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箱根駅伝2027の勢力図が激変!駒澤の覇権奪還と青学の世代交代、あなたの推し校は生き残れるか

箱根駅伝2027の勢力図を予想する女性

📌 この記事が30秒でわかる!3行まとめ

  • エース世代が卒業した駒澤大学と、主力6人が卒業する青学。ともに大幅な世代交代のなかで迎える2027年の覇権争い。
  • 第102回大会でシード落ちから総合3位に復活した順天堂大学の軌跡が、予選会出場校すべての希望の証明になった。
  • 超高校級ルーキーの進学先や東京国際・東海・大東文化の再建動向が、2027年の勢力図をさらに面白くする。
  • 10月17日の予選会は45校が出場。公式エントリー記録の10人合計では、通過10校の最後の2枠をめぐる接戦になりそう。

毎年お正月、テレビの前に張りついてしまう箱根駅伝。

2026年1月に開催された第102回大会は、本当に驚きの連続だった。

「まさかあの大学が?」という順位変動が相次いで、大会が終わった瞬間から「2027年はどうなるんだろう」と気になって仕方がない人も多いんじゃないかな。

そこでこの記事では、第102回大会の結果をベースに、2027年(第103回)大会に向けた各大学の戦力動向を徹底的にまとめた。

シード校・予選会出場校それぞれの現在地から、スカウト事情まで幅広くカバーしているので、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

🗓 9月16日時点の勢力図(4段階整理)

第102回大会(2026年1月)の最終結果と、その後に公式発表された卒業・進路情報をもとに整理すると、こんな4段階に分けられそう。

  • 優勝争いの中心:青山学院大学(102回総合優勝・大会新記録10時間37分34秒)、國學院大学(102回総合2位・大会新記録10時間40分07秒で青学に肉薄)、駒澤大学(現役選手ランキング1位・桑田駿介が10000m28分07秒63のPBを更新)
  • 上位進出候補:順天堂大学(102回総合3位10時間43分55秒、出走10人中3年生以下9人が残留)、早稲田大学(102回4位10時間44分29秒、鈴木琉胤が4区日本人歴代最高記録)、中央大学(102回5位10時間44分31秒、吉居駿恭に加え濱口大和が加入)
  • シード権争い:城西大学(7位10時間46分17秒)、創価大学(8位10時間51分40秒)、帝京大学(9位10時間53分15秒)、日本大学(10位10時間53分56秒)——7位から10位はわずか7分半差の大混戦
  • 予選会から注目したい大学:東京国際大学(エティーリの走力は健在だが日本人選手層が課題)、東海大学(102回大会は予選会14位で12年ぶりに出場を逃す。西出仁明新監督のもとで再建中)、大東文化大学(下級生主体で予選会8位から本戦復帰)

※青山学院大学・國學院大学・順天堂大学・早稲田大学・中央大学・駒澤大学・城西大学・創価大学・帝京大学・日本大学の10校は、10月12日の出雲駅伝にも関東代表として出場予定(月刊陸上競技調べ)。

箱根駅伝2027の勢力図が激変!駒澤の覇権奪還と青学の世代交代、あなたの推し校は生き残れるかインフォグラフ

目次

2027年箱根駅伝の勢力図はどう変わる?大注目の2大テーマ

まず押さえておきたいのが、2027年の大会を語るうえで外せない2つの大きなテーマ。

「駒澤大学の覇権奪還」と「青山学院大学の世代交代」だ。

この2つのストーリーが交差するとき、きっと箱根路は今まで以上に熱くなる。

佐藤圭汰・山川拓馬ら主力卒業組をどう乗り越える?駒澤大学の覇権奪還プラン

第102回大会で総合6位(10時間44分50秒)に終わった駒澤大学。

常勝が当たり前とされてきた強豪にとって、この結果は「明確な敗北」として受け止められている。

ところが、2027年に向けて他校を震え上がらせるファクトがある。

ただし、10区で区間新記録を打ち立てた佐藤圭汰や、8区の山川拓馬、伊藤蒼唯といった主力は、いずれも第102回大会時点ですでに4年生だったという事実は押さえておきたい。

2026年春に彼らは卒業。なかでも佐藤圭汰は米国拠点のプロチーム入りが決定し、トラック競技に専念する道を選んだ。2027年のチームに、この3人の姿はもうない。

穴を埋めるのは、現役選手ランキングでトップに立つ桑田駿介(10000m28分07秒・ハーフ1時間00分13秒、2027年は最高学年)や、谷中晴、菅谷希弥ら勢いのある下級生たちだ。「6位に終わった悔しさ」を新体制でどう晴らすかが焦点になる。

主力の大量卒業により、2027年の駒澤はかつてのような「選手層の厚さで押し切る」戦い方はできなくなった。

ただ、伝統校らしい育成力を考えれば、下級生たちが一気に台頭してくる可能性も十分にある。

その点については後ほど詳しく触れていくね。

絶対王者・青山学院大学に吹き荒れる世代交代の嵐

一方の青山学院大学は、2027年に向けてかつてない規模の「血の入れ替え」を強いられている。

チームの精神的支柱だった若林宏樹、駅伝巧者の太田蒼生を含む主力6名が一気に卒業を迎えるのだ。

これほど一度に主力が抜けることは、近年の青学史上でも珍しい。

名将・原晋監督にとっても、穴を埋めるのは決して簡単ではないはずだ。

ここで一つ、正確に押さえておきたい訂正がある。102回大会で主将を務めた黒田朝日、そして鶴川正也・野村昭夢・白石光星・田中悠登も、実は太田蒼生や若林宏樹と同じく2026年3月にそろって卒業済みだ。黒田と鶴川はGMOインターネットグループへ、野村と白石は住友電工へ、田中悠登は実業団ではなく福井放送(FBC)へと、それぞれ新たな道に進んでいる。つまり「次世代」として名前が挙がりやすい主力候補の多くが、すでにチームを離れているのが実情だ。

確認できている現時点の柱は、102回大会10区で区間賞を獲得した小河原陽琉(当時2年生)。ここに続く下級生がどれだけ台頭してくるかが、青学の2027年を左右する。

「絶対王者の崩壊か、それとも新たなスターの誕生か」——この問いに答えが出るのは、2027年の元日だ。

第102回大会の波乱を今一度振り返る

「駒澤6位・順天堂3位」という結果は、多くの駅伝ファンに衝撃を与えた。

なぜあのような順位変動が起きたのか、そのディテールが気になる方はこちらの記事も合わせて読んでほしい。

→ 2026年箱根駅伝、青山学院大学が総合優勝!感動のレースを振り返る


崩れない安定感!「第3極」の國學院・早稲田・中央が怖い理由

2027年の優勝争いを語るとき、「駒澤 vs 青学」の2強構図だけを見ていると大きな落とし穴にはまる。

ここ数年で完全に上位を定着させた「第3極」の3校が、実はとても怖い存在なのだ。

平林清澄・吉居駿恭という「ゲームチェンジャー」の存在

第102回大会(2026年1月)で國學院大学は総合2位(10時間40分07秒・大会新記録)まで順位を上げ、早稲田大学は4位(10時間44分29秒)、中央大学は5位(10時間44分31秒)と、揃って上位のシード権を獲得している。特に國學院は前回大会の3位からさらに一段階順位を上げ、青学にわずか2分33秒差まで迫る「準優勝校」として2027年の優勝争いの中心に食い込んできた。

これらの大学に共通するのは、単独でレースの流れを劇的に変えられるエース級の存在だ。

國學院大学の平林清澄、中央大学の吉居駿恭といった選手たちは、いわゆる「ゲームチェンジャー」として機能する。

彼らが鍵となる区間で他校を突き放した瞬間、レースの空気がガラッと変わる。

そこに割って入ってきたのが、早稲田大学の鈴木琉胤だ。第102回大会の4区で日本人歴代最高記録となる1時間00分01秒をマークし、1年生にしてすでに「ゲームチェンジャー」の一角に名乗りを上げた。2027年は佐久長聖高から進学した佐々木哲(早稲田)や濱口大和(中央)といった即戦力ルーキーも本戦デビューを迎える可能性があり、第3極の顔ぶれはさらに厚みを増しそうだ。

2027年の大会でも、このゲームチェンジャーたちが2強をどこで切り崩すかが見どころになりそうだ。

上位3校に食い込むための戦略と区間配置の妙

第3極の強さの根底にあるのは、スター選手の育成だけではない。

チーム全体の底上げと、区間配置の緻密さが結果に直結している。

20区間それぞれに適した選手を配置し、どこかの区間で大きく崩れないようにする「全員駅伝」の哲学。

這い上がる側ではなく、安定して上位を維持する側として戦えるようになった理由はそこにある。

2027年の予選会や本戦に向けて、選手個々のコンディション情報や区間予想が解禁されてきたら、ぜひここに注目してみてほしい。

第102回のシード校ラインナップをあらためて確認しよう

2027年のシード権争いを理解するためには、第102回大会のシード状況を整理しておくのが近道だ。

どの大学がシードを守り、どこが落ちたのか——詳しい分析はこちらで確認できる。

→ 2026年箱根駅伝の出場校一覧と戦力分析!注目校はどこ?

早稲田と國學院の状態は、実は10月の出雲駅伝でもすでに垣間見えている。2026年大会は開催時間が朝9時10分に変更されるなど注目ポイントが多いので、箱根の前哨戦として一度チェックしておくのもおすすめだ。

→ 出雲駅伝2026は何時から?朝9時10分スタートと注目選手まとめ


予選会からの大逆転!順天堂大学の奇跡が証明したこと

2027年の大会を語るうえで、絶対に外せない存在がある。

第102回大会で「奇跡の復活劇」を演じた、順天堂大学だ。

シード落ち11位から総合3位への軌跡

順天堂大学は第101回大会で総合11位に沈み、シード権を喪失するという屈辱を経験した。

ところが翌年——。

ゼッケン12番を背負い予選会を2位で通過して挑んだ第102回本戦で、10時間43分55秒という驚異的なタイムで総合3位に食い込んだのだ。

予選会出場からわずか1シーズンでの本戦3位は、どれほどの達成か想像してほしい。

「箱根の魔物」という言葉があるように、実力があっても当日に噛み合わないことはいくらでもある。

でも逆もしかり。しっかり準備を整えれば、予選会から上がってきた大学でも本戦で上位を狙えることを、彼らは証明してみせた。

「ピーキング」の成功が下克上を生む

順天堂大学の躍進の背景にあるのが、「ピーキング」の成功だ。

ピーキングとは、試合の当日に選手のコンディションをピークに持っていく調整のこと。

予選会から本戦まで約2か月半——このわずかな期間に、チーム全体の調子を本番に合わせて仕上げる難しさは相当なものがある。

7区を担った玉目陸ら若い力が本番で実力を120%発揮できたのは、ピーキングの技術が機能した証拠だ。

「正しい努力と戦略があれば、逆境は覆せる」——この事実は、現在苦しんでいるすべての大学とそのファンへの大きなメッセージでもある。

順天堂自身も、まだ伸びしろだらけ

順天堂大学がすごいのは、3位に入って満足していないところ。

実は102回大会を走った10人のうち、3年生以下が9人という若いチーム構成で、この結果を出している。

なかでも2年生の井上朋哉は、すでに5000m13分台・ハーフ62分台をマークし、全日本・箱根とも一桁順位の実績を持つ「次世代の要」。2027年はチームの精神的支柱としてさらに存在感を増しそうだ。

つまり順天堂は「第2の順天堂」を待つ側ではなく、このまま優勝争いに食い込んでいってもおかしくない位置にいる。

次の大逆転劇を起こすのはどの大学か

では、2027年の大会で「第2の順天堂」になり得るのはどこか。

候補として挙がるのは、予選会から虎視眈々と本戦復帰を狙っている大学たちだ。

特に注目は、102回大会の予選会で14位に終わり12年ぶりに本戦出場を逃した東海大学、そして近年着実に力をつけている中堅校たち。

選手層と調整力の両方が噛み合ったとき、またサプライズが起きる可能性は十分にある。


予選会サバイバル!注目校の現在地と突破の鍵

毎年10月に行われる予選会は、まさに「地獄のサバイバル」だ。

ハーフマラソン(21.0975km)を各校最大12人が走り、上位10人の合計タイムで争う。本戦への切符を手にできるのは上位10校だけだ。

2027年の予選会に向けて、特に注目したい大学を見ていこう。

東京国際大学——強力な留学生と日本人選手の覚醒が焦点

東京国際大学といえば、なんといっても圧倒的な強さを誇る留学生・エティーリの存在だ。

第101回大会では8位に入りシード権を獲得するなど、その爆発力は折り紙つき。

ただし、前本戦を走った日本人選手6名が一気に卒業したことで、チームは深刻な戦力低下に直面している。

エティーリが区間賞を獲っても、他の区間で大量失点してしまえばシード権には届かない。

これが「留学生依存の限界」という構造的な問題だ。

2027年の予選会突破の鍵を握るのは、前回9区で区間3位の好走を見せた菅野や、4月の10000mで自己ベストを更新した古賀・政といった次世代日本人選手の覚醒にかかっている。

夏合宿での走り込みを経て、彼らがどれだけ集団走の精度を高められるかが焦点だ。

東海大学・大東文化大学——古豪の現代駅伝への適応力

東海大学は第100回大会で11位となりシード落ちを経験して以降、苦しい時期が続いていた。そして102回大会に向けた予選会では14位に終わり、実に12年ぶりに本戦出場を逃すという、さらに厳しい結果になってしまった。

かつての「黄金世代」の圧倒的なスピードを覚えているファンほど、現在の状況にもどかしさを感じているかもしれない。

ただし、今季から指揮を執る西出仁明監督のもとで再建は進んでいる。花岡寿哉・兵藤ジュダのダブルエースに加え、鈴木天智や竹割真も安定した走りを見せており、勢いのある永本脩、ルーキーの松山優太・中野純平らを含めたチーム全体で上位戦線をかき回したいという意欲が伝わってくる。

現代の箱根駅伝は、10000mのタイムが28分台の選手がゴロゴロいる時代。以前通用した練習方法では追いつけなくなってきているのも事実で、2027年の予選会突破には「現代の高速化するレース展開への適応」がやはり最大のテーマになりそうだ。

一方、大東文化大学は前年19位から第102回大会の予選会を8位で通過し、4年連続54回目の出場を果たした。

泥臭い走り込みによる着実な底上げは、古豪の矜持を感じさせる。

2027年に向けては、中間層のタイム底上げと長丁場に耐えるスタミナ強化が両校共通のテーマになりそうだ。

今から沿道観戦の下調べをしたい方へ

「今年の予選会を現地で応援したい!」という方には、こちらの記事が役立つはずだ。

開催日程やアクセス、現地観戦のおすすめスポットまで詳しく解説している。

→ 箱根駅伝予選会2027はいつ?10月17日開催|日程・出場校・観戦・中継まとめ

「現地は難しいから家でじっくり見たい」という人は、日本テレビでの放送時間やネット配信の状況をまとめた視聴ガイドを押さえておくといい。8時25分からの地上波放送の見方や、中継の楽しみ方まで解説している。


箱根駅伝予選会2027の通過校予想|エントリー記録から見えた通過ラインとボーダー校

10月17日の予選会に向けて、関東学連が10月5日時点で公開した公式エントリー一覧(45校)をもとに、通過争いを数字で整理してみた。

エントリー記録の10人合計で試算してみた

計算のやり方はこうだ。各校のエントリー選手のうち、10000m換算記録が速い上位10人を選び、そのタイムを足し合わせる。エントリー一覧には10000mの記録と、ハーフマラソンの記録を10000mに換算した値が載っているので、その数字をそのまま使った。全校分をPythonで計算して検算している。

注意してほしいのは、これはレースのタイムそのものではなく、各校の「走力の合計値」を比べる目安だということ。実際のハーフでは10人の合計は10時間台になるので、下の表の数字とは別物だ。

試算順位大学上位10人の合計1人平均10位との差
1山梨学院大4時間48分29秒28分50.9秒-253秒
2法政大4時間49分08秒28分54.8秒-213秒
3中央学院大4時間49分13秒28分55.3秒-209秒
4東海大4時間49分36秒28分57.6秒-185秒
5東京国際大4時間50分26秒29分02.6秒-136秒
6大東文化大4時間50分41秒29分04.1秒-121秒
7東洋大4時間50分59秒29分05.9秒-102秒
8神奈川大4時間51分35秒29分09.5秒-67秒
9日本体育大4時間52分07秒29分12.7秒-35秒
10専修大4時間52分42秒29分16.2秒±0秒(基準)
11立教大4時間52分46秒29分16.6秒+4秒
12明治大4時間53分15秒29分19.5秒+33秒
13駿河台大4時間53分23秒29分20.3秒+41秒
14国士舘大4時間54分07秒29分24.7秒+86秒
15流通経済大4時間54分13秒29分25.3秒+91秒
16東京農業大4時間54分43秒29分28.3秒+121秒

10位の専修大を基準にすると、9位の日本体育大が35秒速く、11位の立教大はわずか4秒遅い。10人合計で4秒差ということは、1人あたり0.4秒の違いでしかない。

通過有力校:どちらの見方でも上位に残る8校

単純合計では9位以内、留学生を1人だけ算入する置き直しでは8位以内と、どちらの見方でも上位に残ったのは山梨学院・法政・中央学院・東海・大東文化・東洋・神奈川・日本体育の8校だ。この8校が現時点での通過有力校になる。上位4校の合計は約1分の中にひしめいていて、どこが抜け出すかは当日の走りしだいだろう。

東京国際は単純合計で5位だが、上位10人に留学生選手2人の記録が入っている(山梨学院は3人)。留学生の出走人数に上限がある場合に備えて、参考として「各校の留学生は最速の1人だけ算入」と置き直してみた。すると山梨学院は4位に残る一方、東京国際は10位まで下がる。

ボーダー校:残り2枠を争う東京国際・専修・立教・駿河台・明治

通過ラインの10位前後は大混戦だ。単純合計では専修大が10位、立教大が+4秒、明治大が+33秒、駿河台大が+41秒と、1分以内に4校が並ぶ。留学生を1人だけ算入する置き直しでは、9位立教・10位東京国際・11位駿河台・12位専修・13位明治となり、順番が入れ替わる。その外側にも国士舘大(単純合計で+86秒)、流通経済大(+91秒)、東京農業大(+121秒)が控えている。

過去の予選会では、10位と11位の差が17秒(前回)、1秒(2024年)という年があった。わずかな失速で結果が変わる世界だから、最後の2枠は当日の集団走の完成度がカギになる。

集団走の組み立て方は予選会の集団走を解説した記事で詳しく触れているので、あわせて読むと見え方が変わるはずだ。

注目校ピックアップ:試算順位と各校の記事

  • 大東文化大学(試算6位):前回は予選会を8位で通過して本戦に復帰。通過圏内に入る試算で、チーム事情は大東文化大学が予選会に懸ける本気度で詳しく解説している。
  • 東洋大学(試算7位):20年守ったシード権を失って臨む再起の一戦。試算では通過圏内だが、東洋大学の予選会からの再起で触れたとおり、予選会特有の重圧をどう乗り越えるかが焦点になる。
  • 東海大学(試算4位):前回は予選会14位で本戦出場を逃した。東海大学のダブルエースを軸に、巻き返しなるかに注目したい。
  • 明治大学(試算12位、10位ラインから+33秒):新体制の改革がどこまで形になるか。明治大学の「紫紺の襷プロジェクト」もあわせて読んでみてほしい。

順位予想と通過10校の見立て

見立てはこうだ。山梨学院・法政・中央学院・東海・大東文化・東洋・神奈川・日本体育の8校が通過に最も近く、残り2枠を東京国際・専修・立教・駿河台・明治の5校が争う。国士舘がそのすぐ後ろで追っている。あくまで走力の目安であり、確定的な予想ではない。

当日の気温も順位を左右する。予選会の暑さ対策を見ておくと、どの大学が有利になりそうか読みやすくなる。終盤のコースの難所は昭和記念公園のコース攻略ガイドにまとめている。

当日の注目ポイント

スタートは10月17日の8時30分。日本テレビの地上波では8時25分から10時25分まで放送される予定で、現地の結果発表は10時ごろからの見込みだ。放送や配信の詳細は視聴ガイドにまとめている。

※出典:関東学生陸上競技連盟「第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 エントリー一覧(10月5日時点)」「同 ご来場の皆さまへ」。試算はこの一覧の記録をもとにした当ブログ独自の計算で、公式の順位予想ではありません。


勢力図を塗り替える超高校級ルーキーたちの進学先

駅伝の勢力図を中長期で決めるのは、実は今の大学生だけではない。

今まさに高校の長距離界でしのぎを削っている「スーパー高校生」たちの動向が、数年後の箱根を大きく左右する。

鈴木琉胤・濱口大和・佐々木哲——”元・超高校級ルーキー”のその後

鈴木琉胤、濱口大和、佐々木哲——2027年の勢力図を考えるなら、まずこの3人の「その後」を押さえておきたい。

実は3人とも、進学先はすでに決着済みだ。鈴木琉胤は早稲田大学に進み、1年生ながら102回大会の4区で日本人歴代最高記録の区間賞を獲得。濱口大和は中央大学、佐々木哲は早稲田大学へ、それぞれ佐久長聖高校から進学している(いずれも2026年4月入学)。

つまり2027年は、彼らが「注目のルーキー」ではなく「戦力として計算できる下級生」として本戦を走る初めてのシーズンになる。駅伝ファンの関心は、もう次の世代——これから進路が決まる新しい「超高校級」ルーキーたちに移っている。

特に駒澤、青学、國學院などの上位校がこのスカウト戦争を制すれば、さらに選手層に厚みが増すことになる。

一方で、彼らが新興校や中堅校の起爆剤になる可能性もゼロではない。

「どこに入るか」という情報が解禁されるたびに、駅伝ファンの間に大きな波紋が広がる。

スカウト戦争の勝者が、数年後の覇者になる

過去を振り返ると、「スカウトの勝者がのちの覇者になる」ケースは枚挙にいとまがない。

駒澤大学がこれだけの選手層を誇るのも、毎年優秀なスカウトを続けてきた積み重ねがある。

逆にいえば、今は苦しんでいる大学でも、優秀なルーキーを獲得し育て上げることができれば、数年後に突然ブレイクする可能性が十分にある。

超高校級ルーキーの進路情報は、夏以降に少しずつ解禁されていく。

その情報が出るたびに「あの大学が変わる予感がする」「ここは来年も強い」という新たなストーリーが生まれていく。

それもまた、箱根駅伝の醍醐味だと思う。


Q&A:2027年箱根駅伝でよくある疑問に答えます

Q. 2027年の箱根駅伝予選会、通過しそうな大学は?

A. 公式エントリー記録(10月5日時点)の各校上位10人の合計では、山梨学院・法政・中央学院・東海・大東文化・東洋・神奈川・日本体育の8校が上位に並び、残る2枠を東京国際・専修・立教・駿河台・明治などが争う構図です。あくまで走力の目安で、当日の暑さや集団走の出来で順位は変わります。

Q. 2027年の箱根駅伝で一番の優勝候補はどこ?

A. 駒澤大学は依然として有力候補だが、佐藤圭汰・山川拓馬・伊藤蒼唯ら第102回大会の主力は2026年春に卒業済み(佐藤圭汰は海外プロ入り)。桑田駿介ら次世代を中心とした新体制でのリベンジになる。青学の新世代台頭や第3極の動向次第で、勢力図は大きく動く可能性がある。

Q. 青山学院大学は2027年に弱くなってしまうの?

A. 主力6名が一気に卒業するのは確かに大きな痛手。実は主将だった黒田朝日や鶴川正也も含めて、次世代候補として名前が挙がりやすい選手の多くがすでに卒業済み。確認できている柱は102回大会10区で区間賞を獲得した小河原陽琉で、原晋監督の育成力を考えれば下級生の台頭で過渡期を乗り越えてくる可能性は十分ある。「弱い青学」ではなく「生まれ変わる青学」として見守るのが正解かもしれない。

Q. 予選会からシード権を獲るのは難しい?

A. 非常に難しいが、不可能ではない。第102回大会で順天堂大学が予選会2位通過から本戦3位という快挙を成し遂げたように、ピーキングと選手層が噛み合えば十分に上位を狙える。予選会出場校の中にも、毎年「次の順天堂」候補が存在している。

Q. 東京国際大学は2027年も予選会を突破できる?

A. 留学生・エティーリの存在は引き続き大きな武器だが、日本人選手層の充実が鍵。菅野・古賀・政ら次世代がどれだけ成長できるかによって、本戦出場の可能性が大きく変わる。夏合宿以降のトラックレースでの記録更新が一つの指標になりそうだ。

Q. スーパー高校生の進学先はいつわかるの?

A. 多くの場合、インターハイ(7〜8月)後から秋にかけて徐々に進路が明らかになっていく。推薦入学の場合は10〜11月に発表されるケースが多いため、この時期にニュースをチェックしておくと最新情報をキャッチしやすい。


まとめ:2027年箱根駅伝は、史上最高に「予測不能」かもしれない

2027年の箱根駅伝に向けた勢力図をまとめると、こんな構図が見えてくる。

  • 駒澤大学:主力卒業組(佐藤圭汰・山川拓馬・伊藤蒼唯)を乗り越え、桑田駿介ら新体制で覇権奪還を狙う
  • 青山学院大学:主力6人卒業という世代交代の荒波を越えられるか
  • 國學院・早稲田・中央:102回大会で2位・4位・5位に入り、優勝争いをさらに複雑にする実力校(特に國學院は青学に2分33秒差まで肉薄)
  • 順天堂大学:再びシード権を死守し、さらなる躍進を狙う
  • 東京国際・東海・大東文化:予選会突破と本戦でのシード権獲得をめざす古豪たち(東海は102回予選会14位で12年ぶりに出場を逃しており、新監督のもとでの巻き返しに注目)

毎年「今年も駒澤か青学か」という予想をしてきたけれど、2027年はその構図が大きく揺らぐ可能性がある。

王者が王座を奪い返そうとする戦いと、帝国の過渡期に生まれる新たなスターの台頭。

その2つのドラマが交差するのが、2027年の箱根路だ。

元日に向けて、ぜひ一緒に各校の動向を追いかけていこう。

今日の自分へのご褒美に♡ 楽天でこっそり買い足したいもの

①リュックで、元日の応援観戦もスマートに

箱根駅伝の沿道観戦って、移動距離が意外と長いんですよね。

そんなとき両手が空いて身軽に動けるリュックがあると、なりたい自分に近づく応援スタイルが実現する。

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お正月の観戦や、新年の始まりに「自分へのご褒美」を一つ添えるのもいいと思う。

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③ランニングソックスで、観戦もトレーニングも快適に

沿道で長時間立って応援していると、足がじわじわ疲れてくるもの。

心もカラダもととのう——厚底のランニングソックスはそんなときの強い味方。

走っている選手たちを見ていると「自分も少し走ってみようかな」という気持ちになることも。お守りみたいに、そばに置いておきたいアイテムだ。



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