3行でまとめると
- モスカードの店頭・ネット注文・お席で注文は、公式の案内で利用可能。Web残高照会などは「できない場合がある」とされているよ。
- 113万3,070件はカード情報の件数で、人数ではないよ。氏名・住所・クレジットカード情報は対象外と公表されているよ。
- 困ったときは専用窓口へ。電話番号は10月26日(月)まで03-3496-8322、10月27日(火)から0120-395-126だよ。
モスカードは、公式の案内では店頭・ネット注文・お席で注文のどれでも引き続き使えます。自分のカードが流出対象かどうかは、見た目や残高の表示エラーだけでは判断できないので、不安なときは専用窓口へ確認するのが確実です。Web残高照会などができない場合も、まずは専用窓口へ。電話番号は10月27日(火)から変わります。
(2026年10月25日時点で確認できた公式情報にもとづいています)
モスカード情報流出、自分は対象?まず確認したいこと

2026年10月23日、モスフードサービスがモスカードの情報流出を公表しました。ニュースで「113万件」という数字を見て、ドキッとした人も多いと思います。私も最初に見たときは、113万人分の個人情報が漏れたのかなと思ってしまいました。
でも、公表されている内容を順番に見ていくと、数字の意味はだいぶ違います。まずは落ち着いて、何が起きたのかを整理しますね。
113万3,070件のうち利用中のカードは約57万件
公表された流出件数は113万3,070件です。これは「カード情報の件数」であって、113万3,070人の個人情報が流出したという意味ではありません。
内訳は、すでに流通している(利用者の手に渡っている)カードが約57万件、まだ流通していないカードが約56万件とされています。つまり、全部のモスカードが対象なのではなく、一部のカード情報が対象です。
自分のカードが対象か確認するには
ここがいちばん知りたいところですよね。ただ、カードの見た目や手に入れた時期だけで「対象」「対象外」を決めることはできません。Web残高照会でエラーが出たとしても、それだけで流出対象と決まるわけでもありません。
自分のカードについて確かめたいときは、公式が設けている「モスカードお問い合わせ専用窓口」に問い合わせるのが基本です。電話番号と受付時間は、後ほど表にまとめています。
公表された件数を足し算してみた
数字を自分の頭で整理したくて、公表値を計算してみました。約57万件+約56万件=約113万件で、公表の合計113万3,070件との差は3,070件です。「約」で丸めた分の違いだと考えるのが自然です。
割合にすると、流通済みが57万÷113万3,070=約50.3%、未流通が56万÷113万3,070=約49.4%。おおよそ半分ずつです。
つまり、利用者の手元にあるカードに関係する件数は、見出しの数字の約半分。しかも1人が複数枚持っていることもあるので、「113万人」とは別の話だとわかります。
モスカードは今までどおり使える?利用方法別の影響

結論から言うと、公式のお知らせでは「店頭でのご利用」「ネット注文」「お席で注文」は利用できると案内されています。レジでカードを出して支払うような普段の使い方は、これまでどおりで大丈夫です。
店頭・ネット注文・お席で注文の利用可否
一方で、PIN番号を使う場面では影響が出る場合があります。公式の案内をもとに、使えるものと「できない場合がある」ものを表にしました。
| 利用方法 | 公式の案内 |
|---|---|
| 店頭決済 | 利用可能 |
| ネット注文 | 利用可能 |
| お席で注文 | 利用可能 |
| Web残高照会 | できない場合がある |
| 公式アプリへの新規登録 | できない場合がある |
| ネット注文のモスカードによるゲスト購入 | できない場合がある |
注意したいのは、下の3つは「できない場合がある」という書き方になっていること。すべての対象カードで必ずエラーになる、という意味ではありません。逆に、エラーが出ないから大丈夫、と決めつけることもできません。
残高照会・公式アプリ登録・ゲスト購入の注意点
この3つはカード番号とPIN番号を入力して使う場面なので、PIN番号が変更されたカードでは認証がうまくいかないことがあります。ここで困ったら、自分で何度も試すより、専用窓口に相談するほうが早いです。
もうひとつ、混同しやすい別の案内があります。2026年10月22日に、モスカードのWebチャージと、公式アプリ内のdアカウント連携が一時停止されると案内されました。これはPHPという仕組みの脆弱性(ソフトの弱点)への対応として出されたお知らせで、公式ページには再開の日時は書かれていませんでした。
最新の状況は変わる可能性があるので、「10月22日時点の発表」として、公式のお知らせで確認してください。
モスカードの残高が確認できないときはどうする?

「残高が見られない」「チャージが消えたかも」と焦る気持ち、よくわかります。でも、残高が確認できないことと、残高がなくなったことは、別の問題です。
PIN番号が強制変更された理由
PIN番号とは、カード番号とは別に使う6桁の暗証番号のこと。今回の流出を受けて、流出したカード番号に紐づくPIN番号は、不正利用を防ぐために強制的に変更されたと公式は説明しています。
そのため、以前のPIN番号を入力する操作では、認証に失敗することがあります。ただし、公式の発表は「PINが変更された」という内容で、「残高がなくなった」ことを確認したという内容ではありません。
かといって、「すべての人の残高は絶対に守られている」「残高が消える可能性はゼロ」と言い切れる材料もありません。だからこそ、私は利用履歴の確認がいちばん大切だと考えています。
残高や利用履歴を確認する方法
公式は、不明な利用(チャージ額の引き去りなど)がないか、利用履歴を確認するよう呼びかけています。具体的な確認の進め方は、専用窓口に案内されています。
私がこの記事を書くために公式のFAQページ(モスカード)も見てみましたが、PIN変更後の残高確認の手順までは書かれていませんでした。だから、アプリや店頭での操作手順を自己流で書くのはやめておきます。確認できていない手順を、さも公式のように案内するのは避けたいからです。
なお、カード番号やPIN番号は、検索サイトの入力欄、不審なフォーム、SNSのDMなどには入力しないでください。10月19日には、モスから「@mos.jp」を使った不審なメールへの注意喚起も出ています。
覚えのない引き去りがあった場合
利用履歴の中に、身に覚えのないチャージ額の引き去りがあったら、専用窓口へ連絡して個別に相談してください。問い合わせの際は、利用した店舗や残高などを聞かれる場合があります。
電話の前に、私ならカード番号の控えやおおよその残高、最後に使った店舗を思い出しておくとスムーズです。
情報漏洩の後の動き方は、ほかの事案でも似ているところがあります。同じような不安を抱えている人は、こちらも参考にしてみてね。
モスカードから流出した情報は何?

公表によると、流出した情報は「16桁のモスカード番号」「6桁のPIN番号」「残高情報」の3つです。氏名や住所は含まれないとされています。ここは正確に押さえておきたいところです。
カード番号・PIN番号・残高情報
この3つは、カードの残高を使うための情報です。だから、PIN番号を強制変更するという対応がとられました。
カード番号とPIN番号がセットで漏れると、持ち主以外が残高を使おうとするおそれがあります。ここは軽く考えず、私は利用履歴の確認を習慣にしたいと感じました。
氏名・住所・クレジットカード情報は対象外
公式発表では、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報は流出対象に含まれないとされています。ですので、クレジットカードの再発行などを急いで考える必要は、今のところ示されていません。
とはいえ、「個人情報は絶対に安全」と言い切れる話でもありません。今後の続報で情報が更新される可能性があるので、公式サイトのお知らせは、ときどき見ておくのがおすすめです。
同じ「自分は対象?」の不安は、ほかの事案でもよく起きます。確認の考え方が似ている記事もあわせて置いておきますね。
モスカード情報流出の原因と発生までの経緯

次に、何がきっかけで、いつ起きたのかを整理します。
10月14日〜23日までの流れ
公表されている流れは次のとおりです。
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 10月14日(水)〜18日(日) | 不正アクセスが検知された期間(5日間) |
| 10月19日(月) | 「@mos.jp」を使った不審なメールへの注意喚起 |
| 10月22日(木) | Webチャージとdアカウント連携の一時停止を案内 |
| 10月23日(金) | モスフードサービスが流出を公表 |
検知期間の最終日から公表までは5日です。10月22日の一時停止の案内と、今回の流出の公表は別々のお知らせなので、同じ話として混ぜないようにしましょう。
委託先バリューデザインへの不正アクセス
公表では、モスカードの運用を委託している株式会社バリューデザインに対し、第三者の不正アクセスがあったとされています。委託先のWebサーバーの脆弱性が悪用されたという内容です。
企業側の対応としては、不正アクセスの遮断、対象カードのPIN番号の強制変更、専用窓口の設置、利用履歴確認の呼びかけがあげられています。10月23日の公表時点では、この件に起因する顧客被害の問い合わせはないと説明されています。
なお、10月22日に案内されたPHPの脆弱性対応と、今回の不正アクセスとの直接の因果関係は、10月23日の公表の段階では確認されていません。「PHPの弱点が原因だった」と決めつけず、続報を待つのが正確です。
似た不安がある人は、こちらの記事も参考になるかもしれません。
モスカードのお問い合わせ先は?10月27日から番号変更
モスカードお問い合わせ専用窓口の受付時間は9:00〜22:00です。電話番号は日付によって変わるので、いつかけるのかを確認してからダイヤルしてください。
電話番号が変わる日を表で確認
| かける日 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 2026年10月26日(月)まで | 03-3496-8322 | 9:00〜22:00 |
| 2026年10月27日(火)以降 | 0120-395-126 | 9:00〜22:00 |
今日(10月25日)なら03-3496-8322、明日(26日)までも同じ番号です。27日からは0120-395-126に変わります。最新の番号は、公式のお知らせでも確認できます。
電話する前に手元に用意したいもの
問い合わせの際は、利用した店舗や残高などを聞かれる場合があると公式に書かれています。次のものを思い出しておくと、話が早く進みます。
- 手元のモスカード(カード番号が見える状態で)
- 最後に使った店舗と、おおよその日付
- 残高のだいたいの金額
なお、詳しい手順は窓口で案内されるので、電話でカード番号やPIN番号をどこまで伝えるかは、窓口の案内に従ってください。
チャージ残高は返金・補償される?
モスカードの利用約款では、原則としてカードの換金・返金・払い戻しは認められていません。これは通常の払い戻しルールの話です。
約款に書かれている原則
約款第8条では、カード自体や残高の換金、返金、払い戻しはしないとされています。取扱いを全面廃止する場合だけが例外です。
「不安だから全額返金してほしい」という気持ちは私もよくわかりますが、約款上は難しいのが原則です。
不正利用があった場合の考え方
ただし、通常の払い戻しと、不正利用の被害に対する個別の対応は別の問題です。今回の情報流出について、一律の補償や慰謝料が決まったという発表は確認できていません。
将来、補償されるかどうかは、私にもわかりません。身に覚えのない利用があったら、公式専用窓口で個別に相談してください。
よくある質問|モスカード情報流出

Q. 自分のモスカードが流出対象か調べられますか?
カードの見た目や取得時期だけでは判断できません。Web残高照会のエラーだけで対象と決まるわけでもありません。確認したいときは専用窓口へ問い合わせてください。
Q. モスカードは店頭で使えますか?
使えます。公式のお知らせで、店頭・ネット注文・お席で注文は利用可能と案内されています。
Q. PIN番号が勝手に変更されたのはなぜですか?
流出したカード番号に紐づくPIN番号を、不正利用を防ぐために強制的に変更したためです。
Q. チャージ残高が消えてしまったのですか?
公式が残高消失を確認したという発表はありません。PIN変更による認証エラーと、残高がなくなることは別の問題です。
Q. アプリで残高が確認できません。どうすればいいですか?
公式アプリへの新規登録は、できない場合があると案内されています。自分で何度も試さず、専用窓口へ相談してください。
Q. ネット注文でモスカードが使えません。
ネット注文自体は利用可能ですが、モスカードによるゲスト購入は、できない場合があると案内されています。
Q. クレジットカード情報も漏れたのですか?
公式発表では、氏名・住所・電話番号・クレジットカード情報は流出対象に含まれないとされています。
Q. 不正利用されたら返金してもらえますか?
一律の補償は発表されていません。身に覚えのない利用は、専用窓口で個別に相談してください。
Q. 問い合わせ窓口の電話番号は?
10月26日(月)までは03-3496-8322、10月27日(火)以降は0120-395-126です。受付は9:00〜22:00です。
Q. Webチャージの一時停止も今回の流出が原因ですか?
10月22日の一時停止は、PHPの脆弱性への対応として別に案内されたものです。今回の流出とは別のお知らせです。
まとめ|まず残高と利用履歴を確認しよう
今回の流出は、113万3,070件のカード情報(約57万件が流通済み)で、人数の数字ではありません。店頭・ネット注文・お席で注文は使え、困ったときは専用窓口が頼りになります。
私なら、まず利用履歴に覚えのないチャージ額の引き去りがないかを確かめます。そのうえで、不安が残るなら窓口に電話します。電話番号は10月27日(火)から0120-395-126に変わるので、日付だけは忘れないでください。
最新確認日は2026年10月25日です。続報は、公式のお知らせで確認してね。
おすすめアイテム
パスワード管理は1Password
モスカードのように、カード番号とPIN番号だけで使えてしまう仕組みは、他のサービスでも同じことが起こりえるよね。1Passwordはサイトごとに別々の長いパスワードを作って覚えてくれるから、使い回しによる被害の広がりを抑える手段のひとつになるよ。
ビサイユのトートバッグ
カードやスマホをあれこれ持ち歩く日は、財布まわりの安心もついでに見直したくなるよね。ビサイユのトートバッグはスキミング防止ポケット付きで、軽くて撥水加工もあるから、普段づかいにも使いやすいよ。
軽量ショルダーBCS-140
レジでさっとカードを出すなら、小さめのショルダーが身軽でいいかも。BCS-140は超軽量でスキミング防止の仕様、収納も多めだから、街歩きや通勤に合わせやすいよ。
参考・出典
- モスバーガー公式サイト「【重要】第三者の不正アクセスに伴うモスカード情報の流出について」
https://www.mos.jp/topics/20261023_1/ - モスバーガー公式サイト「PHPの脆弱性に伴う一部サービス停止のお知らせ」
https://www.mos.jp/topics/20261022_1/ - モスバーガー公式サイト「【注意喚起】「@mos.jp」を利用した不審なメールにご注意ください」
https://www.mos.jp/topics/20261019_1/ - モスバーガー公式サイト「モスカード よくあるご質問」
https://www.mos.jp/faq/shop/mosca/ - モスバーガー公式サイト「モスカード(MOS CARD)利用約款」
https://www.mos.jp/service/mosca/rule/
※本記事は2026年10月25日時点の公式情報にもとづいています。内容は予告なく変更されることがあります。個別の状況は、モスカードお問い合わせ専用窓口へご確認ください。
