📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ
- 百貨店の「友の会」は実質年利15.4%相当。実際にPythonで検算してみたら本当だった
- 一方で全国の百貨店は2025年1月時点で179店舗まで減少、閉店ラッシュが止まらない
- 友の会を始める前に、自分の生活圏の百貨店が安定しているかチェックする方法も紹介
友の会って知ってる? 百貨店の窓口でよく見かける、あの積立サービス。「毎月1万円積み立てると、1年後にボーナスが上乗せされて戻ってくる」って聞いて、私、正直「うますぎない?」って思ったんだよね。しかも今、百貨店が全国でどんどん閉店してるってニュースを見て、「そんな中でこの積立って本当に大丈夫なの?」って気になって、実際に自分で計算して検証することにしました。今日はその結果と、百貨店業界が今どうなってるのかを一緒に見ていくね。
友の会ってどんな仕組み? 基本のキを確認

友の会は、百貨店ごとに用意されている積立会員サービスのこと。毎月決まった額をコツコツ積み立てると、満期のタイミングでボーナス分が上乗せされて、現金ではなく買い物カードや商品券のかたちで返ってくる。旅行会社の積立にも似た仕組みがあるけど、百貨店の友の会はその中でも還元率が高いことで知られているんだって。
積立とボーナスの基本ルール
一番よくあるのが「毎月1万円×12ヶ月」のプラン。満期になると1ヶ月分がボーナスとして上乗せされて、合計13万円分の買い物カードが受け取れる仕組みが一般的。百貨店によっては毎月3千円から始められる少額プランや、逆に月3万円まで積める上位プランを用意しているところもあるみたい。会員になるための入会金が数百円〜千円程度必要な百貨店もあるから、始める前にチェックしておくと安心だよ。
私も実際にシミュレーションしてみた
「本当にそんなにお得なの?」って気になったので、私、実際にPythonで検算してみたの。
- 積立総額:1万円×12ヶ月=12万円
- 満期受取額:13万円分の買い物カード
- ボーナス(差額):1万円
- 単純利回り:1万円÷12万円×100=約8.3%
でも「じゃあ年利8.3%なの?」というとちょっと違って、積立は毎月少しずつ入金されるから、お金が実際に手元を離れている平均期間(約6.5ヶ月)で割り戻して年率換算すると、実質年利は約15.4%相当になるという計算結果が出た。正直「え、そんなに!?」って声出ちゃった。銀行の普通預金金利が0.001〜0.02%くらいの時代に、この数字はかなり異質だよね。しかもこれを5年間続けた場合、積立総額は60万円になるのに対して受取総額は65万円、つまりボーナスの合計は5万円にもなる計算。銀行に預けているだけでは絶対に届かない数字だと思う。
非課税で受け取れる理由
さらに嬉しいのが、増えた分(ボーナス)が一時所得の非課税枠(年間50万円まで)に収まる範囲なら、税金がかからないこと。金融商品として運用しているわけじゃないから、この非課税扱いが成立するんだって。銀行預金の利息には約20.315%の税金がかかることを考えると、これは本当に知らないと損する制度だなって感じた。
友の会と銀行預金・ポイ活との違い
私、せっかくだから友の会・銀行の定期預金・クレジットカードのポイ活の3つを並べて比べてみた。
- 銀行の定期預金:年利0.1〜0.3%程度、税金は約20%引かれる、いつでも解約しやすい
- クレジットカードのポイ活:還元率0.5〜2%程度が主流、使い道は幅広い
- 百貨店の友の会:実質年利約15.4%相当、非課税、ただし使い道はその百貨店に限定される
こうやって並べると、友の会の還元率の高さが際立つよね。ただし「使い道がその百貨店に限定される」という制約もあるから、普段からその百貨店をよく使う人にとって特にメリットが大きい制度だと思う。
なぜ年利15%超えの高利回りが実現するの?

友の会がここまで有利な理由は、百貨店側の資金繰りにある。積み立てられたお金は1年間、百貨店の運転資金として活用できる。つまり百貨店にとっては「低コストでまとまった資金を集められる仕組み」で、利用者にとっては「銀行より増えるお得な積立」という、Win-Winの関係が成り立ってるってわけ。
百貨店側の資金繰りのからくり
友の会の会費は、いわば会員から百貨店への「小口の融資」みたいなもの。金融機関からお金を借りるより低コストで資金を確保できるから、百貨店側にとってもメリットが大きい仕組みなんだと分かった。しかもボーナス分は現金ではなく自社の買い物カードで還元するから、実質的な持ち出しは少なく、会員はそのお店でまた買い物をしてくれる。まさに百貨店にとっての「顧客の囲い込み戦略」でもあるんだなと納得した。
知っておきたいリスクと注意点
ただし注意点もある。友の会は預金保険(ペイオフ)の対象外だから、もし百貨店が倒産・破産してしまったら積立金が戻ってこないリスクがゼロではない。実際、今全国で百貨店の閉店が相次いでいて、2025年1月時点で全国の百貨店数はついに179店舗にまで減少しているの。四半世紀前の1999年には311店舗あったから、130店舗以上が消えた計算になる。私はこの数字を知って、正直ちょっと不安になった。
友の会を検討する前に知っておきたい、全国の閉店ラッシュ

友の会を始めるなら、その百貨店が今どんな状況にあるかを知っておいたほうがいい。実は今、日本中で百貨店の閉店が続いていて、県内に百貨店が1つもない「百貨店ゼロ県」も、山形・徳島・島根・岐阜の4県に広がっているんだって。
2025〜2027年の主な閉店スケジュール
私がびっくりしたのは、地方の店だけじゃなく都心の有名店まで閉店リストに入っていること。
- 2025年2月:松本パルコ(長野県、後発SCとの競合激化)
- 2025年3月:新宿ミロード(東京都、駅前再開発)
- 2025年3月:井上百貨店本店(長野県、建物老朽化)
- 2026年1月:髙島屋堺店(大阪府、営業赤字)
- 2026年2月:名鉄百貨店本店・近鉄パッセ(愛知県、名古屋駅前再開発)
- 2026年9月:西武渋谷店(東京都、ファンド主導の再編)
- 2027年8月:大丸下関店(山口県、水産業の衰退と人口流出)
大丸下関店なんて、ピークだった1992年には約323億円あった売上が、2025年度には約68億円まで落ち込んでいたそう。ここまで数字が変わると、街の景色そのものが変わっちゃうよね。
地方と都心、閉店の温度差
面白いのは、閉店が相次いでいるのが主に地方や郊外の店舗だという点。都心のターミナル駅に直結した旗艦店は、逆に過去最高益を更新しているところも多い。同じ「百貨店」という業態でも、立地や戦略によってこんなに明暗が分かれるんだなと驚いた。
百貨店ゼロ県が4県に拡大
さらに、県内に百貨店が「最後の1店舗」しか残っていない地域も17県にのぼっているんだって。これはもう他人事じゃなくて、私たちの生活圏にも十分起こりうる話だと思う。
私の実家の県は大丈夫? 閉店リスクをチェックする方法

友の会に入るかどうかの前に、まず自分の生活圏の百貨店が安定しているかを確認するのは大事な一歩だと思う。
閉店しにくい百貨店の見分け方
私なりに、以下のポイントを見ておくと安心材料になると思ってる。
- その百貨店が都心のターミナル駅に直結しているか(郊外店より閉店リスクが低い傾向)
- 建物が築何年か(老朽化・耐震改修コストが閉店の最大要因の一つ)
- 過去数年の売上が横ばい〜増加傾向にあるか
- デパ地下や外商といった強みを持っているか
友の会に入る前のチェックリスト
いざ友の会に申し込む前に、私だったら次の3つは必ず確認すると思う。
- その百貨店・グループの友の会が何年続いているか(歴史が長いほど安定運営の実績がある)
- 満期時のボーナス還元率が具体的に何%なのか(店舗によって差がある)
- 買い物カードの有効期限と使える店舗の範囲
友の会の安定度を見る目安
友の会そのものの安定度も、会員数や運営年数の長さで判断材料になる。私だったら、都心の旗艦店クラスで、長年運営されている友の会を選ぶかな。伊勢丹新宿本店みたいに過去最高益を更新しているお店なら、友の会の継続性という意味でも安心材料になりそう。実際、伊勢丹新宿店がなぜここまで強いのか、歴史や建築、限定スイーツまで気になって別記事でまとめてみたので、興味があったらこっちも覗いてみてね。
→ 【2026年最新】伊勢丹新宿店はなぜ売上日本一?歴史・建築・限定スイーツまで完全ガイド
デパ地下・外商にも注目。友の会と組み合わせてお得に

友の会を調べているうちに気づいたんだけど、好調な百貨店には共通点がある。それが「デパ地下」と「外商」。
デパ地下の圧倒的な集客力
デパ地下は手土産や自分へのご褒美需要が強くて、他の業態にはない集客力を持ってる。友の会の買い物カードは食品フロアでも使えることが多いから、この2つを組み合わせて使うのが一番お得だと私は思う。限定スイーツやバズりグルメを狙って並ぶ人も多いくらい、今でも根強い人気があるんだよね。そういえば伊勢丹新宿店のホワイトデー限定スイーツも毎年すごい行列になるって聞いて、予算別の選び方を調べたことがあるの。気になる人はこちらもチェックしてみてね。
→ 【2026】伊勢丹新宿店ホワイトデー完全ガイド|予算別・デパ地下人気・お菓子以外・混雑回避
外商という百貨店の生命線
外商は一般のお客さんからは見えにくいけど、実は売上の半分近くを上位数%の優良顧客が生み出しているとも言われていて、この仕組みが友の会と同じく「顧客を囲い込む」百貨店ビジネスの生命線になってるんだって。時計や宝飾品などの高額商材を扱う外商員とお客さんの信頼関係は、ネット通販には真似できない強みなんだなと感じた。
友の会とセットで考えたいポイント
友の会・デパ地下・外商は、それぞれ別々のサービスに見えて、実は「その百貨店を長く使い続けてもらうための仕組み」という共通点でつながっている。私は、友の会に入るなら、普段からデパ地下や実店舗をよく利用する百貨店を選ぶのが一番賢い使い方だと思う。
友の会を計算してみて分かったのは、これは銀行預金の代わりというより「毎年使う予定のお金を、ちょっとお得に積み立てる」感覚で使うのがちょうどいいということ。百貨店業界全体は閉店ラッシュの真っ最中だけど、都心の旗艦店を中心に過去最高益を出しているお店もある。友の会を始めるなら、そのお店が今後も安定して営業を続けられそうか、自分の目で確かめてから決めてみてね。
よくある質問

Q. 友の会は誰でも入会できるの?
多くの百貨店で、店頭窓口やオンラインから年齢制限なく申し込めます。入会金が必要な場合もあるので、各百貨店の案内を確認してみてね。
Q. 友の会の年利15.4%はどこの百貨店でも同じなの?
いいえ、ボーナス率は百貨店ごとに異なります。今回計算した「1万円×12ヶ月で13万円分」というのは一般的な例で、実際の還元率は各社の公式案内で確認するのが確実です。
Q. 積立の途中で解約できる?
多くの友の会では中途解約に対応していますが、その場合ボーナス分は受け取れず元本のみの返金になることが一般的です。
Q. 友の会で受け取ったカードはどこで使えるの?
基本的にはその百貨店とグループ店舗での買い物に限定されます。有効期限が設定されている場合もあるので要チェック。
Q. 百貨店が閉店したら積立金はどうなるの?
預金保険の対象外なので、万が一の倒産時は全額保証されない可能性があります。心配な場合は運営規模の大きい百貨店を選ぶのが安心です。
Q. なぜ今こんなに百貨店の閉店が増えているの?
建物の老朽化と耐震改修コストの重圧、地方の人口減少、ネット通販の普及など複数の要因が重なっているためです。
Q. 百貨店ゼロ県って具体的にどこ?
2026年時点で山形・徳島・島根・岐阜の4県が百貨店ゼロ県となっています。
Q. 都心の百貨店はなぜ儲かっているの?
富裕層向けのラグジュアリー商品や体験型イベントに力を入れ、坪あたりの売上効率を高めているためです。伊勢丹新宿本店は月坪効率が業界トップクラスと言われています。
Q. デパ地下だけ利用しても友の会のメリットはある?
はい、買い物カードは食品フロアでも使えることが多いので、デパ地下メインの利用でも十分活用できます。
Q. 友の会以外にお得な百貨店の使い方はある?
外商サービスや会員限定セール、ポイントプログラムとの併用も検討材料になります。まずは店頭で相談してみるのがおすすめです。
おすすめアイテム
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参考・出典
- PRESIDENT WOMAN Online「毎月1万円積み立てると1年後に13万円の買い物ができる……三越伊勢丹はなぜ損をしないのか」
https://president.jp/articles/-/19242 - ダイヤモンドZAi「百貨店(デパート)の友の会で得する店はどこだ!?利回り15%を超えるお得度で注目を集めている百貨店や旅行会社の積立サービスを比較してみた!」
https://diamond.jp/zai/articles/-/89342 - 日本百貨店協会「プレスリリース(売上)」全国百貨店売上高概況
https://www.depart.or.jp/press_release/ - 読売新聞オンライン「大丸下関店、2027年8月末の閉店発表…山口県の最大都市から百貨店なくなることに」
- 長周新聞「大丸閉店が物語る下関の今 来年8月で77年の歴史に幕 水産都市の栄枯盛衰を象徴」
※本記事の情報は執筆時点のものです。内容は予告なく変更されることがあります。友の会の利回りは一般的な例に基づく試算であり、実際の条件は各百貨店の公式案内をご確認ください。
