📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ
- 特定小型原付の自賠責保険は対人賠償のみで、物損や自分のケガは1円も出ない
- 自転車保険や個人賠償責任保険は「原動機付自転車」の免責条項で対象外になることが大半
- 自動車保険があるならファミリーバイク特約、ないなら単独バイク保険がおすすめ
電動キックボードとか、最近街でよく見かけるようになったなあって思っててん。私も「特定小型原付」ってやつ、ちょっと気になってて色々調べてみたんやけど……正直、想像以上に「自賠責保険だけじゃ全然足りひん」ってことが分かって、ちょっとゾッとしてもうた。今日はその話、一緒に見ていこうね。
特定小型原付ってそもそも何?免許いらんの?

2023年7月から新しくできた車両区分やねんて。電動キックボードとかがこれにあたることが多いんやけど、時速20km以下・免許不要・16歳以上OKっていう条件があるらしい。私、最初「自転車みたいなもん?」って思ってたんやけど、法律上は完全に「車両」扱いで、自賠責保険への加入が義務になってる。ここ、結構知らん人多いんちゃうかな。ヘルメットは努力義務やから被らんでも罰則はないみたいやけど、私は「被った方が絶対安心やん」って思ってしまうタイプ。
一般原付やモペットとの違いを確認してみた
ここ、ちょっとややこしかったから私も整理してみてん。「モペット」っていうペダル付きの電動バイクは、特定小型原付とは別物で「一般原付」扱いになるんやって。一般原付は時速30km制限・免許必須・ヘルメット着用義務ありで、ルールが全然違う。私が調べた限り、見た目が似てても保安基準(最高速度表示灯があるか、サイズが基準内かなど)を満たしてるかどうかで区分が変わるみたい。買う前に「これは特定小型原付?一般原付?」って必ず確認せなあかんとこやね。もし基準を満たしてへん車両やのに特定小型原付やと思って無免許・ノーヘルで乗ってしまったら、それだけで道路交通法違反になってまうから要注意やで。
ナンバープレートと軽自動車税も忘れずチェックしてみた
制度を調べてて意外やったのが、特定小型原付にもナンバープレートの取得と軽自動車税(年額2,000円くらい)がかかるってこと。私、電動キックボードって「ちょっと借りて乗るだけの気軽な乗り物」ってイメージやってんけど、実は自転車よりずっと自動車寄りの制度設計になってるんやなって実感したわ。ナンバーは車体後部の見やすい位置に付ける義務があって、自賠責保険のステッカーもナンバーの近くに貼る決まりになってるから、購入したらセットで手続きするのを忘れんとこうな。
自賠責保険だけじゃダメな理由、数字で見てみたら怖くなった

自賠責保険って加入が義務になってるから「これに入っとけば安心」って思いがちやけど、実際の中身を見たら「え、これだけ?」ってなってん。
実際にいくら足りないのか計算してみた
私、気になって自賠責の補償額と実際の事故の賠償額を比べてみてん。自賠責の傷害の補償は最高120万円、死亡でも最高3,000万円までしか出えへん。でも今回調べてたら、電動キックボードの二人乗り事故(違法行為やけど)で、大阪地裁が2024年6月25日に運転者と同乗者に約1,110万円の賠償を命じた判例が出てきた。自転車事故やけど、神戸地裁では小学生の起こした事故で母親に9,520万円の賠償命令が出た例もあるらしい。
つまり「死亡3,000万円の枠」でも、賠償額が9,000万円を超えるケースがあるってこと。差額を計算すると、9,520万円-3,000万円=6,520万円。この金額、自賠責では1円も出えへんから、全部自己負担になってしまう可能性があるんよね。しかも2024年には特定小型原付の事故が338件も起きてて、死者も出てるっていう警察庁のデータも見つけてん。他人事ちゃうなって、これ知った時、正直「え、うち払える額ちゃう……」って思ってもうた。
物損とか自分のケガは?って調べたら愕然とした
自賠責保険が対象にしてるのは「相手のケガ」だけ。相手の車や自転車を壊しても、お店のガラスを割っても、落として壊させてしまったスマホも、全部対象外。しかも自分自身がケガをしても、自分の特定小型原付が壊れても補償されへん。示談交渉を代わりにやってくれるサービスもないから、揉めた時は自分で交渉せなあかんことになる。ここまで調べて、私は「これはさすがに任意保険なしでは乗れへんな」って思うようになったよ。高級車にぶつけてしもたら修理代だけで数百万円になることもあるらしいし、お店のガラスを割ったら休業損害まで請求されるかもしれへん。想像するだけで胃が痛くなってきたわ。
自転車保険とかクレカ付帯の保険で代用できひんの?

私も最初「自転車保険とか個人賠償責任保険にもう入ってるし、それでいけるんちゃう?」って思っててん。でも調べたら、これがほぼ通用せえへんことが分かった。
約款の免責条項を実際に確認してみた
自転車保険のメインになってる個人賠償責任保険には、たいてい「自動車、原動機付自転車……の所有・使用・管理に起因する損害は対象外」っていう免責条項が入ってるらしい。特定小型原付は法律上「原動機付自転車」に分類されるから、この免責にモロに引っかかってしまうんやって。私、これ知らんかったら「保険入ってるから大丈夫」って思い込んだまま乗ってたと思う。ゾッとしたわ。
保険会社に確認する時は「私の加入している自転車保険(個人賠償責任保険)で、原動機付自転車に該当する特定小型原付の事故は補償されますか?」って、はっきり聞くのが大事やで。曖昧に「たぶん大丈夫って言われた」みたいな口約束じゃなくて、できれば書面やメールで回答をもらっとくと安心やと思う。
電話とメールで聞く時の文面を作ってみた
私、実際に問い合わせる時に使えそうな文面を自分なりに作ってみてん。電話やったら「私の車両は特定小型原動機付自転車なのですが、今の保険の補償対象になりますか?」「対人・対物賠償はいくらまでですか?無制限ですか?」「自分が転倒してケガをした場合の治療費は出ますか?」の3つを最低限聞く。メールやったら「本契約または付帯している個人賠償責任保険・自転車保険で、ナンバープレート付きの特定小型原動機付自転車を運転中の対人・対物事故は補償対象になりますか」って書けば、担当者さんもすぐに調べて答えてくれると思う。この3行を用意しとくだけで、確認がめっちゃスムーズになったよ。
じゃあどうすればいいの?おすすめはファミリーバイク特約

一番現実的な選択肢は、もし家族の誰かが自動車保険に入ってるなら「ファミリーバイク特約」を付けること。これ、特定小型原付も対象車両に含まれることが多いんやって。
自損傷害型と人身傷害型、どっちがいいか比較してみた
私、2種類あるって知って「どっちがいいん?」って比較してみてん。自損傷害型は保険料が安めで、単独事故とかもらい事故で相手が無保険の時に定額の保険金が出るタイプ。人身傷害型はちょっと保険料が上がる分、相手の過失に関係なく自分のケガの実損害額が支払われる手厚いタイプ。年間の追加保険料の目安は、自損型が7,000〜10,000円くらい、人身型が20,000〜30,000円くらいらしい。毎日乗るなら人身型、たまに乗るなら自損型でもいいかなって私は思った。
ファミリーバイク特約のええとこは、年齢条件が関係ないから別居の未婚の子どもでも対象になるし、事故を使っても等級が下がらへんとこ。ただし車両保険(自分の特定小型原付の修理代)とロードサービスは付いてへんことが多いから、そこは注意が必要やで。
自動車保険に入ってない人は、原付向けの単独バイク保険に入ることになる。対人対物を無制限にできて、車両保険も付けられるのがメリットやけど、20代で新規加入すると年間2万〜4万円くらいかかることもあるみたい。
私の家族構成で試算してみた
私、自分の場合やったらどうなるか気になって試算してみてん。もし実家の自動車保険にファミリーバイク特約(自損型)を追加するなら、年間だいたい7,000〜10,000円くらい。5年乗るとしたら3万5,000円〜5万円くらいの負担になる計算やね。単独のバイク保険(20代想定)やと年間2万〜4万円やから、5年で10万〜20万円。同じ「特定小型原付に乗る」でも、選ぶ保険によってこれだけ差が出るんやなって、数字にしてみて改めて実感したわ。実家の自動車保険にすでに入ってるなら、まずファミリーバイク特約が使えるか確認するのが一番お得やと思う。
たまにしか乗らへん人も、家族や友人に貸す時も要注意

「週末だけしか乗らへんし、任意保険はいらんくない?」って思う気持ち、めっちゃ分かる。でも事故の被害額は乗る頻度と関係ないから、1回でも歩行者にぶつけてしまえば数千万円の賠償を求められるリスクは同じやねん。
たまに乗る人ほどリスクを見落としがちって気づいた
私、これ調べてて気づいたんやけど、「たまにしか乗らへん人」ほど保険を後回しにしがちなんよね。でも考えてみたら、乗る頻度が少ないってことは運転に慣れてへんってことでもあるし、むしろ事故のリスクは高いんちゃうかなって思った。週末だけ乗るライトユーザーこそ、年間7,000円くらいのファミリーバイク特約(自損型)で備えとくのが賢い選択やと私は思う。
友人に貸す時の注意点を確認してみた
友人に貸す場合も注意が必要。自分のファミリーバイク特約は「補償対象の家族が他人の原付を借りて運転した時」は対象になるけど、逆に「補償対象外の友人」に自分の車両を貸して事故を起こされた場合はカバーされへんことが多いから、貸す相手にも保険の有無を確認しといたほうが安心やで。私やったら、貸す前に「あなたの方で保険入ってる?」って一言聞くようにしようと思ってる。
通勤や仕事で使うなら、ここも要チェック
通勤や仕事で使う場合は、個人で楽しむのとは違うリスクが出てくるって知って、私もちょっとびっくりした。
会社への確認事項をリストにしてみた
私、通勤で使う友達がおったら伝えたいなと思って、確認すべきことをリストにしてみてん。①ファミリーバイク特約や加入している任意保険が通勤利用に対応しているか、②業務中の利用は原則対象外になることが多いので、業務でも使うなら別途「業務使用」設定の単独保険が必要になること、③会社側が通勤・業務利用を許可・黙認している場合、事故の責任が会社にも及ぶ可能性があること。この3つは、乗り始める前に確認しとくと安心やと思う。
レンタルの電動キックボードとの違いも調べてみた
LUUPみたいなレンタルサービスは、利用料金の中に対人・対物の保険がもう含まれてるから、利用者が個別に加入する必要は基本ないんやって。ただし飲酒運転や二人乗りみたいな重大な過失があると保険が適用されへんこともあるみたい。私は「自分の車両を持つ」のと「レンタルで借りる」のとでは保険の考え方がまったく違うんやなって、この違いを知って初めて理解できたよ。
まとめ:特定小型原付に乗るなら任意保険は「ほぼ必須」
私は今回いろいろ調べて、「自賠責だけで乗るのはリスクが大きすぎる」って実感した。自動車保険に入ってる家族がいるなら、まずはファミリーバイク特約を確認してみて。入ってない場合は単独のバイク保険を検討してみてな。保険会社に問い合わせる時は、この記事の質問リストをそのまま使こてもらえたら安心やと思う。
よくある質問

Q. 特定小型原付に任意保険は必要ですか?
法的な義務はありませんが「ほぼ必要」です。義務である自賠責保険は対人賠償(相手のケガ)しか補償しません。相手の車や自転車を壊した際の物損や、ご自身のケガには1円も出ないため、任意保険で備えることを強くおすすめします。
Q. 自賠責だけではダメですか?
ダメではありませんが、極めてリスクが高いです。自賠責は被害者救済の最低限の保険であり、物損、自身のケガ、示談交渉サービスがありません。高額な損害賠償やもらい事故の示談に対応するためには、任意保険のサポートが不可欠です。
Q. 自動車保険に入っていない場合はどうすればいいですか?
ファミリーバイク特約は使えないため、原付向けの単独の任意保険(バイク保険)に加入することになります。保険料は年間1万〜3万円程度かかりますが、無保険で乗るリスクを考えれば加入を推奨します。
Q. たまにしか乗らない場合も任意保険は必要ですか?
必要です。乗る頻度が少なくても、1回の事故で歩行者に重篤な後遺障害を負わせたり、高級車にぶつかったりすれば数千万円の損害賠償を命じられるリスクがあります。「たまに」でも事故の被害額は変わりません。
Q. 通勤で使う場合はどうなりますか?
ファミリーバイク特約やバイク保険を通勤で使うことは原則可能です(使用目的の設定が必要な場合があります)。ただし通勤中の事故は労災の対象になり得ますが、対人・対物事故の賠償は任意保険でカバーする必要があります。
Q. 家族が乗っても補償されますか?
ファミリーバイク特約であれば、記名被保険者の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子が年齢問わず補償対象になります。単独のバイク保険の場合は、運転者の年齢条件や家族限定特約の範囲内であるか確認が必要です。
Q. 友人に貸した場合は補償されますか?
自身のファミバイ特約の補償範囲の人が「他人の原付を借りて運転した時」は補償されますが、自分の特定小型原付を「補償範囲外の友人」に貸して友人が事故を起こした場合、自分のファミバイ特約ではカバーされません。
Q. 示談交渉サービスは必要ですか?
非常に重要です。自賠責には示談代行がないため、事故相手との過失割合や賠償額の交渉をすべて自力で行うことになります。示談交渉サービス付きの任意保険に入っていれば、プロである保険会社が代わりに交渉してくれます。
Q. 保険料はいくらかかりますか?
自賠責保険料は12か月で6,650円、60か月で12,040円程度です。任意保険は、ファミリーバイク特約の自損型で年間7,000〜10,000円、人身型で20,000〜30,000円、単独バイク保険で年間1万〜4万円が目安になります。
Q. 保険会社に何を確認すればよいですか?
「私の加入している保険(または特約)で、特定小型原動機付自転車の対人・対物事故は補償されますか?また自分のケガや示談交渉は付いていますか?」とストレートに確認し、口頭だけでなく約款等の書面で残るよう確認してください。
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参考・出典
- 警察庁「特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について」
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/tokuteikogata.html - 国土交通省「限度額と補償内容」
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jibaiseki/about/payment/index.html - 損保ジャパン「『バイク保険』のファミリーバイク特約」
https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/automobile/bike/sp/famibai/ - 日本損害保険協会「特定小型原動機付自転車を正しく、安全に利用するために」
https://www.sonpo.or.jp/insurance/jibai/gentsuki.html - シンク出版「交通事故の判例ファイル24(自転車事故の多額賠償例)」
※本記事の情報は執筆時点のものです。内容は予告なく変更されることがあります。保険の適用可否は必ず契約先の保険会社・約款でご確認いただくか、専門家にご相談ください。
