
【まず確認】2026年GWのカレンダーとお金トラブルが起きやすい理由
今年の連休の配列が”資金ショート”を招きやすい
2026年のGWは、5月2日(土)から5月6日(水・振替休日)の5連休が中核。直前の4月30日(木)・5月1日(金)は平日なので、月末月初の支払いがこの2日間に集中しやすい構造になっています。
家賃・クレジットカード・光熱費の口座振替、ローン返済など——5月7日(木)を引き落とし日に設定している契約はかなり多いです。
「連休明けに残高を補充すればいいや」と思っていると、連休中の振込遅延で間に合わないことがあります。それが信用情報に影響してしまうことも。
「24時間振り込めて当たり前」という油断が落とし穴
近年、銀行のモアタイムシステムが普及したことで、「銀行振込はいつでも即座に届く」という感覚が定着してきました。
でも、これはあくまでシステムが稼働しているときの話。システムメンテナンス中は、送金処理が完全に止まってしまいます。連休中に振り込んだお金が着金するのが連休明け——ということが実際に起きうるんです。
【要注意】完全停止する金融機関(絶対に確認して!)

みずほ銀行・みずほ信託銀行:最大規模の完全停止
今年のGWで最も影響が大きいのが、みずほ銀行とみずほ信託銀行のシステム更改メンテナンスです。
停止期間は以下の通りです。
| 停止日時 | 内容 |
|---|---|
| 5月2日(土)22:00 〜 5月3日(日)17:30 | 全サービス完全停止 |
この期間中に使えなくなるものは、かなり広範囲です。
- みずほ銀行のATM(全台)
- 提携金融機関・コンビニATMでのキャッシュカード利用(全て不可)
- みずほダイレクト(ネットバンキング)
- J-Coin Pay・PayPay・Suicaなど電子決済サービスへのチャージ
- 法人向けサービス(みずほe-ビジネスサイト等)
ポイントは、コンビニATMにも弾かれるという点。「セブンイレブンのATMなら使えるかも」と思って駆け込んでも、みずほのキャッシュカードはシステムから拒絶されてしまいます。
ただし、ひとつ救済策があります。みずほビジネスデビット・みずほJCBデビット・SmartDebitの「支払い機能」は、メンテナンス中も利用可能と公表されています。現金が下ろせなくなっても、デビットカードによる支払いは生きているので、覚えておくと役立つかもしれません。
また、注意すべき振込遅延リスクもあります。メンテナンス時間中に他行からみずほ銀行口座に振り込まれた資金は、着金が5月7日(木)以降になる場合があると明記されています。5月3日に「みずほ口座に入れれば引き落としに間に合う」と思って送金しても、実際は連休明けまで届かないケースがあります。
広島県信用組合:3日間まるまる完全停止
広島県信用組合は、5月3日(日)0:00〜5月5日(火)24:00の3日間にわたって、個人・法人ともにインターネットバンキングが完全休止します。
残高照会、振込振替、Pay-easy(ペイジー)による支払いがすべてストップ。広島県信用組合をメインに使っている方は、連休前に必要な手続きを全て終わらせておきましょう。
【一部制限】データ反映が遅れる・Web照会が止まる金融機関
ゆうちょ銀行:法人向けWeb照会が長期停止

ゆうちょ銀行は、ATMでの現金引き出し自体は可能ですが、一部サービスに制限があります。
| サービス | 停止期間 |
|---|---|
| ゆうちょダイレクト(個人) | 5月4日(月)23:55 〜 5月6日(水)9:00 |
| ゆうちょBizダイレクト(法人) | 5月2日(土)23:30 〜 5月6日(水)8:00 |
特に法人・個人事業主の方は注意が必要です。振替受払通知票のWeb照会が約4日間できなくなるため、取引先からの入金確認ができず、出荷や支払い処理が止まるケースも考えられます。
西日本シティ銀行:一括振込の承認期限が前倒しに
西日本シティ銀行では、GW期間を挟むため、一括振込サービスの承認時限が通常月より早まります。
特に法人の経理担当者は、「いつもと同じ期日で承認すればOK」と思っていると間に合わなくなる可能性があります。事前に自行の案内を必ず確認してください。
山梨中央銀行:アプリ・ネットバンキングに一時休止時間帯あり
山梨中央銀行は、山梨中銀アプリとインターネットバンキングにおいて、期間中の特定時間帯にメンテナンスによる一時休止が入ります。
「ちょっと確認しようとしたら繋がらない」という場面があるかもしれないので、急ぎの手続きは事前に済ませておくのが安心です。
【比較的安心】休日扱いで稼働するが手数料・時間に注意
三菱UFJ信託銀行などメガバンク・主要ネット銀行
三菱UFJ信託銀行をはじめとする多くのメガバンクやネット銀行は、システム自体は稼働しています。ただし、祝日・休日扱いとなるため以下の点は注意が必要です。
- コンビニATMの利用で休日手数料(110〜220円程度)が発生する
- 振込の反映タイミングが平日とは異なる場合がある
「ATMは使えるけど手数料がかかる」「使える時間が少し短い」といったレベルの話なので、みずほ銀行のような完全停止とは性質がまったく違います。
この「窓口が休み(手数料を払えば使える)」と「システムが止まっている(物理的に使えない)」の違いをきちんと理解しておくことが、GWを安心して過ごす第一歩です。
【要注意】キャッシュレス・決済サービスへの影響
電子決済チャージが完全にできなくなるケース
PayPay、J-Coin Pay、Suicaなど——スマートフォンに紐づけた電子決済は、もはや日常生活に欠かせません。でも、チャージ元の銀行口座がメンテナンス中だと、チャージ自体もできなくなります。
みずほ銀行のメンテナンス期間中は、みずほ口座からの電子決済サービスへのチャージが完全に不可。旅行先や帰省先でキャッシュレス残高が底をついても、チャージできず現金も下ろせない——というダブルパンチになるリスクがあります。
Pay-easy(ペイジー)も要確認
税金や公共料金の支払いに使われるPay-easy(ペイジー)は、みずほ銀行のシステム更改に伴い、同銀行経由のPay-easyが4月10日前後から停止するスケジュールが公表されています。
連休中にまとめて支払いを済ませようと思っている方は、事前に済ませておくことをおすすめします。
証券口座の入出金にも”受渡日のズレ”が発生
投資をしている方には、別の落とし穴もあります。GW期間中は、株式売却の「受渡日」に非営業日が複数挟まることで、代金の受け取りが連休明けにかなりズレ込むケースがあります。
レジャー費用に充てようと連休直前に株を売却しても、現金が手元に来るのは連休明け——なんてことになりかねません。SBI証券などでは、銀行口座からの引き落とし日と証券口座への入金日にタイムラグが生じる運用がされているので、取引前にカレンダーを確認しておきましょう。
この時期は相場の動きも読みにくいですよね。2026年の資産に関わる話といえば、金価格の急変動も話題になっています。気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
▶【2026年3月】金価格が急落した理由は?サーキットブレーカーもやさしく解説

【法人・個人事業主向け】GW前に終わらせるべき経理・振込業務
給与振込・取引先への支払いは早めの承認が必須
法人の経理担当者や個人事業主の方は、個人の資金管理以上に注意が必要です。
みずほ銀行の法人向けインターネットバンキング(みずほe-ビジネスサイト)が完全停止するため、連休中の振込データ連携や支払い処理ができなくなります。
また、ゆうちょBizダイレクトも約4日間Web照会不可となるため、入金確認ができないまま商品出荷の判断をしなければならない状況が生まれる可能性も。
連休前(5月1日午前中まで)に済ませておきたいこととして、以下を確認してください。
- 従業員給与・アルバイト経費の振込承認
- 取引先への支払い処理
- 西日本シティ銀行を使っている場合は一括振込の承認時限を事前確認
フィッシング詐欺にも要注意
大規模なシステムメンテナンスの時期は、「セキュリティ更新が必要です」「パスワードを再設定してください」といったフィッシング詐欺メールが急増します。
銀行側から暗証番号やパスワードの入力を求めることは絶対にありません。怪しいリンクには絶対にアクセスしないよう、ご家族にも伝えておくと安心です。
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【銀行別まとめ表】止まる・制限・使える一覧

| ステータス | 金融機関・サービス | 注意すべきポイント |
|---|---|---|
| 🔴 完全停止 | みずほ銀行・みずほ信託銀行 | 5/2夜〜5/3夕。ATM・ネット・コンビニATM全て不可。チャージ不可 |
| 🔴 完全停止 | 広島県信用組合 | 5/3〜5/5まるまる3日間。ネットバンキング全停止 |
| 🟡 一部制限 | ゆうちょ銀行 | ATMは使えるがWeb照会・Bizダイレクトが数日停止 |
| 🟡 一部制限 | 西日本シティ銀行 | 一括振込の承認時限が通常より早まる |
| 🟡 一部制限 | 山梨中央銀行 | アプリ・ネットバンキングに一時休止あり |
| 🟡 一部制限 | Pay-easy(みずほ経由) | 4月上旬から収納停止の可能性あり |
| 🟢 稼働(手数料注意) | 三菱UFJ信託銀行・主要ネット銀行 | ATMは使えるが休日手数料が発生。時間制限に注意 |
| 🟢 稼働(ズレあり) | SBI証券など証券会社 | 受渡日のズレに注意。入出金カレンダーを事前確認 |
日銀の金融政策についても、最近は私たちの生活と関係することが増えてきました。

【チェックリスト】連休前(5月1日まで)にやるべきこと
GWが始まる前に、以下を確認しておくと安心です。
| やること | 期限の目安 |
|---|---|
| 当面必要な現金を引き出しておく | 5月1日(金)15時まで |
| クレジットカード・家賃の引き落とし口座の残高確認&入金 | 5月1日(金)15時まで |
| PayPay・Suicaなどを事前に十分チャージ | 連休突入前 |
| 証券口座の入出金カレンダーを確認 | 取引実行前 |
| 法人:給与・経費振込の承認を前倒しで完了 | 各行の指定期限前 |
| 自分が使っている銀行のGWメンテ情報を公式サイトで確認 | 気づいた今すぐ |
「備えあれば憂いなし」とは言いますが、こういう日常のお金のことって意外と後回しにしがちですよね。
お金といえば、毎年この時期に「宝くじでも当たらないかな…」と夢を見る方も多いはず。バレンタインジャンボの結果など、くじ情報をまとめた記事もあるので、気分転換にどうぞ。
Q&A:GWの銀行トラブル、よくある疑問

Q. みずほ銀行のメンテ中、コンビニATMでも下ろせないの?
A. はい、下ろせません。みずほのキャッシュカードを使った取引は、コンビニATMを含む全ての端末で物理的に拒絶されます。「手数料を払えば使える」というレベルではなく、システム自体が止まっているためです。
Q. メンテ中にみずほ口座に振り込まれたお金はどうなるの?
A. 振込自体は受け付けられますが、みずほ口座への着金処理が連休明け(5月7日以降)に遅延する場合があります。引き落とし口座にしている方は要注意です。
Q. 他の銀行のATMはGW中も使えるの?
A. みずほ・広島県信組以外の多くの銀行は、システム自体は稼働しています。ただし、休日手数料(110〜220円)が発生する場合があります。「銀行が休み」=「ATMが使えない」ではないので、混同しないようにしましょう。
Q. キャッシュレスだから現金がなくても大丈夫?
A. みずほ銀行口座をチャージ元に設定している場合、メンテ中はチャージができません。残高がゼロになって困らないよう、連休前に十分チャージしておくことをおすすめします。
Q. 法人は何を優先して準備すればいい?
A. 従業員への給与振込・取引先への支払い処理の承認期限を事前確認し、通常より早めに処理を完了させることが最優先です。特に西日本シティ銀行・ゆうちょBizダイレクト利用者は要注意です。
まとめ
2026年GWの金融機関の状況を整理すると、大きく3つに分かれます。
まず完全停止するのがみずほ銀行・みずほ信託銀行(5月2日夜〜3日夕)と広島県信用組合(5月3〜5日)。ATM・ネットバンキング・コンビニATMが全て使えなくなります。
次に一部制限があるのがゆうちょ銀行(Web照会・Bizダイレクト停止)、西日本シティ銀行(一括振込の承認時限前倒し)、山梨中央銀行(アプリ・ネット一時休止)など。ATMは使えることが多いですが、サービスの一部が止まります。
そして三菱UFJ信託銀行などは稼働しているけれど休日手数料がかかる状態、証券口座は受渡日のズレに注意が必要です。
「完全に止まる」と「休日扱いで使える(ただし手数料あり)」の違いを知っておくだけで、連休中の焦りがかなり減ります。
準備のデッドラインは5月1日(金)の15時。それまでに現金の引き出し・口座残高の確認・電子マネーのチャージを済ませておけば、安心してGWを迎えられますよ。











