この記事の3行まとめ
- 2026年秋の叙勲は11月3日付で発令。報道では受章者3,861人、旭日大綬章は豊田章男さんら7人
- 皇居の式典は日付の公式発表を確認できず、長野県は11月6日、岐阜県は11月11日に伝達式を発表済み
- 叙勲に賞金・年金はつかず、官報は原則90日間、全体を無料で閲覧できる
2026年11月3日付で発令された秋の叙勲では、報道によると受章者は3,861人で、最高位クラスの旭日大綬章にはトヨタ自動車会長の豊田章男さんら7人が選ばれました。授与式の日付は、私が調べた範囲では皇居での式典の公式発表がまだ見つからず、長野県は11月6日、岐阜県は11月11日に県庁で伝達式を行うと発表しています。
ニュースで名前を見て「これって何のことだっけ?」と思った人も、家族が受章して準備を始めた人も、この記事で一通りつかめるようにまとめました。大きな数字や日程は、出どころ(公式か報道か)をその都度書き分けています。
2026年秋の叙勲が発表!受章者数と注目の顔ぶれ

結論から言うと、2026年秋の叙勲は11月3日付で発令され、報道では受章者が3,861人、うち旭日章が895人、瑞宝章が2,966人です。内閣府の受章者名簿そのものは、私が確認した時点ではまだ公開ページが見つからなかったので、数字は報道ベースとして読んでください。
総務省は「令和8年11月3日付をもって、秋の叙勲が発令されることになりました」と発表しています。春と秋の叙勲は毎年4月29日と11月3日付で授与される決まりで、これは内閣府賞勲局の制度概要にも書かれています。
豊田章男さん・松坂慶子さんら注目受章者一覧
報道で名前が挙がっている主な受章者を、勲章名つきでまとめます。肩書きは報道時点のものです。
| 受章者 | 勲章 | 主な肩書き(報道時点) |
|---|---|---|
| 豊田章男さん | 旭日大綬章 | トヨタ自動車会長 |
| 奥正之さん | 旭日大綬章 | 元三井住友銀行頭取 |
| 宇賀克也さん | 旭日大綬章 | 元最高裁判事 |
| 武見敬三さん | 旭日大綬章 | 元厚生労働大臣 |
| 村木厚子さん | 瑞宝重光章 | 元厚生労働事務次官 |
| 松坂慶子さん | 旭日小綬章 | 俳優 |
旭日大綬章は7人で、上の4人のほか、大阪ガス会長の本荘武宏さん、元青森県知事の三村申吾さん、元農林水産大臣の山本有二さんも含まれると報じられています。
受章した本人のコメントや功績の細かい中身は、公式の発表資料や新聞各社の記事で確認できたものだけを引用するのが筋だと思います。私はここで言い回しを足したり、想像で補ったりはしません。気になる人は、各人の所属先の発表や報道各社の記事を見てみてください。
旭日章と瑞宝章の受章者数
報道されている数字を、割合に直してみます。
| 区分 | 人数 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 旭日章 | 895人 | 23.2% |
| 瑞宝章 | 2,966人 | 76.8% |
| 合計 | 3,861人 | 100% |
瑞宝章は旭日章の約3.3倍です。理由は制度の対象にあって、内閣府の説明では、旭日章は「功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方」、瑞宝章は「公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方」が対象です。長く公務や教育などに就いた人が多い分、瑞宝章の人数が増えやすい、というのが私の読みです。
女性受章者や民間人の割合
報道によると、女性の受章者は400人で全体の10.4%、民間からの受章者は1,832人で47.4%です。この2つも、3,861人を分母にして私が計算し直すと同じ数字になりました。
女性が約1割というのはまだ少ない印象ですが、あくまで今回の数字であって、過去との比較には別の年の公式資料が必要です。傾向を語るなら、内閣府が公開している過去の受章状況の資料とあわせて見るのがおすすめです。
2026年秋の叙勲の授与式はいつ・どこで行われる?

日程の結論は、皇居での式典は発令後に開かれ、2026年秋の具体的な日付は公式発表を私が確認できていません。一方、県庁などで行う伝達式は、長野県が11月6日、岐阜県が11月11日と日付を発表済みです。
| 式典 | 日程 | 場所 | 情報の状況 |
|---|---|---|---|
| 大綬章の親授式・重光章の伝達式 | 発令後に開催 | 皇居(宮中) | 2026年秋の日付は、確認できた公式資料に載っていません |
| 中綬章以下の伝達式 | 各府省ごと | 各府省が指定する会場 | 府省ごとに日付が異なります |
| 長野県の伝達式 | 11月6日(金)午前11時から | 長野県庁本館3階 特別応接室 | 長野県がプレスリリースで発表 |
| 岐阜県の伝達式 | 11月11日(水)10時から10時30分 | 岐阜県庁6階 第一応接室 | 岐阜県が報道発表 |
皇居の大綬章親授式と重光章伝達式
内閣府賞勲局の制度概要によると、大綬章は宮中で天皇陛下から親授され、重光章は宮中で内閣総理大臣から伝達されます。中綬章などそのほかの勲章は、各府省の大臣等から伝達されます。
参考までに、国土交通省の過去の発表資料では、2025年秋は11月11日に皇居で親授式と重光章の伝達式があり、中綬章以下の伝達式は翌12日だったとされています。2026年春は、内閣府のトップページに5月12日に宮中で大綬章親授式と重光章伝達式が行われたと載っています。ただ、これは過去の例で、今回の日付をそのまま当てはめることはできません。
各都道府県の伝達式の日程
地方の伝達式は全国で同じ日ではありません。上の表のように、長野県と岐阜県だけでも5日違います。しかも岐阜県の発表には「総務省(双光章以下)、厚生労働省(小綬章以下)、こども家庭庁(双光章以下)の県内在住受章者13名」と対象が書かれていて、勲章の種類や所管府省によって、会場や日が分かれることがわかります。
受章した人に届く案内状に日時が書かれるので、その人に関係する日程は案内状が正式な情報です。お住まいの都道府県の報道発表も、「令和8年秋の叙勲 伝達式」で検索すると見つかります。
家族・配偶者の同伴と服装
同伴者について、内閣府の制度概要には「いずれの場合も、受章者は勲章を着用し、配偶者同伴で天皇陛下に拝謁します」と書かれています。つまり、天皇陛下への拝謁では配偶者の同伴が前提です。
ただ、子どもや孫が会場に入れるか、車椅子や介助者の同行はどこまで認められるか、写真撮影はできるかといった細かい取り扱いは、私が確認できた公式資料には書かれていませんでした。会場や勲章の区分で変わる可能性があるので、案内状か担当窓口に問い合わせるのが確実です。
服装も同じで、受章区分や会場の案内に従うのが基本です。「黒留袖はだめ」と断言するサイトも見かけますが、公式な規則として確認できたわけではありません。迷ったら、案内状に書かれた服装の指定に合わせてください。
2026年秋の叙勲受章者名簿はどこで見られる?

名簿の調べ方は主に3つで、内閣府賞勲局のサイト、官報、各府省・都道府県の発表です。私が確認した時点では、内閣府の「日本の勲章・褒章」ページの最新の掲載は令和7年秋でした。2026年秋分の名簿ページが載るまで少し時間がかかる可能性があります。
内閣府公式サイトでの調べ方
内閣府の「日本の勲章・褒章(賞勲局)」トップページには、過去の春秋叙勲の受章者数と受章者名簿が並んでいます。2026年秋分が出たら、ここから入るのが一番たしかです。
そのほか、総務省は報道資料に別紙の受章者名簿(PDF)を載せています。ほかの府省も、自分たちが推薦した受章者の名簿を発表しているので、探している人の所属がわかるならそこが早いです。
官報で氏名を確認する方法
官報の公式サイトのよくある質問には、令和7年4月1日以降に発行された官報は、発行から原則90日間、サイト上で官報全体を閲覧・ダウンロードできると書かれています。90日を過ぎると、プライバシーへの配慮が必要な一部の記事が見られなくなりますが、それ以外の記事は引き続き閲覧できます。「すべて見られなくなる」わけではない、という点は大事なポイントです。
官報で受章者の名前を探す手順は、次のとおりです。
- 官報の公式サイトを開き、「直近90日分の官報」のページに進む
- 叙勲が掲載された号(発令日前後の発行日)を選ぶ
- 目次から叙勲や褒章の記事を探し、PDFをひらく
- 探している人の名前や所属で、PDF内を検索する
目次のリンクから記事が見られない場合、公開期間を過ぎている可能性があります。そのときは官報の有料検索サービスや、図書館の利用が案内されています。
官報の無料期間を日付で計算してみた
実際に日付を数えてみました。発行日を2026年11月3日と仮定して90日後を計算すると、2027年2月1日です。発令日の翌日が発行日なら2月2日です。つまり、約3か月の間は官報全体が無料で見られる計算になります。
ただし、官報には号外もあり、叙勲の掲載号の発行日は私が確認していません。ここの日付は目安として受け取り、本当の期限は掲載号の発行日から数えてください。名簿を保存しておきたいなら、期間内にPDFをダウンロードするのがおすすめです。期間を過ぎた記事は、官報の有料検索サービスや図書館の利用が案内されています。
旭日章と瑞宝章は何が違う?勲章の種類と等級

旭日章と瑞宝章はどちらが上という関係ではなく、評価の見方が違います。内閣府の資料では、旭日章は功績の内容に着目し、瑞宝章は公務等に長年従事した成績に着目する勲章だと説明されています。
旭日章・瑞宝章の対象者
旭日章は、企業経営、政治、芸術、社会活動など、さまざまな分野で顕著な功績を挙げた人が中心です。瑞宝章は、国や自治体の公務、教育、医療などの公共的な仕事に長く関わった人が中心です。
今回の例で言うと、豊田章男さんと松坂慶子さんは旭日章、元厚生労働事務次官の村木厚子さんは瑞宝章です。報道で見る限り、肩書きと勲章の種類の組み合わせは、この対象の違いとよく合っています。
大綬章から単光章までの6段階
旭日章も瑞宝章も、等級は同じ6段階です。内閣府の一覧では、大綬章・重光章・中綬章・小綬章・双光章・単光章の順に並んでいます。
| 等級 | 旭日章 | 瑞宝章 | 授与の形 |
|---|---|---|---|
| 1 | 旭日大綬章 | 瑞宝大綬章 | 宮中で天皇陛下から親授 |
| 2 | 旭日重光章 | 瑞宝重光章 | 宮中で内閣総理大臣から伝達 |
| 3 | 旭日中綬章 | 瑞宝中綬章 | 各府省の大臣等から伝達 |
| 4 | 旭日小綬章 | 瑞宝小綬章 | 各府省の大臣等から伝達 |
| 5 | 旭日双光章 | 瑞宝双光章 | 各府省の大臣等から伝達 |
| 6 | 旭日単光章 | 瑞宝単光章 | 各府省の大臣等から伝達 |
大綬章の上には、大勲位菊花章と桐花大綬章が別にあります。昔の「勲一等」といった数字の呼び方から、今の名前に変わっていますが、数字との対応は公式資料で細かく確かめていないので、この記事では扱いません。
叙勲を受けるとお金や年金がもらえる?

結論は、叙勲そのものに賞金や特別な年金はつきません。日本国憲法第14条第3項は、栄誉や勲章などの栄典の授与はいかなる特権も伴わない、という趣旨を定めています。
賞金・年金・税制優遇の有無
私が公式の条文を確認したうえで言えるのは、憲法が栄典に特権を伴わせないと定めていることまでです。勲章には「いかなる特権も伴わない」ので、賞金や年金が自動でつくという仕組みはありません。
税金の優遇については、この記事では公式資料で確かめられていないので、断定しません。気になる人は税務署や税理士に聞くのが安全です。
混同されやすいのが文化功労者年金です。これは文化勲章や春秋叙勲とは別の制度で、文化功労者に選ばれた人を対象にしています。「叙勲をもらうと年金も出る」という話は、この別制度が混ざったものと考えられます。
授与式に必要な費用
国に支払う手数料があるという案内は、私が見た公式資料にはありませんでした。ただ、現実には服装の準備や交通費、宿泊費などが自分持ちになる場合があります。金額は人によって大きく違い、公式な目安もないので、ここで数字は出しません。案内状に書かれた条件を先に確認して、必要な物から揃えるのがおすすめです。
勲章を紛失したときは、内閣府が勲章や勲記を理由を問わず再交付していません。代わりに、有勲証状の交付を受けたり、造幣局に自費で勲章を調製してもらったりする手続きが用意されています。
一般人でも叙勲候補者を推薦できる?
できます。内閣府の一般推薦制度では、推薦者1名と賛同者2名で候補者を推薦できると案内されています。
推薦される人は、国や公共に功労のある70歳以上の人か、国や公共に功労があり、著しく労苦の多い仕事や人目に付きにくい分野で長年頑張った55歳以上の人です。公務員としての功労のみの人や、すでに勲章を受けた人は対象外です。活動歴は、一般的に最も短くても約20年が必要だと書かれています。
私も、身近に地域のために長く動いてきた人がいたら、この制度を思い出したいなと思いました。
まとめ|2026年秋の叙勲と今後の式典予定
2026年秋の叙勲は、報道で受章者3,861人、旭日大綬章は豊田章男さんら7人です。公式名簿や皇居の式典の日付は、確認できたものと確認できていないものを分けて読んでください。
今回の要点を3つに整理
- 受章者数と顔ぶれは報道ベース。内閣府の名簿ページが出たら照合する
- 長野県は11月6日、岐阜県は11月11日に伝達式を行うと県が発表済み
- 叙勲に賞金や年金はつかない。官報は原則90日間、全体を無料で閲覧できる
今後の式典予定と更新のしかた
皇居の親授式・伝達式の日付がわかったら、この記事で更新します。内閣府の「日本の勲章・褒章」と宮内庁のサイトも、あわせて見ておくと安心です。次の春の叙勲は、毎年の決まりで4月29日付の予定です。
生活のお金の制度が気になった人は、生活支援給付金はいくらもらえる?3万円と1万円の違いと対象者を解説も読んでみてね。
よくある質問

Q. 2026年秋の叙勲の受章者は何人ですか?
報道では3,861人で、旭日章が895人、瑞宝章が2,966人とされています。内閣府の名簿が公開されたら、公式の数字と照らし合わせてください。
Q. 2026年秋の叙勲の授与式はいつですか?
皇居での大綬章親授式・重光章伝達式は、私が調べた範囲では日付の公式発表が見つかりませんでした。長野県は11月6日、岐阜県は11月11日に伝達式を行います。
Q. 皇居の授与式には家族も参加できますか?
内閣府の制度概要では、受章者は配偶者同伴で天皇陛下に拝謁するとされています。配偶者以外の家族の入れ方は、案内状か担当窓口に確認してください。
Q. 旭日章と瑞宝章はどちらが上ですか?
上下ではなく対象の違いです。旭日章は功績の内容、瑞宝章は公務等への長年の従事に着目した勲章です。
Q. 叙勲を受けると年金や賞金がもらえますか?
もらえません。憲法第14条第3項は、栄典の授与にいかなる特権も伴わないと定めています。文化功労者年金は別の制度です。
Q. 受章者名簿はどこで確認できますか?
内閣府賞勲局のサイト、各府省の発表資料、官報で確認できます。官報は原則、発行から90日間は全体を無料で閲覧できます。
Q. 叙勲は年に何回ありますか?
春は4月29日付、秋は11月3日付の年2回です。
Q. 勲章をなくしたら再発行してもらえますか?
内閣府は再交付をしていません。有勲証状の交付と、造幣局での自費調製という手続きがあります。
Q. 一般の人も叙勲の候補者を推薦できますか?
できます。推薦者1名と賛同者2名で、内閣府賞勲局に推薦書を送ります。対象は70歳以上などの条件があります。
Q. 大綬章と重光章は誰から授与されますか?
大綬章は宮中で天皇陛下から親授され、重光章は宮中で内閣総理大臣から伝達されると、内閣府が説明しています。
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参考・出典
- 総務省「令和8年秋の叙勲」報道資料
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kanbo01_02001183.html - 内閣府「日本の勲章・褒章(賞勲局)」
https://www8.cao.go.jp/shokun/ - 内閣府「勲章・褒章制度の概要」
https://www8.cao.go.jp/shokun/seidogaiyo.html - 内閣府「勲章の種類及び授与対象」
https://www8.cao.go.jp/shokun/shurui-juyotaisho-kunsho.html - 内閣府「春秋叙勲の候補者としてふさわしい方の推薦(一般推薦)」
https://www8.cao.go.jp/shokun/ippansuisen.html - 内閣府「勲章等を紛失された方へ」
https://www8.cao.go.jp/shokun/kunsyoufunshitu.html - 官報「よくあるご質問」
https://www.kanpo.go.jp/faq.html - 長野県「令和8年秋の叙勲の伝達式を行います」
https://www.pref.nagano.lg.jp/jinji/happyou/20261030press.html - 岐阜県「令和8年秋の叙勲 伝達式の実施(11月11日)」
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/524634.html - e-Gov法令検索「日本国憲法」
https://laws.e-gov.go.jp/law/321CONSTITUTION - 宮内庁
https://www.kunaicho.go.jp/ - 産経新聞の報道(受章者数・旭日大綬章受章者の氏名は報道ベース)
※本記事の情報は執筆時点(2026年11月3日)のものです。受章者数・名簿・式典日程は、内閣府や各府省・自治体の最新の発表をご確認ください。税金などの個別の判断は専門家にご相談ください。
