📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ
- 気象庁が2026年4月17日、40℃以上の日を「酷暑日」と正式決定。猛暑日(35℃以上)のさらに上の区分が誕生した。
- 2025年は過去最多の30地点で観測、救急搬送者は初の10万人超え。2026年も引き続き警戒が必要。
- 今から始められる対策は「暑熱順化・エアコン点検・水分習慣化」の3つ。春のうちに動くのが正解。
「酷暑日」って聞いたことあるけど、猛暑日とどう違うの?
そう思って調べてみたら、なんと今日・2026年4月17日、気象庁が「酷暑日」を正式な予報用語として決定した、というニュースが出たばかりでした。
これって、かなり大事なことだと思うんです。単なる言葉の話じゃなくて、「40℃超えの夏」がもう特別なことじゃなくなってきた、という現実の話だから。

「酷暑日」とは?猛暑日との違いをわかりやすく整理
気温の段階を一覧でおさらい
天気予報でよく聞く「夏の気温用語」、じつはちゃんと段階があります。
- 夏日:最高気温が25℃以上
- 真夏日:最高気温が30℃以上
- 猛暑日:最高気温が35℃以上
そしてこれらはすべて、気象庁が正式に定めた予報用語です。
最高気温が25℃以上の日を「夏日」、30℃以上の日を「真夏日」、35℃以上の日を「猛暑日」と呼んでいる のはそのためです。
では40℃以上は?というと、これまで公式な名称がなかったんですよね。
「酷暑日」はどこが決めた言葉?
「酷暑日」という言葉は、もともと2022年夏に日本気象協会が命名した言葉 です。
気象庁の正式用語ではなく、民間の気象協会が「これだけ40℃超えが増えているなら、名前をつけるべきだ」と判断したわけです。
そしてついに本日、気象庁は、最高気温40℃以上の日の名称を「酷暑日(こくしょび)」とすることを決定しました。日本気象協会が2022年から用いてきた言葉が、正式な予報用語として位置づけられることになります。
47万件を超える市民アンケートで1位になったのが「酷暑日」。今夏から正式に使われることになりました。
なぜ今このタイミングで決まったのか
3年連続で夏に顕著な高温を記録したほか、40℃を超える気温が毎年のように観測される状況をうけ、最高気温が40℃以上の日について新たに名称を定めることにしました。
つまり、「たまたま暑い日があった」レベルじゃなくなってきた、ということ。言葉が生まれる背景には、いつも現実がある。
▶酷暑日は気象庁アンケートで決定しました。アンケートについての詳細も掲載中です

40℃超えって、実際どれくらい起きているの?

2025年が記録的すぎた
18年以降は40度以上を観測する地点が毎年出ている。特に25年は国内の観測史上最高の41.8度を記録した群馬県伊勢崎市を含め、過去最多の延べ30地点で40度以上を記録した。
30地点、という数字がいかに多いかというと、それ以前の10年平均が約8地点なんです。つまり昨年だけで3〜4倍近い観測地点数になりました。
熱中症で救急搬送された人数も、全国の熱中症による救急搬送者数は100,510人で、調査開始以来初の10万人超え という衝撃的な記録に。
酷暑日になりやすい地域ってどこ?
酷暑日を一度でも観測したことがある地点は全国約900の観測点のうち、わずかに48地点です。最も観測回数が多いのは岐阜県で、次いで群馬県・埼玉県と、内陸県が多くなっているほか、新潟県などフェーン現象の影響を受けやすい日本海側の地域でも観測回数が多くなっています。
内陸の盆地や山間部が特に危険。海に囲まれた沖縄では、意外にも酷暑日が記録されたことはないそうです。
2026年の夏はどうなる?
日本気象協会の予測によると、2026年は全国の延べ7〜14地点で40℃以上の「酷暑日」が観測される見込みです。昨年2025年ほどの多さではないものの、近年の記録的な高温に次ぐレベルの暑さになる可能性があります。
昨年より少なくても、10年平均より多い。「少し安心」じゃなく「十分危険」という水準です。
40℃の日は、体に何が起きているのか

体温調節の限界がある
人間の体は、汗をかくことで体温を下げています。でも皮膚温度には限界があって、外気温が極端に高くなると、うまく熱を逃がせなくなります。
気温が40℃を超えると、体温調節機能への負担は猛暑日とは段違い。体の中に熱がどんどんたまって、それが熱中症につながります。
気温が40度に達するような現場では、クーラーボックスに入れておいた氷や保冷剤は、いざ使おうと思った午後には完全に溶けきって「ただの水」や「ぬるいゼリー」になってしまいます。
これ、けっこう盲点じゃないですか。「保冷剤を持った」だけでは、もはや足りない環境になってきているんです。
屋内も安全じゃない
「外にいなければ大丈夫」は危険な思い込みです。
特に高齢者の場合、エアコンをつけていないお部屋での熱中症が非常に多い。熱中症は屋内で多く発生しています。「熱中症警戒アラート」が発表されたら、エアコンを適切に利用し、涼しい環境で過ごしましょう。
暑さを感じにくい高齢の家族には、声かけが大切です。
今から始めておきたい「酷暑日対策」

暑熱順化(しょねつじゅんか)って何?
酷暑に備えるうえでいちばん大事、と専門家が口を揃えるのが「暑熱順化」。
体を少しずつ暑さに慣らしておくことで、夏になっても汗をうまくかけるようになります。
暑くなる前から運動や入浴で汗をかいて体を暑さに慣れさせておくと、高温下でも体がスムーズに汗をかけるようになり、熱中症の予防につながります。
個人差はありますが、数日〜2週間ほどで効果が出てくるとされています。
春のうちから、ちょっとウォーキングしたり、湯船にしっかり浸かったり。それだけで夏の備えになるとしたら、今日からでもできますよね。
健康の「ながらケア」といえば、こちらの記事も参考になります。
→ パナソニック コリコランループ EW-RA520は最強の「ながらケア」!最新モデルのメリット・効果・安全性を徹底解説
エアコンは早めにチェックして
本格的に暑くなる前に、エアコンの試運転を行い、異常がないかを確認しておきましょう。例年、7月前後にエアコンの点検・修理や取付け工事が集中し、買い替えが必要になった場合、購入から設置まで数週間待たされる場合があります。
エアコンのフィルター掃除もこのタイミングで。暑くなってから「壊れてた!」では遅いんです。
こまめな水分・塩分補給を習慣に
「喉が渇いたら飲む」は遅い。特に室内では、喉の渇きを感じにくいことがあります。
1日のどこかで「飲む時間」を決めておく、という仕組み化がおすすめです。汗をたくさんかいた日は、水だけじゃなくて塩分も一緒に補給することが大切です。
「言葉」が変わると、意識が変わる

猛暑日→酷暑日という新しいステージ
気象庁の担当者はこう話しています。「新名称を使って暑さや地球温暖化への関心を高める活動を進めていきたい。酷暑日という言葉を受け取ることで、行動が必要と感じてもらえるようになるといい」と。
言葉って、人の行動を変える力があります。「猛暑日」より「酷暑日」のほうが、なんとなく危機感が伝わりますよね。
40℃超えが「珍しい」から「毎年あるもの」に変わった今、私たちの「備え方」も変わらないといけないのかもしれません。
地球温暖化と私たちの日常
40℃以上の日が増えた背景には、地球全体の気温上昇があります。
これはぐっとスケールの大きな話になりますが、ちょうど最近こんな記事を書きました。
地球環境の変化といえば、グリーンランドの話もとても印象的でした。
→ 氷の島グリーンランドの「いま」|資源と北極航路で世界が注目するワケ
遠い場所の話と、日本の夏の話が、実はつながっているんだなと感じます。
ニュースを「自分ごと」にするコツ
気象や環境のニュースって、ちょっと難しくて「自分に関係ない話」と感じてしまうこともある。
でも「酷暑日」というワードが天気予報に登場する夏がやってくる。そう思うと、急に「明日の自分」の話になりますよね。
情報をきちんと受け取って、自分の生活に落とし込む。それが今の時代の「賢い暮らし方」だと思っています。
東京の渋谷や池袋のような都市環境が変わっているように、気候も変わっています。
→ 2026年最新 渋谷ハチ公像は今どうなってる?封鎖解除と映画デマの真相
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Q&A

Q. 酷暑日と猛暑日は何が違うの?
A. 猛暑日は最高気温35℃以上、酷暑日は40℃以上の日を指します。気象庁がこれまで正式定義していたのは猛暑日まででしたが、2026年4月17日から酷暑日も正式な予報用語になりました。
Q. 酷暑日になりやすい地域はどこ?
A. 岐阜・群馬・埼玉などの内陸部、盆地や山間部が多い傾向があります。フェーン現象の影響を受けやすい日本海側の地域でも起きることがあります。逆に沖縄は海洋性気候のため、過去に一度も観測されていません。
Q. 2026年夏の酷暑日はどのくらい多い?
A. 日本気象協会の予測では、全国延べ7〜14地点での観測が見込まれています。昨年(30地点)よりは少ないですが、10年平均(約8地点)より多い見通しです。
Q. 普通の熱中症対策と何か変わる?
A. 基本的な対策(水分補給・エアコン使用・外出控え)は変わりませんが、40℃超えでは保冷剤が早く溶けるなど、これまでの「備え」が十分でなくなることも。暑熱順化を春から意識することが、より重要になってきています。
Q. 「熱中症警戒アラート」とはどう違う?
A. 「酷暑日」は気温だけに基づく区分ですが、熱中症警戒アラートは気温+湿度+日射などを組み合わせた「暑さ指数(WBGT)」をもとに発表されます。両方をチェックするのが一番です。
まとめ
今日ついに決まった「酷暑日」という言葉は、40℃以上の日に使われる気象庁の正式予報用語。猛暑日(35℃以上)のひとつ上の段階です。
2025年には過去最多の30地点で観測され、救急搬送者数は10万人超えという厳しい現実がありました。2026年も油断できない夏になる見通しです。
「まだ4月だから」ではなく、今から暑熱順化・エアコン点検・水分補給の習慣化を始めておくことが、酷暑日を乗り切るカギになります。
言葉が変わったことで、みんなの意識も一段上がるといいなと思っています。今年の夏、どうか安全に過ごしてほしいです。
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