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嵯峨野トロッコ2026紅葉|現行車両で見られる最後の秋・予約と座席を徹底解説

嵯峨野トロッコ紅葉2026・現行車両で最後の秋の京都を旅する女性のイラスト

嵯峨野トロッコ列車の現行車両(DE10形・SK100〜SK300形客車)が2026年末に引退。路線は継続しますが、現行のレトロ車両で見る紅葉は2026年秋が最後です。

紅葉見頃は例年11月中旬〜下旬(2026年は12月上旬まで視野)。予約は乗車1ヶ月前の午前0時から公式サイトのみ。嵯峨発(下り)はD席(右窓)が保津川を長く楽しめます。

光の幻想列車は10月24日〜12月29日開催。混雑を避けるなら朝8時前着・平日・JR嵯峨野線利用が鉄則です。

京都の秋といえば、やっぱり紅葉。

その中でも、保津峡を走る嵯峨野トロッコ列車から眺める紅葉は、一度は体験したい絶景のひとつです。

でも2026年の秋は、いつもとはちょっと違います。

「嵯峨野トロッコが廃止されるって本当?」「2026年でもう乗れなくなるの?」

そんな話を耳にして、気になっている方もいるのではないでしょうか。

安心してください。なくなるのはトロッコ列車そのものではありません。

2026年の秋が特別なのは、現在走っているレトロな車両が2026年末で引退し、2027年春から新型車両へバトンタッチするから。

つまり、今のトロッコから見る京都の紅葉は、2026年秋が最後なんです。

この記事では、なぜ2026年が特別なのか、紅葉の見頃はいつか、予約と座席のコツ、光の幻想列車の楽しみ方、混雑を避けるルートまで、初めての方にも分かるように全部まとめました。


目次

嵯峨野トロッコは2026年でなくなる?実は「車両」が引退するだけ

嵯峨野トロッコ2026年引退・DE10形ディーゼル機関車と保津峡の紅葉の秋の景色

トロッコ列車そのものは2027年以降も走り続ける

結論から言います。

嵯峨野観光鉄道(嵯峨野トロッコ列車)は、2027年以降も変わらず運行を続けます。

なくなるのは、現在走っている「現行の車両たち」です。具体的には、SK100・SK200・SK300形の客車と、DE10形ディーゼル機関車が2026年の営業運転をもって引退する予定です。

「嵯峨野トロッコが今年で終わり」という話がSNSで広がっているのを見かけますが、路線そのものがなくなるわけではないので、そこだけ誤解しないようにしてほしいです。

私も最初にそのニュースを見たとき、「え、もう乗れなくなるの?」とドキッとしたので、気持ちはよく分かるんですけどね。

約35年活躍した現行レトロ車両が引退へ

現行の客車がどれだけ特別かというと、開業は1991年。約35年間、保津峡を走り続けてきた歴史ある車両です。

しかも、そのルーツはもともと貨物を運ぶための「無蓋貨車(屋根のない貨物車両)」。国鉄時代のトキ25000形という車両の台枠や走行装置を流用して、旅客用に改造して作られた、かなり珍しい経歴の持ち主なんです。

木製ボックス席の独特な乗り心地、ゴトゴトと響くディーゼルエンジンの音、昔ながらの無骨なデザイン——これが現行車両の魅力であり、老朽化が引退の理由でもあります。

35年間、雨の日も嵐の日も保津峡を走り続けてきた車両たち。その姿に少し思いを馳せながら乗車するのも、2026年秋だからこそできる体験です。

2027年春から新型トロッコ列車にバトンタッチ

2027年春にデビューする新型車両は、牽引車1両+客車4両の5両編成。天井や側面にガラスを多用した開放感のあるデザインで、座席間隔も広がり、日本語・英語・中国語・韓国語の4言語対応モニターも搭載されます。

快適性は間違いなく上がります。でも、約35年間守ってきたあの「レトロな空気感」は、2026年とともに終わりを迎えます。


なぜ2026年秋の紅葉が特別なの?現行車両ならではの魅力

DE10形ディーゼル機関車と保津峡の最後の秋

DE10形ディーゼル機関車は、専用の赤い塗装をまとった、嵯峨野トロッコの「顔」ともいえる存在です。

この機関車が力強い音を響かせながら、黄色や赤に染まった保津峡を走る光景——これが見られるのは、2026年秋が最後です。

新型車両になっても、景色の美しさは変わらない。でも、あの「ゴトゴトという音と振動」「ディーゼルの排気の匂い」「木製の座席の硬さ」を感じながら紅葉を眺める体験は、二度と戻ってこない。

それが2026年が特別な理由です。

客車のルーツは「貨車」という面白い歴史

一般的な観光列車は、最初から旅客用として設計されます。でも、嵯峨野トロッコの現行客車はもともと貨物を運ぶための車両。それを観光列車に転用したという、非常にユニークな歴史を持っています。

5号車の「ザ・リッチ号」は窓ガラスがなく、風と音と匂いをダイレクトに感じられるオープン車両ですが、これも元が貨車だったという構造と無関係ではありません。こんなに面白い出自の観光列車、なかなか他にはないと思います。

実際に新旧車両の「川が見える時間」を計算してみた

座席選びで気になるのが「保津川ってどっちから見えるの?」という疑問。

私なりに公開情報をもとに整理してみたので、数字で見ていきましょう。

嵯峨から亀岡へ向かう下り(全行程約26分)のうち、保津川が見える区間は:

  • 右側(D席方向):約9分
  • 左側(A席方向):約6分
  • 両側ともに見えない区間:約11分

右側の方が3分長く川を楽しめる計算です。全行程26分のうち右側が約35%の時間で川に面しています。

もちろん保津川は蛇行しているので「右側しか見えない」わけではなく、どちらの席でも絶景は楽しめます。でも、より長く川側に座りたいなら嵯峨発(下り)はD席(右窓)が有利というのが私なりの結論です。


2026年の嵐山・保津峡の紅葉はいつが見頃?

嵐山の紅葉2026・11月の見頃を迎えた渡月橋と色鮮やかな紅葉の山並み

例年は11月中旬〜下旬が最盛期

嵐山・嵯峨野エリアの紅葉は、例年11月中旬〜下旬が最盛期。保津峡を走るトロッコの車窓からも、色づいた斜面が間近に迫ってくる時期です。

紅葉は最低気温が8度を下回ると色づきが促進され、5〜6度になると一気に見頃を迎えます。早い年は11月中旬から最盛期になることもありますが、近年は温暖化の影響でやや遅い傾向が続いています。

2026年は12月上旬まで視野に入れて

2026年の秋は残暑が続いた影響もあり、例年より紅葉が遅れる可能性があります。

11月下旬に予定を組みつつ、12月上旬まで見頃が続くケースも想定しておくと安心です。「この日が絶対に見頃!」と断言できないのが自然の難しいところですが、その分”当たった日”の感動は格別です。紅葉の最新情報は直前に公式サイトや各種情報サービスでご確認ください。

混雑と紅葉を両方考えるなら11月中旬〜20日前後が狙い目

見頃ピークの11月下旬の土日祝は、嵐山の混雑がかなりのことになります。

私がおすすめするのは、11月中旬〜20日前後の平日。まだ色づきが始まったくらいで「緑と赤のグラデーション」を楽しめるうえ、人出もピークほどではありません。「完全な紅葉を逃すかも」と思うかもしれませんが、混雑ゼロに近い静かな嵐山で過ごす価値は個人的にはかなり高いと感じています。


現行車両最後の「光の幻想列車」を逃さないで

嵯峨野トロッコ光の幻想列車2026・夜の保津峡に浮かぶライトアップと幻想的な車窓

昼の紅葉とは全く別世界の夜

「光の幻想列車」とは、嵯峨野観光鉄道が秋冬に実施している沿線ライトアップイベントです。

2026年の開催期間は10月24日(土)〜12月29日(火)(12月16日は運休)。16時30分から最終列車まで点灯し、暗闇に浮かび上がるイルミネーションと紅葉のコラボが楽しめます。

そして今年は現行車両で楽しめる最後の光の幻想列車。2027年からは新型車両になるので、あの昔ながらの車両でライトアップの中を走る体験ができるのは今年が最後です。

最新の運行情報・運行日程・料金は嵯峨野観光鉄道公式サイトでご確認ください。

おすすめ時間帯は夕暮れから夜へ変わる16:30〜17:30

11月下旬の京都の日没は16:45前後。この時間帯に乗ると、出発直後は夕暮れの中で紅葉の色を確認でき、徐々に日が落ちて暗闇にライトが浮かび上がるという「昼と夜の二つの顔」を一度に楽しめます。

臨時列車の嵯峨野81号(嵯峨17:10発)・82号(亀岡17:43発)はこの時間帯にぴったり。紅葉ピークの11月14日〜30日と12月5〜6日には、さらに遅い嵯峨野91号(嵯峨18:26発)・92号(亀岡18:59発)も増発されます。

ビューポイントでは列車が徐行運転を行うため、イルミネーションを間近でゆっくり眺められます。

夜のリッチ号は想像以上に寒いから注意

リッチ号(5号車)で光の幻想列車を楽しむなら、防寒は本気でしてほしいです。

窓ガラスがないリッチ号は、山間部の冷気が容赦なく入ってきます。11月下旬〜12月の夜は、ダウンジャケットを着込んでも「寒い…」と感じるくらい冷えることがあります。

快適さを重視するなら夜の光の幻想列車は通常車両(1〜4号車)の方がおすすめです。リッチ号は昼間の紅葉撮影に活かすのがベターかもしれません。


嵯峨野トロッコの予約はいつから?紅葉シーズンの取り方

嵯峨野トロッコ予約2026・スマートフォンでオンライン予約を確認する女性

紅葉ピークは1ヶ月前の0時に事前予約がおすすめ

嵯峨野トロッコの事前予約は、乗車日1ヶ月前(前月の同じ日)の午前0時から、嵯峨野観光鉄道の公式予約サイトでのみ購入できます。みどりの窓口での座席指定購入は現在できません。

2026年秋の紅葉シーズンは現行車両ラストイヤーという特需もあり、例年以上の予約集中が予想されます。希望日の1ヶ月前0時に合わせて、事前に公式予約サイトへの会員登録を済ませておきましょう。

最新の予約方法・料金は必ず嵯峨野観光鉄道の公式サイトでご確認ください。

キャンセル拾いで満席から逆転する方法

予約サイトを開いたら「×」(満席)ばかりだった——そんなときでも諦めないでください。

ポイントは乗車前日の20時〜23時台。

嵯峨野トロッコの予約ルールでは、乗車前日の23:59まではキャンセル手数料が無料。「とりあえず複数日程を押さえていた人」や「天気予報を見て悩んだ人」がこの時間帯に一斉にキャンセルする傾向があります。

実際にSNSでも「前日の夜にサイトをリロードしたらリッチ号が取れた!」という報告が複数見られます。満席でも諦めず、前日夜に予約サイトをチェックしてみる価値はあると思います。

システムの構造を知ると、少し攻略できる気がしますよね。

当日券・立ち席で乗る最終手段

どうしても事前予約が取れなかった場合、各駅の窓口(保津峡駅除く)で当日券・立ち席券が販売されます。

ただし紅葉ピークの土日祝は、窓口が開く前から行列ができることも。当日券だけに賭けるのはリスクが高いです。

立ち席は「座れない」と聞くとマイナスイメージがありますが、実は左右の窓を自由に行き来できるというメリットがあります。保津川の蛇行に合わせて両側の絶景を楽しめるので、意外と悪くないかもしれません。

旅行全体の準備もしっかり整えたい方はこちらもどうぞ。

→ 【保存版】海外旅行の持ち物リスト女性向け|必需品・便利グッズ・直前チェックまで全部まとめ


座席は右と左どっち?D席・A席の違いを簡単に解説

嵯峨野トロッコの座席は4人掛けのボックスシート(A・B・C・D席)で、窓側はA席とD席です。

保津川は蛇行しているので、どちら側に座っても川は見えます。ただし乗車方向によって「川を長く見られる側」が変わります。

乗車方向 おすすめ窓側席 特徴
嵯峨発→亀岡行き(下り) D席(右窓・偶数番号) 川を長く眺められる
亀岡発→嵯峨行き(上り) A席(左窓・偶数番号) 上りでは左右逆転
写真を撮りたい リッチ号(5号車) 窓なし・ガラス反射ゼロ
快適さ・防寒優先 通常車両(1〜4号車) 暖房・窓あり

嵯峨発(下り)はD席(右窓)が保津川を長く楽しめる

嵯峨から亀岡へ向かう場合、前半は左側に川が現れ、保津峡駅を過ぎたあたりから右側に移ります。全体的に右側(D席)が川と向き合う時間が長いため、景観を最大限楽しみたいなら右窓を選ぶのがベターです。

ただし「右側なら絶対」というわけではありません。保津川の蛇行に応じて左右どちらにも川は見えるので、どの席に座っても十分楽しめます。

亀岡発(上り)はA席(左窓)が有利

亀岡から嵯峨方向に戻る場合は、乗車方向が逆になるため左右も逆転します。上りで川をより長く楽しむなら、左側窓のA席がおすすめです。

写真重視ならリッチ号、快適性重視なら通常車両

リッチ号の最大のメリットは、窓ガラスがないため写真に反射が映り込まないこと。紅葉の鮮やかな色をそのまま撮影したい方には最高の環境です。

ただし雨天時は傘が使えず(安全上の理由から禁止)、雨合羽での乗車になります。天候が不安定な日や夜間のライトアップには、暖かい通常車両の方が快適です。

嵐山を歩き回るときも、両手が空くバッグがあると便利。こちらの記事も参考にしてみてください。

→ 海外旅行のショルダーバッグの選び方


実は「亀岡から乗る」のもおすすめな理由

嵯峨野トロッコ亀岡発の逆ルート・JR馬堀駅から徒歩でトロッコ亀岡駅へ向かう様子

JR馬堀駅からトロッコ亀岡駅へのアクセス

嵐山からトロッコ嵯峨駅に乗るのが王道ルートですが、逆に亀岡側から乗るという選択肢もあります。

アクセス方法は、京都駅からJR嵯峨野線で馬堀駅へ(約30〜35分)。そこから徒歩約15分でトロッコ亀岡駅に到着します。

嵐山の混雑した中心部を完全にスキップして、静かに乗車できるのが逆ルートの魅力です。ただし、嵐山発より予約が必ず取りやすいわけではありませんので、事前予約は変わらず必要です。

嵐山発と違うメリット

嵐山発だと乗車後に「亀岡で何をする?」という問題が生じますが、亀岡発を選べば、乗車後に嵐山で観光を楽しめるという流れになります。

保津川の景色を楽しみながら嵐山に”到着”するストーリーは、旅としてのテンションが上がりやすい。私も以前逆ルートで乗ったことがありますが、「嵐山が見えてきた!」というラストシーンの高揚感は格別でした。

夕方の嵐山観光と組み合わせやすい

午後に亀岡発のトロッコに乗ることで、嵐山到着を夕方に合わせられます。

そのまま宝厳院や嵐山 祐斎亭のライトアップを楽しんだり、夕焼けの渡月橋を散歩したりと、1日の締めとして最高の動線が作れます。

泊まりがけで京都旅行を計画中の方は、持ち物チェックリストも活用してみてね。

→ 2泊3日女子旅の持ち物完全版


トロッコと一緒に楽しみたい嵯峨野の紅葉5選

トロッコだけでなく、嵐山・嵯峨野エリアには歩いて回れる紅葉スポットが充実しています。全部羅列するのではなく、トロッコと動線が作りやすい5か所に絞ってご紹介します。

常寂光寺(見頃目安:11月中旬〜下旬)

小倉山の中腹にある、百人一首ゆかりのお寺。山門から本堂へ続く石段が紅葉のトンネルになり、多宝塔からは京都市内を見渡す眺望が広がります。11月18日前後が例年の最盛期の目安。トロッコ嵐山駅から徒歩圏内なので、乗車後すぐに立ち寄れます。

二尊院(見頃目安:11月中旬〜下旬)

総門から本堂へ続く参道「紅葉の馬場」が圧巻。燃えるような深紅に染まる広い参道を歩くだけで、京都の秋を存分に感じられます。常寂光寺と組み合わせると動線がコンパクトにまとまります。

宝厳院(見頃目安:11月中旬〜12月上旬)

天龍寺の塔頭。約300本のモミジが植えられた「獅子吼の庭」と夜間ライトアップが人気。昼も夜も楽しめるのが嬉しいポイントです。天龍寺のすぐそばにあるので、セットで訪れる方が多いスポットです。

天龍寺(見頃目安:11月中旬〜12月上旬)

世界遺産の名刹。嵐山を借景にした曹源池庭園の紅葉は、どこを切り取っても絵になります。JR嵯峨嵐山駅・トロッコ嵯峨駅から徒歩圏内で、アクセス抜群です。

嵐山 祐斎亭(見頃目安:11月中旬〜12月上旬)

築150年の明治期の建造物。黒塗りの机の天板に紅葉が映り込む「リフレクション写真」がSNSで大人気です。紅葉期は見学料が必要になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


2026年秋おすすめモデルコース3選

①王道コース(初めての方向け)

08:30 京都駅発(JR) → 08:45 嵯峨嵐山駅着 → 09:00 天龍寺庭園 → 10:30 竹林の小径散策 → 11:30 早めの昼食 → 13:00頃 トロッコ嵯峨駅発 → 13:25頃 トロッコ亀岡着 → 保津川下りで嵐山へ帰還 → 16:00 渡月橋散策 → 17:00 JRで帰路

混雑を避けるため早朝スタートが重要です。昼食も早めにとることで、トロッコ乗車前の混雑を軽減できます。

②人混みを避ける逆ルートコース

08:00 京都駅発(JR) → 08:30頃 馬堀駅着 → 08:45 トロッコ亀岡駅 → 09:30頃 始発上り列車で嵐山方面へ → 09:56頃 トロッコ嵐山着 → 常寂光寺・二尊院(混雑前の静かな嵯峨野) → 昼食・休憩 → 午後 天龍寺・宝厳院

嵐山の中心部に直接入らず、奥嵯峨野から入る動線。人混みとのすれ違いを最小限に抑えられます。

③光の幻想列車を楽しむ夕方コース

14:00 京都駅発(JR) → 14:30 嵐山散策・カフェでひと休み → 16:00 早めの夕食 → 18:26発 嵯峨野91号でトロッコ乗車(光の幻想列車) → 18:54頃 トロッコ亀岡着 → 徒歩でJR馬堀駅 → 19:30頃 京都駅着

現行車両最後の「夜のライトアップ」を中心に組んだコース。夜の防寒準備をお忘れなく。


混雑が苦手なら「朝8時前の嵐山」が最重要

10時〜15時は移動も観光も大混雑

2026年秋の嵐山は、紅葉シーズンかつ現行トロッコ最後の年という二重の特需が重なります。

特に11月14日〜30日の土日祝・10時〜15時は、渡月橋も竹林も身動きが取れないほどの混雑が予想されます。この時間帯はバスやタクシーも渋滞に巻き込まれ、移動に何倍もの時間がかかります。

早朝の竹林と渡月橋は別世界

朝8時前に嵐山に着けると、人がほとんどいない竹林の小径を体験できます。

観光写真でよく見るような「竹林を独り占め」に近い景色が、朝なら現実になります。私が以前、早朝の嵐山を訪ねたとき、竹林には数人しかいなくて、「ここが本当に京都か?」と思うくらい静かで感動しました。

その静けさは、昼間の混雑とは全く別次元でした。早起きが苦手な方も、この景色だけは一度体験する価値があると思います。

移動はJR嵯峨野線を軸に組み立てる

秋のお出かけ計画には、京都駅↔嵯峨嵐山駅のJR嵯峨野線(約15分)を軸に組み立てることを強くおすすめします。

市バスは紅葉シーズンに大幅な遅延が発生することがあり、定時運行が必要なトロッコ予約に間に合わなくなるリスクがあります。JR西日本は2026年秋に臨時列車の増発・最大8両編成への増結を計画しており(公式発表参照)、バスより格段に安定しています。


2026年秋だけの「今しかない京都」へ

来年も紅葉は来る。でも「このトロッコ」は2026年で終わる

来年も、嵐山の紅葉は変わらず美しく広がります。

嵯峨野トロッコも、2027年からは新しい姿で走り続けます。

でも、DE10形ディーゼル機関車の力強い音を聞きながら、木製ボックス席に揺られ、貨車を改造した無骨な客車から保津峡の紅葉を眺める——そんな旅ができる秋は、2026年が最後です。

新型車両はきっと快適になります。窓も大きくなって、もっと景色が見やすくなるでしょう。

でも「昔ながらの不格好なトロッコに揺られながら京都の紅葉を見る」という体験には、今しかない空気があると思うんです。

35年分の時間を運んできた車両が引退する、その意味

現行客車は1991年の開業から約35年間、嵯峨野の山間を走り続けてきました。

観光列車として設計された車両ではなく、もともとは貨物を運ぶための無骨な「貨車」——それが改造されて旅客の乗り物になり、何十万人もの人に紅葉や保津峡の絶景を届けてきた。

その歴史が2026年で一区切りを迎えるということに、私は少しじんとする気持ちがあります。

「いつか」を2026年に変えよう

来年には変わってしまう、2026年の京都。

京都の紅葉をいつか見たいと思っていたなら、2026年はその「いつか」を今年に変えるタイミングかもしれません。


よくある質問

嵯峨野トロッコ紅葉2026・現行車両で最後の秋の京都を旅する女性のイラスト

Q. 嵯峨野トロッコは廃止されるのですか?

廃止されるのは現在使われている車両(SK100・SK200・SK300形客車とDE10形機関車)であり、路線・運行自体は2027年以降も続きます。2027年春から新型車両に切り替わります。

Q. 現行車両で乗れる最後の日はいつですか?

2026年の最終運行予定日は12月29日(火)です。冬季休業は例年12月末から2月末頃まで続きます。最新情報は嵯峨野観光鉄道公式サイトでご確認ください。

Q. 予約はいつから始まりますか?

乗車日の1ヶ月前(前月の同じ日)の午前0時から、嵯峨野観光鉄道の公式予約サイトで予約できます。みどりの窓口での座席指定購入は現在できません。

Q. 満席で予約が取れなかった場合はどうすればいい?

乗車前日の23:59までキャンセル手数料が無料のため、前日20時〜23時台にサイトをリロードするとキャンセル席が出やすいです。また、各駅窓口で当日券・立ち席券も販売されています。

Q. キャンセルや変更はいつまでできますか?

乗車前日の23:59までなら手数料無料でキャンセル・変更できます。乗車当日は天候理由を含め一切不可です。

Q. 座席は右側と左側どちらがおすすめですか?

嵯峨発(下り)ならD席(右窓・偶数番号)、亀岡発(上り)ならA席(左窓・偶数番号)が、保津川を長く楽しめます。ただしどちら側でも川の景色は楽しめます。

Q. リッチ号(5号車)はどんな特徴がありますか?

窓ガラスがなく、風・音・匂いをダイレクトに感じられる開放的な車両です。写真が撮りやすい反面、雨天時は傘が使えず(雨合羽必須)、夜間や冬は非常に寒くなります。

Q. 光の幻想列車は何時頃の列車がおすすめですか?

11月下旬なら16:30点灯開始に合わせた嵯峨野16号や17:10発の臨時嵯峨野81号あたりが、夕暮れから夜への変化を一度に楽しめておすすめです。最新の運行情報は公式サイトでご確認ください。

Q. 混雑を避けるために一番大切なことは?

できるだけ朝8時前に嵐山エリアに到着することです。10時〜15時は最も混雑する時間帯です。移動はJR嵯峨野線を使い、バスやタクシーは渋滞リスクがあります。

Q. 亀岡から乗るメリットはありますか?

嵐山の混雑した中心部からではなく、JR馬堀駅(京都駅から約30〜35分)から徒歩でアクセスできます。乗車後に嵐山観光ができる流れになり、動線がすっきりします。ただし予約が必ず取りやすいわけではありません。

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参考・出典

  • 嵯峨野観光鉄道株式会社 公式サイト「嵯峨野トロッコ列車」 https://www.sagano-kanko.co.jp/
  • 嵯峨野観光鉄道株式会社 公式サイト「光の幻想列車2026」 https://www.sagano-kanko.co.jp/
  • JR西日本 公式サイト「嵯峨野線 秋の臨時列車情報」 https://www.westjr.co.jp/
  • 公益財団法人京都市観光協会「嵐山の紅葉情報2026」 https://ja.kyoto.travel/
  • 常寂光寺 公式サイト https://www.jojakko-ji.or.jp/
  • 天龍寺 公式サイト https://www.tenryuji.com/
  • 宝厳院 公式サイト https://hogonin.jp/
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