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SMBC情報漏洩の対象銀行一覧|32万人の確認方法とプロミスへの影響

SMBC情報漏洩の対象銀行はどこか、32万人の確認方法を確かめる女性

この記事の3行まとめ

  • 2026年11月5日、SMBCコンシューマーファイナンスが保証システムへの不正アクセスで最大320,118人の個人情報が外部に送信されたと発表
  • 対象かどうかは、契約書や商品概要説明書の「保証会社」欄と、個別の案内で確認。保証提携先だからといって対象と決まったわけではない
  • プロミス直接契約分への影響は公表されていない。不審なSMSや電話に注意し、リンクを開かず暗証番号も教えない

SMBCコンシューマーファイナンスは2026年11月5日、カードローンの保証業務で使うシステムへの不正アクセスにより、最大320,118人の個人情報が外部に送信されたと発表しました。公式発表を出している銀行は、ドコモSMTBネット銀行、福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行、筑波銀行、愛媛銀行、あいち銀行などで、人数まで明かされているのはドコモSMTBネット銀行の最大122,635人だけです。

自分が対象かどうかは、利用中のローンの契約書や商品概要説明書で「保証会社」の欄を見て、SMBCコンシューマーファイナンスと書かれているかをまず確認してください。この記事は2026年11月5日時点の公式発表をもとに、対象銀行の一覧、確認方法、プロミス利用者への影響、詐欺への備えを順番に整理しています。

私もニュースを見た最初の感想は「自分の銀行は大丈夫?」でした。慌てて動くより、公式に書かれていることと、まだ分かっていないことを分けて見ていきましょう。

目次

SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏洩とは?

SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏洩を確認するために公式発表を読み解く女性

今回の件は、銀行そのものではなく、銀行カードローンの保証を請け負う会社のシステムが狙われた事案です。まずは何がいつ起きて、どんな情報が対象になっているのかを、公式発表の範囲で押さえておきます。

最大32万人の情報が流出した経緯

SMBCコンシューマーファイナンス(以下SMBCCF)の発表によると、同社は11月2日に不正アクセスを検知し、同じ日のうちに保証業務で使っているシステムへのアクセスを遮断しました。その後、ほかに不正なアクセスがないかを調べる過程で、システムから外部へデータが送信されていたことが分かったそうです。送信されたデータには、お客さまの個人情報が含まれていました。

漏えいしたお客さまの人数は「最大320,118名」と公表されています。「最大」と書かれているとおり、実際に何人の何の情報が出たのかは、調査が続いている段階です。攻撃の方法や侵入経路は、私が確認した範囲では公表されていません。

同社は保証システムを一時停止し、安全性の確認や必要なメンテナンスを続けるとしています。11月5日時点で、この件が原因の二次被害は確認されていないと説明されています。

公式発表はSMBCコンシューマーファイナンスのお知らせ(PDF)で読めます。

漏洩した情報と含まれていない情報

公表されている情報の項目は、次のとおりです。

  • 氏名、性別、生年月日、住所
  • 自宅電話番号、携帯電話番号、メールアドレス
  • 運転免許証番号
  • 勤務先情報(電話番号、年収など)
  • 契約情報(金融機関コード、顧客番号、保証額、保証開始日など)

一方で、運転免許証などの本人確認書類の画像は含まれていないと明記されています。また、暗証番号やログイン用のパスワードは、公表されている項目の中に入っていません。

ただし、銀行側の発表では「各行のお客さまについて、実際に漏えいした情報の項目は現在確認中」とされています。上の一覧は「SMBCCFが公表している項目」であって、あなた個人の分がすべて当てはまると決まったわけではない点は覚えておいてください。

三井住友銀行の別件との違い

同じ11月5日に、三井住友銀行からも、メール配信を委託している会社への不正アクセスに関する発表があったと報じられています。こちらはメール配信の委託先が原因で、SMBCCFの保証システムとは別の事案です。

ニュースの見出しが並ぶと同じ出来事に見えますが、原因も対象のシステムも違うので、人数を足し合わせたり、同じ対応が必要だと考えたりしないようにしてください。三井住友銀行の件の詳細は、同行の発表で確認するのが確実です。

【一覧】情報漏洩の対象銀行はどこ?

SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏洩で対象銀行の一覧を確認する人

結論から言うと、現時点で公式に発表を出している金融機関は複数あり、その数は今後増える可能性があります。私が各行の公式ページで確認できたものを、先に表にまとめます。

公式発表が確認できた金融機関一覧

金融機関 公式発表で確認できた内容 申込・サービスへの影響
ドコモSMTBネット銀行 カードローン利用者が最大122,635人。同行の銀行システムへの不正アクセスは確認されていない 他の銀行サービスへの影響はないと案内
福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行 ふくおかフィナンシャルグループが3行分をまとめて発表。保証付きカードローンの利用者・申込者が対象になる可能性。人数は調査中 申込は通常どおり受付。審査結果の連絡に通常より時間がかかる場合あり
熊本銀行 同行も11月5日に単独で発表。内容はFFGの発表と同じ趣旨 同上
筑波銀行 提携先(SMBCCF)への不正アクセスによる情報漏えいを発表 つくばカード「アスジョイ」の新規申込を11月5日から停止
愛媛銀行 提携先への不正アクセスに関する発表をPDFで公開 申込への影響は同行の案内を確認してください
あいち銀行 お知らせ欄に11月5日付で掲載 同行の案内を確認してください

各行の発表は、ドコモSMTBネット銀行、熊本銀行、ふくおかフィナンシャルグループ(PDF)、筑波銀行、愛媛銀行(PDF)で読めます。あいち銀行は公式サイトのお知らせ欄をご覧ください。

なお、北洋銀行、広島銀行、福井銀行についても発表が出たと伝える報道や調査資料がありますが、私は今回、各行の公式ページ本体までは確認できていません。該当の銀行をご利用の方は、各行のお知らせを直接見てください。

189の提携金融機関すべてが対象?

SMBCCFが保証を請け負っている金融機関の数として「189」という数字を目にした方もいると思います。ただ、公式発表のPDFには「地方銀行や信用金庫、インターネット銀行等の金融機関と提携している」とあるだけで、社数は書かれていません。189という数字は、私が一次情報では確認できていません。

そして大事なのは、保証の提携先だからといって、今回の漏洩の対象だと決まったわけではないことです。熊本銀行の発表も「対象となる可能性がある」という書き方で、正確な対象者と人数はSMBCCFが調査中とされています。

提携先の一覧に自分の銀行名があっても、「自分のデータが出た」とは言えません。逆に、いまの時点で銀行名が表にないからといって、安心できるとも言えない状況です。続報が出るたびに更新されるので、気になる銀行の公式ページはこまめに見ておくのがおすすめです。

カードローンの申込・審査への影響

SMBCCFは保証システムを一時停止していて、その影響が銀行ごとに違う形で出ています。筑波銀行は「アスジョイ」の新規申込を止め、福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行は申込を受け付けつつ、審査結果の連絡が遅れることがあると案内しています。

すでに借りている人の返済や追加の借入への影響は、私が確認した発表には具体的に書かれていませんでした。ドコモSMTBネット銀行は「本件による他の銀行サービスへの影響はない」と説明しています。心配な場合は、利用中の銀行のお知らせか問い合わせ窓口で確かめてください。

これから新しくカードローンを申し込む予定の方は、審査の連絡が普段より遅くなる可能性を見込んで、日程に余裕を持っておくと安心です。

公表された人数から割合を計算してみた

ニュースの数字が大きすぎて実感がわかなかったので、私なりに公表された人数だけで規模感を計算してみました。

  • 全体:最大320,118人
  • ドコモSMTBネット銀行:最大122,635人
  • 割合:122,635 ÷ 320,118 = 約38.31%
  • それ以外:320,118 − 122,635 = 197,483人(約61.69%)

つまり、1行だけで全体の約4割近くを占める計算になります。残りの最大197,483人分は、福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行などほかの提携先のお客さまを含む枠だと考えられますが、これは各行の内訳が公表されていないため、あくまで規模をつかむための単純な引き算です。どちらも「最大」の数字なので、実際の人数の内訳を示すものではありません。

ここで私が感じたのは、「ドコモSMTBネット銀行のように人数を出している銀行ほど、状況をつかみやすい」ということでした。人数の発表が遅い銀行を責めたいわけではなく、まだ調査が終わっていないのだな、と受け止めています。

自分が対象か確認する3つの方法

SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏洩で自分が対象か確認する3つの方法

自分が対象かどうかを確かめる方法は、大きく3つあります。上から順にやっていくと、短い時間で全体像がつかめます。

  1. 契約書や商品概要説明書で「保証会社」を調べる
  2. SMBCCFや銀行からの個別の案内を待つ
  3. 問い合わせ窓口で聞く

契約書・商品概要説明書の保証会社欄

最初にやることは、利用中(または申し込んだ)ローンの書類で保証会社を見ることです。手順は次のとおりです。

  1. 手元に契約書や申込時の控えがあれば、「保証委託」「保証会社」と書かれたページを開く
  2. 書類が見つからなければ、銀行の公式サイトで該当ローンの「商品概要説明書」を開く
  3. 「保証会社」の欄に「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」と書かれているかを確認する

書かれていれば、対象になっている可能性があります。ただし「可能性」であって、「対象と確定」ではありません。書かれていない場合は、ほかの保証会社の商品ということなので、今回の保証システムとは別のものと考えられます。

私は書類を探すのが面倒で後回しにしがちなのですが、銀行サイトの商品概要説明書なら数分で見られるので、こちらのほうが手軽でした。

個別通知の時期と方法

SMBCCFは、対象となるお客さまの範囲を特定してから、保証提携先と相談のうえ、メールやSMSなどで個別に案内するとしています。いつ届くのかという具体的な日程は、公式発表には書かれていません。

届くまでの間は、こちらから連絡して聞く方法もあります。ただし、通知を待っている時期は、通知を装った偽のSMSやメールが紛れ込みやすい時期でもあります。「対象かどうかを確認するにはこちら」というリンクが付いた連絡が来ても、そのリンクは開かず、銀行の公式サイトやアプリから確認してください。

こうした「自分が対象か確認する」流れでは、ほかの情報漏洩ニュースでも同じ注意が必要でした。確認の手順そのものは、OZmall不正アクセスで44万人?自分が対象か確認する方法でも整理しているので、気になる方は読んでみてください。

問い合わせ窓口

SMBCCFの専用の問い合わせ窓口は、電話番号が03-5677-9228で、受付は「平日 9-18時」と公式発表に書かれています。土日祝の受付は案内されていないので、週末に電話してつながらなくても慌てなくて大丈夫です。

平日の9時から18時は1日9時間、週にすると45時間です。1週間168時間のうち約27%しか受け付けていない計算になるので、電話は平日の日中に時間を取る必要があります。

銀行側の窓口も出ています。熊本銀行は営業推進部の個人営業グループ(096-385-1141)、福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行は営業統括部の消費性ローンチーム(092-723-2890)が案内されています。ドコモSMTBネット銀行は、公式サイトのお問い合わせフォームが用意されています。受付時間は各行の案内を確かめてください。

プロミス利用者や過去に完済した人も対象?

SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏洩でプロミス利用者や完済者の対象を確認

SMBCCFは、消費者金融の「プロミス」を運営している会社です。そのため「プロミスで借りている自分も対象なの?」「昔に完済した分は?」という疑問が多いと思います。ここは公式に書かれていることが少ないので、分かる範囲を丁寧に切り分けます。

プロミス直接契約者

公式発表で語られているのは、あくまで「カードローン等の保証業務で使っているシステム」です。プロミスとの直接の契約分が今回の件に含まれるのか、影響があるのかどうかは、私が確認した範囲では公表されていません。

ですので「プロミス利用者は対象外です」とも「プロミスも対象です」とも、現時点では言い切れません。分からない部分は分からないまま、SMBCCFからの続報を待つのが正確な受け止め方です。

プロミスのWeb・アプリで最近メンテナンスの案内を見たという方もいるかもしれませんが、今回の保証システムへの不正アクセスとの関係を示す情報は確認できていません。時期が近いからといって、結びつけて考えないでください。

なお、プロミスを使っている人が、別に銀行のカードローンも契約している場合は話が別です。その銀行ローンの保証会社がSMBCCFなら、そちらは保証システムの対象になる可能性があります。

完済・解約済み

過去に完済・解約した人が対象になるかどうかは、公式発表に書かれていません。信用情報機関の登録期間(完済後何年か)という話を聞いたことがあるかもしれませんが、あれは信用情報機関が情報を持つ期間の話で、SMBCCFの社内システムにデータがどのくらい残っているかとは別です。SMBCCFの内部の保存期間は公表されていないので、そこから推し量ることはできません。

「昔に完済したから大丈夫」と決めつけず、「分からないので、個別の案内を待つ」と考えておくのが安全です。

審査落ち・申込取消

審査に落ちた人や、申し込んだあとに取り消した人はどうでしょうか。熊本銀行とFFGの発表は、対象を「保証するカードローン等をご利用またはお申し込みいただいたお客さま」と書いています。つまり、契約に至らなかった申込者も、対象に含まれる可能性が文面上は残されています。

ただし、これも「可能性がある」という書き方で、実際に申込だけの人のデータがどの範囲で含まれているかは公表されていません。私の場合も、昔に比較のために仮申込だけした経験があるので、他人事ではないなと感じました。

借入残高ゼロ

借入残高がゼロでも、解約していなければ、ローンの契約自体は続いている場合があります。契約が続いているなら、保証の契約も続いている可能性があるので、残高が0円でも対象になりうると考えておいたほうが安全です。

残高ゼロの人の扱いが公式発表に明記されているわけではありません。使っていないカードローンの枠が残っていないか、この機会に確認してみるのもいいと思います。

免許証番号・年収の漏洩で何が起きる?

SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏洩で免許証番号や年収が漏れた後の詐欺対策

漏えいが確認された項目には、運転免許証番号、勤務先の電話番号、年収、保証額、金融機関コードなど、他人にはあまり知られたくない情報が含まれています。画像が含まれていないことは公式に書かれていますが、番号や年収が出たことの重みを軽く見ないほうがいいと私は思います。

想定される詐欺電話やSMS

ここから先は、公式発表に書かれた「実際に起きていること」ではなく、「こういう悪用が起こりうる」という一般的な想定例です。11月5日時点で、本件が原因の二次被害は確認されていないとされています。

たとえば、次のようなパターンが考えられます。

  • 銀行や保証会社を名乗る電話で、実際の保証額や勤務先を口にして信用させ、暗証番号や認証コードを聞き出そうとする
  • 「情報漏洩の対象か確認できます」という内容のSMSから、偽のログイン画面に誘導する
  • 「お詫びの見舞金を振り込むので口座情報を入力してください」と持ちかける

相手が自分の名前や借入額を知っていても、それだけでは本物の金融機関だとは言えません。漏れた情報を持っている第三者でも、同じ話ができてしまうからです。

SMSやスマホ通知の偽物の見分け方は、【注意】スマホの「給付金5万円」通知は詐欺?本物と偽物を一瞬で見抜く方法でも詳しく書いています。手口はよく似ているので、一緒に読んでおくと判断しやすくなります。

暗証番号・パスワードについて

暗証番号やパスワードは、SMBCCFが公表している項目に入っていません。熊本銀行も、電話・メール・SMSで暗証番号やパスワードを尋ねることはないと明記しています。

そのため、暗証番号やワンタイムパスワードを聞かれた時点で、相手は偽物の可能性が高いと考えて大丈夫です。「本人確認のために」と言われても、教えないでください。

免許証の画像は含まれていませんが、免許証番号は含まれています。番号だけで勝手に契約されると決まっているわけではないものの、本人確認の甘いサービスでなりすましの手がかりに使われる可能性は否定できません。「画像がないから安心」とは言い切れないと考えて、身に覚えのない通知や契約には敏感になっておくと安心です。

不審な連絡への対処

もし不審な電話やSMSが来たら、次の順番で動いてください。

  1. 電話は一度切る。SMSやメールのリンクは開かない
  2. 連絡してきた相手の番号ではなく、公式サイトやカード・書類に載っている番号に自分からかけ直す
  3. 個人情報や暗証番号は、相手が名乗った時点では入力も口頭での返答もしない
  4. 判断に迷ったら、SMBCCFの専用窓口、利用中の銀行、または警察に相談する

SMBCCFの発表にも「記載されたURLへのアクセスや個人情報の入力を行わず、専用窓口または警察等にご相談ください」とあります。公式が求めている対処と同じなので、迷ったらこの手順で大丈夫です。

なぜ銀行の情報が消費者金融にある?

「銀行のカードローンを申し込んだのに、なぜ消費者金融の会社から情報が出るの?」と不思議に思った方は多いはずです。ここは一般的な仕組みを使って説明します(個々の契約の細部は銀行ごとに違うので、実際の契約書で確かめてください)。

保証会社の仕組み

銀行の個人向けカードローンでは、銀行が貸し出しをする一方で、保証会社が「万が一返済が滞ったときに肩代わりする」約束をしているのが一般的です。利用者は、銀行と保証会社の両方に申込をする形になります。

返済が長く滞った場合、保証会社が銀行に残りの返済額を一括で支払う「代位弁済」が行われます。そのあと、お金を返してもらう権利は銀行から保証会社に移ります。

銀行側は審査や回収のノウハウを持つ保証会社に任せ、保証会社は審査と回収を担う代わりに保証料などを受け取るという役割分担になっています。利用者から見ると「銀行から借りた」という意識が強いので、保証会社に自分の情報が渡っていることに気づきにくいのです。

銀行との情報共有

保証会社は審査や保証の管理のために、氏名、住所、勤務先、年収、保証額などを銀行から受け取ります。今回、公表された項目に勤務先情報や契約情報(金融機関コード、顧客番号、保証額、保証開始日)が入っているのは、この仕組みと合致しています。

SMBCCFは、地方銀行、信用金庫、インターネット銀行などと保証で提携していて、一部の提携先にはカードローンのWeb申込フォームも提供していると発表しています。1つの会社に多くの銀行の利用者の情報が集まる形なので、そこが狙われると、複数の銀行のお客さまに影響が及びやすいという面があります。

申込のときに同意した「個人情報の取扱い」の書面には、保証会社への提供について書かれているのが通常です。次に書類を見るときは、ここも一緒に読んでみてください。

補償や見舞金は支払われる?

情報漏洩のニュースが出ると、「お詫びや補償はないの?」と気になりますよね。ここは公式発表に何が書かれているかを軸に整理します。

公式発表に補償の記載はあるか

SMBCCFの発表、ドコモSMTBネット銀行、熊本銀行、FFGの発表のいずれにも、見舞金や賠償の金額・方針は書かれていませんでした。11月5日時点では、補償があるともないとも言える段階ではないということです。

今後、お詫びの形や対応が示される可能性はありますが、それは各社が決めて発表することです。補償の案内を名乗る連絡が先に来た場合は、詐欺の可能性を疑って、前の章の手順で公式窓口に確認してください。

過去の事例から金額を推測しない理由

過去の漏洩事案の慰謝料や見舞金の金額を挙げて「今回もこのくらい」と予想する記事も見かけますが、私はそれはしません。漏れた情報の種類、実際に被害が出たか、対応した会社の姿勢などが事案ごとに違うからです。

過去の金額を今回に当てはめると、期待が外れたときにかえって不安が増えてしまいます。金額の話は、公式の発表が出てから確認するのがいいと思います。

漏洩のあとにやるべきことの全体像は、タイムズカー情報漏洩で何をすればいい?にまとめているので、あわせて読んでみてください。

よくある質問

SMBC情報漏洩の対象銀行はどこか、32万人の確認方法を確かめる女性

Q. SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏洩で、対象の銀行はどこですか?

公式発表を確認できたのは、ドコモSMTBネット銀行、福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行、筑波銀行、愛媛銀行、あいち銀行などです。ただし、保証提携先がすべて対象と決まったわけではなく、続報で増える可能性があります。

Q. 自分が対象かどうかは、どうすれば確認できますか?

利用中のローンの契約書や商品概要説明書で、保証会社の欄がSMBCコンシューマーファイナンスになっているかを見てください。対象のお客さまには、範囲の特定後にメールやSMSなどで個別に案内される予定です。

Q. 問い合わせ窓口の電話番号と受付時間は?

SMBCコンシューマーファイナンスの専用窓口は03-5677-9228で、受付は公式発表で平日9〜18時です。土日祝の受付は案内されていません。

Q. プロミスを使っていますが、対象ですか?

発表されているのは保証業務のシステムの件で、プロミスとの直接契約分への影響は公表されていません。現時点では対象とも対象外とも言い切れないので、続報を待ってください。

Q. 過去に完済したローンも対象になりますか?

公式発表には、完済・解約済みの人の扱いは書かれていません。信用情報機関の登録期間と、会社の社内システムの保存期間は別なので、期間から推測はできません。

Q. 審査に落ちたり、申込を取り消したりした場合も対象ですか?

熊本銀行とFFGの発表では「利用またはお申し込みいただいたお客さま」が対象になる可能性があるとされています。申込だけの人も含まれる可能性はありますが、確定した情報ではありません。

Q. 暗証番号やパスワードも漏れましたか?

SMBCコンシューマーファイナンスが公表している項目には、暗証番号やパスワードは入っていません。免許証などの本人確認書類の画像も含まれていないと発表されています。

Q. 免許証番号が漏れると、勝手に借金されますか?

番号だけでローン契約が成立すると決まっているわけではありませんが、なりすましに使われる可能性は否定できません。身に覚えのない通知や契約に気をつけ、不安なら窓口や警察に相談してください。

Q. 補償や見舞金はありますか?

11月5日時点の公式発表には、補償や見舞金の記載はありません。補償を名乗る連絡が来たときは、詐欺の可能性を疑って公式窓口に確認してください。

Q. 同じ日の三井住友銀行の情報漏洩とは同じ事案ですか?

別の事案です。三井住友銀行の件はメール配信の委託先への不正アクセスと報じられていて、SMBCコンシューマーファイナンスの保証システムの件とは原因も対象システムも違います。

まとめ

SMBCコンシューマーファイナンスの保証システムから最大320,118人の個人情報が外部に送信された件は、公式発表に基づく範囲では「対象になる可能性がある」段階にとどまっています。対象銀行は増える可能性があるため、利用中の銀行の公式ページを確認することが一番の近道です。

まず手元の書類か銀行サイトで保証会社欄を見て、SMBCコンシューマーファイナンスと書かれていないかを確認しましょう。そのうえで、個別の案内を待ちつつ、SMSやメールのリンクを開かない、電話で暗証番号を教えないという2つを徹底してください。プロミスの直接契約や完済済みの扱いなど、まだ分からない部分は無理に判断せず、公式の続報を待つのが安全です。

私が調べて感じたのは、慌てて動くより「保証会社欄を見る」「怪しい連絡に反応しない」という小さな行動を確実にやることが、いちばん効くということでした。新しい発表が出たら、この記事も更新していきます。

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今回の件で公表された項目には、パスワードは入っていないよ。ただ、こういうニュースのあとは、ログインまわりを見直したくなるよね。1Passwordならサイトごとに別々の長いパスワードを作って覚えてくれるから、万一どこかで漏れても他のサービスに広がりにくくなるよ。


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参考・出典

  • SMBCコンシューマーファイナンス「当社保証システムへの不正アクセスによるお客さま情報の漏えいについて」(2026年11月5日)
    https://www.smbc-cf.com/news/data/2026/11/news_20261105.pdf
  • ドコモSMTBネット銀行「SMBCコンシューマーファイナンス(保証提携先)への不正アクセスによる当社カードローンのお客さま情報の漏えいについて」
    https://www.netbk.co.jp/contents/company/info/2026/1105_006601.html
  • 熊本銀行「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証システムへの不正アクセスによるお客さま情報の漏えいについて」
    https://www.kumamotobank.co.jp/announcement/important/y2026/20261105josirase2.html
  • ふくおかフィナンシャルグループ「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証システムへの不正アクセスによるお客さま情報の漏えいについて」
    https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2026/20261105_release.pdf
  • 筑波銀行「提携先(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)への不正アクセスによるお客さま情報の漏えいについて」
    https://www.tsukubabank.co.jp/cms/article/76ee6818987f5e1c31d22e2302d6e0e18688c745/
  • 愛媛銀行「提携先(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)に対する不正アクセスによるお客さま情報の漏えいについて」
    https://www.himegin.co.jp/new_csr/pdf/20261105_1.pdf

※本記事の情報は2026年11月5日時点の公式発表をもとにしており、内容は予告なく変更されることがあります。個別の契約や対象かどうかの判断は、各金融機関・SMBCコンシューマーファイナンスの案内をご確認いただくか、専門家・公的機関にご相談ください。

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