30秒でわかるまとめ
- 対象は九州7県。熊本・鹿児島が60%、福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎が50%。沖縄は対象外。
- 割引率が高い=必ずお得ではない。上限額を超えると60%も50%も頭打ち。差が出るのは手ごろな価格帯。
- 2県以上の周遊型は割引上限が3.5万円まで。行き先は「行きたい場所」を優先して選んでよい。
【2026年8月30日 追記】JTBが「九州ふっこう応援割」専用案内ページを公開
JTBが「九州ふっこう応援割」の専用案内ページを公開しました。現時点でJTBでの受付開始時期は未定で、詳細が決まり次第そのページで発表するとしています。熊本県・鹿児島県の具体的な予約開始日も、まだ正式発表はありません。政府発表では2026年10月1日の宿泊分以降が対象で、割引率は通常50%、熊本県・鹿児島県は旅行代金の60%となる予定です。(出典:JTB「九州ふっこう応援割」専用FAQ/観光庁「令和8年熊本地震 関連情報」) 各県の予約開始日・対象施設が発表され次第、県ごとの情報を更新します。
「九州ふっこう応援割、どの県に行くのが一番いいの?」って迷うよね。割引率だけ見ると熊本・鹿児島が有利なんだけど、旅の中身で選ぶと話が変わってくるの。私も「せっかくなら割引が大きい県に…」と考えたけど、調べていくうちに「行きたい場所で選んだほうが満足度は高い」と思い直したよ。この記事では、対象7県の割引率と、行き先をどう選ぶかを整理していくね。※2026年8月29日時点で未確定の部分は正直に書くよ。
九州ふっこう応援割はどの県が対象?

まず、対象になる県から確認しよう。
対象は九州7県すべて
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県。九州本土の7県が対象だよ。沖縄県は今回の対象には入っていない。
割引率は「2グループ」に分かれる
| 県 | 割引率 |
|---|---|
| 熊本県・鹿児島県 | 旅行・宿泊代金の60% |
| 福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎 | 旅行・宿泊代金の50% |
対象は10月1日以降の宿泊
どの県も、割引の対象になるのは2026年10月1日以降に泊まる分。予約できるようになる日は各県が個別に発表する見込みで、8月29日時点では未発表だよ。
熊本・鹿児島が60%、他5県が50%の理由

なぜこの2県だけ割引率が高いのか、背景を知っておくと納得できるよ。
地震の被害と観光のダメージが大きかった
2026年7月末の地震で、熊本県・鹿児島県は特に大きな影響を受けたの。地震そのものの被害に加えて、九州新幹線などの交通網が止まったことで、宿泊予約のキャンセルが大量に発生した。熊本県だけで約14.6万人泊、金額にして約20〜21億円分のキャンセルが出たと報じられている。
だから「重点的に人を呼び戻す」設定
被害が大きかった=回復に強い後押しが必要、ということで、この2県には60%という高い割引率がついた。ほかの5県も観光全体の落ち込みをカバーするために50%の割引が用意された、という位置づけだよ。
「割引率が高い=行くべき」ではない
割引率の差は他の5県と鹿児島・熊本で確かにあるけど、それだけで行き先を決めると「行きたかった場所じゃなかった」となりがち。次の章で、旅の中身で選ぶ視点を整理するね。
2016年の「九州ふっこう割」との違い
実は「九州ふっこう割」という名前の制度は、2016年の熊本地震のときにもあったの。あのときも九州全県が対象で、被害の大きい熊本・大分は割引率が高め、他県はやや低め、という2段構えだった。今回も基本の考え方は同じで、被害の大きい県を手厚くする形。ただし割引率(今回は最大60%)や上限額、対象期間は今回独自の設定だから、「前回こうだったから今回も」と決めつけないで、最新の発表を確認してね。
県別の特徴と行き先の選び方

7県それぞれの「どんな旅に向いているか」をざっくりまとめたよ。旅行会社の受け売りじゃなくて、行き先を決めるときの目安として読んでね。
熊本県(60%)
阿蘇のカルデラ、黒川温泉、天草の海。自然と温泉をたっぷり楽しみたい人向け。割引率も高いので、温泉宿でゆっくりしたい人にはコスパがいい。
鹿児島県(60%)
桜島、指宿の砂むし温泉、屋久島や奄美への玄関口。ダイナミックな景色と離島旅の拠点。60%割引で、少し足を延ばす旅がしやすくなる。
福岡県(50%)
グルメと買い物、都市観光の拠点。飛行機・新幹線ともにアクセスがよく、他県への移動もしやすいので「周遊の起点」に向いている。
長崎県(50%)
異国情緒のある街並み、教会群、ハウステンボス。街歩きとテーマパークを組み合わせたい人向け。
大分県(50%)
別府・湯布院という温泉のビッグネーム。「とにかく温泉」の人に。10年前の熊本地震のときも支援制度の対象になった、観光と復興の縁が深い県。
佐賀県(50%)
有田焼・伊万里焼の窯元めぐり、嬉野温泉。人が少なめで落ち着いた旅がしたい人向け。福岡・長崎とセットにしやすい。
宮崎県(50%)
高千穂、日南海岸、マンゴーやチキン南蛮。南国ムードとドライブ旅。鹿児島とつなげて周遊にしやすい。
私の選び方のものさし
私が行き先を考えるときは、①どうしても見たい景色・食べたいものがあるか②温泉メインか街歩きメインか③移動をどれくらいがんばれるか、の3つで絞るの。割引率は最後。たとえば「別府・湯布院の温泉に浸かりたい」がはっきりしているなら、大分は50%だけど迷わず大分。逆に「特にこだわりはないけど九州の温泉に行きたい」なら、割引率の高い熊本・鹿児島から候補を出す、という順番にしているよ。
2県以上の周遊で上限アップ

行き先を1県に絞らず、2県以上に泊まると割引の枠が広がるよ。
周遊型は割引上限が3.5万円まで
割引の1人あたり上限は、宿泊だけ・交通付き1泊だと2万円、交通付き2泊以上で3万円。でも泊まる県が2県以上にまたがる「周遊型」なら3.5万円まで上がるの。国としても「広く九州を回ってほしい」という狙いがあるからだね。
組みやすい周遊ルートの例
- 熊本+鹿児島:どちらも60%。九州新幹線でつながっていて、温泉と桜島をセットに
- 福岡+熊本:福岡でグルメ、熊本で阿蘇や温泉。移動もしやすい
- 鹿児島+宮崎:南九州をドライブで縦断。海と山の景色を欲張れる
「周遊にすれば自動で3.5万円引き」ではない
3.5万円は上限額。旅行代金に割引率をかけた金額がこの上限を超えなければそのまま割り引かれ、超えたら止まる、というだけ。移動が増えると体力も時間も使うから、割引枠だけで決めるのはおすすめしないよ。使い方の全体像はこちらでまとめているよ。
→ 九州ふっこう応援割の使い方は?どこで予約?対象・条件をやさしく解説
割引率が高い=必ずお得とは限らない
「60%の県を選べば一番得」と思いがちだけど、そこには落とし穴があるの。
上限額を超えると差がなくなる
割引には1人あたりの上限があるから、旅行代金がある程度高くなると、60%の県も50%の県も同じ上限額で頭打ちになる。たとえば宿泊だけ・上限2万円のタイプだと、1人1泊4万円を超えるあたりで、どちらの県も割引額は2万円で止まる。高めのプランだと「県による差」はほとんどなくなるの。
差がつくのは「手ごろな価格帯」
逆に、1人1泊3万円くらいまでの手ごろなプランなら、60%の県のほうがはっきり有利。「温泉宿で2〜3万円くらいの部屋にのんびり」という旅なら、熊本・鹿児島の割引率がしっかり効くよ。金額のシミュレーションは別ブログのまるノートで詳しく計算しているから、数字で見たい人はそちらもどうぞ。
家族の人数でも「お得な県」は変わる
割引の上限は「1人あたり」で計算されるから、家族の人数が多いほど総額の割引枠は大きくなる。たとえば4人家族で、1人あたり単価が上限ラインより低めの宿を選べば、60%の県では総額にしっかり60%が効く。逆に少人数で1泊の単価を上げると、上限に早く届いて実質割引率が下がる。「誰と、何泊で行くか」でお得な組み立ては変わってくるよ。
子供の扱いや家族構成別の予約パターンは、九州ふっこう応援割は家族旅行でどう使う?子供の扱いと予約のコツで詳しくまとめているよ。
結論:行きたい場所を優先していい
割引率は「同じくらい行きたい候補が2つあって迷ったとき」の決め手にするくらいでちょうどいい。無理に60%の県に寄せて、行きたくない場所に行くより、行きたい県で50%を受けるほうが満足度は高いと思うよ。私も最初は「60%の県一択」と思っていたけど、旅の中身で選び直したら気持ちがラクになったの。
交通事情(新幹線・空港)の今
行き先を決めるうえで、地震のあとの交通の状況も気になるよね。
関東からの主要ルートを整理してみた
私は関東から九州各県へのアクセスを整理してみたの。基本は「羽田・成田から各空港へ飛行機」か「東京駅から東海道・山陽新幹線で博多、そこから在来線・九州新幹線」。飛行機なら熊本・鹿児島・福岡・長崎・宮崎・大分と、主要6県それぞれに空港がある。所要時間の目安は、羽田から福岡・熊本・鹿児島までいずれもおよそ2時間前後。新幹線は東京〜博多が最速でおよそ5時間、博多〜鹿児島中央が九州新幹線で最速およそ1時間20分、その途中に熊本駅もある。地震のあと一時的に運休した区間も、順次復旧が進んでいる状況(最新の運行情報は必ずJRや航空会社の公式で確認してね)。周遊するなら「飛行機で入って、九州新幹線やレンタカーで県をまたぐ」のが動きやすいよ。
交通付きパッケージなら移動もセットで割引対象
飛行機や新幹線を別々に手配するより、往復の交通と宿がセットのパッケージにしたほうが、交通費も含めて割引の対象にしやすい。特に関東など遠方からは、パッケージ一括のほうが割引枠を使い切りやすいよ。
予約前に注意しておきたいこと
対象施設のリストや予約開始日はまだ発表されていないから、行き先を「この県のこの宿」まで固めるのは、発表が出てからでも遅くない。今は候補を2〜3県ゆるく決めておく、くらいがちょうどいいよ。注意点はこちらでもまとめているよ。
→ 九州ふっこう応援割の注意点は?対象外になるケースと損しないコツ
県をまたぐときの移動手段の選び方
周遊プランを組むなら、県と県のあいだをどう移動するかも先に考えておこう。
九州新幹線が便利な区間
博多〜熊本〜鹿児島中央は九州新幹線が一本。福岡・熊本・鹿児島をつなぐ周遊なら、乗り換えも少なくてラク。時間が読めるので、チェックイン時刻に合わせた移動計画が立てやすいよ。
レンタカーが向く区間
大分の別府・湯布院、宮崎の日南海岸、佐賀の窯元めぐりなど、鉄道の駅から離れた見どころを回るならレンタカー。南九州(鹿児島+宮崎)のドライブ周遊も人気。運転する人の負担は増えるから、1日の移動距離はほどほどにしておこう。
交通付きパッケージなら移動もまとめて割引対象
飛行機や新幹線を個別に手配するより、往復の交通と宿がセットのパッケージにしたほうが、交通費も割引の対象にしやすい。特に関東など遠方からは、パッケージ一括のほうが割引枠を使い切りやすいよ。
まとめ|割引率より「行きたい場所」で選ぼう

行き先選びの要点をまとめるね。
- 対象は九州7県。熊本・鹿児島が60%、福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎が50%。沖縄は対象外
- 熊本・鹿児島の割引率が高いのは、地震の被害と観光のダメージが特に大きかったから
- 割引率が高い=必ずお得ではない。上限額を超えると60%も50%も頭打ち。差が出るのは1人1泊3万円くらいまでの手ごろな価格帯
- 2県以上の周遊型は割引上限が3.5万円まで上がる(ただし上限額であって自動で3.5万円引きではない)
- 対象施設・予約開始日は未発表。今は候補を2〜3県ゆるく決めておくのがちょうどいい
割引率は「迷ったときの決め手」くらいでOK。行きたい場所を優先して選んだほうが、旅の満足度は高いよ。
よくある質問

Q. 九州ふっこう応援割はどの県が対象ですか?
福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の九州7県です。沖縄県は対象外です。割引率は熊本県・鹿児島県が60%、その他5県が50%です。
Q. なぜ熊本県と鹿児島県だけ割引率が高いのですか?
2026年7月末の地震で、この2県は被害と観光のダメージが特に大きかったためです。熊本県だけで約14.6万人泊、約20〜21億円分の宿泊キャンセルが発生したと報じられています。回復に強い後押しが必要という位置づけで60%に設定されました。
Q. 割引率が高い熊本・鹿児島を選べば一番お得ですか?
必ずしもそうとは限りません。割引には1人あたりの上限額があるため、旅行代金が高くなると60%の県も50%の県も同じ上限で頭打ちになります。差がはっきり出るのは1人1泊3万円くらいまでの手ごろな価格帯です。
Q. 2県以上を回ると割引は増えますか?
泊まる県が2県以上にまたがる「周遊型」だと、1人あたりの割引上限が3.5万円まで上がります(宿泊のみ・交通付き1泊は2万円、交通付き2泊以上は3万円)。ただし上限額であり、自動的に3.5万円割り引かれるわけではありません。
Q. 関東から行くならどの交通手段がいいですか?
羽田・成田から各空港への飛行機か、東京駅から新幹線で博多経由が基本です。主要県には空港があり、博多から鹿児島中央まで九州新幹線が通っています。周遊するなら飛行機で入って新幹線やレンタカーで県をまたぐルートが動きやすいです。
Q. 地震のあと、九州の交通は正常に戻っていますか?
一時運休した区間も順次復旧が進んでいます。ただし状況は変わるため、最新の運行情報はJRや航空会社の公式サイトで必ず確認してください。
Q. 行き先の宿はいつ決めればいいですか?
対象施設のリストや予約開始日は2026年8月29日時点で未発表です。行き先を特定の宿まで固めるのは発表後で十分です。今は候補を2〜3県ゆるく決めておくのがおすすめです。
Q. 福岡は割引率50%ですが選ぶメリットはありますか?
福岡は飛行機・新幹線ともにアクセスがよく、他県への移動もしやすいため、周遊の起点に向いています。福岡でグルメを楽しみ、熊本や佐賀と組み合わせるプランが作りやすいです。
Q. 沖縄は対象になりますか?
今回の九州ふっこう応援割の対象は九州本土7県で、沖縄県は含まれていません。
Q. どの県も予約開始日は同じですか?
いいえ。予約開始日は各県が個別に設定し、順次発表する見込みです。行きたい県が複数ある場合は、それぞれの県の観光サイトを確認しておくとよいです。
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参考・出典
- 国土交通省「令和8年熊本地震 関連情報(九州ふっこう応援割について掲載)」
https://www.mlit.go.jp/ - 観光庁「九州ふっこう応援割」報道発表資料
- トラベルボイス「観光庁、『九州ふっこう応援割』を10月開始、旅行・宿泊料金を50%割引、熊本・鹿児島は60%」
https://www.travelvoice.jp/ - 読売新聞「熊本地震の観光支援『九州ふっこう応援割』、九州1泊以上を補助対象に10月1日開始」
https://www.yomiuri.co.jp/ - Impress Watch「旅行支援『九州ふっこう応援割』10月から実施決定。1泊2万円引き」
https://travel.watch.impress.co.jp/
※本記事の情報は2026年8月29日時点のものです。予約開始日や運用ルールは今後発表・変更される可能性があります。税務の判断については専門家にご相談ください。
