📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ
- 2026年8月現在、ゆうちょ通常貯金の金利は年0.400%。1年預けた税引後利息は100万円で3,188円、500万円で15,937円、1000万円で31,874円。
- 1000万円でも月平均にすると約2,656円。「年0.4%」は毎月もらえる意味ではなく、1年預けたときの割合です。
- すぐ使うお金は通常貯金、しばらく使わないお金は定期貯金・定額貯金も比較。昔は1000万円で年約79円だった時代から大きく変わりました。
「ねえ、ゆうちょの金利、けっこう上がったの知ってる?」——友だちにそう言われて、久しぶりに通帳を開いた人も多いんじゃないかな。ニュースでも「金利のある世界」なんて言葉をよく聞くようになったよね。でも、いざ「年0.400%」と言われても、私は正直ピンとこなかった。だって知りたいのは%じゃなくて、「私の100万円、結局いくら増えるの?」っていう金額のほうだもんね。
この記事では、むずかしい制度の話はいったん後回しにして、100万円・500万円・1000万円を預けたら手取りでいくらになるのかを先に見ていくよ。税金を引いたあとの現実的な金額、月にするといくら、通常貯金と定期貯金の差まで、順番に一緒に確認していこうね。数字はぜんぶ2026年8月現在のものだよ。
ゆうちょ銀行の金利は今いくら?まず結論から

まず結論だけ言うと、いま話題になっているのは「通常貯金の金利が年0.400%になった」という話。ここが出発点だよ。
2026年8月現在は年0.400%
2026年8月10日にゆうちょ銀行が貯金金利を引き上げて、通常貯金(一般の銀行でいう普通預金)の金利は年0.400%になったよ。ちょっと前まで年0.200%だったから、そこからさらに倍になった形だね。ちなみにメガバンク3行(三菱UFJ・三井住友・みずほ)も同じ8月に普通預金を年0.400%へそろえていて、いまのゆうちょはメガバンクと横並びの水準。「ゆうちょだから金利が低い」というイメージは、いったん置いておいて大丈夫だよ。
「年0.400%」の意味をかんたんに
年0.400%は「1年間ずっと預けたら、預けた金額の0.4%を利息としてもらえる」という割合のこと。100万円なら1年で4,000円(税引前)、1000万円なら4万円(税引前)。この「税引前」からさらに税金が引かれて、手元に残るのはもう少し少なくなる。私も昔は「%の話」だと頭が止まっちゃってたんだけど、金額に置きかえるだけで一気に身近になるよ。
この記事で計算に使う前提
これから出す金額は、すべて「通常貯金・1年間ずっと預けっぱなし・税率20.315%・1円未満は切り捨て」で計算しているよ。金利は今後また変わる可能性があるから、あくまで「2026年8月現在の数字」として見てね。定期貯金や定額貯金の金利は後半の章でまとめて比べるよ。
100万・500万・1000万円を預けたら利息はいくら?

ここがこの記事のいちばん大事なところ。まず早見表を見てほしいな。
金額別・手取り利息の早見表
| 預入額 | 税引前利息 | 税引後利息(手取り) | 月平均換算 |
|---|---|---|---|
| 100万円 | 4,000円 | 3,188円 | 約265円 |
| 500万円 | 20,000円 | 15,937円 | 約1,328円 |
| 1000万円 | 40,000円 | 31,874円 | 約2,656円 |
通常貯金に1年間ずっと置いた場合の金額だよ。「税引前」と「手取り」で数百円〜8,000円くらい差が出るのがわかるよね。
1000万円でも「月約2,656円」
大きく見える1000万円でも、税引後の年間利息31,874円を12か月で割ると、月あたり約2,656円。私はここで「思ったよりは静かな金額だな」と感じたよ。1000万円という数字のインパクトと、月2,656円という現実の落差が、この記事でいちばん伝えたいところ。もちろん昔よりはずっと増えているんだけど、「金利が上がった=一気にお金持ち」ではない、というのは先に知っておくと気持ちがラクだよ。
月平均はあくまで「イメージ用」
早見表の「月平均換算」は、1年ぶんの利息を12で割っただけの数字。実際には毎月お金が振り込まれるわけじゃなくて、通常貯金の利息は年2回まとめて口座に入るよ。だから「毎月2,656円もらえる」と思って家計に組み込むと、ちょっとズレちゃう。あくまで規模感をつかむための割り算として見てね。
ゆうちょの利息から税金はいくら引かれる?

預金の利息は、受け取るときに自動で税金が引かれる仕組み。自分で確定申告しなくていいぶんラクなんだけど、そのぶん「気づかないうちに手取りが減っている」ことになるよ。
税率は20.315%
内訳は、所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%で、合わせて20.315%。復興特別所得税というのは東日本大震災の復興財源のために作られたもので、いまのところ2037年12月31日まで続く予定だよ。だから利息のうち約2割は税金でなくなる、とざっくり覚えておけば大丈夫。
100万円で税引後をひとつずつ計算してみた
じっさいに私が電卓をたたいてみたよ。
- 税引前の利息:1,000,000円 × 0.4% = 4,000円
- 引かれる税金:4,000円 × 20.315% = 812.6円 → 1円未満は切り捨てで 812円
- 手取りの利息:4,000円 - 812円 = 3,188円
同じやり方で計算すると、500万円なら税引前20,000円から4,063円が引かれて15,937円、1000万円なら税引前40,000円から8,126円が引かれて31,874円。ついでに「金利0.1%の差」がどれくらい効くかも見てみると、1000万円では年間およそ1万円(税引前)変わる計算になるよ。0.1%ってニュースだと小さく聞こえるけど、金額にすると意外と無視できないんだよね。
税金を減らせる人もいる
障害のある方や遺族の方などは「マル優(少額貯蓄非課税制度)」を使うと、元本350万円までの利息が非課税になるよ。対象はかなり限られるけど、当てはまりそうなら郵便局の窓口で聞いてみてね。
「年0.4%」は毎月0.4%もらえるわけじゃない

金利の話でいちばん多い勘違いが、これ。
1000万円で「毎月4万円」ではない
年0.400%は「1年」の割合だよ。1000万円を1年間預けて、税引前で4万円、税引後で31,874円。これを「毎月4万円もらえる」と読んでしまうのがよくある間違い。私も最初、頭のどこかで「4万円ずつ入ってくるのかな」と一瞬思っちゃったから、気持ちはすごくわかる。でも年利は1年ぶんの数字、と押さえておこうね。
月換算の金額も毎月は入らない
早見表の「月平均約2,656円」も、毎月振り込まれる金額ではなくて、1年ぶんを12で割った目安。実際は年2回に分けて入ってくるよ。だから「毎月のおこづかい」としてあてにするのはちょっと危ない。
金利のニュースは「まず年で考える」
テレビやネットで「金利◯%」と出てきたら、まず「これは1年の割合なんだ」と置きかえるクセをつけておくと、数字にふりまわされにくくなるよ。月あたりが知りたいときは12で割る、それだけ覚えておけば十分。
ゆうちょの利息はいつ付く?途中でお金を動かしたら?

「1年ぶんの利息」といっても、1年間ずっと同じ金額を置いていなければ、早見表どおりにはならないよ。
毎日の残高で日割り計算
通常貯金の利息は、毎日の最終残高をもとに「1年を365日」とした日割りで計算されるよ。だから、途中で引き出したり入れたりすると、その日その日の残高で細かく計算し直される。「1年間ずっと1000万円を置いていなければ、31,874円にはならない」ということだね。
30日だけ100万円を預けたら
たとえば100万円を30日だけ預けて引き出した場合は、100万円 × 0.4% × 30日 ÷ 365日 = 約328円(税引前)。1年置いたときの4,000円と比べると、ぐっと小さくなるのがわかるよね。ボーナスを一時的に置くようなときは、この日割りのイメージを持っておくといいよ。
利息が口座に入るタイミング
日割りで計算された利息は、毎年3月31日と9月30日でいったん集計されて、その翌日の4月1日と10月1日に元金へ加わるよ。つまり年2回。「利息が入る日」を楽しみにするなら、この2つの日付を覚えておいてね。
お金を動かしたあとに「あれ、口座が使えない」となることもあるよね。そんなときの原因と対処はこっちにまとめてあるから、もしものときに読んでみてね。
→ ゆうちょATMでお金がおろせない?残高あるのに使えない原因と対処法
通常貯金より定期貯金にした方がお得?
しばらく使わないお金なら、定期貯金に移すだけで金利が上がるよ。どれくらい差が出るのか見てみよう。
期間ごとの金利(2026年8月現在)
通常貯金 年0.400%/1年定期 年0.500%/3年定期 年0.800%/5年定期 年1.000%/10年定期 年1.250%。期間が長いほど金利は高くなっていて、3年以上は半年ごとに利息を元本へ組み入れる「半年複利」で計算されるよ。
1000万円を預けた場合の年あたり税引後利息
| 預け方 | 金利 | 1年あたり税引後利息 | 通常貯金との差 |
|---|---|---|---|
| 通常貯金 | 0.400% | 約31,874円 | - |
| 1年定期 | 0.500% | 約39,843円 | +約7,969円 |
| 3年定期 | 0.800% | 約64,389円 | +約32,515円 |
| 5年定期 | 1.000% | 約81,502円 | +約49,628円 |
| 10年定期 | 1.250% | 約105,748円 | +約73,874円 |
3年以上の定期は半年複利だから、表の数字は「満期までの利息の合計を年数で割った、1年あたりの平均値(参考値)」だよ。1年だけ預けたときの利息とは意味が違うから、そこは気をつけてね。
差はあるけど「増えすぎ」ではない
5年定期にすると、通常貯金に置きっぱなしにするより年間で約5万円、手取りが増える計算。私の感覚だと「置き場所を変えるだけでこれなら、やってみる価値はあるな」という感じ。ただ、投資みたいに大きく増えるわけじゃないから、「使う予定のないお金だけ」を移すのがちょうどいいよ。すぐ使うかもしれないお金まで定期にすると、あとで困っちゃうからね。
定期貯金と定額貯金、どっちを選ぶ?
ゆうちょには「定額貯金」というゆうちょ独自の商品もあるよ。定期貯金と迷ったら、「そのお金をいつ使うか」で選ぶのがコツ。
使う時期で選ぶ早見
| こんな人 | 向いている預け方 |
|---|---|
| 6か月以内に使うかもしれない | 通常貯金 |
| 数年後に使うかも(時期はまだ未定) | 定額貯金 |
| 3年・5年など使わない期間が決まっている | 定期貯金 |
定額貯金は6か月すぎれば自由
定額貯金は、預けてから6か月たてば、ペナルティなしでいつでも払い戻せるのが強み。半年複利で最長10年預けられて、最初の3年間は金利が段階的に上がっていくよ。「使うかもしれないけど、使わないかもしれない」お金の置き場所としては、かなり使い勝手がいいの。
6か月未満の払い戻しは損になることも
ただし注意点もあって、預けてから6か月より前に払い戻すと、通常貯金より低い金利(年0.001%程度)しか付かないことがあるよ。「すぐ使うかも」というお金は、最初から定額貯金ではなく通常貯金に置いておくほうが安心。この一点だけは覚えておいてね。
昔は1000万円預けても利息79円だった
いまの金利がどれくらい変わったのか、少し前と比べてみるとおどろくよ。
2023年ごろは年0.001%
マイナス金利の時代、通常貯金の金利は年0.001%だった。1000万円を1年間預けても、利息は税引後で約79円。もう「利息」という言葉が意味をなさないくらいの水準だったんだよね。
金利は約400倍に
年0.001%から年0.400%になったから、金利は約400倍。1000万円の年間利息(税引後)は、約79円から31,874円まで増えた計算になるよ。私は正直、これまで通帳の利息欄なんて見たこともなかったんだけど、「これは見る意味あるかも」と思うようになったよ。
「現金は置いておくだけ」の時代は変わった
とはいえ、1000万円で年3.2万円。派手な金額ではないよね。だから「銀行に置いておくだけでどんどん増える」と期待しすぎず、「置き場所を見直すと、ちょっとだけ差がつく時代になった」くらいの受け止め方がちょうどいいと思うよ。
銀行まわりで「口座が急に使えない」トラブルの対処法も、いざというときのために知っておくと安心だよ。
まとめ|1000万円で年間約3.2万円、置き方でも差がつく
通常貯金に1年間預けた場合の税引後利息は、100万円 → 3,188円、500万円 → 15,937円、1000万円 → 31,874円。1000万円でも月にすると約2,656円で、「年0.4%」は毎月もらえる意味ではなく、1年ぶんの割合だったよね。
結論はシンプル。すぐ使うお金は通常貯金、しばらく使わないお金は定期貯金や定額貯金も比べてみる。それだけで手取りに数万円の差がつくこともあるよ。金利が上がったからといって投資に慌てて飛び込む必要はなくて、まずは「置き場所の見直し」から始めるのがおすすめだよ。
キャッシュレスやコンビニATMの進化も、日々の家計管理には地味に効いてくるよ。
→ セブン銀行ATMは単なる現金機ではない!最新機能と利用メリット
よくある質問

Q. ゆうちょ銀行に100万円を預けたら利息はいくらですか?
2026年8月現在の通常貯金(年0.400%)に1年間預けた場合、税引前で4,000円、税金を引いた手取りは3,188円です。
Q. 500万円ではいくら増えますか?
同じ条件で税引前20,000円、税引後15,937円です。月平均にすると約1,328円になります。
Q. 1000万円だと月いくら増える計算ですか?
税引後の年間利息31,874円を12で割ると、月平均で約2,656円です。毎月この金額が振り込まれるわけではなく、実際は年2回に分けて入ります。
Q. ゆうちょの通常貯金の金利は今いくらですか?
2026年8月10日の改定で年0.400%です。メガバンクの普通預金と同じ水準になっています。
Q. 利息はいつ口座に入りますか?
毎年3月31日と9月30日で計算が締められ、その翌日の4月1日と10月1日の年2回、口座に加わります。
Q. 「年0.4%」は毎月0.4%もらえるということですか?
いいえ。年0.4%は1年間預けたときの割合です。1000万円なら1年で税引前4万円で、毎月4万円ではありません。
Q. 定期貯金と定額貯金はどちらがいいですか?
3年以上使わないと決まっているお金は金利の高い定期貯金、使う時期が未定のお金は6か月後から自由に引き出せる定額貯金が向いています。
Q. 定期貯金を途中で解約したらどうなりますか?
元本は戻りますが、中途解約利率が適用されて利息が大きく減ります。満期まで置ける金額だけを定期にするのが安全です。
Q. ネット銀行と比べてゆうちょは損ですか?
条件つきで高金利のネット銀行もありますが、ゆうちょは条件なしでメガバンクと同じ年0.400%です。郵便局やATMの多さも含めて選ぶとよいでしょう。
Q. 利息の税金を減らす方法はありますか?
障害のある方や遺族の方などはマル優(少額貯蓄非課税制度)を使うと、元本350万円までの利息が非課税になります。対象は限られるため郵便局で確認してください。
おすすめアイテム
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参考・出典
- ゆうちょ銀行「貯金金利の引き上げのお知らせ」
https://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2026/news_id002455.html - ゆうちょ銀行「金利一覧」
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kinri/kinri.html - ゆうちょ銀行「通常貯金規定(利息計算・付利単位)」
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kitei/pdf/tuujyou-tyokin.pdf - 国税庁「タックスアンサー No.1500 預貯金や公社債の利子など」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1500.htm - ゆうちょ銀行「よくあるご質問(貯金金利の引き上げ)」
https://faq.jp-bank.japanpost.jp/
※本記事の情報は執筆時点(2026年8月)のものです。金利・制度は予告なく変更されることがあります。大口の預け入れや個別の判断については、金融機関の窓口やファイナンシャル・プランナーなどの専門家にご相談ください。
