ネコって、不思議ですよね。
呼んでも来ないのに、疲れてソファに座ったとたん、ふらりとそばに来る。 なにも言わないのに、なぜかこちらの気持ちに寄り添っているみたいで。
そんな経験、一度はあるんじゃないかしら。
NHKの人気番組「あしたが変わるトリセツショー」で、4月23日(水)に「ネコのトリセツ」が放送されます。 最新の科学研究をもとに、ネコのかわいさの秘密や、仲良くなる方法、さらには人間の脳への影響まで、徹底的に解き明かしてくれるそう。
ネコが好きな方も、ちょっと気になっているだけという方も。 今日は、この番組を通じて知りたくなった「ネコの話」を一緒にのぞいてみましょう。

ネコって、なぜこんなにかわいいの?
「かわいい」には、ちゃんと理由があった
ネコの顔を見て、思わず「かわいい〜」と声が出てしまう。 これ、単なる感情じゃなくて、科学的な理由があるんです。
ネコの顔の特徴——大きな目、丸い頭、小さな鼻——は、人間の赤ちゃんに共通する「幼形的な特徴」と呼ばれるもの。 人はこういった特徴を見ると、本能的に「守ってあげたい」「かかわりたい」と感じるようにできているんですって。
つまり、ネコに「かわいい」と感じてしまうのは、私たちの本能がそう反応しているから。 ネコに”うっかり”心を奪われてしまうのは、仕方のないことなんですね(笑)。
ツンデレが、むしろ魅力になる理由
ネコの独特の魅力のひとつが、あの「ツンデレ」な態度ですよね。
気が向いたときだけ来て、こちらが構おうとすると逃げていく。 でもそれがかえって「次はいつ来てくれるかな」という気持ちを生み、ネコへの関心が高まるという仕組みがあるようです。
番組ゲストの竹内さんが「CATの語源はキュート・アンド・ツンデレ」とユーモアたっぷりに表現していたのが、なんとも言い得て妙。 ツンデレって、大人女性にはちょっと共感できる部分もあったりして……(笑)。
「動き」がかわいさを増幅させる
ネコのぷるぷるした動き、お腹をゴロンとさせる仕草、尻尾をピンと立てて歩くあの感じ。 静止した写真でもかわいいのに、動いているともっとかわいく見える。
これは「動的かわいさ」とも呼ばれる現象で、動きに予測不可能さがあると、脳がより強く反応するとされています。 ネコの自由気ままな動き方が、かわいさをさらに引き立てているんですね。
ネコと仲良くなるには”目線”が大事だった

目を細めてゆっくりまばたき、試してみて
最新の研究でわかってきたのが、「スロー・ブリンク」と呼ばれるコミュニケーション方法。
ネコに向かって、目を細めながらゆっくりとまばたきをする。 これ、ネコにとっては「あなたのことを信頼していますよ」というサインになるんだそう。
警戒しているネコは目をじっと開けたままにしています。 でも安心しているときは、目を細めたり、ゆっくりまばたきをしたりする。 人間がそれを”マネ”してあげることで、ネコとの距離が縮まるというわけです。
難しいテクニックじゃないから、ぜひ今日から試してみてほしいな。
自分から近づかず、”待つ”ことが大事
ネコは、自分のペースを大切にする生き物。 こちらが積極的に近づこうとすると、かえって逃げてしまうことも。
大切なのは、ネコが「自分から来たい」と思える空気を作ること。 少し離れたところにいて、こちらから動かずに待つ——この”受け身”の姿勢がネコとの関係を深めるポイントだそうです。
カミナリ・石田さんが言っていた「ボーっとしてたら向こうから来る」という感覚、まさにそれ。 ネコと仲良くなるのって、少し恋愛に似ているかもしれませんね(笑)。
触れるなら「あご下」か「おでこ」から
ネコが触れられて気持ちいいと感じるのは、主に顔周り。 あご下、おでこ、耳の後ろあたりが特に喜ばれる場所です。
お腹や尻尾は、慣れていないネコには逆効果になることも。 まずは顔周りから、そっとそっと触れてみるのがおすすめです。
急がず、焦らず。 ネコとの関係は、時間をかけて育てるものなんですね。

ネコと触れ合うと、人の脳はどう変わるの?
「幸せホルモン」が分泌される
ネコをなでているとき、なんとなくホッとして穏やかな気持ちになる——そんな経験はありませんか?
これは気のせいじゃなくて、ちゃんと科学的な根拠があるんです。 ネコと触れ合うと、脳内で「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。 オキシトシンは”幸せホルモン”とも呼ばれ、ストレスを和らげ、幸福感を高める働きがあります。
忙しい毎日の中で、ネコの存在がこっそり心を守ってくれていたんですね。
ストレスホルモンが下がるという研究も
ネコと触れ合った後、「コルチゾール」というストレスホルモンの値が下がるという研究があります。
コルチゾールは、緊張や不安があるときに分泌されるホルモン。 それが減るということは、ネコと一緒にいることで、体が「安心している」状態になっているということ。
マッサージに行くとか、アロマを焚くとか。 そういったリラックス法と並んで、「ネコと過ごす時間」も立派なセルフケアのひとつと言えそう。
「ゴロゴロ音」にも癒し効果がある
ネコが出すあの「ゴロゴロ」という音、実はその振動が人の体に作用するという研究もあるんですよ。
周波数が20〜140Hzの低い振動は、骨や筋肉の回復を助ける可能性があるとされています。 ネコのそばにいるだけで、知らないうちに体が癒されているかもしれない。
なんて、ぜいたくな話でしょう。

野良ネコ問題、大人女性が知っておきたいこと
近所の野良ネコ、どうしたらいい?
かわいいからつい餌をあげたくなる……でも、それが問題を複雑にすることも。
野良ネコへの無秩序な給餌は、数が増えるだけでなく、近隣トラブルの原因にもなります。 一方で、「地域ネコ」として地域全体で管理する取り組みも広がっています。
今回の番組では、現場で活動する人たちのドキュメントも紹介されるとのこと。 ネコが好きだからこそ、社会的な視点も持っておきたいですよね。
TNR活動って、知っていましたか?
TNRとは「Trap(捕獲)・Neuter(不妊手術)・Return(戻す)」の略。 増えすぎた野良ネコの数を人道的にコントロールしようとする活動です。
ボランティアの方たちが、地道に続けているこの活動。 知っているだけで、見かけたネコへの向き合い方が少し変わるかもしれません。

「かわいい」だけじゃなく、「共存」を考える
ネコが好きという気持ちは、とても大切なもの。 でも、その気持ちが社会の中でどうあるべきか——番組はそこまで掘り下げてくれるようです。
エンターテインメントとしても楽しみながら、社会的なテーマについても考える機会にできる。 大人の視聴者にとっては、なおさら見応えがある内容になりそうです。
番組の見どころ・放送情報まとめ
MCと豪華ゲストに注目
MCは石原さとみさん。 「親友の飼っているネコが、疲れているときにふわっと寄り添ってくれて、まるで励ましているみたい」というコメントが、なんともリアルで共感できます。
ゲストは磯山さやかさん、カミナリのお二人(石田たくみさん・竹内まなぶさん)。 イヌ派だという磯山さんが「ネコのツンデレの世界に引き込まれた」とおっしゃっているのも、なんだか楽しそう。
「ネコ映像祭り」にも注目
番組では理屈抜きにかわいいネコ映像もたっぷり楽しめるとのこと。 科学的な話と、ただただかわいいネコの映像が交互に楽しめる構成、なんてぜいたくなんでしょう。
放送日・配信情報
- 放送日:2025年4月23日(水)19:30〜20:15
- チャンネル:NHK総合テレビ
- 配信:NHK ONEにて同時・見逃し配信予定
ネコを飼っている方も、そうでない方も。 大人女性にとって、きっと心が温かくなる45分になりそうです。
Q&A

Q. ネコがゆっくりまばたきをするのはどういう意味ですか?
A. ネコがゆっくりとまばたきをするのは、相手を信頼している・リラックスしているサインです。人間がネコに向かって同じようにゆっくりまばたきをすると、ネコとの距離が縮まるという研究結果もあります。
Q. ネコと触れ合うとストレスが減るというのは本当ですか?
A. 本当です。ネコと触れ合うことで「オキシトシン(幸せホルモン)」が分泌され、ストレスホルモン「コルチゾール」が下がるという研究があります。ネコとの時間は、立派なリラックス法のひとつといえます。
Q. 野良ネコに餌をあげてもいいですか?
A. 気持ちはわかりますが、無秩序な給餌は個体数の増加や近隣トラブルの原因になることがあります。地域でTNR活動や「地域ネコ」としての管理が行われている場合は、そうした取り組みに協力するかたちが理想的です。
Q. ネコが嫌がらずに触らせてくれる場所はどこですか?
A. ネコが触れられて気持ちいいと感じやすいのは、あご下・おでこ・耳の後ろ周辺です。お腹や尻尾は慣れていないネコには逆効果になることも。まず顔周りから、そっと触れてみましょう。
まとめ
ネコのかわいさには、科学的な理由があった。 仲良くなるには、ゆっくりまばたきと「待つ」姿勢が大事。 そして、ネコと過ごす時間は人の脳と心に本当にいい影響を与えてくれている。
NHK「ネコのトリセツ」は、ただのネコ特集じゃなくて、科学と社会とエンターテインメントが一緒になった、大人が楽しめる本格的な番組。 4月23日の夜、ぜひテレビの前でゆっくり過ごしてみてください。











