MENU

防衛増税はいつから?年収300万・500万・1000万円で負担額を計算してみた

防衛増税はいつから始まるか家計簿を前に考える女性

📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ

  • 防衛増税は法人税2026年4月・所得税2027年1月・たばこ税は段階的に始まる
  • 年収500万円なら年間約1,400円、1000万円なら年間約8,000円が目安(月換算では数百円台)
  • 2027年時点の手取りは変わらないが、復興税の負担期間が2047年まで延長される

税金って聞くとちょっと身構えちゃうけど、今回のはさすがに見過ごせなかった。「防衛増税」って言葉、最近ニュースでよく見るようになったよね。私も最初は「また税金の話か〜」くらいに思ってたんだけど、いざ調べてみたら「え、私の給料からも引かれるの?」って本気で焦った。しかも復興税とセットになってるとか、なんかカラクリっぽい仕組みもあって…。今日は「いつから」「いくら」「手取りは結局どうなるのか」を、私と同じように「よくわからないけど不安」な人のために、数字を出しながら一緒に整理していくね。

目次

防衛増税はいつから始まるの?3つの税金のスケジュール

防衛増税のスケジュールを指差しで確認するちこ

まず一番気になる「いつから」から。実はこれ、税金の種類によってスタート時期がバラバラなんだよね。ひとまとめに「防衛増税」って呼ばれてるけど、法人税・所得税・たばこ税の3つが、それぞれ違うタイミングで始まる。私も最初はごちゃっと一つの話だと思い込んでたから、時系列で整理できてかなりスッキリした。

法人税は2026年4月からスタート

「防衛特別法人税」という新しい仕組みが、2026年(令和8年)4月1日以後に始まる事業年度から適用される。私たちが直接払う税金じゃないけど、勤めてる会社の負担が増えれば、巡り巡って賞与とか昇給にも影響してくるかもしれない話だから、他人事じゃないんだよね。

私たちの所得税は2027年1月から

個人の所得税に関わる「防衛特別所得税」は、2027年(令和9年)1月1日以後の所得から始まる。つまり2027年1月支給分のお給料から、源泉徴収される金額がちょっとだけ変わる。会社員なら、年末調整のタイミングでも「あれ、去年と数字が違う」と感じることになりそう。私は毎月の給与明細をあまり真剣に見てこなかったタイプなんだけど、この話を知ってからは、明細の手取り欄をちゃんとチェックするようになった。

たばこ税は段階的に3回に分けて

たばこを吸う人にはこっちも関係大アリ。2026年4月にまず加熱式たばこの課税方式が見直されて、2027年4月・2029年4月にも段階的に引き上げられ、最終的に1本あたり約3円の増税になる予定。3回に分けてるのは、急な値上げで消費が冷え込むのを避けるためらしい。私自身はたばこを吸わないけど、身近に吸う人がいるから「地味に効いてくるやつだ」と思って、この話も一緒に共有しておくことにした。

そもそも何のための増税?43兆円の防衛費の背景と財源の内訳

防衛費の使いみちを説明するニュースを見るちこ

「なんでいきなり増税なの?」ってところも、税金の話とセットで知っておきたいなと思って調べてみた。2022年12月に政府は安保3文書というものを決定して、2023年度からの5年間で防衛費の総額を約43兆円にする方針を打ち出したの。以前は防衛費といえば年間5兆円台くらいだったのが、2025・2026年度にはついに9兆円を突破(9兆353億円)していて、正直「そんなに増えてたんだ」ってびっくりした。

実際に金額の推移を並べてみた

数字の変化を見ると分かりやすいなと思って、防衛費の推移を年ごとに並べてみたよ。

  • 1976年:約1.5兆円(当時はGDP比1%以内という枠が決められていた)
  • 2022年:約5.4兆円(安保3文書の改定で「43兆円・GDP比2%」の方針が示される)
  • 2024年:約8.3兆円(前年比21%増、世界ランキングでも10位に)
  • 2025〜2026年:9兆353億円(史上初の9兆円突破)

1976年から2022年まではだいたい5兆円前後で推移してたのに、そこからわずか2〜3年で9兆円台まで一気に伸びてる。この急ピッチな増額が、そのまま「年間4兆円の追加財源が必要」という話につながっていて、その一部を私たちの税金でまかなうことになっているんだよね。中国や北朝鮮の動き、ロシアのウクライナ侵攻といった国際情勢の変化が背景にあるとされていて、テレビのニュースで見る話が、実は自分の財布にもつながっていたんだなと実感した。

増税だけじゃない!実は身近なところからも財源を集めている

年間4兆円の追加財源のうち、増税でまかなうのは1兆円強だけ。残りは「歳出改革」(1兆円強)「決算剰余金」(0.7兆円程度)「防衛力強化資金」(0.9兆円程度)という別の方法で集めていて、私は「増税だけじゃなかったんだ」とちょっと意外に思った。特に面白いのが「防衛力強化資金」の中身で、東京・千代田区の大型ビル「大手町プレイス」の政府保有分を売却して得た約4,164億円や、中小企業向けの新型コロナ対策基金の返納金約2,350億円まで組み込まれているんだって。国も家計と同じように、あちこちからお金をかき集めてるんだなと、なんだか少し親近感がわいた。

私の年収だといくら増える?300万・500万・1000万円で計算してみた

電卓で自分の年収の負担額を計算してみるちこ

ここが一番聞きたいところだよね。「防衛特別所得税」は、所得そのものにかかるんじゃなくて、すでに計算された「所得税額」に対して1%上乗せする仕組み。だから年収がそのまま1%増えるわけじゃなくて、「所得税額の1%」だから、実感としては思ったより小さい数字になる。とはいえ「思ったより小さい」で終わらせず、実際に電卓叩いて計算してみた。

実際に計算してみた(年収300万・500万・1000万円)

私、こういうのはちゃんと数字で見ないと納得できないタイプなので、5パターンで試算してみたよ。

  • 年収300万円:推計所得税額 約50,000円 → 防衛特別所得税 約500円(年額)=月額換算で約41円
  • 年収500万円:推計所得税額 約140,000円 → 防衛特別所得税 約1,400円(年額)=月額換算で約116円
  • 年収700万円:推計所得税額 約320,000円 → 防衛特別所得税 約3,200円(年額)=月額換算で約266円
  • 年収1000万円:推計所得税額 約800,000円 → 防衛特別所得税 約8,000円(年額)=月額換算で約666円
  • 年収1500万円:推計所得税額 約2,200,000円 → 防衛特別所得税 約22,000円(年額)=月額換算で約1,833円

計算式はシンプルで「所得税額 × 1%」。例えば年収500万円の人なら「140,000円 × 0.01 = 1,400円」。これを12か月で割ると「1,400 ÷ 12 = 約116円」。缶コーヒー1本にも満たない金額と見るか、じわじわ効いてくると見るかは人それぞれだけど、正直、私は「思ってたよりは少なくてホッとした」というのが最初の感想だった。ただし、これはあくまで単年度の話。この後の話を読むと、その安心感が少し揺らぐかもしれない。

年収が上がるほど絶対額は増えていくのがわかると思う。年収1500万円だと所得税額が約220万円になるので、防衛特別所得税は約22,000円(月額約1,833円)。それでも「所得税額全体」に対する割合で見ると、高所得の人も低所得の人も同じ1%なので、負担割合自体は公平に設計されている、というのが政府側の言い分。私は年収700万円あたりの実感が一番わかりやすかったんだけど、年間3,200円って聞くと「まぁそのくらいなら…」と思う一方で、毎年これがずっと続くと考えると、やっぱり無視できない金額だなとも感じた。

手取りは減るの?減らないの?結局どっちなのか整理してみた

手取りの変化を家計簿で確認するちこ

これ、私が一番「え、どっち!?」ってなったポイント。ニュースで「増税」って聞くと手取りが減るイメージだけど、実は2027年時点で見ると、単年度の手取りには変化が出ない仕組みになっているの。

復興特別所得税との「セット割引」のからくり

今、私たちは東日本大震災の復興財源として「復興特別所得税」を所得税額の2.1%払っている。これが2027年からは1.1%に引き下げられる。その代わりに新しく「防衛特別所得税」1.0%が追加される。1.1%+1.0%=2.1%だから、合計の税率は今とまったく同じ。だから「2027年に急に手取りが減った!」とはならない設計になってる。

でもここで終わらないのがこの話のポイント。復興特別所得税って、本来は2037年までの時限措置だったの。それが今回、財源を確保するために課税期間が2047年まで、10年間延長されることになった。しかも新設された防衛特別所得税のほうは「当分の間」としか書かれていなくて、いつ終わるのか明記されていない。つまり、目の前の手取りは変わらなくても、私たちが払い続ける期間そのものが長くなってる。正直、これを知ったとき「あ、これはうまいこと言われてるやつだ…」ってちょっとモヤっとした。単年度だけ見て「増税じゃないんだ」と安心するのは早いかもしれない。

私は最初、この仕組みを知ったとき「税率が同じなら別にいいじゃん」と思ってたんだけど、期間が10年も延びると聞いて、じわっと不安になった。特に私たちのような現役世代・若い世代ほど、長く払い続けることになる制度なんだよね。

なぜ消費税じゃなく法人税が選ばれた?今後の家計への影響も整理してみた

ニュースを見ながら今後の家計を考えるちこ

「増税するなら消費税じゃないの?」って思った人も多いはず。でも今回は消費税は完全にスルーされて、法人税と所得税(+たばこ税)が選ばれた。私も最初は不思議だったけど、調べてみたら理由がちゃんとあった。

一番の理由は、物価高が続く中で消費税を上げると、収入が少ない人ほど負担が重くなる「逆進性」の問題があって、生活への打撃が大きすぎるから。それに、過去最高の利益を出している企業も多い中で、安全保障の恩恵を一番受けているのは輸出入をしているグローバル企業だよね、という「受益者負担」の考え方もあるみたい。あと単純に、消費税増税は過去に何度も内閣支持率を急落させてきた「政治的に一番怖い選択肢」でもあるから、政府としても避けたかったんだと思う。世論調査でも、防衛力の強化自体には7割以上の人が賛成している一方で、増税には6〜7割が反対しているというデータがあって、この「賛成だけど反対」というねじれが、そのまま消費税を避けた理由にもつながっている気がする。

今後の家計にどう影響してくるか整理してみた

ここまでの話をまとめると、2027年時点の手取りへの影響は思ったより小さい。でも「じゃあ関係ない」と油断はできないなと私は思ってる。理由は2つ。1つ目は、負担する期間が長くなること。復興特別所得税が10年延長された分、私たちのような現役世代・若い世代ほど、長く払い続けることになる。2つ目は、企業側の負担増加。法人税が上がれば、その分が価格転嫁されて商品やサービスの値段に反映される可能性もゼロじゃない。直接の税額だけじゃなく、こういう間接的な影響もセットで見ておくのが大事だと感じた。

家計の防衛という意味では、こういう制度の変化があるたびに「自分の場合はいくらになるのか」をきちんと計算してみる習慣が地味に効くと思う。この話をきっかけに、私は改めて自分の家計の見直しもしてみようと思ってる。

このお金の話つながりで思い出したんだけど、給付金の制度も同じように「結局私はもらえるの?」ってなりがちだよね。気になった人はこちらもチェックしてみてね。

一律給付は見送り?2026年、私たちの家計に今すぐ関係する給付金の話

「対象者はどこで線引きされるのか」という視点でいうと、この記事とも通じるところがあると思う。

生活支援給付金はいくらもらえる?3万円と1万円の違いと対象者を解説

長い目で見た「じわじわ効いてくる負担」という意味では、こちらの資産防衛の話も一緒に読んでおくと安心材料になるはず。

老後2000万円問題は「嘘」ではないが「正解」でもない?

よくある質問

Q. 防衛増税はいつから始まりますか?

法人税に関わる「防衛特別法人税」は2026年4月から、個人の所得税に関わる「防衛特別所得税」は2027年1月から、たばこ税は2026年4月・2027年4月・2029年4月に段階的に始まります。

Q. 結局、私の手取りはいくら減りますか?

復興特別所得税が2.1%から1.1%に引き下げられ、新設の防衛特別所得税1.0%が加わるため、2027年時点の税率合計は今と同じ2.1%。単年度の手取りは基本的に変わりません。

Q. 私の年収だといくら負担が増えますか?

所得税額の1%が目安です。年収500万円なら年間約1,400円(月額約116円)、年収1000万円なら年間約8,000円(月額約666円)が一つの目安になります。

Q. なぜ消費税ではなく法人税や所得税が選ばれたのですか?

消費税は低所得者への負担が大きい「逆進性」の問題があり、物価高が続く中での引き上げは避けたい事情がありました。また、安全保障の恩恵を受ける企業に負担を求める考え方も背景にあります。

Q. たばこ税はいくら上がりますか?

2026年4月の課税方式見直しを皮切りに、2027年4月・2029年4月と段階的に引き上げられ、最終的に1本あたり約3円の増税になる見込みです。

Q. 復興特別所得税はいつまで続きますか?

当初は2037年までの予定でしたが、今回の税制改正で2047年まで10年延長されます。

Q. 防衛特別所得税はいつまで続きますか?

「当分の間」とされており、終了時期は明記されていません。

Q. 会社員でも申告など自分で何かする必要はありますか?

給与所得者の場合、源泉徴収の形で自動的に反映されるため、基本的に自分で特別な手続きをする必要はありません。

Q. 増税は防衛特別所得税・法人税・たばこ税だけですか?

現時点で決まっているのはこの3税目です。消費税を防衛費目的で引き上げる予定は示されていません。

Q. 増税分は何に使われるのですか?

2023〜2027年度の5年間で防衛力整備に総額43兆円を充てる計画の一部として、法人税・所得税・たばこ税の増税分が恒久財源に組み込まれます。

おすすめアイテム

ビサイユのトートバッグ

国際情勢が変化していくなかでも、日々の暮らしをしっかり回していきたいよね。機能性とデザインを両立したビサイユのトートバッグは超軽量・撥水加工・スキミング防止ポケット付きで、ビジネスから週末のお出かけまで活躍するよ。


一粒ルビーネックレス

複雑な世の中だからこそ、お守りみたいに身に付けたいアクセサリーがあると心強いよね。英国製・18Kゴールドプレーティング×シルバー925の一粒ルビーネックレスは長く愛用できる一品だよ。


軽量ショルダーBCS-140

荷物が多い日も身軽に動きたいよね。撥水加工・スキミング防止・多収納で使いやすい軽量ショルダーBCS-140は、普段使いにぴったりの一品だよ。


参考・出典

  • 財務省「我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案」
    https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/houjin/240208boueizeisei.html
  • 国税庁「防衛特別法人税が創設されました」
    https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/annai/boueitokubetsu.htm
  • 国税庁「防衛特別所得税及び復興特別所得税(源泉徴収関係)Q&A」
    https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/0025004-047.pdf
  • 防衛省「令和7年版防衛白書|6 防衛力強化のための財源確保」
    https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2025/html/n230301000.html
  • 衆議院「我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法について」

※本記事の情報は執筆時点のものです。内容は予告なく変更されることがあります。税務に関する個別の判断は税理士等の専門家にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次