと思います。
JCOM障害の原因は?サイバー攻撃だったの?
SNSでは「サイバー攻撃だったのでは」という声も見かけましたが、ここは慎重に受け止めたいところです。
現時点で公式の原因説明は限定的
9月24日朝の時点で、JCOM公式が発表している原因は「調査中」というのが正確なところです。「原因の究明および再発防止策の検討を進める」といった案内にとどまっており、サイバー攻撃であると断定するような公式情報は確認されていません。
SNSの情報と公式発表を混同しない
一部の提携ケーブルテレビ局のサイトで、一時的に「外部からの攻撃」といった表記が見られたようですが、その後この表記は削除されているとのことです。私はこういう時、SNSの憶測と公式の発表を一緒くたにしないよう気をつけるようにしています。原因がはっきりするのはもう少し先になりそうなので、今後の公式発表を待つのがよさそうです。
実は、今回のように多くの利用者に影響が出るような通信障害は、電気通信事業法という法律のもとで、事業者が総務省に詳細な報告を行う義務があるようです。一定の人数・時間以上の影響が出た「重大な事故」に該当すると判断された場合、事業者は発生から30日以内に原因や再発防止策をまとめた報告書を提出する仕組みになっています。つまり、今は「調査中」となっている原因についても、いずれこうした報告の過程で明らかになっていく可能性が高いということです。私はこの仕組みを知って、公式発表を待つことにも意味があるんだなと納得しました。
JCOM障害で返金・料金補償はある?

「これだけ長時間使えなかったんだから、返金があるのでは」と気になる方も多いと思います。
現時点で補償は決まっている?
結論からいうと、9月24日朝の時点でJCOMから今回の障害に対する個別の返金・補償についての正式発表はありません。契約約款では「利用者側に責任がない理由で24時間以上連続してサービスを利用できなかった場合」に料金の減免を受けられる旨が定められていますが、今回の障害時間は上で計算したとおり24時間には届いていないため、この規定がそのまま適用されるとは限らない状況です。
今後どこを確認すればいい?
法的な義務がなくても、企業としてお詫びの対応が行われることはあります。実際、2022年7月に発生した大手キャリアの通信障害の際には、J:COM MOBILEの利用者に対して独自に「基本利用料の3日分相当」を返金した事例があったようです。今回も同じ対応になるとは限りませんが、今後J:COMから何らかの案内が出る可能性はあるので、公式サイトの発表をこまめに確認しておくとよさそうです。
こうした「約款上は対象外だけど、企業の判断でお詫びが行われる」というパターンは、通信業界に限らずよくあることだと私は感じています。今回も、休日にもかかわらず全国規模で生活やお仕事に影響が出たことを考えると、行政への報告手続きが進む中で、何かしらの独自対応が検討される可能性はゼロではないと思います。焦って問い合わせるよりも、まずは公式サイトの発表を定期的にチェックしておくのが賢いやり方だと思います。生活に関わるお金の話は他にも気になることが多いですよね。私自身、生活支援給付金はいくらもらえる?という記事でも、もらえる・もらえないの境目を整理したことがあるので、あわせて参考にしてみてください。
まだ繋がらない場合の問い合わせ方法
自分で試せることを一通りやってもまだ改善しない場合は、問い合わせも検討しましょう。
まずJ:COMの障害・メンテナンス情報を確認
電話をかける前に、公式サイトの「障害・メンテナンス情報」ページで、自宅エリアの状況を確認するのがおすすめです。郵便番号でエリアを指定して、個別のメンテナンス予定なども確認できます。
電話が混雑している場合はWebやアプリも利用
今回のような大規模障害の翌朝は、電話窓口が非常に混み合うことが予想されます。私だったら、まずはMY J:COMアプリで障害情報を確認したり、訪問修理の予約ができないか見てみると思います。公式のLINEアカウントやWebチャットも用意されているようで、電話窓口が18時で終了するのに対し、LINEのオペレーター対応は21時頃まで受け付けているという情報もありました。仕事終わりの夜に確認したいという方には、こちらのほうが向いているかもしれません。電話が繋がらなくてイライラする前に、こうした窓口を並行して使ってみるのがおすすめです。
よくある質問

Q. JCOM障害はもう直った?いつ復旧したの?
公式発表によると、2026年9月23日に発生した障害は同日18時頃にネット接続が復旧し、20時頃には全サービスの完全復旧が確認されています。
Q. 復旧したはずなのに、うちだけまだ繋がらないのはなぜ?
設備側の復旧と、自宅のモデムやルーターの状態が完全に同期していないことがあります。まずはモデム・ルーターの再起動を試してみてください。
Q. モデムとルーター、どっちを先に再起動すればいい?
先にモデム(またはONU)を起動し、ONLINEランプが安定して点灯してから、Wi-Fiルーターを起動するのが正しい順番です。
Q. ONLINEランプが点滅・赤く光っているのはどういう意味?
点滅は接続確立中を示していることが多く、しばらく待てば安定することがあります。赤色が続く場合は回線や機器側の不具合が疑われるため、公式の障害情報を確認しましょう。
Q. リセットボタンを押しても大丈夫?
おすすめしません。リセットボタンは初期化用のボタンで、接続設定やWi-Fiパスワードが消えてしまいます。再起動したいだけなら電源の抜き差しで十分です。
Q. Wi-Fiには繋がるのにサイトが開けないのはなぜ?
モデムやルーターの接続状態がまだ整っていない可能性があります。正しい順番での再起動を試してみてください。
Q. スマホだけWi-Fiに繋がらないのはなぜ?
スマホ側の設定が影響していることが多いです。Wi-Fiのオンオフやスマホ本体の再起動を試してみましょう。
Q. 昨日DNSを8.8.8.8に変えたけど、そのままでいい?
障害対応のための一時的な変更であれば、復旧した今は「自動取得」に戻すことをおすすめします。戻さないと通信速度の低下などにつながる可能性があります。
Q. 今回の障害の原因はサイバー攻撃なの?
9月24日朝時点で、JCOM公式はサイバー攻撃と断定するような発表はしていません。原因は「調査中」とされています。
Q. 料金の返金や補償はあるの?
現時点で個別の返金・補償についての正式発表はありません。今後J:COMから案内される可能性があるため、公式サイトを確認しておきましょう。
まとめ|「復旧済みなのに繋がらない」なら宅内機器も確認しよう
今回のJCOM障害は、公式発表としてはすでに復旧済みという状況です。それでも自宅のネットがまだ調子が悪いという場合は、モデム・ルーターの正しい順番での再起動を試してみてください。RESETボタンは押さない、DNSを一時的に変更した方は「自動取得」に戻す、この2点を意識するだけでも安心して過ごせると思います。原因や補償については、まだ公式発表を待つ段階なので、焦らず今後の案内をチェックしていきましょう。
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参考・出典
- JCOM株式会社「【復旧】全国エリアでインターネット接続がご利用できない、またはご利用しづらい状況について(9月23日20時30分時点)」
https://newsreleases.jcom.co.jp/news/20260923_22521.html - J:COMサポート「障害・メンテナンス情報」
https://information.myjcom.jp/ - J:COMサポート「J:COMサービス機器の再起動方法(リセット・電源抜き挿し)」
https://cs.myjcom.jp/ - ITmedia NEWS「JCOM障害『インターネットが使えない』 サポート窓口もつながりにくく」
https://www.itmedia.co.jp/news/article/2609/23/2000001678/ - 24Wireless「【復旧】JCOMで大規模な通信障害が発生、DNS設定変更での改善事例も」
https://24wireless.info/jcom-network-failure-202609
※本記事の情報は執筆時点(2026年9月24日朝)のものです。復旧状況・原因・補償に関する内容は今後J:COM公式から更新される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
