3行でわかる結論(最終確認日:2026年10月24日/10月23日第3報時点)
- 全プランが停止中で、再開時期は未定。影響の可能性があるサーバー26,739件は、被害が確定した数ではありません。
- FX・証券口座のログイン情報が取得され、不正利用された可能性があります。
- まず別の端末でパスワードを変更し、そのあとログイン中の全セッションを切断してください。
最終確認日:2026年10月24日。10月24日付の追加発表は確認できなかったため、この記事は10月23日の第3報時点の内容です。
「お名前.com デスクトップクラウド」を使ってFXの自動売買をしている人は、いま何をすればいいのか分からなくて不安だよね。私も公式発表を第1報から順番に読み直してみたけれど、日をまたぐごとに状況が変わっていて、ニュースの見出しだけでは判断しにくいと感じたよ。
この記事では、読者のいちばん知りたい4つ、「自分は対象なのか」「今すぐ何をすればよいのか」「いつ復旧するのか」「不正取引の損失は補償されるのか」を、公式発表を根拠に順番に整理するね。
状況早見表(10月23日第3報時点)
| 知りたいこと | 現在わかっていること |
|---|---|
| サービスの状況 | 全プランのサーバーが停止中。再開時期は未定 |
| 影響の可能性があるサーバー | 26,739件(被害が確定した数ではない) |
| 口座への影響 | 取引口座のログイン情報が取得・不正利用された可能性。利用者から不審な操作の報告も受付中 |
| 今すぐやること | 別の端末でパスワード変更。そのあと全ログインセッションを切断 |
| クレジットカード情報 | 本サービスのサーバー上では保有していないと説明 |
| 補償・返金 | 一律の補償方針は確認できていない |
お名前.com デスクトップクラウドで何が起きた?

10月19日~23日の公式発表
まず、公式に発表されている流れを整理するね。
| 日付 | 公式に発表された内容 |
|---|---|
| 10月19日 | 利用者からの問い合わせを受けて調査を開始 |
| 10月20日 | 一部サーバーで不正なプログラムの設置を確認。新規申込とコントロールパネルを停止 |
| 10月21日 午前4時 | 全プランのサーバーを順次停止。第1報を掲載 |
| 10月22日 16時59分 | 第2報。サーバー内の情報が第三者に取得され、不正利用された可能性を公表。利用者から取引口座の不審な操作の報告があることも説明。同日、警察に相談 |
| 10月23日 | 第3報。パスワード変更と全ログインセッションの切断を至急お願いする内容 |
ポイントは、第1報と第2報で認識が大きく変わったこと。第1報は「情報の悪用は確認されていない」という趣旨でしたが、第2報では取引ツール(MT4・MT5など)に保存された取引口座のログイン情報が取得され、不正に使われた可能性があると説明されています。
ちなみに、MT4・MT5は、FXの自動売買でよく使われる取引ツールのこと。自動売買を動かすには、ツールの中に口座へのログイン情報を入れて、ずっとつないだままにしておく必要があるんだよね。だからサーバーの中身を第三者に見られると、口座に直結してしまうのが今回のいちばん怖いところだよ。
なお、第2報は「GMOインターネットグループ株式会社」と「GMOインターネット株式会社」の連名で出されています。最新の案内は、第3報のお名前.comのお知らせページで確認してね。
公式資料はこちら。
- 第1報:お名前.com 公式のお知らせ
- 第2報:GMOインターネットグループの公式発表
- 第3報:お名前.com 公式のお知らせ
26,739件は被害人数ではない
SNSでよく見かける誤解が、「26,739人が被害に遭った」という受け取り方。これは正しくないよ。
26,739件は、影響を受ける可能性があるサーバーの数です。実際に情報が取られたと確定した数でも、お金の被害が出た人数でもありません。第3報でも、不正アクセスや情報取得が確認された件数ではないことが示されています。
全部のサーバーを止めたのは、どれが安全でどれが危ないかを調べる間に被害が広がらないようにするための予防的な対応だと受け取れます。だから「止まっている=自分の口座が必ず被害に遭っている」ではないけれど、「自分は大丈夫だろう」と放っておくのもよくない、というのが正直なところだね。
デスクトップクラウドはいつ復旧する?

現在の停止状況
第3報の時点で、全プランのサーバーが停止していて、再開時期は未定です。復旧のめどについて、公式からは日付も見通しも出ていません。
ここで私が大事だと思うのは、復旧時期を勝手に予想しないこと。調査が続いているあいだは、いつ再開するか誰にも言い切れないんだよね。再開の知らせが出るまで、サーバー側で自動売買が動かない前提で、ポジションの管理を考えておく必要があるよ。
もうひとつ、サーバーが止まっているから安全、とも言い切れない点には注意してね。いちばんの問題は、すでに取られたかもしれないログイン情報のほうだから。サーバーが復旧するのを待たずに、口座側の対策を先に済ませることが大切だよ。
公式発表の時間経過を計算してみた
私は、状況の進み方を数字で見ると事態の重さが分かりやすいと思って、公式に書かれた日時で計算してみたよ。
- 10月20日に不正プログラムの設置を確認してから、10月21日午前4時の全プラン停止まで:28時間
- 第1報の時点(10月21日午前4時)から、第2報(10月22日16時59分)まで:36時間59分
- 10月19日の調査開始から10月23日の第3報まで:5日目
つまり、調査開始から約5日間で「一部サーバーの不正プログラム」から「口座ログイン情報の不正利用の可能性」へと、説明が変わっていったことになります。このペースを見ると、第3報のあとも新しい情報が出てくる可能性は十分あるよね。この計算は、公式に載っている日時だけを使ったもので、復旧時期を予想するためのものではないよ。
復旧情報を確認する公式ページ
復旧や追加の発表は、必ず公式の案内で確認してね。SNSのまとめや、個人のブログの「いつ復旧する」という予想は、根拠がないことも多いよ。
- 第3報(最新の案内):お名前.com 公式のお知らせ
- お問い合わせ:お名前.com ヘルプ(お問い合わせ)
FX・MT4・MT5利用者が今すぐやるべきこと

公式の第2報・第3報でお願いされている対応を、やる順番に並べるね。優先順位は「パスワード変更→全セッション切断→履歴確認→二段階認証と使い回しの見直し」だよ。
安全な別端末からパスワードを変更
最初にやるのは、取引口座とツールのパスワード変更です。ここで絶対に守りたいのは、変更をFX取引に使っていないスマホやパソコンから行うこと。
デスクトップクラウドの中は、不正なプログラムが入っているかもしれない環境です。そこでパスワードを変えると、新しいパスワードまで見られてしまう可能性があるよね。公式も、本サービスのサーバー以外の端末から変更するようお願いしています。
変更するのは、取引口座(マイページ)のパスワードと、MT4・MT5などの取引ツールのパスワードの両方。どちらも変えてね。正直、私もパスワードの変更は後回しにしがちなので気持ちは分かるけれど、今回だけは最優先にしてほしいな。
パスワード変更後に全セッションを切断
パスワードを変えただけでは足りないことがあります。ログイン中の接続(セッション)が残っていると、変更前のパスワードで入った状態が続いてしまう可能性があるからです。
セッションというのは、「いまログインしてつながっている状態」のこと。第3報では、パスワードを変更したうえで、ログイン中の全セッションを切断するよう至急お願いされています。
切断の方法は、FX・証券会社ごとに違います。画面やボタンの場所は各社で異なるので、ここで具体的な操作を決めつけることはしないね。各社の案内を見るか、窓口に切断を依頼してください。
依頼するときの文面の例を置いておくよ。
> お名前.com デスクトップクラウドを利用していました。不正アクセスの可能性があるため、現在接続中の全ログインセッションの切断方法をご案内ください。不審な注文・約定の有無についても確認したいです。
注意: 問い合わせの文面やフォームに、パスワード、暗証番号、カード番号などの機密情報は書かないでね。事業者がパスワードをメールや電話で尋ねてくることもないよ。
各社の公式案内は次のとおりです。自分が使っている会社のページで確認してね。
取引履歴・残高・ポジションを確認
次は、口座の状態を確認します。見るのは3つ。
- 残高(思ったより減っていないか)
- 注文・取引履歴(自分が出していない注文や約定がないか)
- 保有ポジション(身に覚えのない建玉がないか)
自動売買を使っていた人は、普段の取引ペアや取引量と見比べるといいよ。「いつもの動きと違う」ものがあれば、それが手がかりになります。
もし身に覚えのない取引を見つけたら、慌てて自分で何かを決済する前に、まず証拠を残して事業者に連絡してね。その手順は、次の章で詳しく書くよ。
二段階認証とパスワードの使い回しを見直す
最後は、これからの守りを固める作業です。
まず二段階認証。これは、パスワードに加えてスマホなどで確認する認証のことで、取引先が提供している場合は設定するよう公式もお願いしています。パスワードが知られても、別の確認がなければログインしにくくなるよ。設定は少し面倒に感じるけれど、私は「あとから後悔しないための保険」だと考えているよ。
次にパスワードの使い回し。サーバーの中に保存していたID・パスワードを変えるのはもちろん、同じパスワードを他のサービスやブラウザに保存している場合は、そちらも変えてね。ひとつ漏れると、芋づる式に他へ広がるのがいちばん怖いんだよね。
情報漏洩のあとにやることは、他の事件でも基本が同じです。以前まとめたこちらの記事も、パスワードの見直しの参考になるよ。
最後に、手元のパソコンのウイルススキャン(フルスキャン)とバックアップも、第3報で案内されています。バックアップを取るときは、保存したファイルに不正なものが紛れていないか注意してね。
FX口座で不正取引が見つかったら?

証券・FX会社に連絡する方法
身に覚えのない取引を見つけたら、取引先の証券・FX会社に連絡します。連絡先は、各社の公式サイトやマイページで案内されている窓口を使ってね。
伝えたいことは次の4つ。
- お名前.com デスクトップクラウドを使っていたこと
- いつ、どの銘柄で、身に覚えのない取引があったか
- 自分は操作していないこと
- 全ログインセッションの切断と、今後の対応の確認
メールや電話では、パスワードや暗証番号は伝えないでね。本人確認で聞かれる項目は、会社の正式な窓口の案内に従ってください。
もし被害が大きい、あるいは不安が強い場合は、警察の相談専用電話(#9110)に相談することもできます。GMOも10月22日に警察へ相談したと発表しているよ。
取引履歴・証拠の保存方法
連絡する前に、証拠を残しておくと話がスムーズです。
- 取引履歴や約定の画面を、日付と時刻が見える状態でスクリーンショットする
- 残高やポジションの画面も保存する
- 気づいた日時と、自分が最後に正常な取引をした日時をメモする
- 事業者とやり取りしたメールや問い合わせの控えを保存する
ここで私が気をつけたいと思うのは、「補償してほしい」とだけ伝えないこと。事実を落ち着いて伝えて、調査と対応をお願いする形のほうが、状況を正確に判断してもらいやすいと思うよ。
自分が対象かどうかを落ち着いて確かめる流れは、他の情報漏洩のニュースでも共通しています。参考として、こちらの記事も見てみてね。
不正取引による損失は補償される?

現時点で判明していること
読者のなかで、いちばん気になっているのはここだと思う。結論から言うと、第3報の時点で、正確な被害総額も、一律の補償方針も、公式には確認できていません。
SNSでは金額を挙げる投稿も見かけるけれど、公式に確認された数字ではないので、事実として受け取らないようにしてね。補償や返金について、「手続きすれば戻る」と案内するメールも出回っているので、後の章で詳しく書くよ。
誰が、どの範囲で責任を負うかは、GMOの会員規約、証券・FX会社との契約、そして調査で明らかになる事実関係によって変わります。現段階で「補償される」とも「されない」とも、決めつけることはできないんだよね。
金融商品取引法39条と事故の扱い
よく話題になるのが、金融商品取引法39条。これは、証券・FX会社などが顧客の損失を埋め合わせる「損失補塡」を、原則として禁止するルールです。だから、単純に「会社が損を穴埋めする」ということは基本的にできないんだよね。
ただし、この条文には例外も設けられています。事業者の事務ミスや、一定の事故によって生じた損失について、決められた手続きを経た場合の扱いです。ここで言う「事故」に、第三者の不正な操作がそのまま当てはまるかどうかは、個別に判断されます。
私なりに整理すると、こんなイメージだよ。
- 「損失補塡は禁止だから、補償は絶対にない」とは言い切れない
- 「第三者の不正操作だから、取引が取り消されて元に戻る」とも言い切れない
- 事業者の調査、契約内容、法令の判断で、扱いは変わりうる
大事なのは、事実を早く正確に伝えて、記録を残すこと。法的な判断が必要な場合は、弁護士や公的な相談窓口など、専門家に相談してね。金融庁の案内は金融庁(FSA)から確認できます。
詐欺メール・偽の補償案内に注意
便乗フィッシングの見分け方
第3報では、今回の件に便乗したフィッシングや、補償・返金を装う連絡への注意も呼びかけられています。
お名前.comは、メールや電話でパスワード、クレジットカード情報、口座情報をお尋ねすることはない、と公式に説明しています。だから、こんな連絡はまず疑ってね。
- 「補償手続きのためにログインしてください」とURLを案内してくる
- パスワードやカード番号、口座情報の入力を求めてくる
- 「今すぐ対応しないと口座が凍結される」と急がせる
不審なメールを受け取ったら
メールに書かれたURLや添付ファイルは開かないでね。確認したいときは、メールのリンクではなく、公式サイトを自分で検索して開くか、ブックマークから入るのが安心です。
こういう手口は、ニュースになった事件のたびに出てきます。以前の東京メトロの件でも同じような注意が必要だったので、一緒に見ておくとパターンがつかみやすいよ。
よくある質問

Q. お名前.com デスクトップクラウドはいつ復旧しますか?
第3報の時点で、全プランが停止中で、再開時期は未定です。公式の案内で最新情報を確認してね。
Q. 26,739件すべてで被害が出たのですか?
いいえ。26,739件は影響の可能性があるサーバーの数で、被害が確定した数ではありません。
Q. MT4・MT5の利用者は対象ですか?
第2報では、取引ツールに保存された取引口座のログイン情報が影響の可能性に含まれると説明されています。サーバーで使っていた人は、対象となり得ると考えて対応してね。
Q. パスワード変更だけでは不十分ですか?
公式は、パスワード変更に加えて、ログイン中の全セッションの切断も至急お願いしています。両方行うのが安心です。
Q. セッション切断の方法は?
証券・FX会社によって違います。各社の案内を確認するか、窓口に「全ログインセッションを切断してほしい」と依頼してください。
Q. FX口座で不審な取引を見つけたら?
履歴や残高の画面を保存して、取引先の証券・FX会社に連絡します。パスワードなどの機密情報は伝えないでね。
Q. クレジットカード情報は漏れましたか?
GMOは、本サービスのサーバー上でクレジットカード情報などの決済情報を保有していないと説明しています。ただし、利用者が自分でサーバー内に保存した情報は影響範囲に含まれ得ます。
Q. 補償や返金はありますか?
第3報の時点で、一律の補償方針は確認できていません。金融商品取引法39条の扱いも含め、個別の判断になるため、事業者や専門家に相談してね。
Q. 警察に相談したほうがいいですか?
被害が疑われる場合は、警察の相談専用電話(#9110)を利用する方法もあります。証拠の画面を保存したうえで相談してね。
Q. VPSを使っていない人もパスワードを変えたほうがいいですか?
公式のお願いは、対象サーバーを使っていた利用者向けです。ただ、同じパスワードを複数のサービスで使っているなら、念のため変えておくと安心だよ。
まとめ|まずパスワード変更と全セッション切断を
今日やることは5つ
最後に、今日やることを5つにまとめるね。
- FX取引に使っていないスマホやパソコンで、取引口座とツールのパスワードを変更する
- 証券・FX会社の案内や窓口で、ログイン中の全セッションを切断する
- 残高、注文・取引履歴、保有ポジションを確認し、不審な取引は証拠を残して連絡する
- 二段階認証を設定し、他サービスの使い回しパスワードも変更する
- 不審なメールのURLやファイルは開かず、手元の端末のフルスキャンをする
これからの更新について
私がいちばん伝えたいのは、情報が少ない今のうちに、自分でできる対策を先に終わらせてほしいということ。復旧の時期も補償の方針も、これから発表される内容で変わります。最新情報は、第3報のページと、使っている会社の公式案内でこまめに確認してね。
この記事は、10月23日の第3報時点の公式発表をもとにしています。判断が難しい場合は、事業者の窓口や専門家にご相談ください。
おすすめアイテム
パスワード管理は1Password
今回のように口座のログイン情報が心配になる出来事があると、パスワードをひとつずつ覚えておく難しさを痛感するよね。1Passwordはサイトごとに別々の強いパスワードを作って保管してくれるので、使い回しによって被害が広がるのを防ぎやすくなるよ。
ビサイユのトートバッグ
パスワードの見直しで気持ちを切り替えたら、持ち歩くものも少し軽くしたいよね。ビサイユのトートバッグは超軽量で撥水加工、スキミング防止ポケットも付いているから、通勤にも休日のお出かけにも使えるよ。
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身軽に動きたい日には、斜めがけのBCS-140が頼りになるよ。軽くて撥水、収納も多いので、スマホやカードを整理して持ち歩きたいときにちょうどいいサイズ感。
参考・出典
- お名前.com「【重要】「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセス(第1報)」
https://www.onamae.com/news/article/11584 - GMOインターネットグループ「【重要】「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセス(第2報)」
https://group.gmo/info/alert/20261022/ - お名前.com「【重要】「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセス(第3報)」
https://www.onamae.com/news/article/11595 - お名前.com ヘルプ「お問い合わせ」
https://help.onamae.com/contact/ - OANDA証券「「お名前.com デスクトップクラウド」不正アクセスに伴うお知らせ」
https://www.oanda.jp/info/1456 - Titan FX「「お名前.com デスクトップクラウド」の不正アクセスに伴うお知らせ」
https://titanfx.com/jp/news/company/20261022 - GMOクリック証券「自動売買ツールによるものと考えられる不正取引に関するお知らせ」
https://www.click-sec.com/corp/news/info/20261023-03/ - 金融庁「トップページ」
https://www.fsa.go.jp/
※本記事の情報は2026年10月23日の第3報時点のものです。内容は予告なく変更されることがあります。金融取引や補償の判断については、証券・FX会社や弁護士などの専門家にご相談ください。
