この記事の3行まとめ
- 1987年10月19日にNYダウが22.6%、翌20日に日経平均が14.9%下落した
- 原因は機械的な売り・投資家の恐怖・流動性不足が重なったと分析されている
- 2026年は安全装置があるが、備えの基本は生活資金と資産配分の確認
1987年10月19日、ニューヨーク株式市場でダウ平均が1日で22.6%も下落しました。これが「ブラックマンデー」です。翌20日には日本株も日経平均が14.9%安と、下落率で今も歴代1位とされる急落になりました。それから39年がたった2026年10月19日の今日、「同じことはまた起きるの?」「NISAで持っている株や投資信託はどうなるの?」と気になっている人も多いと思います。この記事では、暴落の仕組みと現代との違いを整理しながら、個人投資家がいま確認しておきたいポイントをやさしくまとめるね。
先に結論を3つだけ書いておくよ。
- 1987年の暴落は、市場の仕組みの弱さ・機械的な売り・投資家の恐怖が重なって起きたと分析されている
- 2026年の市場には安全装置があるけれど、高速取引による急な値動きがなくなったわけではない
- 大切なのは暴落を当てることではなく、生活資金と資産配分を前もって確認しておくこと
ブラックマンデーとは?1987年10月19日に起きた大暴落

ブラックマンデー(暗黒の月曜日)は、1987年10月19日の月曜日に米国株が記録的に急落した出来事のことだよ。ここでは、何が起きたのかを3つの視点で見ていこう。
NYダウが1日で22.6%下落した衝撃
10月19日のニューヨークで、ダウ工業株30種平均は508ドル安、下落率22.6%になりました。1日の下落率としては、1929年の世界恐慌のときを上回る大きさとして語られています。S&P500も同じ日に約20%下落したと、米連邦準備制度(FRB)のスタッフ論文(A Brief History of the 1987 Stock Market Crash)にも書かれているよ。
「508ドルって、今の感覚だと小さくない?」と私も最初は思いました。でも当時のダウは2,000ドル台前半。つまりたった1日で資産の4分の1近くが消えたことになるんだよね。金額ではなく割合で見ると、衝撃の大きさが伝わってくるよ。
日本株にも波及、翌日は14.9%安
日本とアメリカには時差があります。ニューヨークの月曜日の取引が終わったとき、日本はすでに火曜日の朝。だから日本の市場は、10月20日(火曜日)にアメリカの暴落をまとめて受け止める形になりました。この日の日経平均は3,836.48円安、下落率14.90%。日本ではこの日を「ブラックチューズデー」と呼ぶことがあるよ。
当時の日本株は、値段が下がりすぎないように1日の値幅に制限がありました。ストップ安になった銘柄が多く、「売りたくても売れない」状態が広がったと言われています。逃げ場がないまま下がっていく怖さが、そこにあったんだね。
1987年10月16日から20日までの時系列
時差があると混乱しやすいので、各市場の現地時間で整理してみるね。
| 日付(現地) | 市場 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 10月16日(金) | ニューヨーク | 米貿易赤字や金利上昇への懸念で、ダウが約108ドル安(約4.6%安) |
| 10月16日(金) | ロンドン | 英国南部を襲った大嵐の影響で市場が休場 |
| 10月19日(月) | 東京・香港・ロンドン | 週明けから売りが広がる |
| 10月19日(月) | ニューヨーク | ダウ508ドル安(22.6%安)。取引量が急増 |
| 10月20日(火) | 東京 | 日経平均3,836.48円安(14.90%安) |
| 10月20日(火) | ニューヨーク | FRBが流動性供給の用意を表明。ダウは反発 |
金曜日の下落、休場、そして週明けの一斉売り。こうして見ると、パニックがドミノのように世界へ広がったのがよくわかるよね。
ブラックマンデーはなぜ起きた?3つの原因

原因は一つに決められていません。ここでは有力とされる3つの見方を紹介するね。「これだけが犯人」と決めつけないのが大事だよ。
ポートフォリオ・インシュアランスとは
ポートフォリオ・インシュアランス(略してPI)は、当時流行していた値下がりに備える保険のような運用手法だよ。持っている株の価値が下がりそうになったら、株価指数先物(将来の株価を売買する取引)を売って、損失をおさえようとする仕組み。
ここに皮肉があります。守るための仕組みが、結果的に下落を加速させたという分析があるんだ。流れはこんな感じ。
- 株価が下がる
- 資産を守るため、先物を売る
- 先物の価格が下がる
- 割安になった先物と現物株の差を狙う取引で、現物株にも売りが広がる
- さらに株価が下がり、また1に戻る
この循環が暴落を深くしたという見方は、当時の大統領特別委員会の報告書(通称ブレイディ報告)などで有力に語られてきました。報告書では、PIを使う投資家の売り注文が、ニューヨーク証券取引所の売り約210億ドルのうち20億ドル弱に相当したと紹介されています。割合にすると約1割。小さくない数字だけど、PIだけで全部は説明できないんだよね。
もちろん、これは「一つの原因だけで説明できる」という話ではなく、有力な分析の一つにすぎないよ。
コンピューター売買と投資家の恐怖
じゃあ、コンピューターが悪者だったの? そう単純でもないみたい。経済学者のロバート・シラー教授は、暴落の直後に投資家へアンケートを送りました。全米経済研究所(NBER)のワーキングペーパーによると、およそ1,000人から回答があったそうです。
そこでわかったのは、PIのようなあらかじめ決めた機械的な売りは、売りの一部にすぎなかったということ。そして多くの投資家が、暴落の原因を「ほかの投資家の心理」だと答えました。つまり「みんなが売っているから怖くなって、自分も売った」という連鎖です。
私も、SNSで「株が急落」の文字が並ぶと、つい自分の資産を何度も見返してしまいます。そう考えると、人間の恐怖心は39年前も今も変わらないのかもしれないね。
株価情報の遅延と流動性不足
もう一つの原因が流動性不足。むずかしい言葉だけど、要するに「売りたい人が殺到しているのに、買いたい人がいない」状態のことだよ。市場は開いていても、買い手がいなければ売れません。
当時はインターネットもなく、注文は電話が中心でした。注文の処理が追いつかず、株価の表示が遅れるといった混乱も起きたとされています。「今の本当の値段がわからない」という状況は、投資家の不安をいっそう大きくしたはずだよ。
意外と知らないブラックマンデーの裏側
ここからは、教科書にはあまり出てこない3つのエピソードを紹介するね。どれも「一つの原因」とは言い切れない、あくまで当時の背景として読んでほしいな。
暴落直前、ロンドンを大嵐が襲っていた
暴落の3日前、1987年10月16日の未明に、英国南部を非常に強い嵐が襲いました。ロンドン市場はこの日、交通の混乱などで取引ができなくなったと伝えられています。
そのため、金曜日のニューヨークの下落に対するロンドン市場の反応は、週明けに先送りされました。嵐が暴落の直接の原因だったとは言えません。ただ、売りの発散が一日遅れた分、月曜日に集中しやすかった可能性があるという見方はあるよ。
香港では市場を4日間閉鎖
香港は、パニックを落ち着かせるために、10月20日から4日間取引所を閉鎖しました。理由は、先物取引の決済が滞る恐れがあったためとされています。
けれど、10月26日に再開すると、ハンセン指数は約33%も急落しました。閉鎖で売りが先送りされ、再開日に集中した可能性や、投資家が「出口を塞がれた」と感じた心理が影響したという分析があります。ただし閉鎖だけが原因とは言えません。世界的な株安が続いていたことも大きかったからね。
この出来事は、「市場を止めること」が必ずしも安心につながらないという例として、今もよく話題になるんだ。
暴落を予測した伝説の投資家
ヘッジファンドの運用者ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、この暴落を事前に警戒していた人物として知られています。当時の株価の動きが、1929年の大暴落前の値動きとよく似ていると考えたことが理由の一つとして、よく紹介されるよ。
ただ、ここで気をつけたいのは「過去のチャートを見れば暴落を予測できる」と受け取らないこと。似た形を見つけても、同じ結果になるとは限りません。成功した事例だけが語り継がれている、という面もあるはずだよ。
なぜブラックマンデーは世界恐慌にならなかった?

1929年の暴落は、その後の世界恐慌につながりました。でも1987年は、そうはなりませんでした。ここでは、その背景を見てみよう。
グリーンスパンFRB議長の緊急声明
暴落の翌朝、10月20日。就任から数か月だったグリーンスパンFRB議長は、「経済と金融システムを支えるため、資金を供給する用意がある」という趣旨の短い声明を出しました。FRBの論文でも、この流動性供給の表明は重要な対応として取り上げられています。
なぜ資金が必要だったかというと、株価が急落すると、証券会社や先物取引の会社が追加の担保(追証)を大量に求められるからだよ。資金繰りが苦しくなると、取引を仲介する清算機関まで危うくなってしまいます。FRBは、銀行が証券会社への融資を続けるよう促すなどして、資金の流れが止まるのを防ぎました。
とはいえ、FRBの対応だけですべてが解決したわけではありません。実際は、市場参加者の対応や、その後の景気、各国当局の動きなどが重なった結果だと考えるのが自然だよ。
日本の金融政策と平成バブルの関係
日本では、暴落の少し前、1987年2月の「ルーブル合意」で、ドル安を止めるための国際協調が決まっていました。日本銀行は公定歩合(今でいう政策金利)を2.5%という低い水準に保ち、これは1989年5月まで続きます。
整理すると、こうなるよ。
- 背景:円高を抑え、国際協調を保つ必要があった
- 対応:低金利を長く続けた(暴落後は景気への配慮も加わった)
- 結果:お金があふれ、のちの平成バブルが膨らんだと指摘されている
「原因」と「結果」をごちゃまぜにしがちだけど、ブラックマンデーがバブルを直接生んだわけではなく、低金利が長引いた背景の一つになったと見るのが妥当だと思うな。
また、日本株は暴落後の戻りが早く、1988年のうちに回復したとされています。一方で米国株は、高値を取り戻すまで約2年かかったと説明されることが多いよ。
1987年と2024年の令和のブラックマンデーを比較
2024年8月5日にも日本株は急落し、「令和のブラックマンデー」と呼ばれました。1987年とどう違うのか、数字で見てみよう。
下落幅・下落率はどちらが大きい?
| 項目 | 1987年10月20日 | 2024年8月5日 |
|---|---|---|
| 日経平均の下落幅 | 3,836.48円安 | 4,451.28円安 |
| 下落率 | 14.90% | 約12.4% |
| 終値 | ― | 31,458.42円 |
下落幅は2024年のほうが大きく、下落率は1987年のほうが大きい、というのがポイントだよ。日経平均の水準そのものが高くなっているので、同じ割合でも円の数字は大きくなります。ニュースで「過去最大の下げ幅」と聞いたら、割合も一緒に確認するクセをつけたいね。データは日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の月次データで確かめられるよ。
日銀の利上げと円キャリー取引の巻き戻し
2024年の急落については、いくつかの要因が重なったと言われています。
- 7月末に日銀が政策金利を引き上げた
- 米国の雇用統計が弱く、景気への不安が広がった
- 為替が急速に円高へ動いた
- 低金利の円を借りて運用する「円キャリー取引」の巻き戻しが起きた
円キャリー取引とは、金利の低い円でお金を借り、金利の高い通貨や株で運用する手法のこと。円高になると損が出やすいので、慌てて手じまう動きが広がります。為替の仕組みが気になる人は、円高の背景を解説した記事も参考にしてね。
ただ、これも単純に一つの原因とは言えません。複数の要因が同時に重なったのが、2024年の特徴だったよ。
2026年にもブラックマンデーは再来する?

では、2026年はどうなのでしょう。ここでは「よくなったところ」と「まだ残るリスク」を両方見ていくね。
AI・アルゴリズム取引の新たなリスク
現代の市場には、1987年のPIに似た機械的な売買があります。たとえば、値動きに沿って売買するCTA(商品投資顧問)や、変動が大きくなったらリスクを減らすリスクパリティ戦略などだよ。値動きが激しくなると、自動的に売りが出やすい設計のものもあります。
共通点は「下がると売りが出て、さらに下がる」という連鎖の可能性があること。違いは、取引の速さがはるかに上がったことだよ。数分で値動きが進む「フラッシュ・クラッシュ」は、今のほうが起こりやすい面もあるんだ。
とはいえ、「AIのせいで暴落する」と決めつけるのは行きすぎです。アルゴリズム取引は、普段は売り買いの価格差を縮め、売買しやすさを支えている面もあるからね。
0DTEオプションとは何か
0DTEは「ゼロ・デー・トゥ・エクスピレーション」の略で、満期がその日のうちに来るオプション取引のこと。オプションとは、将来のある価格で売買できる権利を売り買いする取引だよ。
シカゴ・オプション取引所(Cboe)の2026年7月の月次データでは、S&P500オプションの取引量のうち0DTEが過去最高の66.2%に達したと報告されています(2026年7月・Cboe集計)。
値動きにどう影響するかは、まだ意見が分かれています。急落時に売り手が自動でヘッジの売りを出して変動を大きくする、という心配がある一方で、売買の相手になって流動性を支える面や、条件次第では値動きを抑える面もあるという見方もあるよ。「0DTEが暴落の引き金になる」と断定する材料は、私には見つけられませんでした。
サーキットブレーカーは暴落を防げる?
1987年の反省から、米国にはサーキットブレーカー(取引を一時止める仕組み)が整いました。S&P500が前日の終値から下がった割合によって、次のように決まっているよ。
| 下落幅 | 措置 |
|---|---|
| 7%(レベル1) | 15分間、市場全体の取引を停止 |
| 13%(レベル2) | 15分間、市場全体の取引を停止 |
| 20%(レベル3) | その日の取引を終了 |
ただし、レベル1・2は午前9時30分から午後3時25分(米東部時間)の間に発動した場合のルールで、午後3時25分以降は停止しません。これは証券取引委員会(SEC)に提出されたNYSEの規則書類で確認できるよ。
日本はちょっと違います。現物株には市場全体を止める仕組みはなく、個別の銘柄ごとの制限値幅(ストップ安など)が働きます。一方、日経225先物には、日本取引所グループ(JPX)が定める制限値幅とサーキット・ブレーカーの制度があります。
大事なのは、これらは急な値動きを落ち着かせる仕組みであって、暴落をなくす仕組みではないこと。止まったあとに再開して、また下がることもあるからね。
もし株価が22.6%暴落したら?NISAへの影響

「もし1987年と同じ割合で下がったら、私の資産はいくら減るの?」という疑問に、数字で答えてみるよ。
100万円・500万円・1,000万円の損失額を計算してみた
私が実際に電卓で計算してみたよ。式は「評価額×(1−0.226)」だよ。
| 下落前の評価額 | 22.6%下落後 | 評価損失 |
|---|---|---|
| 100万円 | 77.4万円 | 22.6万円 |
| 500万円 | 387万円 | 113万円 |
| 1,000万円 | 774万円 | 226万円 |
| 3,000万円 | 2,322万円 | 678万円 |
そして、ここで気づいたのが元に戻すために必要な上昇率。77.4万円を100万円に戻すには、1÷0.774−1=約29.2%の上昇が必要です。「22.6%下がったから22.6%戻ればいい」わけではないんだよね。下がった分より、戻すときの割合のほうが大きくなる。この「行って来い」のズレは、正直ちょっと意外でした。
これはあくまで仮想の計算で、実際のNISA資産が同じ割合で下がると予想しているわけではありません。株式の割合が少なければ、減り方も小さくなるはずだよ。
暴落時に避けたい3つの行動
暴落のときに避けたい行動を、3つにまとめるね。
- 生活費まで投資に回してしまう:急にお金が必要になると、下がっているときに売るしかなくなります
- 十分な根拠なく、借入金や信用取引で買い増す:追証が発生すると、強制的に売らされる恐れがあります
- 資金計画を確認せず、恐怖だけで売買を繰り返す:売った後に戻ると、取り返せなくなることもあります
どれも、冷静なときに「どこまでなら耐えられるか」を決めておけば避けやすくなるよ。
積立投資と高配当株の注意点
積立投資は、価格が下がっているときに同じ金額でより多くの口数を買えるのが特徴です。ただし「長期投資だから必ず安全」という意味ではありません。何年も下がり続けることもありえるし、続けられる金額かどうかが大事。積立の頻度で迷っているなら、積立頻度を比べた記事も役に立つと思うよ。
高配当株も同じです。株価が下がったからといって、配当がすぐ減るとは限りません。でも、業績が悪くなれば減配されることはあります。株価だけでなく、会社の稼ぐ力も見ておきたいね。
これから始める人や、遅いかなと迷っている人は、投資のはじめ方をまとめた記事も読んでみてね。
よくある質問(ブラックマンデー編)

Q. ブラックマンデーとは何ですか?
1987年10月19日(月)に米国株が記録的に急落した出来事です。ダウ平均が1日で508ドル安、下落率は22.6%でした。
Q. ブラックマンデーはなぜ起きたのですか?
単一の原因ではなく、機械的な売りの連鎖、流動性不足、投資家の恐怖が重なったと分析されています。ポートフォリオ・インシュアランスという運用手法が下落を加速させたという見方が有力です。
Q. ブラックマンデーで日本株はどれくらい下落しましたか?
翌日の1987年10月20日に、日経平均が3,836.48円安、下落率14.90%となりました。下落率は今も歴代1位とされます。
Q. ブラックマンデーは2026年にも起こりますか?
予測はできません。サーキットブレーカーなどの安全装置が整っているため、同じ形の暴落は起きにくいと言われますが、高速取引による急な値動きの可能性は残っています。
Q. 株価が暴落したらNISAはどうなりますか?
NISA口座の評価額も、市場の下落に合わせて減る可能性があります。非課税の仕組み自体は変わりませんが、資産が減らないわけではありません。
Q. S&P500やオルカンは安全ですか?
分散されているため個別企業の倒産リスクは抑えられますが、市場全体が下がるリスクは避けられません。「安全」ではなく「値動きがある商品」と理解しておくと安心です。
Q. 暴落したら投資信託を売るべきですか?
一概には言えません。大切なのは、生活資金が確保されているか、投資期間に余裕があるかを事前に確認しておくことです。不安な場合は、金融機関や専門家に相談してみてください。
Q. サーキットブレーカーとは何ですか?
株価が急落したときに、取引を一時的に止める仕組みです。米国ではS&P500が7%・13%下落で15分停止、20%で当日終了となります。日本の現物株は個別銘柄の制限値幅が働きます。
Q. 株価が回復するまで何年かかりましたか?
米国株は高値を回復するまでに約2年かかったと説明されることが多く、日本株は1988年のうちに回復したとされます。ただし、将来の回復期間を保証するものではありません。
Q. 暴落に備えて今できることはありますか?
生活防衛資金の確保、資産配分の見直し、信用取引や借入の有無の確認、そして「どこまで下がっても耐えられるか」を決めておくことです。
まとめ|39年前の暴落から個人投資家が学ぶこと
ブラックマンデーについて、ここまでのポイントを整理するね。
- 1987年10月19日にダウは22.6%下落し、翌日の日経平均は14.9%下落した
- 原因は一つではなく、機械的な売り、投資家の恐怖、流動性不足が重なったと分析されている
- 2026年は安全装置が整っているが、高速取引による急な値動きの可能性は残っている
- 暴落の時期を正確に予測するのは難しい
予測ができないからこそ、今のうちにできることがあるよ。まず、生活防衛資金がきちんとあるかを確認すること。次に、株式と他の資産の配分が自分の気持ちに合っているかを見直すこと。そして、借入や信用取引で無理をしていないかをチェックすることだね。
私も、この記事を書きながら自分のNISA口座を見直してみました。「どこまで下がっても眠れるか」を一度考えておくだけで、ニュースを見たときの落ち着き方が変わる気がします。
39年前の暴落は怖い話だけど、同時に人も市場も学び続けてきたという物語でもあります。今日のこの記事が、あなたが落ち着いて自分の資産と向き合うきっかけになればうれしいな。
おすすめアイテム
ビサイユのトートバッグ
株価のニュースを追いかけていると、つい肩に力が入っちゃうよね。そんな日こそ、持ち物くらいは軽くしておきたい。ビサイユのトートバッグは超軽量で撥水加工つき、スキミング防止ポケットも付いているから、通勤にも週末の外出にも合わせやすいよ。
軽量ショルダーBCS-140
相場の話で頭がいっぱいの日は、気分転換に街を歩きたくなる私です。BCS-140は軽くて撥水、スキミング防止と収納力もそなえた斜めがけタイプ。両手が空くから、散歩や買い物のお供にいいと思うな。
参考・出典
- 米連邦準備制度理事会(FRB)「A Brief History of the 1987 Stock Market Crash with a Discussion of the Federal Reserve Response」
https://www.federalreserve.gov/econres/feds/a-brief-history-of-the-1987-stock-market-crash-with-a-discussion-of-the-federal-reserve-response.htm - NBER「Investor Behavior in the October 1987 Stock Market Crash: Survey Evidence」
https://www.nber.org/papers/w2446 - 日経平均プロフィル「2024年8月の日経平均」
- Cboe「Market Metrics That Matter: Derivatives July 2026 Volume Highlights」
https://www.cboe.com/insights/posts/market-metrics-that-matter-derivatives-july-2026-volume-highlights - 米証券取引委員会(SEC)NYSE規則変更届出(市場全体のサーキットブレーカー)
- 日本取引所グループ(JPX)「制限値幅・サーキット・ブレーカー」
https://www.jpx.co.jp/derivatives/rules/price-limit-cb/index.html - 香港金融管理局(HKMA)「Hong Kong’s monetary affairs – 20 years on」
https://www.hkma.gov.hk/eng/news-and-media/insight/2007/05/20070503
※本記事の情報は執筆時点のものです。内容は予告なく変更されることがあります。投資判断はご自身で行い、必要に応じて金融機関や専門家にご相談ください。本記事は投資を勧誘するものではありません。
