「西武池袋のリニューアル、結局いつ終わるの?」
久しぶりに池袋へ行こうとすると、ここ、ちょっと迷いますよね。「デパ地下はもう開いた?」「まだ工事中?」「ヨドバシってどこに入ったの?」——ニュースは何度も見た気がするのに、今どうなっているのかがはっきりしない。
結論を先にまとめると、こうです。
- グランドリニューアル完成は公式には2026年中の予定。ただし7・8階や地下2階生鮮・酒がまだで、完成時期は流動的
- 1階フレグランス/3階コスメ/5階ジュエリー&ウオッチ/地下1・2階デパチカはもう開いている
- 改装中は7・8階。地下2階の生鮮・酒は休業中(再開日未定)。ほかは営業中
- 三省堂書店 池袋本店は2026年12月31日に営業終了。書籍館(地下1階・1階)は10月4日で終了し、10月5日からは別館地下1階のみ
- ヨドバシカメラは同じビルの別テナントとして2026年6月30日に開業(西武がヨドバシに変わったわけではない)
この記事では、「もう開いている場所」「これからの場所」「今行くと何が見られるか」を、行く前の“現在地確認”として整理します。西武・そごうの公式リニュースサイトとフロアガイド、2026年のプレスリリースをもとにまとめました。
西武池袋リニューアル「現在地」ひと目まとめ(2026年10月)
| 項目 | 2026年10月現在の状況 |
|---|---|
| グランドリニューアル | 公式は2026年中の完成を予定。ただし7・8階の改装や地下2階生鮮・酒の再開が残り、完成時期は流動的。主要フロアの大半はすでに開業 |
| 1階 | インターナショナルブティック+フレグランス(開業済み/一部大型ブティックは2026年以降) |
| 3階 | コスメティックス(リニューアル第1弾。開業済み) |
| 5階 | ジュエリー/ウオッチ/クリスタル(開業済み) |
| 地下1階 | デパチカ スイーツ&ギフト(2025年9月開業済み) |
| 地下2階 | デパチカ 惣菜・BENTOステーション(開業済み)。生鮮・酒売場は2025年4月19日から休業中で、再開日は未定 |
| デパチカ規模 | 地下1・2階あわせて約180ショップ(うち新規41)。「日本最大級」 |
| まだ工事中 | 7階・8階(ファッション&グッズ、ライフスタイル、イベントホール、アートギャラリー)。公式フロアガイドでも改装中・クローズ |
| 営業 | 改装中エリアを除き通常営業。売り場移動は公式フロアガイドで確認 |
| 三省堂書店 池袋本店 | 2026年12月31日に営業終了。書籍館(地下1階・1階)は10月4日で終了、10月5日〜12月31日は別館地下1階のみ |
| ヨドバシカメラ | 同じビル(ヨドバシHD池袋ビル)内の別テナントとして2026年6月30日開業。西武池袋本店は営業継続 |
出典:西武・そごう公式サイト(リニューアル特設ページ/フロアガイド)、2026年の各種プレスリリースをもとにEcho Stationが整理
西武池袋リニューアルはいつ完成?2026年10月現在の結論

まず、いちばん知りたいところから。西武池袋本店のグランドリニューアル完成は「2026年中」の予定です。そごう・西武は2026年5月に「2026年中にグランドリニューアルオープンする」と正式に発表していて、公式サイトでも「まもなく完成をむかえます」という表現が使われています。
ここ、ちょっとややこしいので整理しておきます。以前は「2026年1月グランドオープン」という情報が出回っていました。でも実際には全館の改装がそこまで一気には進まず、フロアごとに順番にオープンしていく方式に落ち着いています。2025年7月の3階コスメを皮切りに、秋から冬にかけて1階・2階・4階・5階・6階のブランドが続々と開業。ただし、当初「2025年夏」だった全面開業は大きくずれ込んでいます。地下2階の生鮮・酒売場は2025年4月19日から「当面の間休業」のままで、再開時期は公式サイトでも「決まり次第お知らせ」とされているだけ。7・8階もまだ改装中です。業界紙などでは、年内に全面完成するかどうかを慎重に見る声も出ています。
つまり、「完成を待ってから行く」必要はありません。新しくなったフロアの大半はすでに歩けます。一方で、「全部そろってから」と待っていると、時期が読みにくい——というのが2026年10月時点の正確なところです。
西武池袋は現在どこまでリニューアルした?フロア別に整理
「結局どこが変わったの?」を、いま開いているフロアから順に見ていきます。今回のリニューアルは「MAISON(メゾン)」という建築コンセプトで、フロアごとに世界観をつくり込んでいるのが特徴です。
1階|フレグランスとインターナショナルブティック
いちばん雰囲気が変わったのが1階です。以前の婦人雑貨中心の売り場から、「インターナショナルブティック/フレグランス」のフロアに刷新されました。ディオール、ルイ・ヴィトン、ロエベといったラグジュアリーブランドと並んで、世界のメゾンフレグランス10ブランドがそろう、関東最大級(約300㎡)のフレグランスゾーンが登場しています。
ディオール オートパフュームリー、ジョー マローン ロンドン、ブルガリ、ゲラン、ロエベ パルファム、バイレード、メゾン マルジェラ「レプリカ」など、単体では手に入りにくい香りをまとめて試せるのが強みです。自分だけの一本を探している人は、まずここ。なお、1階の大型ブティックの一部は2026年以降に順次オープンしていく計画です。
3階|コスメティックス(リニューアル第1弾)
3階のコスメティックスフロアは、今回のリニューアルで最初に開業したフロアです。SK-II、イプサ、アディクションなど国内外のブランドが集まり、フロア内にはイベントスペース「NEWS」も併設。新作の先行発売やポップアップが入れ替わりで開催されていて、コスメ好きなら定期的にのぞく価値があります。
5階|ジュエリー&ウオッチ、クリスタル
5階は「ジュエリー/ウオッチ/クリスタル」のフロアに。カルティエ、ティファニー、ブルガリ、ミキモト、ブシュロン、ショパール、タグ・ホイヤー、バカラなどが並びます。2025年秋から冬にかけて順次オープンしていて、2026年もプレステージブランドやワールドクラスの時計・ジュエリーが追加される予定です。
地下1階・地下2階|約180ショップの新デパチカ

デパ地下は2025年9月17日にリニューアルオープンしました。地下1階がスイーツ&ギフト、地下2階が惣菜という構成で、あわせて約180ショップ(うち新規41、百貨店初出店を含む)。「日本最大級のデパ地下」とうたわれています。
地下1階には、ピエール・エルメ・パリ、エシレ・パティスリー オ ブール、ピエール マルコリーニ、日本橋千疋屋総本店、シェ・シバタ(関東初)など。手土産や自分へのご褒美スイーツを探すなら地下1階です。地下2階は惣菜・弁当が主役で、デパ地下グルメで夕食を組み立てたい日はこちら。なお、地下2階の生鮮(精肉・鮮魚・青果)と酒の売場は、2025年4月19日から休業が続いていて、再開日は未定です(公式サイトは「決まり次第お知らせ」)。野菜や肉・魚をデパ地下でまとめ買いしたい人は、現時点では別の店を考えたほうが確実です。
BENTOステーションは「40ブランド・100種類以上」
新しいデパ地下の目玉のひとつが、地下2階の「BENTOステーション」。お弁当を主役にしたコーナーで、約40ブランド・100種類以上の弁当がそろいます。地下2階のデリ全体で合わせると85ブランド・約400種類で、百貨店最大級。仕事帰りや来客のとき、「ちょっと良いお弁当」をまとめて選べる場所として使えます。
まだ工事中のフロアは?(7階・8階)
2026年10月時点で、公式フロアガイド上で「改装工事中」とされているのは7階と8階です。ここには今後、ファッション&グッズ、ライフスタイル雑貨、イベントホール、アートギャラリーなどが入る予定で、グランドリニューアル完成に向けた最後の大きなピースになります。逆に言うと、それ以外のフロアはおおむね動いている、ということです。ただ、7・8階のオープン日は公表されておらず、完成の時期は読みにくい状況です。
2026年秋に西武池袋へ行くならここが見どころ
「今行くなら、どこを見ればいい?」を、目的別に整理します。全部まわる必要はなくて、自分の目的に合うフロアだけ押さえれば十分です。
- 香水を探している人 → 1階。10ブランドのメゾンフレグランスを一気に試せる関東最大級ゾーン
- コスメ好き → 3階。イベントスペース「NEWS」の先行発売・ポップアップは行くたびに中身が変わる
- 手土産・ギフト → 地下1階。ピエール・エルメやエシレなど、渡して外さない名店がまとまっている
- 夕食・お弁当 → 地下2階。BENTOステーションで100種類以上から選べる(生鮮・酒売場は休業中)
- 記念日の買い物 → 5階。ジュエリー&ウオッチが1フロアに集約された
- 久しぶりに訪れる人 → まず公式フロアガイド。売り場が動いているので、目当ての店の位置を先に確認しておくと迷わない
デパ地下は2025年9月のオープンから1年がたち、役割分担や売り場づくりも落ち着いてきました。次の章で、以前との違いをおさらいします。
デパ地下はどう変わった?オープンから1年で見えてきたこと
新しいデパ地下は2025年9月にオープンして、2026年9月でリニューアル1周年を迎えました。以前との違いを整理すると、こんな感じです。
- 地下1階=スイーツ&ギフト、地下2階=惣菜、と役割がはっきり分かれた
- 新規41ショップ・百貨店初出店を含む、約180ショップ規模に拡大
- 「BENTOステーション」など、目的から探せるコーナー設計になった
- その一方で、生鮮・酒売場は休業が続いていて、「食材まとめ買い」の使い方はまだできない
・地下1階は手土産・スイーツ、地下2階は惣菜・お弁当が中心です。
・地下2階の生鮮・酒売場は2025年4月19日から休業中で、再開日は未定です(公式サイトでは決まり次第の案内)。
※催事やフェアは時期によって入れ替わります。最新は公式サイトのトピックスでご確認ください。
ヨドバシは西武池袋に入る?結局どういう関係?
ここがいちばん誤解されやすいので、ていねいに整理します。
まず前提として、西武池袋本店が入っている建物は、2023年にそごう・西武からヨドバシホールディングスが取得しています。今は「ヨドバシHD池袋ビル」という名前のビルで、その中に「西武池袋本店」と「ヨドバシカメラ」が別々のテナントとして同居する——というのが新しい体制です。
「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」は2026年6月30日に開業しました。地下1階〜地上6階の7フロア、店舗面積は約3万3000㎡で、関東最大級の家電店です。当初は2025年夏の開業予定でしたが、内装工事に時間がかかり、2026年夏にずれ込みました。ビル全体でみると、床面積のうち3割強がヨドバシ、残りの約3分の2が西武池袋本店、というイメージです。
よくある誤解に先に答えておきます。
- 「西武池袋が全部ヨドバシになる」→ ちがいます。西武池袋本店は営業を続けながらリニューアル中です
- 「百貨店がなくなる」→ ちがいます。むしろラグジュアリー・美容・食に絞り込んで“百貨店らしさ”を強める方向です
- 「西武の売り場にヨドバシが混ざる」→ 基本的には別区画です。同じビルで隣り合う形になります
家電を見た帰りにデパ地下へ寄る、という動線ができたのは事実で、ここは純粋に便利になったポイントです。ヨドバシ側のフロア構成をもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
▶ ヨドバシ池袋×西武池袋本店が同居!富裕層向け家電と体験フロアを歩いてみた
以前の西武池袋と何が変わった?3つで整理

公式の説明を、生活者目線でかみ砕くと、変わったのは大きく3つです。
- ①「何でも揃う」→「選び抜かれた価値が揃う」へ。総合百貨店から、ラグジュアリー・美容・食に資源を集中する形に
- ②「フロア=商品カテゴリ」→「フロア=世界観」へ。「MAISON」コンセプトで、1階は香り、5階はジュエリー、というように空間ごとにテーマを持たせた
- ③「モノを売る場所」→「体験する場所」へ。試す・比べる・イベントに参加する、を前提にした売り場づくり(3階「NEWS」など)
ネットで何でも買える時代に、「わざわざ足を運ぶ理由」をつくり直している、と考えると分かりやすいです。
工事中でも買い物できる?現在の営業状況
結論から言うと、買い物はふつうにできます。改装は営業を続けながら進める方式なので、閉まっているのは7・8階など一部エリアだけ。地下から6階までの主要フロアは動いています(ただし地下2階の生鮮・酒売場は休業中です)。
ただし、リニューアル中は売り場やブランドの位置が動きます。久しぶりに行く人ほど、行く前に公式フロアガイドで目当ての店の位置を確認しておくと安心です。アクセス面は変わらず、JR・私鉄・地下鉄の池袋駅直結。地下からそのまま入れるので、天気が悪い日でもぬれずにたどり着けます。
デパ地下の手土産づくりや、百貨店のポイント・積立の話は、こちらもあわせてどうぞ。
三省堂書店 池袋本店は2026年末で閉店。10月5日からは別館のみ
西武池袋本店の南側にある「三省堂書店 池袋本店」は、2026年12月31日(木)をもって営業を終了します。西武池袋本店の公式サイトでも案内されています。
- 2026年10月4日(日)まで:書籍館の地下1階・1階で営業
- 10月5日(月)〜12月31日(木):別館の地下1階のみで営業
売り場が大きく縮小されるので、本を買いに行く予定がある人は、目当ての本が別館にあるかどうか、三省堂書店の公式サイトで先に確認しておくと安心です。閉店に伴う各種サービスの扱いも、三省堂書店の公式ページに案内があります。
そごう・西武は全体でも店舗改革が進んでいる
今回のテーマは西武池袋本店ですが、そごう・西武はグループ全体でも店舗の作り替えを進めています。たとえばそごう千葉店では旧ジュンヌ館がヨドバシHDのビルとして再整備され、そごう横浜店では地元で親しまれてきた高級スーパーが導入されるなど、「その街に合わせた売り場」への組み替えが各地で進行中です。西武池袋の動きは、この大きな流れの中心にある、という位置づけです。
西武池袋リニューアルのよくある質問
Q. 西武池袋本店のリニューアルはいつ完成?
A. 公式には2026年中のグランドリニューアルオープンが予定されています。ただし7・8階の改装や地下2階生鮮・酒の再開が残っていて、完成日は未公表です。
Q. もうグランドオープンした?
A. 2026年10月時点で「完成」の発表はまだ。ただし1階・3階・5階・地下1〜2階など主要フロアはすでに開いていて、フロアごとに順次オープンする方式が続いています。
Q. デパ地下は営業している?
A. しています。新デパチカは2025年9月17日オープン。地下1階=スイーツ&ギフト、地下2階=惣菜で、あわせて約180ショップです。ただし地下2階の生鮮・酒売場は2025年4月から休業中で、再開日は未定です。
Q. 新しいデパ地下は何店舗?
A. 地下1・2階あわせて約180ショップ。うち約41店舗が新規で、百貨店初出店も含みます。
Q. BENTOステーションとは?
A. 地下2階の、お弁当を主役にしたコーナー。約40ブランド・100種類以上の弁当がそろいます。
Q. ヨドバシカメラはいつオープン?西武とどういう関係?
A. ヨドバシカメラ マルチメディア池袋は2026年6月30日開業。西武池袋本店と同じ「ヨドバシHD池袋ビル」内の別テナントで、西武がヨドバシに変わったわけではありません。
Q. 西武池袋はなくなる?百貨店じゃなくなる?
A. なくなりません。営業を続けながらリニューアル中で、ラグジュアリー・美容・食に絞って“百貨店らしさ”を強める方向です。
Q. 工事中でも買い物できる?閉まっているフロアは?
A. 買い物できます。2026年10月時点で「改装工事中」は7階・8階。ほかの地下〜6階は営業中です(地下2階の生鮮・酒売場は休業中)。
Q. 西武池袋の三省堂書店はいつまで?
A. 2026年12月31日に営業終了です。書籍館(地下1階・1階)は10月4日で終了し、10月5日からは別館地下1階のみの営業になります。
まとめ|西武池袋は「完成を待つ」より、今あるフロアを楽しむ
長くなったので、行く前に押さえておきたいポイントだけ、最後にまとめます。
- すでに開業済み:1階フレグランス/3階コスメ/5階ジュエリー&ウオッチ/地下1・2階デパチカ(約180ショップ。ただし地下2階の生鮮・酒は休業中)
- これから:7・8階のファッション・ライフスタイル・イベントホールなど、地下2階生鮮・酒の再開。グランドリニューアル完成は公式には2026年中の予定だが、日程は未公表
- ヨドバシ:同じビルの別テナントとして2026年6月30日に開業済み。西武池袋本店は営業継続
- 行く前に:売り場が動いているので、公式フロアガイドで目当ての店の位置を確認
- 本を買うなら:三省堂書店は書籍館が10月4日で終了。10月5日からは別館地下1階のみ、12月31日で閉店
「完成してから行こう」と思っていた人ほど、今行くと「もうこんなに変わってたんだ」と驚くはずです。ただ、生鮮・酒や7・8階、書店など、変わり続けている部分もあります。久しぶりの池袋、公式フロアガイドだけ先に見てから出かけてみてください。
参考にした一次情報
- 西武池袋本店「2026 グランドリニューアルオープン」特設ページ https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/renewal
- 西武池袋本店 フロアガイド https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/floor-guide
- 西武池袋本店「【地下2階】食品フロア 生鮮・酒休業のご案内」 https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/topics/seisenclub-information2503
- 西武池袋本店「三省堂書店 池袋本店 営業終了のご案内」 https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/topics/sanseido-eigyosyuryou
- 株式会社そごう・西武 プレスリリース「西武池袋本店の食品フロアがいよいよリニューアル」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002167.000031382.html
- 流通ニュース「西武池袋本店/創業以来初の全面改装、年内にグランドリニューアルオープン」 https://www.ryutsuu.biz/store/s052277.html
- 日本経済新聞「ヨドバシ、西武池袋本店に6月30日出店」(2026年6月)
※本記事は2026年10月4日時点の公表情報にもとづいて整理しています。オープン日やフロア構成は変更される場合があるため、来店前に必ず公式サイトのフロアガイドをご確認ください。
